九州でトップクラスの売上と集客を誇る「道の駅 むなかた」。2021年には累計来場者数が2000万人を突破!開店前から行列ができる鮮魚コーナーや、豪快な海鮮丼が堪能できるレストラン、ご当地グルメのテイクアウトやおみやげなど、宗像の食の魅力を網羅できちゃうところがおすすめのポイントです。世界文化遺産の「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」のスポットにも近く、宗像観光に便利な道の駅の魅力を徹底紹介!
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- 開店前から行列ができる人気の秘密とは?
- 「観光物産館」(物産直売所)でとれたて海産物や農産物をゲット!
- └ 開店直後が狙い目!鮮魚コーナー
- └ 宗像・福津の食の魅力を体感できる特産品コーナー
- 宗像の漁師料理&農家料理を堪能「おふくろ食堂 はまゆう」
- └ 鯛とブリの丼(赤だし・漬物付き)
- └ 玄海茶漬けセット
- └ はまゆううどん
- └ 回転焼き(黒あん・白あん)
- 宗像・福津産の米粉を使用したパン工房「姫の穂」
- └ 地魚サンド
- └ シフォンケーキ(あまおう、プレーン)
- └ ブロッコリーブレッド&ブロッコリーロールパン
- └ カメさん
- テイクアウトグルメなら「宗像や」「孝行や」
- └ 「大島あまなつ」のソフトクリーム
- └ どで唐
- └ 「玄海の塩」のソフトクリーム
- 「宗像観光おみやげ館」で旅の思い出を買おう!
- └ 宗像市非公式マスコットキャラクター「テンちゃん」グッズ
- └ 宗像のアナゴの粉末が入った「福岡宗像あなごパイ」
- 家族でのんびりできるスペースや展望デッキ、観光案内所もあり
- 「道の駅 むなかた」のアクセス&駐車場は?おすすめ立ち寄りスポットも
- 子ども&ペット連れにうれしい設備もチェック
開店前から行列ができる人気の秘密とは?
2017年に「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」がユネスコの世界文化遺産に登録され、福岡県の観光地としても人気の高い宗像市。海と山に囲まれた豊かな自然環境から農業や水産業が盛んで、宗像漁協は県内有数の水揚げ量を誇ります。その新鮮な海産物を買うことのできる「観光物産館」(物産直売所)が「道の駅 むなかた」の人気の秘密です。
「観光物産館」(物産直売所)でとれたて海産物や農産物をゲット!
本館中央部の「観光物産館」(物産直売所)は、新鮮な魚や農畜産物、郷土色豊かな特産加工品や工芸品など、宗像の物産が一堂に集まる場所。活気のある空間は、買い物をしなくてもワクワクしちゃいますね。
開店直後が狙い目!鮮魚コーナー
売り場の3分の1を占める鮮魚コーナーは、鐘崎・大島・神湊・地島など近くの漁港で水揚げされた新鮮な海産物が毎日届きます。最も多くの商品数が並ぶのは午前中ということで、開店前からとれたて海産物を狙ってお客さんが並びます。
ショーケースに並ぶ鮮魚は、真鯛(写真内上部の魚、5~12月)、マアジ(6~10月)、アナゴ(4~12月)、トラフグ(12~3月)など、その日の海の状況や四季によって内容が替わり、時価で販売されています。
魚のおいしい食べ方や調理の仕方など、店員さんが気軽にアドバイスをしてくれるところもうれしいポイント。
鮮魚コーナーには、調理加工室も併設されています。腹だし(ウロコ・エラ・内蔵の処理)から3枚おろしまで1パック100円~対応してくれるので、魚をさばくのが苦手な人も安心。ここに来れば誰もが魚好きになりそうな気がします。
鮮魚以外にも、健康食品として注目されているアカモクや、毎年皇室に献上されているワカメなど、海藻類関連の食品も豊富です。
こちらは宗像大島のワカメが入った「そうめん蒟蒻(こんにゃく)」(1袋2食入り、専用タレ付き200円)。アク抜き不要のため、水でサッと洗って皿に盛り、タレをかけるだけでOK。抜群の喉越しと清涼感は、暑い夏にピッタリです。
宗像・福津の食の魅力を体感できる特産品コーナー
青果コーナーには、福岡県で宗像・福津エリアでしか生産されていないというカリフラワー(10~5月)など、宗像市と近隣の福津市でとれた旬の野菜や果物が豊富にそろっています。
精肉コーナーには、ブランド肉のむなかた牛やむなかた鶏、むなっ猪(イノシシ肉)がショーケースにズラリ。ご当地の味がつまった総菜や弁当、加工食品のコーナーもあります。
「むなかた牛弁当」(1000円)は、むなかた牛のやわらかく甘みのある赤身を使い、特製のタレで仕上げたテイクアウトのランチにピッタリなひと品。地元の仕出し店「ふか田」特製の玉子焼きも美味です。
フードロス対策として誕生し、新商品も続々と開発されている「道の駅 むなかた」オリジナルのレンジアップ商品にも注目!
