「あらかわ遊園」がリニューアル! 子ども連れにうれしい新しい遊園地を徹底解剖

「あらかわ遊園」がリニューアル! 子ども連れにうれしい新しい遊園地を徹底解剖
「観覧車」を中心にした「のりもの広場」あたり

佐々木隆のアイコン佐々木隆

東京都荒川区立の遊園地「あらかわ遊園」が2022年4月21日にリニューアルオープンしました。もともとファミリー向けの遊園地でしたが、子どもや高齢者、障害のある方のことがよく考えられており、以前にも増して“やさしい遊園地”になっています。特に、子ども連れは「のりもの広場」「どうぶつ広場」「わくわくパーク」など、遊びポイントが盛りだくさん。しかも、リーズナブルに1日を過ごせる財布にもやさしい「あらかわ遊園」の全エリアをすみずみまで紹介しましょう。

※この記事の情報は、すべて2022年4月現在のものです。新型コロナウィルスの影響などで変更・休止・中止となる場合もあります。事前にお確かめください。

目次(index)

「あらかわ遊園」がリニューアルオープン

新しくなった入園ゲート/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

キレイにメンテナンスされ新しくなった入園ゲート

2018年12月よりリニューアルのため休園していた遊園地「あらかわ遊園」。このたび、さまざまなものが新たに登場したり、キレイにメンテナンスされたりして“新しい遊園地”のようにオープンしました。

都電荒川線沿線のファミリー向け遊園地

都電荒川線沿いにある下町の遊園地で、開業したのは、なんと大正11年(1922)。現存している遊園地では、浅草花やしき(東京都)の嘉永6年(1853)、ひらかたパーク(大阪府)の明治43年(1910)に次ぐ歴史を持っています。荒川区立になったのは昭和25年(1950)で、その後もファミリー向けの遊園地として親しまれてきました。

都電荒川線の電車/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

都電荒川線の電車。遊園地の最寄り駅は荒川遊園地前です

有料エリアの前に無料の遊びエリアも

電停をおりて北側に向かえばすぐに「あらかわ遊園」の表示があります。そこをくぐって、遊園地の入園ゲートまで徒歩3分。入園ゲート以降は有料エリアですが、そこまでは、もちろん無料。子どもたちが遊べる遊具もあります。また、夏限定のプールやスポーツセンターも見えます。

電車をおりて横断歩道を渡ってすぐ/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

電車をおりて横断歩道を渡ってすぐです

あらかわ遊園のゲート(東京都/荒川区)

無料エリアの入口にある「あらかわ遊園」のゲート

船の遊具/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

途中にある船の遊具。ほかにも汽車の遊具があります

「あらかわ遊園」基本データ

あらかわゆうえん

住所 東京都荒川区西尾久6-35-11
電話番号 03-3893-6003
料金 【入園料】大人800円/中学生400円/小学生200円/未就学児無料/65歳以上400円
【フリーパス(入園+のりもの乗り放題)】大人1800円/中学生1000円/小学生700円/3歳以上幼児500円/2歳以下無料/65歳以上1400円
営業時間 9~17時(夜間開園日は~20時)
定休日 火曜(祝日の場合は翌日、学校の春・夏・冬休みは開園)、12月29日~1月1日
アクセス 【公共交通】都電荒川線荒川遊園地前駅→徒歩3分
【車】首都高速中央環状線王子南出口→明治通り経由で約1.5km4分
駐車場 114台 ※30分100円、1日最大500円(土・日曜、祝日は1時間300円)
URL

https://www.city.arakawa.tokyo.jp/yuuen/

※入園に事前予約が必要な場合があります。上記の公式サイトで、必ず事前にご確認ください。

有料エリアの園内マップ/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

「あらかわ遊園」有料エリアの園内マップ

「あらかわ遊園」のおすすめ遊びスポット

「あらかわ遊園」には、ファミリーで遊べるスポットがいっぱい。アトラクションがある「のりもの広場」、動物がいる「どうぶつ広場」、屋内型の「わくわくパーク」、入園ゲート近くの「ふれあいハウス」など、それぞれ詳しく紹介しましょう。

観覧車などがある「のりもの広場」

のりもの広場全景/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

快適な広い空間にアトラクションが揃っています

6つのファミリー向けアトラクションがある「のりもの広場」。「ファミリーコースター」以外の5種はキレイにつくりなおしました(アトラクションの種類は以前のままのものもあります)。

