コアラがいる日本の動物園は7つ!約50頭の最新情報や性格・睡眠時間・生態も解説

コアラがいる日本の動物園は7つ!約50頭の最新情報や性格・睡眠時間・生態も解説
コアラの赤ちゃん時代のたまらなくキュートな姿

佐々木隆のアイコン佐々木隆

1984年に初めて日本の動物園にやって来たコアラ。その、ぬいぐるみのような可愛さで、たちまち動物園のアイドルとなり、ジャイアントパンダと並ぶほどの人気は、40年近く経った今も変わりありません。そんなコアラに会える日本の動物園は、2023年8月現在でわずか7園。今回は、約50頭のコアラたちを紹介するとともに、コアラの性格や生態、何を食べて、どうしていつも寝ているか、などを紹介します。

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※この記事は2023年8月現在の情報です。コアラの展示については内容変更、中止・休止する場合もあります。
※掲載している写真は、なるべく可愛いものをセレクトしたため、現在のコアラの姿と違うものもあります。ご了承ください。
※シニアや学生はチケット購入時に証明書が必要な場合がありますのでご注意ください。

目次(index)

コアラってどんな動物

【コアラのキホン】マルっとして小さくて夜行性

コアラファミリーのナイスショット!!

コアラはオーストラリアの東部に生息。夜行性(あるいは薄暮性)で、巣はつくらず木の上で眠る、いわゆる樹上生活動物です。寿命は野生で10年くらいですが、飼育下では20年くらい生きる場合もあります。マルッとした身体が特徴で、大きくても1mに満たない小さくて可愛い見た目で人気があります。

  • 【学名】:Phascolarctos cinereus
  • 【分類】:双前歯目 コアラ科
  • 【生息地】:オーストラリア
  • 【寿命】:10~20年
  • 【体長】:65~80cmくらい
  • 【体重】:4~15kgくらい

【コアラの赤ちゃん】袋の中に半年います

東京都多摩動物公園のコアラ親子 写真提供:(公財)東京動物園協会

コアラの妊娠期間は約35日。1カ月ちょっとで出産して、そのあと半年間はお母さんの袋の中にいます。この袋のことを育児のう、あるいはコアラポケットと呼びます。袋を出たあとも4カ月くらいはお母さんにくっついているので、その期間が親子でいる姿を見るチャンスです。

【コアラの名前】どうしてコアラっていうの?

まるで「コアラのマーチ」のコアラのようです

“コアラ”とはオーストラリアの先住民の言葉で“水を飲まない”の意味です。ユーカリの葉だけで水分をとっているので、実際ほとんど水は飲まないそうです。ちなみに、コアラは別名「子守熊(コモリグマ)」あるいは「袋熊(フクログマ)」ともいいます。

【コアラの性格】一匹狼ならぬ一頭“子守熊”!?

こっちに向かってきそうなコアラ

コアラは群れはつくらず、1頭で生活をします。縄張り意識が強いのが特徴で、自分の縄張りにほかのコアラが入ってきたら歯をむき出して威嚇するようです。見た目とは異なり、けっこう怖いんです。また、かなり繊細で神経質なので、コアラとのふれあい、というイベントは日本では実施してないんですね。

【コアラの身体】しっぽは? オスとメスを見分けるには?

胸の茶色からオスだと分かります 写真提供:横浜市立金沢動物園

視力はあまりよくないですが、嗅覚はかなり鋭く、ユーカリの葉をかぎわけます。しっぽは退化して存在しません。また、オスのコアラの胸には臭いを出す臭腺があります。ここから褐色の分泌液が出てくるので、胸が茶色く見えるんです。胸が茶色かどうかでオスとメスを見分けることができますね。

【コアラの生態】木登りが得意! 走るの? 跳ぶの?

なかなか見られないジャンプのシーン 写真提供:横浜市立金沢動物園

特徴的なのは手足で、親指と人差し指の2本がほかの指とはなれており、ツメもカギヅメ、握力も強いので、木の枝などがつかみやすく木登りが得意です。基本、木の上で暮らしますが、木から木へと移動するときにジャンプすることもあれば、いったん地上へ下りて走ることもあります。短距離なら時速25kmくらいで走るとか…動物園内で走るのを見ることは難しそうですが、ジャンプは可能性があるかも。

【コアラの好物】ユーカリには毒がある!? 食べる量は?