左上から時計まわりに「むなかた鶏の砂肝と宗像産ミニトマトのアヒージョ」(680円)、「地だことミニトマトのアヒージョ」(780円)、「天然ひらめのアクアパッツア」(880円)。味付けにこだわり、瞬間冷凍で地元食材の鮮度とおいしさをギュッと凝縮した「むなかたDELIシリーズ」を、自宅で手軽に楽しむことができます。
宗像エリアにある和洋菓子店や酒蔵、しょうゆ蔵、ビール醸造所の商品が集まるコーナーや同エリア在住の作家が手掛けた工芸品のコーナーもあり、おみやげ探しにも便利。同道の駅内にある「宗像観光おみやげ館」にない商品もあるので見逃さないよう要チェックです。
■観光物産館(物産直売所)
場所 | 本館 |
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電話 | 0940-62-2715 |
時間 | 9~17時 |
定休日 | 第4月曜(祝の場合は翌日)、8/15~17、12/31~1/5 |
宗像の漁師料理&農家料理を堪能「おふくろ食堂 はまゆう」
ランチをするなら、「観光物産館」に併設するレストラン「おふくろ食堂 はまゆう」がおすすめ。カウンターに並んだ小鉢やおかずを選んでトレーにのせるカフェテリア形式で、宗像の漁師料理や農家料理を楽しむことができます。
毎日15種類(150~750円)ほどが並ぶ小鉢は、刺し身の盛り合わせや焼き魚、煮付け、あら炊きといった魚料理のほか、カスタードプリンなどのデザートも!丼物、カレー、うどんはレジで注文します。
手作りをモットーにし、大量調理を控えているため、人気メニューは早々に売り切れとなることもしばしば。土・日曜、祝日は、開店前から行列ができるそうです。
天井が高く、明るく開放的な店内には約80席を配置。各テーブルに飛まつ防止のパーテーションを置くなど、感染予防対策も◎。子ども用食器やイスが用意されているところもポイントです。
ここでぜひ食べてほしいのは、新鮮な魚を刺し身にして盛り合わせた丼メニュー!いずれも数量限定のため、注文するなら早めに入店しましょう。
鯛とブリの丼(赤だし・漬物付き) 1210円
丼にはプリップリッ食感の新鮮な鯛&ブリがてんこ盛り。香ばしいゴマじょうゆやワザビでいただきます。
玄海茶漬けセット(赤出し・漬物付き・中めし) 1020円
別皿で用意された特製のゴマだれに漬け込まれた新鮮な白身魚の刺し身を、まずはそのままで、次にご飯にのせて漬け丼として、最後はダシのきいた茶漬けでと、一度に3つの楽しみ方ができます。
セットの場合はご飯の量が小・中・大の3種類から選べて、赤だし・漬物付きで小980円~。「茶漬け」のみ(ご飯別、750円)での注文もできます。
はまゆううどん 470円
博多らしい、やわらかな麺が特徴。スープはカツオダシであっさりしています。麺の上には、かき揚げ、ワカメ、かまぼこの具材がのって、食べ応えがあります。
回転焼き(黒あん・白あん) 1個各100円
平日の不定期で販売される回転焼きにも注目。レストランを利用しなくても購入できますので、店舗前にのぼりを見つけたときは、ぜひゲットしてください。
■おふくろ食堂 はまゆう
場所 | 本館 |
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電話 | 0940-62-2821 |
時間 | 11~16時(15時30分LO) |
定休日 | 第4月曜(祝の場合は翌日)、8/15~17、12/31~1/5 |
宗像・福津産の米粉を使用したパン工房「姫の穂」
店内の工房で丁寧に焼き上げられた米粉パンは、すべて宗像・福津産の米粉を使用(ただし、小麦グルテンを18%配合)。しっとりモチモチ食感で、かめばかむほど味に深みが増します。
卵や野菜などの食材も地元産を中心に厳選。それらを食パンやハード系、食事系やデザート系など、多彩な種類のパンで堪能できます。
地魚サンド 350円
玄界灘でとれた鮮魚のフライを米粉パンではさんだひと品。魚の種類は時季によって替わり、この日の魚は鯛。ワンハンドで楽しめるご当地グルメとして、ドライブのお供にもピッタリ。
シフォンケーキ あまおう(写真)900円 ※プレーンは 850円
もちもちしっとり、ふわふわ食感でちょっとした手みやげとしても人気。グルテンフリーで、米粉そのものの味が楽しめます。プレーンとあまおうは通年で販売。時季によっては旬の食材を使った味が登場することも!