●観覧車

  • 【料金】大人400円/子ども200円(フリーパス利用可)
    ※子どもは小学生以下、2歳以下は無料(以下同)
  • 【制限】未就学児は要付添
観覧車/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

高さが約40mと、以前より少し高くなりました

足元が見える透明のゴンドラが4台ある観覧車/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

足元が見える透明のゴンドラが4台あります

約9分で1周する観覧車/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

約9分で1周します。赤や黄などゴンドラの色もカラフル

遊園地のそばは隅田川/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

遊園地のそばは隅田川。反対方面には東京スカイツリーなどが見えます

●メリーゴーランド

  • 【料金】大人200円/子ども100円(フリーパス利用可)
  • 【制限】未就学児は要付添
1回約2分のメリーゴーランド/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

「メリーゴーランド」は1回約2分。向こうに東京スカイツリーが見えています

馬だけでなく恐竜やパンダ、イルカなどにも乗れるメリーゴーランド/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

馬だけでなく恐竜やパンダ、イルカなどにも乗れます

●ウォーターシューティングライド

  • 【料金】大人200円/子ども100円(フリーパス利用可)
  • 【制限】3歳未満不可、未就学児は要付添
ウォーターシューティングライド/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

中央の建物めがけて水をシューティング。高得点をめざしましょう

ライドが上下するウォーターシューティングライド/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

ライドが上下します。消防士気分でひたすらシューティング!

●スカイサイクル

  • 【料金】大人200円/子ども100円(フリーパス利用可)
  • 【制限】3歳未満不可、120cm未満は要付添
2階が「スカイサイクル」、1階が「豆汽車」の乗り場/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

2階が「スカイサイクル」、1階が「豆汽車」の乗り場

1周228mのスカイサイクル/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

「スカイサイクル」乗車中。最大で地上約5mの場所を走ります。1周228m

自動走行ボタンと手動ブレーキ付きのスカイサイクル/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

自動走行ボタンと手動ブレーキ付き。こぐのに疲れても大丈夫です

●豆汽車

  • 【料金】大人200円/子ども100円(フリーパス利用可)
  • 【制限】未就学児は要付添
豆汽車/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

昭和25年(1950)からあったアトラクション。デザインはリニューアルでキレイになりました

「どうぶつ広場」の外周223mを走る豆汽車/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

「どうぶつ広場」の外周223mを走ります。最初に見えるのはヤギやヒツジ

ポニーが歩いている横を「豆汽車」が追いかける/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

ポニーが歩いている横を「豆汽車」が追いかけていきます

フクロウたちの横を走る豆汽車/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

左に見えるのはフクロウたち。「豆汽車」のほうを振り向くフクロウもいます

たくさんの動物たちに出会える豆汽車/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

1周約3分の旅はたくさんの動物たちに出会えました

●ファミリーコースター

  • 【料金】大人200円/子ども100円(フリーパス利用可)
  • 【制限】3歳未満不可、80cm未満不可、未就学児は要付添
ファミリーコースター/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

1周約138mのコースを2周します。自称、日本で一番遅いコースター

人気の動物たちがいる「どうぶつ広場」

約20種の動物に会える「どうぶつ広場」。以前はオリ越しの展示でしたが、今回のリニューアルにより、ほとんどの動物に、サク越しで間近に近寄れます。えさをあげたり、ふれあいが楽しめる動物もいます。

  • 【営業時間】10時~15時30分
  • 【えさの料金】1個100円(フリーパス利用不可)

●ヤギ・ヒツジ・アルパカ

橋の上を歩くヤギ/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

橋の上をヤギが歩いていることもあります。「豆汽車」からも見えた光景

ヤギやヒツジが思い思いに過ごしている/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

サク内はこんな感じ。ヤギやヒツジが思い思いに過ごしています

アルパカ、ヤギ、ヒツジにえさをあげることもできる/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

アルパカもいます。アルパカ、ヤギ、ヒツジにも、えさをあげることができます

●ミーアキャット

ミーアキャット/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

小さなミーアキャットは見張りのために立ち上がって周囲を見渡します。このポーズがとってもキュート

●猛禽類フォトスポット

  • 【時間】10~12時/13時~15時30分(1時間ごとに猛禽類入替)
  • 【料金】無料
フクロウやミミズクなどがいる猛禽類フォトスポット/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

