※掲載内容は取材時点での情報です。最新状況は各施設にご確認ください。

コアラがいる動物園は7つ!赤ちゃんと約50頭の最新情報!性格や睡眠時間など生態も

佐々木隆のアイコン佐々木隆

東京都多摩動物公園の“きらら”

2020年、東山動植物園から東京都多摩動物公園に引っ越しした“きらら”

1984年に初めて日本の動物園にやって来たコアラ。その、ぬいぐるみのような可愛さで、たちまち動物園のアイドルとなり、ジャイアントパンダと並ぶほどの人気は、40年近く経った今も変わりありません。そんなコアラに会える日本の動物園は、2020年7月現在でわずか7園。今回は、約50頭のコアラたちを紹介するとともに、コアラの性格や生態、何を食べて、どうしていつも寝ているか、など。そして、ここ1年くらいに生まれた“コアラの赤ちゃん”も、数々のキュートな写真とともにお届けします。

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※この記事は2020年7月現在の情報です。コアラの展示については内容変更、中止・休止する場合もあります。
※各動物園で入園方法などの指定がある場合もあります。おでかけの際は公式サイトなどで事前にご確認ください。また、シニアや学生はチケット購入時に証明書が必要な場合がありますのでご注意ください。

目次(index)

コアラの赤ちゃん情報

最近生まれた赤ちゃんをご紹介

コアラは生まれて1年くらいは可愛い赤ちゃんの姿を見られます。まずは、この1年くらい(現在2020年7月です)に生まれた、コアラキッズを写真入りでご紹介します。

●東山動植物園

東山動植物園で約1年3カ月ぶりに誕生したコアラの赤ちゃん。2020年6月には、お母さん“ティリー”の袋から顔を出すようになってきました。

お母さんの“ティリー”にくっついている赤ちゃん。2020年6月の写真

  • 【東山動植物園】:ティリーの子(性別不明)
  • 【生年月日】:2019年12月22日
  • 【父】:イシシ
  • 【母】:ティリー

●平川動物公園

“ジェイン”の子は2020年5月に、“ユメ”の子は2020年1月に、それぞれお母さんの袋から顔を出し始めました。名前は公募で、2020年8月には決まる予定です。

“ジェイン”親子が体重測定中です。2020年6月の写真

  • 【平川動物公園】:ジェインの子(メス)
  • 【生年月日】:2019年10月17日
  • 【父】:バンブラ
  • 【母】:ジェイン

木にしがみつくコアラキッズ。“ユメ”の子どもです

  • 【平川動物公園】:ユメの子(メス)
  • 【生年月日】:2019年6月22日
  • 【父】:バンブラ
  • 【母】:ユメ

●埼玉県こども動物自然公園

2019年、埼玉県こども動物自然公園に3頭のコアラが誕生しました。10~12月にはお母さんの袋からそれぞれ顔を見せ始めました。名前は公募で決定。

こちらを見つめる“ふく”。2020年6月の写真

  • 【埼玉県こども動物自然公園】:ふく(メス)
  • 【生年月日】:2019年6月12日
  • 【父】:コタロウ
  • 【母】:ドリー

ちょっとふっくらした男の子“ビー”。2020年5月の写真

  • 【埼玉県こども動物自然公園】:ビー(オス)
  • 【生年月日】:2019年5月21日
  • 【父】:コロン
  • 【母】:ハニー

木をつかむ手が可愛い“コハル”。2020年5月の写真

  • 【埼玉県こども動物自然公園】:コハル(メス)
  • 【生年月日】:2019年4月2日
  • 【父】:コロン
  • 【母】:クイン

●神戸市立王子動物園

2020年5月、投票により名前が決定。“オウカ(桜花)”の子は“ハナ(花)”、“ウメ(梅)”の子は“マイ(毎)”と、それぞれ、お母さんの名前からとっています。「ふわっと花が舞うようなやさいい女の子に」という思いが込もっています。