ユーカリを食べるコアラ

コアラの好物は、広く知られているとおりユーカリの葉です。ユーカリには青酸という毒物が含まれていますが、コアラは肝臓の解毒能力が高いため、食べても大丈夫なのです。毒があるため、ほかの動物は食べないので争うことなく食べられるユーカリを主食としたわけです。動物園では、コアラ1頭あたり、ユーカリを1日400~500gくらいを食べるそうです。

【コアラの睡眠】睡眠時間は22時間!? ユーカリのせい?

木の間、見事な姿で眠りこけているコアラ

コアラといえば「寝ている」イメージがありますが、なんと1日22時間は寝ているといわれています。実はこれもユーカリを食べているのが要因なのです。ユーカリはとても栄養価が低く、食べてもほぼ栄養にはならず、しかも毒素の分解にもエネルギーを使うため、とにかく体力を消耗しないよう、ずっと寝ているというわけです。

【動いているコアラ】食事の時間に行きたい!

お母さんのあとを追って木に登るコアラキッズ

動物園のコアラも寝ていることが多いのは事実ですが「食事の時間」には、どの動物園のコアラでも動き出します。動物園では「食事の時間」を公開していることが多いので、現地に着いたら要チェック。その時間の15~30分前にはコアラがいる場所へ行ってみましょう。“動いているコアラ”が見られますよ。

コアラに会える7つの動物園

それでは、コアラに会える全国で7カ所の動物園をご紹介しましょう。会いに行く前に、コアラの写真・名前・特徴などもチェックしておけば、より楽しめると思いますよ!

エリアメニュー:東京都神奈川県埼玉県愛知県兵庫県鹿児島県

東京都のコアラに会える動物園

東京都多摩動物公園(東京都/日野市)

とうきょうとたまどうぶつこうえん

東山動植物園・平川動物公園とともに日本で最初にコアラがやって来た動物園。2019年、2021年、2022年と赤ちゃんが誕生し、現在、5頭のコアラを「コアラ館」で見られます。

  • 初めて来園:1984年
  • 会える場所:オーストラリア園「コアラ館」
  • 現役飼育数:5頭(メス3頭/オス2頭)

●きらら(メス)

  • 【生まれた場所】:東山動植物園
  • 【生年月日】:2018年9月6日
  • 【ココにいるのは】:2020年から

2020年に東山動植物園から引っ越してきた“きらら”は2022年に“きんとき”を出産。お母さんになりました。

丸くて可愛い“きらら”。これは東山動植物園時代の写真です

●コロン(オス)

  • 【生まれた場所】:平川動物公園
  • 【生年月日】:2014年11月22日
  • 【ココにいるのは】:2020年から

埼玉県こども動物自然公園から2020年にやって来た“コロン”。臭線もはっきり見えていて、どこか男らしい風貌です。

胸のあたりにオス特有の黒っぽい臭線が見える“コロン”

そのほか、2021年に生まれた“こまち”の子“あずま”や、2022年に生まれた“きらら”の子“きんとき”などがいます。

●こまち(メス)

  • 【生まれた場所】:東山動植物園
  • 【生年月日】:2017年4月27日
  • 【ココにいるのは】:2020年から

●あずま(メス)

  • 【生まれた場所】:東京都多摩動物公園
  • 【生年月日】:2021年5月18日
  • 【ココにいるのは】:2021年から

●きんとき(オス)

  • 【生まれた場所】:東京都多摩動物公園
  • 【生年月日】:2022年6月25日
  • 【ココにいるのは】:2022年から
問合先 042-591-1611
住所 東京都日野市程久保7-1-1
料金 【入園料】大人600円/中学生200円(都内在住・在学の場合は無料)/小学生以下無料/65歳以上300円

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神奈川県のコアラに会える動物園

横浜市立金沢動物園(神奈川県/横浜市)

よこはましりつかなざわどうぶつえん

初来園した3園の次にコアラがやってきたのがこちらの動物園(と埼玉県こども動物自然公園)。その1986年にコアラやカンガルー、ワラビーなどを展示するエリア、オセアニア区がオープンしました。

  • 初めて来園:1986年
  • 会える場所:オセアニア区「コアラ舎」
  • 現役飼育数:6頭(メス4頭/オス2頭)
  • 食事の時間:コアラのランチタイム(毎週木曜に1回)