メガネフクロウやメンフクロウ、アメリカワシミミズクといったフクロウやミミズクなどがいます

一緒に記念撮影ができるフォトスポット/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

フクロウやミミズクはあまり動かないので、一緒に記念撮影ができるフォトスポットになっています

●ふれあいコーナー

  • 【時間】営業時間内で20分ごとに10分休憩
  • 【料金】無料
モルモットやウサギがいるふれあいコーナー/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

モルモットやウサギに、えさをあげたり、ふれあうことができます

●ポニー乗馬サービス(2022年4月現在休止中)

  • 【時間】10時30分~/13時30分~/15時~
  • 【料金】100円(フリーパス利用不可)※入園口で受付
  • 【制限】4~10歳対象
  • 【定員】各回先着20名(土・日曜、祝日、春・夏休みは各回40名)
子ども限定でポニーに乗ることができる/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

子ども限定でポニーに乗ることができます

屋内の遊び場「わくわくパーク」

キッズ向けの屋内型の遊び場「わくわくパーク」が新登場。子どもには1時間では足りないかもという充実の内容です。雨の日でも大丈夫というのもうれしい限り。

屋内の遊び場「わくわくパーク」/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

2階に「わくわくパーク」がある建物「わくわくハウス」

●わくわくパーク

  • 【場所】わくわくハウス2階
  • 【料金】1時間:子ども300円/大人200円(フリーパス利用可)
  • 【制限】6カ月~12歳対象、子ども3名に対して大人1名以上要付添
すべり台やトンネルなどがある遊具「リヴァーブリッジ」/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

すべり台やトンネルなどがある遊具「リヴァーブリッジ」

「ままごとマルシェ」や木のおもちゃで遊べる「アトリエタウン」/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

奥に「ままごとマルシェ」や、木のおもちゃで遊べる「アトリエタウン」も

キッチンや調理道具などが揃っている「ままごとマルシェ」/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

キッチンや調理道具などが揃っている「ままごとマルシェ」で、本格的なままごとができます

野菜などの具材もいっぱいの「ままごとマルシェ」/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

野菜などの具材もいっぱい。すべて木でつくってあります

木のおもちゃやかわいい人形がいっぱい/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

隣は、木のおもちゃやかわいい人形がいっぱいです

「ブックパトル」エリア/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

「ブックパトル」エリア。木を組み立てて、さまざまなものがつくれます

「スカイウォーク」/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

「スカイウォーク」はアクティブなキッズにピッタリ。各エリアに対象年齢が書いてあります

18カ月までの乳児が対象の「ベビーラウンジ」/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

18カ月までの乳児が対象の「ベビーラウンジ」もあります

こどもトイレやベビールームも併設しています。

こどもトイレ/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

こどもトイレ。スリッパや洗面所もキッズ仕様です

便器も小さい「こどもトイレ」/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

便器も小さい。壁には気持ちが和むかわいい飾りも

便器も小さい「こどもトイレ」/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

こちらの便器も小さくてキッズには大助かり

「わくわくパーク」専用のベビールーム/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

「わくわくパーク」にあるベビールームです

個室の授乳室や、おむつ替えシートなどを完備/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

個室の授乳室や、おむつ替えシートなどを完備

鉄道好きにおすすめ「ふれあいハウス」

入園ゲートを入ってすぐ左にある「ふれあいハウス」。見逃しがちですが、こちらの1階に、鉄道や都電が好きなキッズにはたまらない「下町都電ミニ資料館」があります。

2階には多目的ルームがある「ふれあいハウス」/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

2階には土・日曜、祝日などに体験教室等を実施する多目的ルームがあります

●下町都電ミニ資料館

  • 【営業時間】遊園地と同じ
  • 【料金】無料
  • 【制限】なし
1階の鉄道模型のジオラマ/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