お母さん“オウカ”の背中にいるのが“ハナ”。2020年3月の写真

  • 【神戸市立王子動物園】:ハナ(メス)
  • 【生年月日】:2019年5月20日
  • 【父】:ピーター
  • 【母】:オウカ

“マイ”はお母さん“ウメ”に抱っこされています

  • 【神戸市立王子動物園】:マイ(メス)
  • 【生年月日】:2019年5月15日
  • 【父】:ピーター
  • 【母】:ウメ

コアラの赤ちゃんは袋の中に半年います

東京都多摩動物公園のコアラ親子 写真提供:(公財)東京動物園協会

コアラの妊娠期間は約35日。1カ月ちょっとで出産して、そのあと半年間はお母さんの袋の中にいます。この袋のことを育児のう、あるいはコアラポケットと呼びます。袋を出たあとも4カ月くらいはお母さんにくっついているので、その期間が親子でいる姿を見るチャンスです。

コアラってどんな動物

【コアラのキホン】マルっとして小さくて夜行性

平川動物公園、コアラファミリーのナイスショット!!

コアラはオーストラリアの東部に生息。夜行性(あるいは薄暮性)で、巣はつくらず木の上で眠る、いわゆる樹上生活動物です。寿命は野生で10年くらいですが、東山動植物園と淡路ファームパーク イングランドの丘に23歳の現役コアラもいます。マルッとした身体が特徴で、大きくても1mに満たない小さくて可愛い見た目で人気があります。

  • 【学名】:Phascolarctos cinereus
  • 【分類】:双前歯目 コアラ科
  • 【生息地】:オーストラリア
  • 【寿命】:10~20年
  • 【体長】:65~80cmくらい
  • 【体重】:4~15kgくらい

【コアラの名前】どうしてコアラっていうの?

まるで「コアラのマーチ」のコアラのような埼玉県こども動物自然公園のコアラ

“コアラ”とはオーストラリアの先住民の言葉で“水を飲まない”の意味です。ユーカリの葉だけで水分をとっているので、実際ほとんど水は飲まないそうです。ちなみに、コアラは別名「子守熊(コモリグマ)」あるいは「袋熊(フクログマ)」ともいいます。

【コアラの性格】一匹狼ならぬ一頭“子守熊”!?

こっちに向かってきそうな平川動物公園のコアラ

コアラは群れはつくらず、1頭で生活をします。縄張り意識が強いのが特徴で、自分の縄張りにほかのコアラが入ってきたら歯をむき出して威嚇するようです。見た目とは異なり、けっこう怖いんです。また、かなり繊細で神経質なので、コアラとのふれあい、というイベントは日本では実施してないんですね。

【コアラの身体】しっぽは? オスとメスを見分けるには?

横浜市立金沢動物園のコアラ。胸の茶色からオスだと分かります 写真提供:横浜市立金沢動物園

視力はあまりよくないですが、嗅覚はかなり鋭く、ユーカリの葉をかぎわけます。しっぽは退化して存在しません。また、オスのコアラの胸には臭いを出す臭腺があります。ここから褐色の分泌液が出てくるので、胸が茶色く見えるんです。胸が茶色かどうかでオスとメスを見分けることができますね。

【コアラの生態】木登りが得意! 走るの? 跳ぶの?

横浜市立金沢動物園のコアラ。なかなか見られないジャンプのシーン 写真提供:横浜市立金沢動物園

特徴的なのは手足で、親指と人差し指の2本がほかの指とはなれており、ツメもカギヅメ、握力も強いので、木の枝などがつかみやすく木登りが得意です。基本、木の上で暮らしますが、木から木へと移動するときにジャンプすることもあれば、いったん地上へ下りて走ることもあります。短距離なら時速25kmくらいで走るとか…動物園内で走るのを見ることは難しそうですが、ジャンプは可能性があるかも。

【コアラの好物】ユーカリには毒がある!? 食べる量は?

ユーカリを食べる平川動物公園のコアラ

コアラの好物は、広く知られているとおりユーカリの葉です。ユーカリには青酸という毒物が含まれていますが、コアラは肝臓の解毒能力が高いため、食べても大丈夫なのです。毒があるため、ほかの動物は食べないので争うことなく食べられるユーカリを主食としたわけです。動物園では、コアラ1頭あたり、ユーカリを1日400~500gくらいを食べるそうです。

【コアラの睡眠】睡眠時間は22時間!? ユーカリのせい?

