
白い花を自分が好きな色に染めてみよう!本当に染まるのかな?どうして染まるのかな?染まる時間はどのくらい?世界に一つだけの花をつくってみてね。自由研究にもおすすめ!
おすすめの年齢・制作時間
やり方はとても簡単なので、何年生でもチャレンジできるよ。
1年生 2年生 3年生 4年生 5年生 6年生 工作 製作期間:半日程度
用意するもの

・花
花屋さんで買う、または、野原などで摘んでこよう。
・容器
プラスチックカップでOK。花が倒れないように高さがあるものがおすすめ。
インクを大量に使わない場合は試験管のような細長い容器がよい
・着色剤:水性インク(赤、黄、青、黒)
100円ショップで「調合インク」などの名前で売っているよ。必ず「水性染料」と書かれているものを使おう。
・水
・割りばし
・はさみ
・ビニール手袋
水性インクが手につくので、あると便利だよ。
手順
1.白い花を用意しよう

いろいろな花で試してみよう。染まりやすかった花は、バラ、カスミソウ、菊。参考にしてね。
2.容器に色水を準備しよう

着色剤は、水で薄めずに原液のまま使う方が、色が染まりやすいよ。

着色剤どうしをまぜて、好きな色を作ってみよう。黄色と青をまぜたら、緑になったよ。

「黄、赤、青、黒」の4つを使って、 虹の7色を作ってみたよ(赤、だいだい、黄、緑、青、あいいろ、紫)何色と何色を混ぜたら、どんな色ができるかな?
3.花の茎を適当な長さに切ろう。

色水を吸いあげやすいように 斜めにきるのがポイントだよ

4.容器に花を挿す

倒れやすいので、小石など重しになるものをカップに入れよう。
5.花の色の変化を観察しよう

右の写真は、1時間経った様子だよ。花の種類によって、染まる時間がどのくらい違うかな?

花の裏、茎や葉の色はどうなっているかも、よく観察してみよう。
<ポイント>
- 好みの色になったら、花を色水から取り出そう。茎についた色水を洗い流し、水の入った容器や花瓶にかざってね。
- 茎をよく観察して、どのように色水が吸い上げられているのかを見てみよう。
まとめ方のコツ
・染める前に、かかる時間や、でき上がりのイメージの予想をたててみよう。
・経過の様子を写真にとってまとめよう。
・花びらだけではなく、茎の中もよく観察して、染まる仕組みを考えよう。
【アレンジ】レインボーフラワーを作ろう

茎の管が色水を吸って染まるしくみを利用して、レインボーフラワーにもチャレンジしてみよう。
1.茎を割いて、それぞれ違う色の色水につけてみよう


1時間後の様子。

1つの茎でたくさんの色のついた花ができたり、1つの花のなかでマーブル模様(グラデーション)の花ができたよ。
まとめ方のコツ

色を染めること自体はとても簡単なので、次のようなこともチャレンジしてまとめると、とてもいい自由研究になるよ。
・茎の長さを変えると、色の変化も変るかな?
・色水に、塩や砂糖をまぜると、染まる速度は変わるかな?
・水性染料以外のものでも染まるかな?(絵具、かき氷シロップなど)
・白い花以外の花ではどうなるかな?