巨大アスレチック「万博BEAST(ビースト)」がおすすめ!万博記念公園の子連れの楽しみ方

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写真提供:万博記念公園マネジメント・パートナーズ

「太陽の塔」で知られる万博記念公園(大阪府吹田市)は、文化・スポーツ施設などを兼ね備えた緑あふれる広大な公園。森の散策やバラエティ豊かなプレイエリアなど、子どもたちと楽しめるスポットが盛りだくさんです。さらに2020年3月15日、世界最大規模のアスレチックタワー「万博BEAST(ビースト)」がオープン! 年齢や身長制限をクリアすれば、120種類ものエレメントからなる4階層のアスレチックエリアと天空回廊(屋上展望台)にチャレンジできます。大阪・梅田駅から1時間弱、大阪空港から35分と電車でもアクセスしやすく、一日中遊べる万博記念公園の家族での楽しみ方をご紹介します。

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目次(index)

アクティブもゆったりも楽しめる、万博記念公園は家族づれにピッタリ!

万博記念公園のシンボル「太陽の塔」(写真提供:大阪府)

総敷地面積約260ヘクタールもある広大な「万博記念公園」。「自然文化園」や「日本庭園」をはじめ、四季を感じながら森や里山を散策したり、芝生やプレイエリアで全身を使って遊んだりと、家族づれはもちろん多くの人で賑わっています。遊具も豊富なので、子どもの年齢に合わせて遊び方を選べるのも嬉しいですね。まずは、新たに加わった「万博BEAST(ビースト)」の魅力と楽しみ方をチェック!

駅改札口からは徒歩約15分!「万博ビースト」の詳しい場所は?

「万博記念公園駅」改札口を出て左へ。スロープを下り…

「EXPO CITY」が見えたら左へ。「自然文化園」の入り口へGO!

歩道橋を越えると「自然文化園」中央口。入園券はこちらで購入します

大阪モノレール「万博記念公園駅」の改札口から、公園の入口「自然文化園」中央口までは徒歩約5分。道幅が広くスロープもあるのでベビーカーでも安心です。公園内に入るには、こちらの窓口か券売機で「自然文化園(※日本庭園共通)」の入園券を購入します。入園料は、大人260円、小中学生80円。

さあ「万博ビースト」へ!この看板が目印!

2つ3つと通り過ぎ、5つめをそのまま直進。看板を探すのが、宝探しみたいでワクワク

いくつものスポットを過ぎると、最後の看板が登場!「中央口」からここまで徒歩で約10分

目の前が開け、右手の木立を回り込むと「万博ビースト」です!

「万博ビースト」までは約10分。6つの看板がガイドしてくれるので矢印に沿って進みましょう。森林浴をしながら、梅林や水車茶屋、「自然観察学習館」「ソラード(森の空中観察路)」などを通過すると「万博ビースト」に到着します。それぞれの看板近くには、売店や自動販売機、トイレなどがあるので、子どもたちの急なリクエストにも対応OK!

世界最大規模の巨大アスレチック「万博ビースト」の概要と利用条件

最高部は24m!なんと8階建てのビルに相当する高さ!

近づくと、想像以上に高い!大きい!

2020年3月15日オープン!世界最大規模を誇る「万博ビースト」は、ドイツ・KRISTALLTURM社の独自技術、六角形の足場を生かした巨大アスレチック。4階層のアスレチックエリアと天空回廊(屋上展望台)で構成されています。

左のボールスライダーが、子どもたちの人気ナンバーワン!

パパもママも、この日ばかりは本気で遊びます

巨大タワーのなかには、クライミングやジップライン、スラックラインなど、120種類ものアスレチックが集結。そのバリエーションの多さは大人の男性でも一日じゃ回りきれないボリュームなので、何度でもチャレンジしたくなります。

チャレンジする真剣な表情、「できた!」と喜ぶ笑顔にキュン

条件さえ満たせば老若男女誰でも楽しめるのが「万博ビースト」の最大の魅力。利用条件は、小学生以上かつ125cm以上、120kg以下であること。また条件を満たしていても、小学生または身長140cm未満の子どもは、18歳以上の保護者の同伴が必要となります。同伴者1名につき、子ども2名までOKです(同伴者も有料)。その他利用制限は公式サイトを確認しておきましょう。

(写真提供:万博記念公園マネジメント・パートナーズ)

全身を使うアスレチックなので、動きやすい服装と運動靴は必須条件。ヒールやサンダルは落としてしまう危険性があるのでNGです。カメラやスマートフォン・携帯電話も持ち込み禁止なので、事前にロッカーに預けましょう。

安全装具の正しい使い方をしっかり練習するので安心

高所のアスレチックを楽しむには安全面も気になります。「万博ビースト」では、必ず安全装具の使い方を説明し、プレイヤーが使い方を覚えてからスタートします。安全装具には2つのコネクターが付いており、プレイ中はどちらか1つしか外すことができない構造になっているので、スタートからゴールまでプレイヤーがワイヤーから離れることはありません。安全に、かつ簡単な操作で自由に動き回れます。

全く同じものが2つと無いアスレチック120種!自分のレベルに合わせてチャレンジ

従来のアスレチックは決められたルートを順番にクリアしていく形式が主流でしたが、「万博ビースト」はプレイヤーが次のアスレチックを自由に選んで進みます。一つのアトラクションが混み合って順番待ちをするということが少なく、時間いっぱい楽しめます。

3階層の空中自転車! 地上ならスイスイ漕げるけど……?