木の間、見事な姿で眠りこけている埼玉県こども動物自然公園のコアラ

コアラといえば「寝ている」イメージがありますが、なんと1日22時間は寝ているといわれています。実はこれもユーカリを食べているのが要因なのです。ユーカリはとても栄養価が低く、食べてもほぼ栄養にはならず、しかも毒素の分解にもエネルギーを使うため、とにかく体力を消耗しないよう、ずっと寝ているというわけです。

【動いているコアラ】食事の時間に行きたい!

お母さんのあとを追って木に登る埼玉県こども動物自然公園のコアラキッズ

動物園のコアラも寝ていることが多いのは事実ですが「食事の時間」には、どの動物園のコアラでも動き出します。動物園では「食事の時間」を公開していることが多いので、現地に着いたら要チェック。その時間の15~30分前にはコアラがいる場所へ行ってみましょう。“動いているコアラ”が見られますよ。

コアラに会える7つの動物園

それでは、コアラに会える全国で7カ所の動物園をご紹介しましょう。会いに行く前に、コアラの写真・名前・特徴などもチェックしておけば、より楽しめると思いますよ!

エリアメニュー:東京都神奈川県埼玉県愛知県兵庫県鹿児島県

東京都のコアラに会える動物園

東京都多摩動物公園(東京都/日野市)

とうきょうとたまどうぶつこうえん

東山動植物園・平川動物公園とともに日本で最初にコアラがやって来た動物園。2019年には8年ぶりに赤ちゃんが誕生しました。ただ、母親の“ニーナ”は、残念ながら2020年5月に亡くなってしまいました。心からご冥福をお祈りします。そして2020年、東山動植物園から2頭のコアラが来園(このため、2020年7月27日よりコアラの展示は休止中。再開については公式サイトをチェックしてください)。その2頭の情報も入れておきますね。

  • 初めて来園:1984年
  • 会える場所:オーストラリア園「コアラ館」
  • 現役飼育数:4頭(メス2頭/オス2頭)

●ニシチ(オス)

  • 【生まれた場所】:東京都多摩動物公園
  • 【生年月日】:2019年2月7日
  • 【ココにいるのは】:2019年から

母“ニーナ”と父“コタロウ”の子“ニシチ”の誕生は多摩動物公園にとって、なんともうれしい出来事でした。お母さんの分も元気に生きてほしい新しい命ですね。

ニシチ(オス)/東京都多摩動物公園(東京都/日野市)

2019年生まれの“ニシチ”。大きくなりました 写真提供:(公財)東京動物園協会

●コタロウ(オス)

  • 【生まれた場所】:神戸市立王子動物園
  • 【生年月日】:2015年9月25日
  • 【ココにいるのは】:2017年から

グレーの毛がやや濃く白い胸が目立つ、やさしい“ニシチ”のお父さん。神戸市立王子動物園からやって来て“いい仕事”をしてくれました。

コタロウ(オス)/東京都多摩動物公園(東京都/日野市)

“コタロウ”も可愛い顔をしています 写真提供:(公財)東京動物園協会

東山動植物園からの2頭は、丸くてフカフカの毛並みでのんびり屋の“きらら”と、幼い頃は甘えん坊だったのですが今はとっても凜々しい“こまち”です。

●きらら(メス)

  • 【生まれた場所】:東山動植物園
  • 【生年月日】:2018年9月6日
  • 【ココにいるのは】:2020年から

●こまち(メス)

  • 【生まれた場所】:東山動植物園
  • 【生年月日】:2017年4月27日
  • 【ココにいるのは】:2020年から
問合先 042-591-1611
住所 東京都日野市程久保7-1-1
料金 【入園料】大人600円/中学生200円(都内在住・在学の場合は無料)/小学生以下無料/65歳以上300円

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神奈川県のコアラに会える動物園

横浜市立金沢動物園(神奈川県/横浜市)

よこはましりつかなざわどうぶつえん

初来園した3園の次にコアラがやってきたのがこちらの動物園(と埼玉県こども動物自然公園)。その1986年にコアラやカンガルー、ワラビーなどを展示するエリア、オセアニア区がオープンしました。

  • 初めて来園:1986年
  • 会える場所:オセアニア区「コアラ舎」
  • 現役飼育数:3頭(メス2頭/オス1頭)

●ユイ(メス)

