
料理に使った野菜の切れはしで、自分だけの作品を作ってみよう!布用スタンプを使えば、オリジナルデザインの服やカバンもできるよ。
おすすめの年齢・制作時間
野菜スタンプアートの魅力は、自由にできる作品づくり。時間も1時間ほどで終わるので、1年生のはじめての自由研究にもぴったりだよ。
1年生 2年生 工作 製作期間:1日
用意するもの

いろいろな野菜の切れ端
チンゲンサイ、小松菜、ゴーヤ、大根、ピーマン、パプリカ、レンコン、玉ネギ、長ネギ、オクラ、トウモロコシ、ブロッコリー、枝豆の皮、シイタケの石づき、エノキの軸、柑橘(かんきつ)類の皮 など。
切れ端は、なるべく料理で作ったあとに残ったものを使おう。
画用紙や布、プラスチックなど
専用インクを使えば、画用紙だけでなく布やプラスチックにも自由に押せるよ。
インクや絵の具
画用紙など紙に押す場合は、水性絵の具や水性のスタンプインクでOK。布に押すなら手芸店などで売っている布用インク、ビニールやプラスチックも専用インクがあればスタンプできるよ。
筆やスポンジ
筆だけでなく、インクをまんべんなく野菜につけられるスポンジがあると便利。
手順
1.野菜の乾燥

バットなどにキッチンペーパーをひき、野菜の切り口を下にする。さらに上からキッチンペーパーをふんわりとかぶせ、冷蔵庫で一晩おく。
<おすすめの野菜>
- 玉ねぎ:
上下どちらも少し大きめに切ろう。できれば1~2日かけて乾燥させると、スタンプを押した時に輪がくっきりとでるよ。 - オクラ:
生のまま上下の端を切り落とし、キッチンペーパーに切り口を下にして少し置いておけば、すぐに使えるよ。小さな子どもでも持ちやすく、丈夫なのもおすすめポイント。 - 枝豆:
生のままさやの筋に沿って半分に切り、豆の部分を外し、皮のみ乾燥させよう。半分に切れた豆は、外したあと茹(ゆ)でて食べようね。 - シイタケ、エノキ:
シイタケの石づき、エノキの軸は、ドット模様にしたり、筆として使ったりと野菜スタンプの名脇役!もともと水分はそれほど多くないので、切ってすぐに使える
2.色をつける
筆やスポンジを使って、インクを野菜の切り口につける。
3.画用紙などに押す

まずは画用紙に試してみる。さまざまな色を混ぜてみるのもおすすめ。慣れたりやってみたいデザインが決まったら、別の画用紙や服に押して、オリジナルの作品をつくる。

レンコン、枝豆の皮、ゴーヤで作った顔!
<ポイント>
- 布は紙よりもやわらかく、不要な野菜の水分がつきやすいよ。野菜の水分を、よりしっかりととばすのが、きれいに仕上がるポイント。
- 野菜スタンプを押したあと、当て布をしてアイロンがけをし、インクを定着させる必要があるよ。おおよその目安は、綿の場合、一箇(か)所15秒くらい。アイロンをかけるときは、おうちの人にお願いしよう。
まとめ方のコツ
・どんな野菜がどんな切り口をしていたか、イラストを描いたり写真を貼ったりしてみよう。スタンプしてみて意外なかたちをしていた野菜はあるかな?一番好きな切り口の野菜はどれかな?やってみた感想を書くと、自由研究らしくなるよ。
・作品をコピーしたものを別の用紙に貼り付けて、なんの野菜を使ったのか書いてみるのもいいね。