おうちキャンプを子供と楽しもう!室内でベランダでアウトドア気分

おうちキャンプの様子
リビングのソファを別室に片付けて、自立式のテントとハンモックを設置

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おうち時間が長くなると、大人も子どももついイライラしがち。おでかけできないときの気分転換法として、自宅でアウトドア気分が満喫できるおうちキャンプが注目を集めています。いつものリビングにテントを張ったり、ベランダにハンモックを設置したり、ちょっとした非日常空間を作ることで子どもだけでなくパパもママもリフレッシュ。おうちにいながらおそと気分、というのが、おうち時間をより楽しく過ごすためのキーワードになりそうです。

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目次(index)

おうちキャンプ&ベランダキャンプがいまブーム!

おうちキャンプの様子

ベランダにラグを敷きテーブルをセット。全員で作ったキャンプ料理を楽しくいただきます!

大自然のなかでテントを張ってアウトドアを楽しむのがキャンプの醍醐味ですが、おでかけできないときにもキャンプ気分を味わいたいと、お庭やベランダ、室内で、キャンプスタイルを楽しむ人が急増中です。
一軒家でお庭があれば、お庭にテントやタープを張れますね。寝袋を持ち込んでお庭に一泊というのも楽しそうです。マンションにならベランダにアウトドア用のテーブルとチェアを置いて、おそとランチはいかがでしょう。リビングにテントを張れば、秘密基地ができたみたいで子どもたちは大喜び!いつものリビングが楽しい遊びスペースに早変わりです。

おうちキャンプは、これからキャンプを楽しんでみたいと思っている方にもおすすめです。「料理は上手にできるかしら?」「子どもがぐずったらどうしよう…」などなど、初めてのキャンプは不安がつきもの。おうちキャンプはホントのキャンプの予行演習にもなるんです。キャンプ用キッチンツールの使い方も練習できるし、テントのたたみ方も熟練しそう。おうちならトイレの心配もしなくていいので、安心ですよね。

おうちキャンプを盛り上げるオススメグッズ

キャンプ用のグッズはアウトドア気分をぐっと盛り上げてくれます。なかでも最強のアイテム、テント、ランタン、ハンモックの選び方をご紹介しましょう。

ワンタッチテント・ポップアップテント

ワンタッチテント・ポップアップテント/おうちキャンプ

設営が簡単なポップアップ式。CAPTAIN SRAG キャンプアウト ポップアップテントフルクローズ8800円

おうちでテントが張れるの?と疑問に思う方も多いと思いますが、地面に固定しなくても自立するタイプなら、室内でも大丈夫。風に飛ばされる心配もないので少々不安定でもそこはご愛嬌というものです。
キャンプ場では、ペグと呼ばれる杭のようなものを地面に打ち込んでテントを張りますが、ワンタッチテントやポップアップテントと呼ばれるタイプは、ペグを使わないでも自立するのでおうちキャンプには最適です。ワンタッチテントは、傘を開くときのような動作でテントが簡単に設営できるもの。ポップアップテントは、収納バッグから取り出すだけでバネのようにパッと広がり設営完了!となるもの。いずれも設営・撤収がひとりでも簡単にできるスグレモノです。
購入の際は、室内やベランダで設営しようと思っているスペースのサイズを測り、テントの使用時サイズをチェックしましょう。

ワンタッチテント・ポップアップテント/おうちキャンプ

傘を開くようにワンタッチで設置可能なドームテント。MODERN DECO AND・DECOワンタッチテント6999円

LEDランタン

LEDランタン/おうちキャンプ

レトロなデザインはインテリアとして日常使いしても素敵。充電式。Barebones レイルロードランタンLED 9680円

ランタンは夜のキャンプ場では明かりを確保するための必須アイテムですが、おうちキャンプではなんといっても雰囲気づくりに役立ちます。
燃料によって、LEDランタン、ガスランタン、ガソリンランタンなどの種類がありますが、ガスもガソリンも燃料を燃やすためテント内(もちろん室内も)では使用不可。光量は大きいので本当のキャンプでは大活躍ですが、燃焼時間が短いという欠点もあります。おうちキャンプでは断然、LEDがおすすめです。
LEDランタンには乾電池を使用する電池式と、内蔵バッテリーによる充電式があります。