  • 【生まれた場所】:横浜市立金沢動物園
  • 【生年月日】:2013年7月27日
  • 【ココにいるのは】:2013年から

生まれたときは発育不良で心配された“ユイ”ちゃんでしたが、2020年でもう7歳になり、すっかり落ち着きも出て貫禄さえありますね。

ユイ(メス)/横浜市立金沢動物園(神奈川県/横浜市)

“ユイ”ちゃん、お気に入りの場所です 写真提供:横浜市立金沢動物園

●ぼたん(メス)

  • 【生まれた場所】:神戸市立王子動物園
  • 【生年月日】:2017年5月12日
  • 【ココにいるのは】:2019年から

2019年に神戸市立王子動物園からやって来た“ぼたん”ちゃん。最初に展示場に入ったときの“ユイ”“チャーリー”とのやりとりがなんだか可愛いんです。詳しくは公式サイトのこぼれ話「ただいま、練習中」を見てみてください。

木の陰からチラリ…“ぼたん”ちゃんです  写真提供:横浜市立金沢動物園

ここにはもう1頭、オスの“チャーリー”がいます。こちらも愛嬌たっぷり。“ぼたん”がやって来たときの反応がいいですね(上のこぼれ話)。

●チャーリー(オス)

  • 【生まれた場所】:東山動植物園
  • 【生年月日】:2014年11月27日
  • 【ココにいるのは】:2017年から
問合先 045-783-9100
住所 神奈川県横浜市金沢区釜利谷東5-15-1
料金 【入園料】大人500円/高校生300円/小・中学生200円/未就学児無料 ※土曜は小学・中学・高校生無料

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埼玉県のコアラに会える動物園

埼玉県こども動物自然公園(埼玉県/東松山市)

さいたまけんこどもどうぶつしぜんこうえん

こちらの動物園も横浜市立金沢動物園と同時期の1986年にコアラが来園。現在、日本有数の10頭のコアラが暮らしています。「コアラ舎」には、コアラのほかにワラビーやミナミコアリクイ、ナマケモノなどもいる展示スタイルです。

  • 初めて来園:1986年
  • 会える場所:東園「コアラ舎」
  • 現役飼育数:10頭(メス6頭/オス4頭)

●コタロウ(オス)

  • 【生まれた場所】:埼玉県こども動物自然公園
  • 【生年月日】:2011年7月28日
  • 【ココにいるのは】:2011年から

「コアラのマーチ」を思わせるたたずまいが人気でイケメンコアラとも言われています。2021年で10歳になるベテランコアラです。

木にちょこんと座る“コタロウ”

●ハニー(メス)

  • 【生まれた場所】:埼玉県こども動物自然公園
  • 【生年月日】:2014年8月3日
  • 【ココにいるのは】:2014年から

比較的大きな身体の“ハニー”は写真でも愛嬌たっぷりの仕草を見せてくれています。丸い顔でとってもやさしい表情のお母さんです。

ペロッと舌を出した“ハニー”の珍しいショット

●リリー(メス)

  • 【生まれた場所】:埼玉県こども動物自然公園
  • 【生年月日】:2018年3月28日
  • 【ココにいるのは】:2018年から

2019年2月、同時期に生まれた“ピリー”とともに投票により命名されました。故郷・オーストラリアクイーンズランド州のユーカリの木の下に咲く花“リリーピリー”が由来。素敵な名前ですね。写真はリラックスしすぎですが…。

リラックスしすぎ!? 横たわる“リリー”

●コロン(オス)

  • 【生まれた場所】:平川動物公園
  • 【生年月日】:2014年11月22日
  • 【ココにいるのは】:2017年から

2019年生まれの赤ちゃん“コハル”と“ビー”のお父さんです。臭線もはっきり見えていて、どこか男らしい風貌ですね。

胸のあたりにオス特有の黒っぽい臭線が見える“コロン”

最初のほうで紹介したコアラキッズ“ふく”“ビー”“コハル”の3頭のほか、オーストラリア生まれのお姉さん“ジンベラン”や当園生まれの“クイン”“ピリー”が暮らしています。

●ジンベラン(メス)

  • 【生まれた場所】:クイーンズランド州(オーストラリア)
  • 【生年月日】:2013年2月23日
  • 【ココにいるのは】:2015年から

●クイン(メス)

  • 【生まれた場所】:埼玉県こども動物自然公園
  • 【生年月日】:2015年3月23日
  • 【ココにいるのは】:2015年から

●ピリー(オス)