1階に入ると、鉄道模型のジオラマがあり「昭和の街ジオラマ」と「現代の街ジオラマ」が展示されています

「あらかわ遊園」もジオラマの中につくられている/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

「あらかわ遊園」もジオラマの中につくられています

Nゲージの運転を楽しめる鉄道模型運転場がある/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

鉄道模型運転場があり、日曜限定でNゲージの運転を楽しめます。ただし、利用できるのはキッズだけなのでご注意を。無料です

まだある遊べるスポット

遊園地内には、まだまだ見逃せないスポットがいくつかあります。いくつか簡単に紹介します。

●水あそび広場

  • 【営業時間】遊園地と同じ
  • 【料金】無料
  • 【制限】なし
ゆるい坂に沿ってせせらぎがある「水あそび広場」/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

ゆるい坂に沿ってせせらぎがある清涼スポット。夏は水遊びもOK

●ふわふわドーム

  • 【営業時間】9~17時
  • 【料金】200円(フリーパス利用可)※時間制限あり
  • 【制限】3~12歳のみ
ぴょんぴょん跳ねるトランポリン状の遊具「ふわふわドーム」/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

ぴょんぴょん跳ねるトランポリン状の遊具です。周囲にベンチもあります

●小型遊具

  • 【営業時間】遊園地と同じ
  • 【料金】各有料(種類によって異なる)
  • 【制限】なし
コインで動く小型の遊具/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

「釣り堀」の手前に、コインで動く小型の遊具があります

●複合遊具

  • 【営業時間】遊園地と同じ
  • 【料金】無料
  • 【制限】なし
複合遊具/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

「わくわくハウス」の裏に無料の大きな遊具があります

●ロングすべり台

  • 【営業時間】遊園地と同じ
  • 【料金】無料
  • 【制限】なし
ロングすべり台/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

「しばふ広場」があり、かなり長めの「ロングすべり台」も

新しくなった「あらかわ遊園」のフード&グッズ情報

もうひとつの大きなリニューアルポイントがグルメとおみやげ情報。リニューアルに合わせてつくったフードやグッズが多数ありますよ。

「もぐもぐハウス」でランチやおみやげを

●もぐもぐハウス

  • 【営業時間】遊園地と同じ
  • 【1階】売店
  • 【2階】休憩スペース100席
「もぐもぐハウス」全景/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

「もぐもぐハウス」全景。屋外にもいくつか席が用意されています

ランチやおみやげなら「もぐもぐハウス」へ。1階で、カレーやお子さまランチ、ソフトクリームなどのメニューを販売しています。

2階の休憩スペース/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

2階に休憩スペースがあり、こちらに座ってランチを食べることが可能です

お子さまランチボックス/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

お子さまランチボックス770円。定番のメニューが詰まっています

大人様ランチボックス/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

こちらは、大人様ランチボックス960円。お子さまランチボックスと同じメニューで、大人用にチキンライスが多めです

同じく1階売店で「あらかわ遊園」のオリジナルグッズも販売しています。個性的でユニークなグッズが並んでいます。

1回500円の「あらかわ!くじ」/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

1回500円の「あらかわ!くじ」。ここでしか手に入らないものが揃っています

「をかし楽市 あられ出汁醤油ともちあげ」と「あらかわ遊園マドレーヌ」/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

上が、をかし楽市 あられ出汁醤油ともちあげ各399円。下は、あらかわ遊園マドレーヌ180円。昔ながらの味が素敵です

「Fueki」と「パインアメ」の「あらかわ遊園」限定コラボ商品/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

「Fueki」と「パインアメ」の「あらかわ遊園」限定コラボ商品。パインアメ24個入りで1個1100円。オリジナルネックストラップ付きです

荒川区のシンボルキャラクター“あら坊”“あらみ”デザインのドロップ缶/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

荒川区のシンボルキャラクター“あら坊”“あらみ”デザインのドロップ缶1個378円。ぶどう風味のドロップスです

“あら坊”“あらみ”デザインのキッズ用Tシャツ/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

“あら坊”“あらみ”デザインのキッズ用Tシャツ1枚3300円。ブルーとピンクがあります

「コッペぱんクック」のパンやスイーツ

●コッペぱんクック

  • 【営業時間】遊園地と同じ
  • 【場所】わくわくハウス1階
  • 【席】わくわくハウス1階にあり

あんバターやカスタードクリームなどのお菓子コッペや、たまご、からあげといったおかずコッペもあるコッペパンの店。ユニークなスイーツも人気です。

「コッペぱんクック」/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

「わくわくハウス」の1階屋外にお店があります

屋内の休憩スペース/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

屋内の休憩スペースや屋外の「しばふ広場」などでいただけます

「ナポリタンコッペセット」と「米粉チュロスパフェ」/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

手前がナポリタンコッペセット830円。ナポリタンコッペとポテト、ドリンクのセットです。奥は、米粉チュロスパフェ1個680円。左が「あら」、右が「かわ」です。チュロスとソフトクリームとフレークとチョコが入っています