●ぼたん(メス)

  • 【生まれた場所】:神戸市立王子動物園
  • 【生年月日】:2017年5月12日
  • 【ココにいるのは】:2019年から

“ぼたん”が2019年に神戸市立王子動物園からやって来て最初に展示場に入ったときの、ほかのコアラとのやりとりが可愛いんです。詳しくは公式サイトのこぼれ話「ただいま、練習中」を見てみてください。

木の陰からチラリ…“ぼたん”ちゃんです  写真提供:横浜市立金沢動物園

●コハル(メス)

  • 【生まれた場所】:埼玉県こども動物自然公園
  • 【生年月日】:2019年4月2日
  • 【ココにいるのは】:2021年から

現在、東京都多摩動物公園にいる“コロン”がお父さんで、2021年に、埼玉県こども動物自然公園から引っ越してきました。2022年、お母さんになりました。

木をつかむ手が可愛い“コハル”の赤ちゃん時代。2020年5月、埼玉県こども動物自然公園にいた頃の写真

ほかに、オスの“チャーリー”と、“ぼたん”が2020年に生んだ“たんぽぽ”、2021年に生んだ“ひなぎく”、“コハル”が2022年に生んだ“ハリー”がいます。

●チャーリー(オス)

  • 【生まれた場所】:東山動植物園
  • 【生年月日】:2014年11月27日
  • 【ココにいるのは】:2017年から

●たんぽぽ(メス)

  • 【生まれた場所】:横浜市立金沢動物園
  • 【生年月日】:2020年4月26日
  • 【ココにいるのは】:2020年から

●ひなぎく(メス)

  • 【生まれた場所】:横浜市立金沢動物園
  • 【生年月日】:2021年12月15日
  • 【ココにいるのは】:2021年から

●ハリー(オス)

  • 【生まれた場所】:横浜市立金沢動物園
  • 【生年月日】:2022年4月22日
  • 【ココにいるのは】:2022年から
問合先 045-783-9100
住所 神奈川県横浜市金沢区釜利谷東5-15-1
料金 【入園料】大人500円/高校生300円/小・中学生200円/未就学児無料 ※土曜は小学・中学・高校生無料

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埼玉県のコアラに会える動物園

埼玉県こども動物自然公園(埼玉県/東松山市)

さいたまけんこどもどうぶつしぜんこうえん

こちらの動物園も横浜市立金沢動物園と同時期の1986年にコアラが来園。「コアラ舎」には、コアラのほかにワラビーやナマケモノなどもいる展示スタイルです。

  • 初めて来園:1986年
  • 会える場所:東園「コアラ舎」
  • 現役飼育数:5頭(メス3頭/オス2頭)

●ハニー(メス)

  • 【生まれた場所】:埼玉県こども動物自然公園
  • 【生年月日】:2014年8月3日
  • 【ココにいるのは】:2014年から

比較的大きな身体の“ハニー”は写真でも愛嬌たっぷりの仕草を見せてくれています。丸い顔でとってもやさしい表情のお母さんです。

ペロッと舌を出した“ハニー”の珍しいショット

●ふく(メス)

  • 【生まれた場所】:埼玉県こども動物自然公園
  • 【生年月日】:2019年6月12日
  • 【ココにいるのは】:2019年から

埼玉県こども動物自然公園で2019年に3頭生まれた赤ちゃんのうちの1頭。同じく、その1頭の“コハル”は横浜市立金沢動物園にいます。

こちらを見つめる“ふく”。2020年6月、赤ちゃん時代の写真

そのほか、当園生まれの“ピリー”“ミラ”と、平川動物公園からやって来た“ソラ”が暮らしています。

●ピリー(オス)

  • 【生まれた場所】:埼玉県こども動物自然公園
  • 【生年月日】:2018年4月20日
  • 【ココにいるのは】:2018年から

●ソラ(オス)

  • 【生まれた場所】:平川動物公園
  • 【生年月日】:2020年6月14日
  • 【ココにいるのは】:2022年から

●ミラ(メス)

  • 【生まれた場所】:埼玉県こども動物自然公園
  • 【生年月日】:2021年4月30日
  • 【ココにいるのは】:2021年から
問合先 0493-35-1234
住所 埼玉県東松山市岩殿554
料金 【入園料】大人700円/小・中学生200円/未就学児無料