  • 【生まれた場所】:埼玉県こども動物自然公園
  • 【生年月日】:2018年4月20日
  • 【ココにいるのは】:2018年から
問合先 0139-35-1234
住所 埼玉県東松山市岩殿554
料金 【入園料】大人520円/小・中学生210円/未就学児無料

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愛知県のコアラに会える動物園

東山動植物園(愛知県/名古屋市)

ひがしやまどうしょくぶつえん

赤ちゃんを含めて9頭が「コアラ舎」で暮らしています。また、東京都多摩動物公園・平川動物公園とともに、1984年に日本で初めてコアラが来園した動物園でもあります。

  • 初めて来園:1984年
  • 会える場所:動物園本園「コアラ舎」
  • 現役飼育数:9頭(メス6頭/オス2頭/不明1頭)

●ななみ(メス)

  • 【生まれた場所】:東山動植物園
  • 【生年月日】:2018年7月7日
  • 【ココにいるのは】:2018年から

七夕生まれの“ななみ”ちゃんの名前が決まったのは2019年4月。こちらも投票により決定しました。やはり、7月7日生まれの女の子なので“なな”みに人気が集まったようです。

ななみが、じっとこっちを見つめてます

●りん(メス)

  • 【生まれた場所】:東山動植物園
  • 【生年月日】:2017年8月23日
  • 【ココにいるのは】:2017年から

“きらら”とお母さんが一緒のお姉ちゃん。とっても穏やかな性格で、目元はお母さんの“ティリー”にそっくりだとか。妹“きらら”と同じく、食べっぷりがいいそうです。

りんちゃん、かなりリラックスしてます

●イシン(オス)

  • 【生まれた場所】:平川動物公園
  • 【生年月日】:2017年5月14日
  • 【ココにいるのは】:2018年から

平川動物公園で2017年“イト”と同じ頃に生まれ。NHK大河ドラマ『西郷どん』にちなんで“イシン”と名付けられました。立派な鼻が勇ましく口角がキュッと上がっていて男らしいですね。

イシン(オス)/東山動植物園(愛知県/名古屋市)

なんだか誇らしげな表情の“イシン”

最初のほうで紹介した、2019年12月生まれティリーの子のほか、2020年で23歳になる、おばあちゃんコアラの“クレメンツ”や、お母さんとして大活躍の“ティリー”など、次の5頭も見逃せません。

●クレメンツ(メス)

  • 【生まれた場所】:タロンガ動物園(オーストラリア)
  • 【生年月日】:1997年11月
  • 【ココにいるのは】:2001年から

●ティリー(メス)

  • 【生まれた場所】:タロンガ動物園(オーストラリア)
  • 【生年月日】:2009年12月15日
  • 【ココにいるのは】:2014年から

●ココ(メス)

  • 【生まれた場所】:埼玉県こども動物自然公園
  • 【生年月日】:2010年5月5日
  • 【ココにいるのは】:2012年から

●タイチ(オス)

  • 【生まれた場所】:埼玉県こども動物自然公園
  • 【生年月日】:2012年5月3日
  • 【ココにいるのは】:2018年から

●ホリー(メス)

  • 【生まれた場所】:タロンガ動物園
  • 【生年月日】:2013年12月15日
  • 【ココにいるのは】:2016年から
問合先 052-782-2111
住所 愛知県名古屋市千種区東山元町3-70
料金 【入園料】大人500円/中学生以下無料/名古屋在住の65歳以上100円

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兵庫県のコアラに会える動物園

神戸市立王子動物園(兵庫県/神戸市)

こうべしりつおうじどうぶつえん

コアラがいる7つの動物園の中では、1991年ですが一番新しくコアラを展示しました。2018年、2019年と続けて赤ちゃんが生まれ、現在8頭のコアラが暮らしています。

  • 初めて来園:1991年
  • 会える場所:動物と子どもの国エリア「コアラ舎」
  • 現役飼育数:8頭(メス6頭/オス2頭)
  • 食事の時間:コアラのお食事タイム(1日1回11時~)

●エマ(メス)