都電車両がカフェになった「一球さん号」

●一球さん号(カフェ193)

  • 【営業時間】遊園地と同じ
  • 【場所】入園ゲート近く
  • 【席】車内にあり

入園ゲートの左方面に都電の「一球さん号」があります。実は、車両の中がカフェになっており、その名も「カフェ193(いっきゅうさん)」。レトロな雰囲気でひと休みできます。

一球さん号(カフェ193)/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

「一球さん号」は実際に都電で走っていた車両で、リニューアル前も展示はありましたが、今回カフェとして生まれ変わりました

一球さん号(カフェ193)車内/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

車内もいい雰囲気。貼ってある車内ポスターなどにも注目です

駅舎ボックスに入っている都電もなか/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

都電もなかは、都電沿線の和菓子店(梶原駅近くの「菓匠 明美」)で昭和52年(1977)からあるお菓子。写真は駅舎ボックスに10個のもなかが入って2200円です。5個1050円もあります

カタカタつりわパン/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

カタカタつりわパン270円はシュガーで味付け。かなりかたいです

子ども連れにやさしいバリアフリーとベビーサービス

ファミリーのための遊園地だけに、子ども連れのためのサービスや設備は充実しています。バリアフリーやベビールームなどをいくつか紹介します。

スロープが多く親子にも助かるバリアフリー

リニューアルのひとつのテーマが“誰でも利用できる遊園地をめざして”。そのため、園内バリアフリー化には、かなり力を入れています。アトラクションも「観覧車」「メリーゴーランド」「豆汽車」は車いすのまま利用できますよ。

園内各所にあるスロープ/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

園内各所にスロープがあり、車いすでもベビーカーでもラクチン

ベビーカー置き場を設置している施設も多数/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

ベビーカー置き場を設置している施設も多く見られます

ベビールームやおむつ替えシートも充実

小さい子ども連れには気になるベビールームや授乳室、おむつ替えシート。バリアフリートイレも「わくわくハウス」に1カ所、「もぐもぐハウス」に2カ所、「ふれあいハウス」に2カ所と計5カ所にあります。「わくわくハウス」2階のベビールームは紹介しましたが、それ以外に、ベビールームは3カ所、おむつ替えシートが1カ所にあります。

「わくわくハウス」1階にあるベビールーム/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

「わくわくハウス」1階にあるベビールームです

おむつ替えシートや電子レンジなどがある/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

おむつ替えシートや電子レンジなどがあります。もちろん、個室の授乳室も用意されています

「わくわくハウス」のトイレ/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

「わくわくハウス」のトイレには、小さい子ども用の設備もありました

「もぐもぐハウス」には1階と2階に1つずつベビールームがあり、「ふれあいハウス」にはおむつ替えシートが設置されています。

「もぐもぐハウス」のベビールーム/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

ベビールームの内容は「わくわくハウス」とほぼ同じです

ベビールーム内にある個室の授乳室/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

ベビールーム内にある個室の授乳室です

「ふれあいハウス」のおむつ替えシートはバリアフリートイレのすぐ前/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

「ふれあいハウス」のおむつ替えシートはバリアフリートイレのすぐ前にあります

使用済みのおむつを捨てる専用ボックス/あらかわ遊園(東京都/荒川区)

使用済みのおむつを捨てる専用ボックスです。これは、この場所と園内ベビールームすべてに設置されています

「あらかわ遊園」は、子ども連れで遊ぶのに、リニューアル前以上に快適な遊園地に生まれ変わりました。そして、例えば、大人2人+小学生+4歳幼児で全員フリーパスを買ったとしても、1800円+1800円+700円+500円=合計4800円。家族で1日遊べて5000円以内なのです。やっぱり、子ども連れにもお財布にもやさしい遊園地です!

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●旅行中は「新しい旅のエチケット」実施のご協力をお願いします。