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愛知県のコアラに会える動物園

東山動植物園(愛知県/名古屋市)

ひがしやまどうしょくぶつえん

10頭が「コアラ舎」で暮らしています。また、東京都多摩動物公園・平川動物公園とともに、1984年に日本で初めてコアラが来園した動物園でもあります。

  • 初めて来園:1984年
  • 会える場所:動物園本園「コアラ舎」
  • 現役飼育数:10頭(メス7頭/オス3頭)

●ななみ(メス)

  • 【生まれた場所】:東山動植物園
  • 【生年月日】:2018年7月7日
  • 【ココにいるのは】:2018年から

七夕生まれの“ななみ”ちゃんの名前が決まったのは2019年4月。こちらも投票により決定しました。やはり、7月7日生まれの女の子なので“なな”みに人気が集まったようです。

ななみが、じっとこっちを見つめてます

●りん(メス)

  • 【生まれた場所】:東山動植物園
  • 【生年月日】:2017年8月23日
  • 【ココにいるのは】:2017年から

“きらら”(現在は、東京都多摩動物公園にいます)とお母さんが一緒のお姉ちゃん。とっても穏やかな性格で、目元はお母さんの“ティリー”にそっくりだとか。妹“きらら”と同じく、食べっぷりがいいそうです。

りんちゃん、かなりリラックスしてます

●イシン(オス)

  • 【生まれた場所】:平川動物公園
  • 【生年月日】:2017年5月14日
  • 【ココにいるのは】:2018年から

平川動物公園で2017年“イト”と同じ頃に生まれ。NHK大河ドラマ『西郷どん』にちなんで“イシン”と名付けられました。立派な鼻が勇ましく口角がキュッと上がっていて男らしいですね。

イシン(オス)/東山動植物園(愛知県/名古屋市)

なんだか誇らしげな表情の“イシン”

ほかに、2009年生まれのベテランママ“ティリー”や“ココ”“ホリー”。そして、2020年に“ななみ”が生んだ“ワトル”、2022年には“りん”の子“だいふく”、“ななみ”の子“おもち”、“ホリー”の子“ししお”が相次いで誕生しています。

●ティリー(メス)

  • 【生まれた場所】:タロンガ動物園(オーストラリア)
  • 【生年月日】:2009年12月15日
  • 【ココにいるのは】:2014年から

●ココ(メス)

  • 【生まれた場所】:埼玉県こども動物自然公園
  • 【生年月日】:2010年5月5日
  • 【ココにいるのは】:2012年から

●ホリー(メス)

  • 【生まれた場所】:タロンガ動物園
  • 【生年月日】:2013年12月15日
  • 【ココにいるのは】:2016年から

●ワトル(メス)

  • 【生まれた場所】:東山動植物園
  • 【生年月日】:2020年5月14日
  • 【ココにいるのは】:2020年から

●だいふく(オス)

  • 【生まれた場所】:東山動植物園
  • 【生年月日】:2022年3月14日
  • 【ココにいるのは】:2022年から

●おもち(メス)

  • 【生まれた場所】:東山動植物園
  • 【生年月日】:2022年3月21日
  • 【ココにいるのは】:2022年から

●ししお(オス)

  • 【生まれた場所】:東山動植物園
  • 【生年月日】:2022年4月4日
  • 【ココにいるのは】:2022年から
問合先 052-782-2111
住所 愛知県名古屋市千種区東山元町3-70
料金 【入園料】大人500円/中学生以下無料/名古屋在住の65歳以上100円

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兵庫県のコアラに会える動物園

神戸市立王子動物園(兵庫県/神戸市)

こうべしりつおうじどうぶつえん

コアラがいる7つの動物園の中では、1991年ですが一番新しくコアラを展示しました。現在6頭のコアラが暮らしています。

  • 初めて来園:1991年
  • 会える場所:動物と子どもの国エリア「コアラ舎」
  • 現役飼育数:6頭(メス4頭/オス2頭)
  • 食事の時間:コアラのお食事タイム(1日1回)

●オウカ(メス)

  • 【生まれた場所】:神戸市立王子動物園
  • 【生年月日】:2016年9月25日
  • 【ココにいるのは】:2016年から

●ハナ(メス)