  • 【生まれた場所】:神戸市立王子動物園
  • 【生年月日】:2018年12月6日
  • 【ココにいるのは】:2018年から

「大きな愛情を持ってほしい」という願いが込められた“エマ”という名前は2019年8月に投票で決定。ちなみに、2015~2018年に神戸市立王子動物園で生まれた4頭のアルファベット頭文字をみると、“コタロウ”(現在、東京都多摩動物公園)の「K」、“オウカ”の「O」、“ぼたん”(現在、横浜市立金沢動物園)の「B」、“エマ”の「E」で「KOBE」となっています。

●ウミ(メス)

  • 【生まれた場所】:神戸市立王子動物園
  • 【生年月日】:2014年6月13日
  • 【ココにいるのは】:2014年から

“エマ”と一緒にいる“ウミ”は港町・神戸にちなんで命名されました。2019年に生まれた“マイ”のおばあちゃんです。

“エマ”と“ウミ”、仲良くこちらを見てくれました

●シャイン(オス)

  • 【生まれた場所】:埼玉県こども動物自然公園
  • 【生年月日】:2017年8月31日
  • 【ココにいるのは】:2019年から

2019年に神戸市立王子動物園にやって来た“シャイン”。丸い顔が可愛いオスでメスとの間に赤ちゃんが生まれることを期待したいですね。

木の上でじっとこっちを見る“シャイン”

●ピーター(オス)

  • 【生まれた場所】:東山動植物園
  • 【生年月日】:2016年3月28日
  • 【ココにいるのは】:2018年から

なんとも言えない表情を見せてくれる“ピーター”は、2019年に生まれた赤ちゃん“マイ”“ハナ”のお父さんです。

ピーター(オス)/東山動植物園(愛知県/名古屋市)

木の陰から「見てるよ~」という表情の“ピーター”

最初のほうで紹介したコアラキッズ“マイ”“ハナ”のほか、10歳になる“ウメ”と当園生まれの“オウカ”が暮らしています。

●ウメ(メス)

  • 【生まれた場所】:横浜市立金沢動物園
  • 【生年月日】:2010年8月5日
  • 【ココにいるのは】:2013年から

●オウカ(メス)

  • 【生まれた場所】:神戸市立王子動物園
  • 【生年月日】:2016年9月25日
  • 【ココにいるのは】:2016年から
問合先 078-861-5624
住所 兵庫県神戸市灘区王子町3-1
料金 【入園料】大人600円/中学生以下無料/兵庫県在住の65歳以上無料

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淡路ファームパーク イングランドの丘(兵庫県/南あわじ市)

あわじふぁーむぱーく いんぐらんどのおか

のりものや体験、グルメも充実した総合レジャーパークの動物エリアに「コアラ館」があり、現在オス・メス各2頭の計4頭にのコアラに会うことができます。そして、国内で雄一、ココにいるのはオーストラリア南方系のコアラです。ほかの6園はどこも北方系。南方系コアラは北方系コアラより少し大きいのが特徴です。

  • 初めて来園:1987年
  • 会える場所:グリーンヒルエリア「コアラ館」
  • 現役飼育数:4頭(メス2頭/オス2頭)

●みどり(メス)

  • 【生まれた場所】:ヤンチャップ国立公園(オーストラリア)
  • 【生年月日】:1997年2月1日
  • 【ココにいるのは】:2003年から

“みどり”は国内最高齢の23歳。2020年2月、23歳の誕生日に残念ながら亡くなってしまった“ひかり”の分まで長生きしてほしいですね。

みどり(メス)/淡路ファームパーク イングランドの丘(兵庫県/南あわじ市)

“みどり”おばあちゃん、まだまだ元気です

●ゆうき(オス)

  • 【生まれた場所】:ヤンチャップ国立公園(オーストラリア)
  • 【生年月日】:2009年6月1日
  • 【ココにいるのは】:2011年から

10歳を超えるベテランのイケメンコアラ。写真の寝顔も有無を言わせぬ可愛さでしょ? 考えてるようなポーズをしながら背中を丸めて眠る姿がたまりません。

気持ちよさそうに熟睡中の“ゆうき”

●だいち(オス)

  • 【生まれた場所】:淡路ファームパーク イングランドの丘
  • 【生年月日】:2013年8月18日
  • 【ココにいるのは】:2013年から

ここのコアラの中ではよく動くほうで食欲も旺盛、性格はマイペースのようです。枝をつかまずに眠る姿が特徴的で「エア・D(だいち)」として、動画が話題になったこともあります。