ブロッコリーブレッド(写真上)240円、ブロッコリーロールパン(写真下)5個入り240円
通年で購入できるお店のおすすめメニュー。ビタミンやミネラルたっぷりの宗像・福津産のブロッコリーを生地に練り込んだ商品で、軽く焼くといっそう香りがよくなります。
カメさん 280円
子どもにおすすめ!その名のとおり、カメの形をしたフランスパンで、外はカリッ、中の生地はモチッとした食感が特徴です。
6~8月は夏季限定で「冷やしクリームパン」(3種・各200円)も登場。冷蔵しても固くならない生地の中に、冷たいクリームがたっぷり。味はカスタード、チョコ、季節のクリームの3種類あります。スイーツ感覚で味わえるので、暑い日のおやつにおすすめです。
■米粉パン工房「姫の穂」
場所 | 別棟1F |
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電話 | 0940-34-6200 |
時間 | 9~17時(売り切れの場合は早く閉店する場合もあり) |
定休日 | 第4月曜(祝の場合は翌日)、8/15~17、12/31~1/5 |
テイクアウトグルメなら「宗像や」「孝行や」
「姫の穂」の隣にあるのが「宗像や」。ここでは、6種類のソフトクリーム(各種350円)やサクサクジューシーな「むなかた牛のコロッケ」(1個150円)などのワンハンドグルメ、各種コーヒー(150円~)がメニューにラインアップ。ペット連れ専用窓口も備えています。
「大島あまなつ」のソフトクリーム 350円
宗像大島産のジューシーな甘夏の果汁を使用した商品で、さわやかな酸味と香りで清涼感を味わえます。あと味もさっぱりで、暑い日にピッタリです。
どで唐 600円
むなかた鶏のムネ肉を使った商品で、横約15cm×縦約20cmのビッグサイズ。スマホを隣に並べてみると、その大きさがよく分かります。
スパイスは、レモンソルト・ガーリックチリ・カレーの3種からチョイスでき、ハーフ&ハーフも可能。むなかた鶏のうまみを、熱々ジューシーな状態で堪能できます。
■正助ふるさと村 宗像や
場所 | 別棟1F |
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電話 | 0940-62-2220 |
時間 | 9~17時 |
定休日 | 第4月曜(祝の場合は翌日)、8/15~17、12/31~1/5 |
「宗像観光おみやげ館」内にある「孝行や」には、「宗像や」とは異なる6種類のソフトクリームが販売されています。
「玄海の塩」のソフトクリーム 350円
ほんのりとした塩の風味が特徴。マリンブルーのカラーは宗像の自然に映え、写真映えも抜群です。
■おもてなしのお店 孝行や
場所 | 宗像観光おみやげ館1F |
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電話 | 0940-62-2220 |
時間 | 9~17時 |
定休日 | 第4月曜(祝の場合は翌日)、8/15~17、12/31~1/5 |
「宗像観光おみやげ館」で旅の思い出を買おう!
「観光物産館」を正面に見て右側にある建物が「宗像観光おみやげ館」です。
こちらでは、宗像エリアの特産品やおみやげのほか、福岡銘菓も充実。世界遺産に関連した宗像市公式のオリジナルグッズも並んでいます。
宗像市非公式マスコットキャラクター「テンちゃん」グッズ
近年人気を集めているのが、このキャラクターグッズ。宗像でカフェを営む店主が、「地元を盛り上げたい」とイタチ科のテンをモチーフに考案。ここでは、ぬいぐるみ(小、990円~)のほか、キーホルダー(330円)やボールペン(330円)、絵本(660円)などを購入できます。
宗像のアナゴの粉末が入った「福岡宗像あなごパイ」
福岡県内で1位の水揚げを誇る宗像市のアナゴ。その粉末を使用したお菓子が、この「福岡宗像あなごパイ」(648円)です。サクサク食感で、甘さもあって、子どものおやつとしてもピッタリ!