  • 【生まれた場所】:神戸市立王子動物園
  • 【生年月日】:2020年5月14日
  • 【ココにいるのは】:2020年から

“ハナ(花)”は、お母さんの“オウカ(桜花)”からひと文字もらっています。「ふわっと花が舞うようなやさしい女の子に」という思いが込もっていました。

お母さん“オウカ”の背中にいるのが“ハナ”。2020年3月、“ハナ”が赤ちゃんの頃の写真

●エマ(メス)

  • 【生まれた場所】:神戸市立王子動物園
  • 【生年月日】:2018年12月6日
  • 【ココにいるのは】:2018年から

「大きな愛情を持ってほしい」という願いが込められた“エマ”という名前は2019年8月に投票で決定。ちなみに、2015~2018年に神戸市立王子動物園で生まれた4頭のアルファベット頭文字をみると、“コタロウ”の「K」、“オウカ”の「O」、“ぼたん”(現在、横浜市立金沢動物園)の「B」、“エマ”の「E」で「KOBE」となっています。

“エマ”と“ウミ”が2頭いた頃の写真。“ウミ”は淡路ファームパーク イングランドの丘に引っ越しました

ほかに、2023年に平川動物公園からやって来た“イツキ”、東山動植物園からやって来た“いぶき”。当園で2021年に生まれた“ジャイニー”が暮らしています。

●イツキ(オス)

  • 【生まれた場所】:平川動物公園
  • 【生年月日】:2020年4月3日
  • 【ココにいるのは】:2023年から

●いぶき(オス)

  • 【生まれた場所】:東山動植物園
  • 【生年月日】:2020年8月27日
  • 【ココにいるのは】:2023年から

●シャイニー(メス)

  • 【生まれた場所】:神戸市立王子動物園
  • 【生年月日】:2021年5月13日
  • 【ココにいるのは】:2021年から
問合先 078-861-5624
住所 兵庫県神戸市灘区王子町3-1
料金 【入園料】大人600円/中学生以下無料/兵庫県在住の65歳以上無料

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淡路ファームパーク イングランドの丘(兵庫県/南あわじ市)

あわじふぁーむぱーく いんぐらんどのおか

のりものや体験、グルメも充実した総合レジャーパークの動物エリアに「コアラ館」があり、現在オス・メス各2頭の計4頭にのコアラに会うことができます。そして、国内で唯一、ココにはオーストラリア南方系のコアラもいます。ほかの6園はどこも北方系。南方系コアラは北方系コアラより少し大きいのが特徴です。

  • 初めて来園:1987年
  • 会える場所:グリーンヒルエリア「コアラ館」
  • 現役飼育数:4頭(メス2頭/オス2頭)

●だいち(オス)

  • 【生まれた場所】:淡路ファームパーク イングランドの丘
  • 【生年月日】:2013年8月18日
  • 【ココにいるのは】:2013年から

ここのコアラの中ではよく動くほうで食欲も旺盛、性格はマイペースのようです。枝をつかまずに眠る姿が特徴的で「エア・D(だいち)」として、動画が話題になったこともあります。

落ちないのかなぁ…という姿勢で寝ている“だいち”

“だいち”以外には、素敵な熟年コアラ“のぞみ”と、2021年に神戸市立王子動物園からやって来た“ウミ”と“ピーター”がいます。

●のぞみ(メス)

  • 【生まれた場所】:ヤンチャップ国立公園(オーストラリア)
  • 【生年月日】:2008年3月1日
  • 【ココにいるのは】:2011年から

●ウミ(メス)

  • 【生まれた場所】:神戸市立王子動物園
  • 【生年月日】:2014年6月13日
  • 【ココにいるのは】:2021年から

●ピーター(オス)

  • 【生まれた場所】:東山動植物園
  • 【生年月日】:2016年3月28日
  • 【ココにいるのは】:2021年から
問合先 0799-43-2626
住所 兵庫県南あわじ市八木養宜上1401
料金 【入園料】大人1200円/4歳~中学生400円/3歳以下無料

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鹿児島県のコアラに会える動物園

平川動物公園(鹿児島県/鹿児島市)

ひらかわどうぶつこうえん

東山動植物園・東京都多摩動物公園とともに、日本で最初にコアラが来園した動物園です。現在、国内最多の15頭のコアラに会うことができます。なお、公式サイトのコアラについての解説は、ここが一番充実しています。

