
塩の力を利用して、簡単にアイスクリームを作ってみよう!特別な道具や調理器具は使いません。袋(ふくろ)に入れて振(ふ)るだけなのに、あっという間にオリジナルアイスクリームの完成!暑い夏にぴったりのチャレンジだよ。
おすすめの年齢・制作時間
包丁や特別な道具は使わないので低学年からおすすめ!20分くらいで作れます。
1年生 2年生 3年生 実験(食べ物) 製作期間:1日
用意するもの
材料(2人分)
生クリーム:100mL、グラニュー糖:15g、バニラエッセンス:適量、氷:300g、塩:30g
調理器具
大小のジッパーつきのポリ袋(ぶくろ)、ポリ袋(ぶくろ)を包める大きさのフェイスタオル
手順
1.氷を袋(ふくろ)に入れる

大きなジッパーつきのポリ袋(ぶくろ)に氷と塩を入れる。
2.材料を袋に入れる

小さなジッパーつきのポリ袋(ぶくろ)に生クリーム、グラニュー糖、バニラエッセンスを入れる。
3.冷やす
1に2を入れて、フェイスタオルでくるみ、約3分上下に振(ふ)る。
4.出来上がり
固まったらアイスを取り出して、皿に盛る。
<ポイント>
- 氷には、溶(と)けるときに周りの熱を奪(うば)う性質があるんだ。塩には氷を溶(と)かす効果があるから、氷に塩をかけることで、氷が溶(と)けるスピードが速くなり、周りの熱を奪(うば)うスピードも速くなるよ。
最低で-20℃あたりまで急速に温度が下がるため、ポリ袋(ぶくろ)の中はマイナスの世界になり、短い時間でアイスを作ることができるんだ。
まとめ方のコツ

左から、生クリーム、牛乳、ヨーグルトで作ったアイス
・生クリームを、牛乳やヨーグルトに変えて作ってみよう!含(ふく)まれている乳脂肪(しぼう)分が少なくなるほど、あっさりとした味わいに、多いとクリーミーになるよ。自分の好みは何%かな?
・生クリームをフルーツジュースやお茶に変えたらどうなるかな?固まるのか試してみよう。
・途(と)中で袋(ふくろ)の中の様子を確認してみよう。何分くらいで固さが変わりだすか、メモしよう。
参考にした本

『るるぶマンガとクイズで楽しく学ぶ!食べ物のひみつ』
今回紹介したレシピは『るるぶマンガとクイズで楽しく学ぶ!食べ物のひみつ』でも掲載(けいさい)しているよ。ほかにも、簡単に取り組めるチャレンジレシピが盛りだくさん!「なぜパンは膨(ふく)らむの?」、「スイカって野菜?果物?」、「食べ物はどうやって食卓(たく)までやってくるの?」など、食べ物にまつわる疑問をくわしく解説。イラストや図解、写真でわかりやすく紹介しているよ。身近な食べ物をきっかけに、理科学習や社会学習への興味が広がる1冊!