いずれも消費電力が少なく、連続で長時間利用ができるのが特徴。火傷や火事の心配もないので安心ですね。
山小屋の雰囲気にぴったりなレトロなものから、洗練されたおしゃれなものまで、デザインも豊富。スマホの充電ができたり、懐中電灯としても使えるものなど、機能性も抜群。防災グッズとしても役立つLEDランタンはおうちキャンプをしなくても常備しておきたいスグレモノなのです。

LEDランタン/おうちキャンプ

4つの発光パネルは取り外せば懐中電灯がわり。乾電池式。Coleman クアッドマルチパネルランタン 1万1000円

自立式ハンモック

自立式ハンモック/おうちキャンプ

専用のスタンドに取り付ける自立式のハンモック。CAPTAIN STAG CSブラックラベルハンモック3300円

森のなかで木々の間に吊るしたハンモックで日がなまどろむ……
そんな憧れのシチュエーションは、ハンモックを取り付ける木がないと実現しませんが、木がなくても実現できるのが自立式。専用のフレームに引っ掛ければOKなので場所を選ばず、どこにでも設置することができます。お庭やベランダ、室内で楽しむなら自立式を探しましょう。スペースに余裕がない場合は、ハンモックチェアを試してみて。
ハンモックを選ぶときにもうひとつ考慮したいのが生地の種類。大きく分けてネットタイプと布タイプがあります。ネットタイプは網状構造のため伸縮性が高く、体をすっぽりと包み込み抜群のフィット感を与えてくれます。通気性も抜群でお昼寝には最適です。布タイプは心地よい安定感と耐久性の高さが特徴。色やデザインも豊富というデザイン性の高さも魅力ですね。室内で使用するなら布タイプがおすすめです。

おうちでキャンプ風ごはんに挑戦してみよう!

キャンプ用のクッキングツールを使って料理してみましょう。手間をかけず、素早く、豪快に。キャンプ用の食器に盛り付ければ、キャンプ風ごはんのできあがりです。
おうちキャンプでもオススメの、キャンプ用クッキングツールを紹介します♩

スキレット

スキレットで調理をする様子/おうちキャンプ

スキレットで作るオリーブオイルで食材を煮込むアヒージョは、キャンプ料理の定番

スキレットは鉄製のフライパンのことで、焼く、煮る、蒸すなどいろいろな料理に使える優秀なクッキングツール。厚手なので蓄熱性が高く、素材のうま味を逃さずに調理することができます。蓋を使用すれば、重たい蓋が中身をしっかりと閉じ込めて、圧力鍋や無水鍋のかわりになり、蒸し料理もおいしく仕上がります。取っ手までオール鉄製なのでオーブンに入れることもでき、そのまま食卓に出してもおしゃれというわけで、家庭で使う人も増えているとか。ただし、取っ手もアツアツになるので、注意してくださいね。

メスティン

メスティン/おうちキャンプ

メスティンで作ったタコに枝豆を加えた炊き込みごはん。ゴトクと固形燃料で自動炊飯

メスティンは、アルミ製の飯ごうで、基本的にはご飯を炊くために生まれた道具です。レギュラーサイズのメスティンに、お米1.5合と水300mlを投入、1時間放置したら30gの固形燃料が燃え尽きるまで約20分加熱。燃え尽きたらまるごと裏返して約15分放置して蒸らします。これでおいしいご飯のできあがり。熱伝導率が高いので簡単においしく炊けるのです。炊き込みごはんなどご飯のアレンジ料理はもちろん、パスタやラーメンなどの麺類の調理も可能。そのまま食器として使用できるほか、アルミ製なのでとても軽いのも魅力ですね。

ホットサンドメーカー

ホットサンド/おうちキャンプ

ツナとコーンをたっぷり挟んだホットサンド。ホットサンドメーカーがあれば調理は簡単

ハムやベーコン、チーズ、卵、野菜などをパンに挟んでトーストするホットサンドは、具材の組み合わせによってじつにさまざまな味が楽しめます。バリエーションは工夫次第で無限大。チョコレートやバナナを挟めば甘いおやつにも。
ホットサンドメーカーには電気式と直火式がありますが、電源が必要な電気式はもともと屋内用。キャンプ用は当然ながら直火式ですね。

