紫外線&熱中症から子どもたちを守るには?ママの工夫術を紹介!

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お散歩をする親子/紫外線&熱中症対策

2020年夏(6~8月)の気温は、「平年並みか高い」と気象庁が見通しを発表しました。炎天下、汗だくで遊ぶこども達。熱中症や、年々増加傾向だという紫外線の影響が心配ですよね。
世界保健機関(WHO)によると、「生涯で受ける紫外線の半分を18歳までに浴びる」と言います。子どもは大人に比べて紫外線のダメージを受けやすく、皮膚がんの原因になったり、アトピー性皮膚炎を悪化させることもあるとか。
本記事では、6歳と2歳の子どもをもつお出かけ大好きなママライターが、熱中症にならないための工夫術を紹介します。熱中症対策は、パパママの細かい気づかいが大切です。小さいうちからしっかりケアして、真夏のおでかけを楽しんでくださいね!

目次(index)

是非おすすめしたい、持っていくと便利なもの

芝生でくつろぐ親子/紫外線&熱中症対策

まずはどこに行くにも、必ず日焼け止め。学校や幼稚園、保育園などに行く際も同様です。玄関のシューズボックスに日焼け止めと虫よけをセットで置いて、靴を履くタイミングでケアすると忘れないのでおすすめ。子どもたちも、目に付くところに置いてあると「ママ〜!日焼け止め塗ってなかった〜!」など、自分から教えてくれます。公園など、屋外の日差しが強い場所に行く時は、ポップアップテントを持参。日陰を作ることができ、休憩するのに重宝します。サイドが風通しの良い網戸に出来るもので、1人で折りたたみ出来るものだとバッチリです。
その他、普段子どもとお出かけする際に持ち歩いているものをリストにしてみました。紫外線・熱中症対策に、ぜひ参考にしてみて下さいね。

  • 帽子
    つばが広く顔周りが日影になるもの、首の後ろが隠せるものだとなお良いです。
  • 日焼け止め
    ミストタイプやシートタイプのものだと、外での塗り直しもラクチン。
  • 肌着
    メッシュの物や、ユニクロのエアリズムの肌着をよく愛用しています。軽くてすぐ乾くものがいいですよね。水遊びの際はお着替え必須!
  • ネッククーラー  
    ドラッグストアや東急ハンズなどで売っています。首に巻けるよう筒状になったタオルに、冷やしておいた保冷剤を入れて使用します。
    濡らして絞るだけでヒンヤリするタイプのネッククーラーも流行っていますが、保冷剤タイプのものだとより便利。外出するときは保冷バックにいれて保冷剤として使ったり、ケガをしたときに患部を冷やしたりする事もできます。洋服が濡れないので、首に巻いたり頭に乗せたりして活用することも。
  • 薄掛けのブランケット
    汗を拭いたり、寝てしまったらお昼寝用にブランケットにしたり、ちょっとした日差しを遮るのにとっても便利。屋外と屋内の温度差にも対応できます。折りたたんでバッグにしまえるくらいの大きさのものだといいですね。
  • パウチに入った、冷凍できるスポーツドリンク
    保冷剤としても使えて、飲み終わったら小さく畳んで捨てられるので、ペットボトルや水筒よりかさばりません。出かけている間に徐々に溶けるので、子どもが少しずつこまめに水分補給できます。ただ糖分が多いので、気になる方は、水や麦茶などと併用してみると良いかもしれません。
  • その他
    タオル、おでこに貼る冷えピタシート(身体に熱がこもってしまった時に、即効性があります)、塩気のあるお菓子(熱中症には水分と塩分、両方の摂取が必要です)。

毎年6月頃から、熱中症で運ばれる方が多くなるようです。少し早めに、いつもの持ち物に対策グッズを忍ばせて置いてくださいね!

暑い日にはどこへ行く?ママのお出かけ先選びを紹介!

川で遊ぶ親子/紫外線&熱中症対策

朝起きると外はジリジリ焼ける様な暑さ。でも子どもたちは遊びたくてうずうずしています。なるべく紫外線を避けながら、日陰のある場所や、空調の効いた屋内などで過ごしたいですよね。
そんな時におすすめのお出かけ先をご紹介します。

  • 児童館
    暑い時期には、涼めるちょっとしたイベントを開催している所も。プールを使って水鉄砲で遊んだり、ペットボトルで水遊び用のおもちゃ作り、花や絵の具を使って色水作りなど、見た目も体も涼しくなれます。同じ年齢の子どもがたくさんいるので刺激もいっぱいもらえます!
  • 大型ショッピングモール
    少し外で遊ばせたいママには、噴水や水遊び場のあるショッピングモールがおすすめ。子どもは水遊びが大好き!びしょびしょになること間違いなし!オムツや着替えは必須ですね。遊んだ後には、子どももママも、フードコートやカフェなどですぐに一息つけるのも嬉しいですね。
  • その他
    1日遊ぶと決めた日は、夏休みにおこなわれている、鉄道会社主催のスタンプラリーに参加してみるのはいかがでしょうか。駅の中を歩きながら涼しい電車を乗り継ぐ小さな旅は、年齢関係なく楽しめます!
    水族館や科学館なども、見て触って学びながら遊べるので、暑い日にはバッチリ!

暑くても子どもは元気いっぱい。お出かけ前に、施設の定休日や点検日などの確認もお忘れなく!

暑い日や紫外線が強い日にどうやってお出かけしてる?特に乳幼児は注意して

ドライブを楽しむ親子/紫外線&熱中症対策

暑い日の外出は、危険と隣り合わせ。特に抱っこ紐やベビーカーが必要な乳幼児と一緒に出掛ける時は、細心の注意が必要です。日差しが強い日は、日中に長時間移動しないことも大切ですね。

  • 屋外の移動
    抱っこ紐やベビーカーを使う場合は、日傘に一緒に入ったり、ベビーカーの屋根などを使って日が直接当たらない様にして下さい。また、日除けカバーや、タオルなどの使い方も注意が必要。ベビーカーを被ってしまっている場合は熱がこもりがちになります。風通しが悪いので薄手の物にしたり、子どもの顔色をこまめにチェックしてください。歩ける子どもは帽子をかぶり、ネッククーラーなどを首に巻いて、信号待ちでは日陰で待つ事も必要になります。
  • 車での移動
    まずは、先にエンジンをかけて出発する前に車内を冷やしておくのがベスト。ベビーシートやチャイルドシートは、日中ものすごく熱くなっているので、ベルト金具でのやけどに注意してください。十分に冷やす前に乗せてしまうと、シートに熱がこもってしまうので気を付けてくださいね。自分で水分が摂れる子どもなら、手が届くところに飲み物を置いてあげてから出発すると、運転にも集中できやすくなります。

これからの時期、外で遊ぶ機会が増えてきます。子どもたちは暑さを忘れて、遊びに夢中になってしまうこともありますよね。こまめな水分補給、帽子や日焼け止め、衣類の調整など、子どもだけではなかなか出来ないことは、パパママがちょっとした対策をして、声かけをしてあげることが重要です。紫外線・熱中症を怖がりすぎず、思い切り遊べる対策を、子ども達を守るために早いうちから始めておきましょう。