ファミリーから絶大な支持を得ている渡航先・グアムの魅力は、ビーチあそびをはじめ、こどもの年齢問わず楽しめるアクティビティが複数あること。思い切り楽しむためにも、先に知っておきたいポイントを整理しておきましょう。
準備編:まずは渡航前にチェックすること
準備の段階では何を頭に入れておいたらいいでしょうか。さっそくチェックしてみましょう。
1.参加するオプショナルツアーを決める
予約の必要なオプショナルツアーは、張り切って早めに申し込みがちですが、こどもの気持ちと体調が最優先。現地で心変わりすることもよくあるので、前日に申し込むくらいの気持ちでいたほうがいいでしょう。以下は年齢ごとの選び方です。
<0歳~>
慣れない気候で体調が急変しやすいので、予約の必要なアクティビティは控えめに。上の子の付き添いで参加するなら、所要時間の短い内容を選ぼう。
<3歳~>
プールと海遊びに加えるなら、所要3~4時間程度の内容を。ボートスノーケリング、イルカウォッチング、ライド・ザ・ダック、海中展望塔ほか。
<6歳~>
体力がついているので、ランチを含めたフルデイトリップも参加しやすい。ココス・アイランド・リゾート、ココパーム・ガーデン・ビーチ、グアム・オーシャン・パークほか。
2.海遊びグッズをそろえる
浮き輪やマリンシューズ、スノーケリングセットなど、海遊びに必要なグッズはすべて現地調達できなくもないですが、現地で気に入るものを探せる保証はありません。なにより、ホテルに着いてすぐ遊びたいキッズたちには時間がもったいない!ネットで探せば、なんでも季節問わず一年中買い揃えられる時代ですから、出発前にサイズの合ったものを、日本で探しておきましょう。
3.キッズクラブに預けるのも一考の余地あり
ホテルによっては宿泊者を対象に、半日~1日専属スタッフが面倒をみるキッズクラブを開催しています。親と遊ぶのはもう卒業!と感じている小学生キッズや、サマースクール感覚で1日体験させたいパパママにはうってつけ。
現地編:現地で知っておきたいこと、気を付けたいこと
ちょっとしたことを頭に入れておくだけで、レジャーの楽しみ度がぐっとあがります。さあチェックしてみましょう。
4.日中10~14時は外遊びを避ける
グアムの日差しは想像以上に強烈。特に太陽が高い10~14時は、帽子やサングラスがあってもまぶしく感じます。路面やビーチからの照り返しも強いので、外ではこまめな休憩をとる、屋内の施設で涼むなど、体調管理に気を配りましょう。特に乳児のいる場合は外遊びを控え、涼しい時間帯に遊ばせて。
5.お昼寝の時間はぜったい確保
こどもは大人以上に、慣れない環境に疲れを感じています。ベビーカーや抱っこ紐で寝かせても、外の暑さやまぶしさで質のいい睡眠はとれません。普段の生活リズムを乱さないよう、普段からお昼寝している子は部屋に戻り、ベッドで休息をとりましょう。
6.日焼け止めはSPFより塗りなおす
海やプールで遊ぶ際、ラッシュガードやTシャツを着て肌をさらさないのが大前提。さらに日焼け止めを塗ることも必須です。グアムではSPF50以上の商品が見つかりますが、紫外線吸収剤配合で肌への負担が大きくなります。SPFが低くても汗をかいたら細目に塗り直すのがおすすめです。
7.酔いやすい子への対処法は?
イルカウォッチングツアーは船酔いが気になる人も多いはず。そんな人は揺れやすい舳先や船尾を避け、まず船の真ん中に立ちましょう。イルカを探す際は、目線を遠くにもっていくのがおすすめ。歌を歌ったり、しゃべったり、気を紛らわせてあげるのも効果的です。
8.ホテル内で何ができるかはチェックイン時に必ず確認
多くのホテルでは宿泊者を対象に、プールでのゲームや朝のヨガ、カルチャーレッスンなどといった日替わりアクティビティが無料で催されます(一部、材料費がかかるものも)。曜日や時間が決まっているので、チェックイン時にスケジュール表をもらって、お得に遊びましょう。
9.ホテルのデッキチェアは実は無料
ビーチフロントのホテルには、たいていプールサイドとビーチに宿泊者専用のデッキチェアが置かれています。先着順なので、朝食をそこそこにして朝一番にプールへ…なんて家族も少なくありません。ビーチタオルも無料で借りられるので、いい場所を陣取れば、一日ゆっくり過ごせます。
10.熱中症対策はグアムでも同じこと
遊びに夢中になり過ぎて気が付いたらフラフラ…なんてことのないよう、のどが乾く前に水分補給を。旅行中は水筒やタンブラーなど、常に飲み物を持ち歩きましょう。
ちょっとしたことばかりですが、事前準備や事前の知識が、楽しいグアム家族旅行を実現させます。お父さん、お母さん、ぜひ頭に入れておいてください。
グアムへの準備には『るるぶ こどもとグアム』
この記事は、2020年3月発売の『るるぶ こどもとグアム』からの抜粋です。より詳しい情報は本誌でチェックしてみてくださいね。
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※この記事は『るるぶ こどもとグアム』を基に作成したものです。掲載内容は取材時点の情報に基づくため、変更される場合があります。ご利用の際は事前にご確認ください。