  • 初めて来園:1984年
  • 会える場所:オーストラリア園「コアラ館」
  • 現役飼育数:15頭(メス10頭/オス5頭)

●レイ(メス)

  • 【生まれた場所】:平川動物公園
  • 【生年月日】:2018年8月12日
  • 【ココにいるのは】:2018年から

“レイ”は、同じ年に生まれたコアラ3頭“ユイ”“レイ”“セイ”のうちの1頭。

“レイ”の2020年頃の写真。なお“ユイ”と“セイ”は残念ながら亡くなってしましました

●ヒマワリ(メス)

  • 【生まれた場所】:平川動物公園
  • 【生年月日】:2019年6月22日
  • 【ココにいるのは】:2019年から

“ヒマワリ”は、2019年に“ユメ”が生んだコアラです。2022年12月に出産をし、初めてお母さんになりました。

木にしがみつく“ヒマワリ”の、赤ちゃん時代の写真

●キボウ(メス)

  • 【生まれた場所】:平川動物公園
  • 【生年月日】:2019年10月17日
  • 【ココにいるのは】:2019年から

2019年、当園生まれの“キボウ”は、2022年に“ノゾム”を出産しました。

親子で体重測定中。2020年6月、“キボウ”の、赤ちゃん時代の写真

●インディコ(メス)

  • 【生まれた場所】:東山動植物園
  • 【生年月日】:2019年12月22日
  • 【ココにいるのは】:2021年から

東山動植物園にいる父“イシン”と母“ティリー”の間に、2019年に誕生した“インディコ”は2021年より平川動物公園で暮らしています。

お母さんの“ティリー”にくっついている赤ちゃんが“インディコ”です。2020年6月、東山動植物園での写真

ほかにも11頭のコアラがいます。オーストラリアから来た“アーチャー”や、東山動植物園から来園した“つくし”。さらに、当園生まれが“ユメ”“リオ”に加え“ヒナタ”“ライト”“カナエ”“ピース”“ノゾム”“タイヨウ”と“ヒマワリの子”が2021年、2022年に生まれました。

●ユメ(メス)

  • 【生まれた場所】:平川動物公園
  • 【生年月日】:2015年1月2日
  • 【ココにいるのは】:2015年から

●リオ(メス)

  • 【生まれた場所】:平川動物公園
  • 【生年月日】:2015年12月10日
  • 【ココにいるのは】:2015年から

●アーチャー(オス)

  • 【生まれた場所】:オーストラリア
  • 【生年月日】:2019年4月26日
  • 【ココにいるのは】:2022年から

●つくし(メス)

  • 【生まれた場所】:東山動植物園
  • 【生年月日】:2020年9月3日
  • 【ココにいるのは】:2022年から

●ヒナタ(メス)

  • 【生まれた場所】:平川動物公園
  • 【生年月日】:2021年3月27日
  • 【ココにいるのは】:2021年から

●ライト(オス)

  • 【生まれた場所】:平川動物公園
  • 【生年月日】:2021年5月14日
  • 【ココにいるのは】:2021年から

●カナエ(メス)

  • 【生まれた場所】:平川動物公園
  • 【生年月日】:2021年6月13日
  • 【ココにいるのは】:2021年から

●ピース(メス)

  • 【生まれた場所】:平川動物公園
  • 【生年月日】:2021年6月29日
  • 【ココにいるのは】:2021年から

●ノゾム(オス)

  • 【生まれた場所】:平川動物公園
  • 【生年月日】:2022年2月26日
  • 【ココにいるのは】:2022年から

●タイヨウ(オス)

  • 【生まれた場所】:平川動物公園
  • 【生年月日】:2022年8月11日
  • 【ココにいるのは】:2022年から

●ヒマワリの子(オス)

  • 【生まれた場所】:平川動物公園
  • 【生年月日】:2022年12月19日
  • 【ココにいるのは】:2022年から
問合先 099-261-2326
住所 鹿児島県鹿児島市平川町5669-1
料金 【入園料】大人500円/小・中学生100円/未就学児無料

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コアラ、小さな赤ちゃん、こっちを見ている写真、寝ている写真、どれも本当に可愛いですね。現地に行けたら、ぬいぐるみのようなコアラたちに会いに行ってみてください。

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。