ほかにも、「宗像の女 甘夏みかん味」(561円)など、特産品を使った多彩な商品が販売されているので、レアなおみやげを探している時は、「宗像観光おみやげ館」を訪れてみては?
■宗像観光おみやげ館
場所 | 宗像観光おみやげ館1F |
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電話 | 0940-62-3800 |
時間 | 9~17時 |
定休日 | 第4月曜(祝の場合は翌日)、8/15~17、12/31~1/5 |
家族でのんびりできるスペースや展望デッキ、観光案内所もあり
ちょっとした食事もできる休憩スポットも豊富にあります。上の写真は、「くつろぎホール」。「姫の穂」や「宗像や」と同じ建物内の2階にあります。
こちらは、「くつろぎホール」に隣接する「展望デッキ」。釣川河口から玄界灘を一望できるロケーションが自慢で、のどかな雰囲気につい時間を忘れてしまいそうです。
自然に囲まれた開放感のあるなかでゆったりとくつろぎたい時は、「宗像観光おみやげ館」隣の「にぎわい広場」がおすすめ。キッチンカーや猿回しのステージも登場する土・日曜は特に、多くの人でにぎわいます。
「宗像観光情報コーナー」(「宗像観光おみやげ館」内)では、宗像観光に関するさまざまな情報を収集できます。
「道の駅 むなかた」のアクセス&駐車場は?おすすめ立ち寄りスポットも
「道の駅 むなかた」は福岡市と北九州市を結ぶ国道495号沿線にあります。宗像大社や宗像大島へ渡る船の発着場である神湊港など、世界遺産関連のスポットから近いことから宗像観光の立ち寄りとしてもおすすめ。日本の白砂青松100選の一つ、「さつき松原」にも隣接しています。
駐車場は500台分のスペースが用意されており、EV充電スタンドも2台設置されています。九州道の古賀IC&から宮若ICからは車で各30分。公共交通機関を利用する場合は、JR東郷駅から神湊波止場行きの西鉄バスに乗り、牟田尻停留所で下車後、徒歩10分です。
「道の駅 むなかた」から徒歩10分ほどの場所には、ビーチを有する「北斗の水くみ海浜公園」があります。宗像大島や地島を望む展望台には、宗像大島にある「中津宮」の「七夕伝説」にちなんだ「幸せの鐘」が設置されており、宗像大島の方向を向いてこれを鳴らせば幸福が訪れるかも(?)と、いわれています。
気候がよいときは、「道の駅 むなかた」で弁当などをテイクアウトして、ここで食事をするのもアリですね!
子ども&ペット連れにうれしい設備もチェック
24時間利用できる中央トイレの隣にある「リリールーム」。休憩室内には、おもちゃで遊べるキッズスペースを設置。壁に装飾されたかわいらしい宗像市のイラストマップは、地元の人や観光客がおすすめのスポットを書き込めるようにされており、「掲示板」としての機能も果たしています。
授乳室は、中央トイレ前とくつろぎホール2階の2カ所にあります。写真は中央トイレ前の授乳室。エアコンとおむつ交換ベッド、ベンチが備えてあり、施錠もできます。
「宗像観光おみやげ館」の隣の自販機ではオムツが購入できます。サイズはMとLの2種類で、いずれも2枚240円。70枚入りのおしりふき(240円)も販売されています。
「ペットふれあい広場」もあります。広々としていて、ペットたちはここで思い切り走ることが可能。買い物の合間のリフレッシュ場所として、ペットと一緒に利用してみてはいかがでしょう。
「芝生広場」や「多目的広場」などでは、四季を通してさまざまなイベントが開催されています。
ハゼ釣りまつり(9月)、星空シアター(10月)、キッズハロウィンフェス(10月)、たこ作り教室(12月)など、親子で楽しめる催しもいっぱい。詳しくは、「道の駅 むなかた」のホームページや公式SNSなどでご確認ください。
観光にも便利で、ご当地グルメが満喫できちゃう「道の駅 むなかた」。宗像へおでかけの際はぜひ、目的地のひとつに加えてみては?。
■道の駅 むなかた
住所 | 福岡県宗像市江口1172 |
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問合先 | 0940-62-2715 |
営業時間 | 9~17時※「おふくろ食堂はまゆう」は11~16時(15時30分LO) |
定休日 | 第4月曜(祝の場合は翌日)、8/15~17、12/31~1/5 |
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