「難易度×高さ」の組み合わせが異なる120種のアスレチックは、全く同じものがありません。3色のブロックが難易度を示す目印で、青・赤・黒の順に難しくなります。4階層それぞれのフロアに全難易度のアスレチックがあるので、自分のレベルに合わせてチャレンジしてみては?

幼児用の乗り物タイプのアスレチックも、4階層にあるとスリリング

4階層のベンチで空中ブランコ体験?!

「次はどれにチャレンジしようかな」「自分の限界をちょっとだけ越えたい!」と、むしろ恐怖への先入観がない子どもの方がスイスイとクリアしたり、「一緒に行こう!」と子どもが両親を説得したりするシーンをよく見かけるのだそう。“子どもの成長を確認できる場所”で、大人も一緒に成長できそうですね。

「天空回廊」で空中散歩を楽しんで。撮影スポットとしての利用も◎

ロッカーの横が「天空回廊」の入り口です

遊具があんなに小さい!

太陽の塔と観覧車が同じ目線にあるなんて、まさに空中散歩!

「万博ビースト」にチャレンジしたいけど条件に満たなくて断念した子どもたちも、4歳以上かつ自分の足で登れるなら一番高い「天空回廊」を体験できます。ただし、小学生以下は18歳以上の付き添いが必要です(付き添いの方も有料。抱っこ紐はNG)。

子どもたちの勇姿を記念にカシャッ!

アスレチック内ではカメラやスマートフォンの持ち込みが禁止されていますが、「天空回廊」は撮影OK。パパと子どもがチャレンジしてる姿を、ママが「天空回廊」から撮影するのも良いですね。

チケットの購入は券売機で。同意書もお忘れなく

利用料金は、「万博ビースト」の利用時間80分(安全器具装着、安全講習時間は含まず)につき、大人3000円、中学生2200円、小学生1500円。「天空回廊」は1回につき中学生以上300円、小学生以下無料となります。チケットの購入から実際に遊ぶまでの流れは3ステップで完了します。

同意書の記入は全員必須

【1】利用には同意書の記入が必要です。同意書は、公式サイトから印刷・記入して持参するか、会場で記入します。18歳未満は、保護者のサインが必要なのでお忘れなく。

「万博ビースト」のすぐ下にある券売機

【2】当日の受付時間内(9時30分~15時10分)に「万博ビースト」の券売機でチケットを購入します。

ロッカーは貴重品サイズなので、大きな荷物は各自で保管します

【3】ロッカーに貴重品等を預け、チケットに記載されている時間に「万博ビースト」のゲート前に集合します。服装チェックや荷物の管理などを済ませてスムーズにスタートできるように、ゆとりを持って30分前に到着しておくと安心ですね。

休業日は水曜(祝日の場合は翌日の木曜)ですが、桜や紅葉の時期は無休など「万博記念公園」の休園日に準ずるので、公式サイトでチェックしましょう。天候による営業状況も同様に確認することができます。

また、スタッフのマスク着用や消毒の徹底、アスレチック待機場所などの人数削減などコロナ対策も万全。開かれた空間で思いきり体を動かしてくださいね。

公園内には乳幼児も楽しめるエリアが満載!

西日本初登場!巨大立体アスレチック迷路「迷宮の砦」

小学生以上が対象だが「知力コース」は保護者同伴なら3歳からOK

「万博ビースト」のいずれの利用条件にも満たない小さな子どもたちも、公園内には、広い芝生や遊具、水辺など一日中楽しめるスポットがたくさんあるので大丈夫! 巨大立体アスレチック迷路「迷宮の砦」は、小学生以上を対象とした「体力コース」と3歳以上(未就学の場合は保護者同伴)から参加できる「知力コース」があり、「知力コース」では「からくり扉」や「ロープ迷路」など様々な仕掛けにチャレンジできます。

森の表情を立体的に観察できる「ソラード」(森の空中観察路)(写真提供:大阪府)

豊かな森の表情を、「空中観察路」や「展望タワー」を通して立体的に観察できる「ソラード」(森の空中観察路)。「色のトンネル」や「森の万華鏡」での体験も、標高82mの「展望タワー」からの眺めも最高です。自然観察学習館「moricara」横の木登りタワーが入り口です。

「わくわく池の冒険ひろば」は小さい子どもたちにも人気

夢の池「サイクルボート」で水上散歩(写真提供:大阪府)

「万博おもしろ自転車広場」には、かわいい乗り物がいっぱい!