日帰りで楽しめる!キャンプ気分が味わえる東京のおすすめ3スポット

ogawa GRAND lodge CAFÉ(東京都/小平市)

おがわ ぐらんど ろっじ かふぇ

テントのなかでキャンプ料理に舌鼓

店内に入るとフロアいっぱいにいくつものテントが張ってあります。飲食スペースはこのテントの中に設けられており、グループごとに仕切られる仕組み。ソーシャルディスタンスは完璧です。テントなどキャンプ用品のブランドogawaがプロデュースするカフェ&レストランで、ここで使われているものはすべてogawaの商品。1階にはogawaの直営店があるので、キャンプ用品選びの参考にもなりそう。料理も、キャンプシーンで味わいたいフードやドリンクが、スキレットやシェラカップで提供されるので、疑似キャンプ体験が満喫できます。

ogawa GRAND lodge CAFÉ店内(東京都/小平市)/おうちキャンプ

テントが並ぶ店内はまるでキャンプ場。ランタンなどの小物も気分を盛り上げます

「カラフル野菜とジャンボソーセージのキャンプ風煮込み」

「カラフル野菜とジャンボソーセージのキャンプ風煮込み」1884円は、希少な新潟産・深雪餅豚のサルシッチャと、シェフ厳選のソーセージに彩り豊かな野菜を添えて、スキレットで供されます

問合先 042-452-5367
住所 東京都小平市花小金井4-34-6GRAND lodge 小平2階
営業時間 11~21時(フード20時LO、ドリンク20時30分LO)
定休日 火曜
アクセス 西武線花小金井駅から西武バス久留米西団地行きで5分、新青梅街道下車、徒歩1分
駐車場 10台
URL

https://www.campal.co.jp/shops/sort/cafe/

REWILD OUTDOOR TOKYO(東京都/中央区)

りわいるど あうとどあ とーきょー

都会のなかの不思議空間で燻製体験も

都会のど真ん中なのに、まるで森の中にいるような感覚にさせる緑豊かなインテリアが癒やしをもたらします。キャンプ料理を提供するほか、店内にある焼き場で串に刺したマシュマロを焼いたり、自分で豆を挽いてコーヒーを淹れたり、体験しながら味わえるメニューが用意されています。ちょっと楽しそうですね。

REWILD OUTDOOR TOKYO店内(東京都/中央区)

グリーンがあふれ、木目調のテーブルやランタンがナチュラル感を醸し出します

トップオブザベーコン/REWILD OUTDOOR TOKYO店内(東京都/中央区)

トップオブザベーコン1190円。スモークされた肉厚ベーコンの香りが食欲をそそります

問合先 03-6661-1290
住所 東京都中央区日本橋茅場町2-1-13信光ビル1階
営業時間 11~22時
定休日 土・日曜、祝日
アクセス 地下鉄茅場町駅から徒歩2分
駐車場 なし
URL

https://rewild-camping.com/cafe/outdoor-tokyo/

OKUTAMA RIVER TERRACE(東京都/奥多摩町)

おくたま りばー てらす

森の中でのんびり過ごすデイキャンプ

東京の秘境にありながら都心からのアクセスがよいキャンプ場で、1日3組限定の日帰り専用の施設です。奥多摩の森林や渓谷などリアルな大自然に囲まれて、リラックスした一日が過ごせます。開放感いっぱいのアオゾラテラスにはハンモックも用意。リバーサイドダイニングではガスBBQグリルでバーベキューランチが楽しめます。

OKUTAMA RIVER TERRACE(東京都/奥多摩町)

自然の音に耳を傾けながら、ゆったりと過ごせるアオゾラテラス

OKUTAMA RIVER TERRACE(東京都/奥多摩町)

ランチはリバーサイドダイニングにあるガスBBQグリルで調理しながらいただきます

問合先 090-3518-2516
住所 東京都奥多摩町棚澤16-1
料金 ランチ付きプラン1名8728円(税別)~、未就学児は無料
※3名以上で利用可
※施設利用料、食事、食後ドリンクを含む
利用時間 10時~15時30分
定休日 無休
アクセス 【車】圏央道青梅ICから約22km
【電車】JR青梅線古里駅から徒歩13分
駐車場 3台
URL

https://riverterrace.cafekuala.jp/

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