落ちないのかなぁ…という姿勢で寝ている“だいち”

ほかに、12歳の“のぞみ”もいます。素敵な熟年コアラで、とても人気があるんですよ。

●のぞみ(メス)

  • 【生まれた場所】:ヤンチャップ国立公園(オーストラリア)
  • 【生年月日】:2008年3月1日
  • 【ココにいるのは】:2011年から
問合先 0799-43-2626
住所 兵庫県南あわじ市八木養宜上1401
料金 【入園料】大人1000円/4歳~中学生200円/3歳以下無料

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鹿児島県のコアラに会える動物園

平川動物公園(鹿児島県/鹿児島市)

ひらかわどうぶつこうえん

東山動植物園・東京都多摩動物公園とともに、日本で最初にコアラが来園した動物園です。2017~2019年に数頭のコアラが生まれ、現在、10頭のコアラに会うことができます。なお、公式サイトのコアラについての解説は、ここが一番充実しています。

  • 初めて来園:1984年
  • 会える場所:オーストラリア園「コアラ館」
  • 現役飼育数:10頭(メス8頭/オス2頭)

●ユイ(メス)

  • 【生まれた場所】:平川動物公園
  • 【生年月日】:2018年6月25日
  • 【ココにいるのは】:2018年から

同じ頃に3頭のコアラが生まれ、2019年4月に“ユイ”“レイ”“セイ”と命名されました。“ユイ”は“ブンダ”がお父さん、“ユメ”がお母さんです。

●レイ(メス)

  • 【生まれた場所】:平川動物公園
  • 【生年月日】:2018年8月12日
  • 【ココにいるのは】:2018年から

“ユイ”と同じく、お父さんは“ブンダ”、お母さんが“ジェイン”です。3頭のうち“セイ”は2020年3月に亡くなってしまいましたが、その分“ユイ”と“レイ”が元気に過ごしてくれることを願っています。

左がユイ、右がレイ。同い年の仲良しです

●イト(メス)

  • 【生まれた場所】:平川動物公園
  • 【生年月日】:2017年5月4日
  • 【ココにいるのは】:2017年から

2018年2月、西郷隆盛の奥様からいただき“イト”と命名されました。同じ頃に生まれた“イシン”(現在は東山動植物園)もやはり明治維新にちなんで命名。そう、2018年のNHK大河ドラマは『西郷どん』でした。お母さんは“ココロ”、お父さんは“ブンダ”。

西郷さんの奥様のように、どっしりとしたイトさん

●バンブラ(オス)

  • 【生まれた場所】:ドリームワールド(オーストラリア)
  • 【生年月日】:2013年3月22日
  • 【ココにいるのは】:2018年から

オーストラリアからやって来たオスの“バンブラ”。おっとりした性格で、寝相にも注目ですね。

バンブラくんの寝顔です。ここが気持ちよかったのかな…

最初のほうで紹介した2頭の赤ちゃんに加え、次の4頭が暮らしています。10歳になる“ブンダ”や、“バンブラ”と一緒に来園した“ジェイン”は、どちらもオーストラリア生まれ。当園生まれの“ユメ”と“リオ”もいますよ。

●ブンダ(オス)

  • 【生まれた場所】:オーストラリア
  • 【生年月日】:2010年9月15日
  • 【ココにいるのは】:2014年から

●ジェイン(メス)

  • 【生まれた場所】:ドリームワールド(オーストラリア)
  • 【生年月日】:2014年11月19日
  • 【ココにいるのは】:2018年から

●ユメ(メス)

  • 【生まれた場所】:平川動物公園
  • 【生年月日】:2015年1月2日
  • 【ココにいるのは】:2015年から

●リオ(メス)

  • 【生まれた場所】:平川動物公園
  • 【生年月日】:2015年12月10日
  • 【ココにいるのは】:2015年から
問合先 099-261-2326
住所 鹿児島県鹿児島市平川町5669-1
料金 【入園料】大人500円/小・中学生100円/未就学児無料

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埼玉県こども動物自然公園“ビー”と“ふく”の赤ちゃん時代

コアラ、小さな赤ちゃん、こっちを見ている写真、寝ている写真、どれも本当に可愛いですね。現地に行けたら、ぬいぐるみのようなコアラたちに会いに行ってみてください。