「万博ビースト」のすぐそばにある「わくわく池の冒険ひろば」(対象年齢3~6歳)は、ふわふわネットのトランポリンや、やわらかい山型すべり台など、小さい子どもたちも楽しめる魅力いっぱいの遊具。他にも、「万博おもしろ自転車広場」や「サイクルボート」など親子で遊べるエリアがあちこちにあるのが嬉しいですね。

<アスレチック&遊び場情報>

  • 万博BEAST(ビースト)
    料金:大人3000円、中学生2200円、小学生1500円
    ※80分(安全器具装着、安全講習時間は含まず)
    ※小学生・身長125cm以上・120kg以下、その他利用制限はその他利用制限は「万博BEAST公式サイト」参照
    時間:受付9時30分~15時10分(16時50分閉場)
  • 天空回廊
    料金:中学生以上1回300円、小学生以下無料
    ※自分の足で登れる4歳から、その他利用制限は「万博BEAST公式サイト」参照
    時間:受付9時30分~16時00分(16時50分閉場)
  • 迷宮の砦
    料金:各コース1名500円(3歳以上有料)
  • わくわく池の冒険ひろば
    料金:無料(3~6歳)トランポリン型遊具、すべり台など
  • 万博おもしろ自転車広場
    料金:500円(3歳以上/30分)ユニークな自転車が40種類100台
  • サイクルボート
    料金: 2人乗り1000円、4人乗り1500円(各20分)
料金 各料金とは別に、万博記念公園自然文化園の入園料(大人260円、小・中学生80円)が必要
営業時間 9時30分~17時(入園は16時30分まで)
URL

https://www.expo70-park.jp/

ランチタイムは、カフェでもお弁当でも、予約をすればBBQもOK

芝生でピクニック。外で食べるお弁当っておいしい!

ランチタイムは、敷地内にあるカフェやレストランでもよし、お弁当持参でピクニックもよし。芝生にシートを広げてみんなで食べるお弁当は、それだけで楽しい思い出になります。

Park Cafe

開放的なテラスが気持ちいい

シアトルズベストコーヒー

テラスから子どもたちの遊ぶ姿を見ながらティータイム

公園内には9軒のカフェやレストランがあります。開放的なテラスが心地よい「Park Cafe」や、テラスから公園を望める「シアトルズベストコーヒー」がファミリーに人気です。

バーベキュー場「b-base」予約制

緑豊かなロケーションで、手ぶらで本格的なアメリカン・バーベキューが体験できるバーベキュー場「b-base」。予約は4カ月前の1日から公式サイトで。予約可能な日時の確認もできます。

●新型コロナウイルス感染症対策
全スタッフのマスク着用・検温・健康確認を実施し、店舗前には消毒液の設置、予約組数を半減させてテーブル間隔を広く確保されています。ご利用の際にはマスクの着用、手指の消毒に協力しましょう。

b-baseバーベキュー(BBQ)・施設情報

料金 施設使用料等は公式サイト参照、別途入園料大人260円、小人(小・中学生)80円が必要
予約 要/公式サイトより申し込み
カマド なし/テーブルにコンロ(炭火)をセット(有料)
直火 不可
水場 あり/水場2カ所(水道水)
手ぶら 可/用具等レンタルあり、食材のみ持込可
BBQ用具 レンタルあり/コンロには木炭、網付き。トング350円(販売)など
食材調達 食材の販売:あり/要予約、当日在庫がある場合のみ販売可
酒販売:あり、自販機:なし、売店:あり/営業時間:10~17時
買い出しメモ:コンビニ/ファミリーマートまで徒歩約15分、スーパー/エキスポシティ(デイリーカナートイズミヤ)まで徒歩約20分
設備など トイレ:あり/水洗8(男2・女6)、車椅子用1、その他公園内に多数あり
温水シャワー:なし
入浴施設:なし/近隣に関西屈指の広さを誇る大露天風呂「万博おゆば」あり(万博記念公園西口より徒歩約1分)
管理人の駐在:あり/公式サイト参照
お役立ち ペット:不可
お役立ち:家族揃ってピクニック、大型遊具、バーベキュー等で1日楽しめる。
禁止事項:カセットコンロ持込み不可
宿泊 テントサイト:なし
その他宿泊施設:なし
URL

https://www.expo70-park.jp/

バラの季節のローズガーデン。園内では一年を通して花が咲いています

「万博ビースト」は、大阪郊外にありながら本格的に運動できる数少ない屋外施設。「万博記念公園駅」から徒歩5分の場所に、計4300台を収容できる駐車場が3カ所もある万博記念公園は、電車でも車でもアクセスしやすいのが嬉しい限り。大阪空港からモノレール1本で行けるので、関西圏外の家族もOK!全力で遊んで、世界最大規模を体験してみてはいかがでしょうか。

*写真提供:万博記念公園マネジメント・パートナーズ

万博記念公園(EXPO’70 Commemorative Park)

住所 大阪府吹田市千里万博公園
問合先 万博記念公園コールセンター 06-6877-7387 または 0120-1970-89
料金 大人260円、小・中学生80円(自然文化園・日本庭園共通料金)
営業時間 9時30分~17時(入園は16時30分まで)
定休日 毎週水曜日(4月1日~5月2日、10・11月は無休)
URL

https://www.expo70-park.jp/

スポット詳細・MAPはるるぶ&more.へ

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。