
幻の風景が見えたり、景色がゆがんで見えたりする不思議な現象、蜃気楼(しんきろう)。その正体は光の屈折なんだ。水槽に真水と砂糖水を入れ、自分で再現してみよう!
おすすめの年齢・制作時間
理科の学習がはじまる3年生以上がおすすめ。難しい道具は使わずにできるよ。
3年生 4年生 5年生 6年生 実験 製作期間:1日
用意するもの
・水
800cc
・砂糖
200g
・容器
1Lの水槽、もしくは四角いコップなど
・ろうと
・かき混ぜ棒
菜箸などでもOK
・好きな写真やイラストなど
手順
1.砂糖水を作る

水400cc、砂糖200g、を合わせてよくかき混ぜる。これで33%の砂糖水の出来上がり。
2.水槽にそそぐ

砂糖が入っていない真水を水槽に入れたら、水槽にろうとを指し、ゆっくり静かに砂糖水を入れる。

<ポイント>
- ろうとの先が、水面よりも下に来るように調節します。水槽の壁に付けておくのがポイント!
3.蜃気楼水槽の完成!

砂糖水が下に、真水が上になる。かき混ぜたり、勢いよく入れたりすると、水と砂糖水が混ざってしまうので注意!
4.イラストを見てみよう

用意したイラストを水槽越しに見てみよう。イラストがゆがんで見えたら成功!
まとめ方のコツ
・成功したあと、水と砂糖水を混ぜたものでも試してみよう。どう変わるかな?
・暑い日におでかけしたら、アスファルトの上を遠くから見てみよう。水たまりのように見える「逃げ水」も蜃気楼のひとつだよ。
動画でも実験を紹介
今回紹介した蜃気楼を作る実験は、動画でも公開中!くわしいやり方を知りたい人はぜひ見てみてね。