眼下に越前松島を望む「越前松島水族館」(福井県坂井市)は、約350種類もの魚介類を飼育・展示する、体験・体感型の水族館です。
「うみがめ館」でウミガメにエサをあげたり、イルカやアザラシをさわったり、大きなミズダコの太い足をさわったりと、子どもが喜ぶふれあい体験がいっぱい。
日本海の海水を注ぎ込んだ「じゃぶじゃぶ海水プール」では、親子で魚たちが泳ぐプールに入り、エサをあげることもできます。水族館に一晩泊まるオールナイト(お泊まり)企画では、魚たちと一緒に夜を過ごすことも(事前申し込みが必要)。魅力的な体験メニューが充実した、親子で行きたい水族館です。
さわったりエサをあげたり、海の生きものとふれあい体験
「うみがめ館」では、エサをもらいに近寄ってくる大きなウミガメにエサをあげられます。ウミガメが大好きな海草代わりの小松菜を、トングであげてみましょう。
カマイルカと握手したり、エサをあげたりできる「イルカとふれあい・エサやり体験」は1日1回・定員2名の超限定企画。
アザラシのふれあいタイムは毎日2~3回、1回7分程度実施しています。アザラシを間近で見たり、さわったりできるとあって連日大盛況です。
「ふれあい館」は、ヒトデやナマコ、ウニ、サメやエイまでさわれる展示施設。特大のミズダコの頭や吸盤にもタッチできます。いつでも自由にさわれるのがうれしいですね。
「海の幸タッチコーナー」は、越前ガニや伊勢エビ、ウナギなどにさわれたり、マダイやマサバ、トラフグなどにエサをあげたりできます。
水面がガラス張りの「さんごの海」で海面浮遊体験
2009年にオープンした「海洋館」には、エイやサメなど大きな魚や約3000匹ものイワシの大群が泳ぐ「海洋大水槽」、水槽の水面が透明のアクリルパネルで覆われた「さんごの海」があります。
「海洋大水槽」では、水槽上の桟橋からイワシにエサをあげられます。エサにつられてぐるぐる回るイワシの大群に、子どももきっと大喜びです。
水面がシースルーのサンゴ礁水槽「さんごの海」では、海の上を歩いているような感覚を味わえると子どもからも好評です。
ほかに「ぺんぎんらんど」もおすすめ。柱で支えられた空中ハート型水槽で、空を飛ぶ鳥のように泳ぐペンギンを下から見ることができます。かわいいペンギンのおさんぽタイム(1日3回)も必見です。
魚と一緒に遊べる「じゃぶじゃぶ海水プール」
水族館の目の前に広がる日本海の海水を常時かけ流す「じゃぶじゃぶ海水プール」にはマダイやイシダイ、メジナ、カワハギなど約20種類、1000匹もの魚たちが泳いでいます。秋から春にかけては水温が低く、プールに入ることはおすすめできませんが、魚たちは一年中元気に泳いでいるので、エサやりプールとしていつでも楽しめます。プールに入るのは無料ですが、エサやりにはエサ代100円が必要です。
日差しや雨除けのテントが張られているので、お天気も気にせずOK。プールの深さは20cm、35cm、50cmの3段階。無料のシャワーと更衣室を完備しているので、思い切り遊びましょう。
画期的!水族館で魚たちとお泊まり体験
営業終了後の水族館にお泊まりできるプレミアム企画「オールナイト(お泊まり)水族館」。「海洋大水槽」や「さんごの海」の魚たちとひと晩過ごせる、画期的な催しです。寝る場所は「海洋大水槽」の前やガラス張りの「さんごの海」水槽の上など、当日、グループごとにじゃんけんで決定。公式サイトから事前の申し込みが必要です。
館内にはほかにも皮膚のお掃除をしてくれるドクターフィッシュがいたり、手ぶらで海岸バーベキューが楽しめたりと、魅力的なコンテンツがいっぱいです。
※毎年1月頃に開催日が決定し、申し込みを開始する予定です。詳しくは公式サイトを参照ください。
越前松島水族館
住所 | 福井県坂井市三国町崎74-2-3 |
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電話番号 | 0776-81-2700 |
料金 | <入園料>大人2000円/小・中学生1000円/3歳以上500円/3歳未満無料 |
営業時間 |
9時~17時30分 (夏季平日は~18時、GW・夏季土・日曜、祝日、お盆期間は~21時、冬季は~16時30分) |
定休日 | ー |
アクセス |
JR「芦原温泉駅」より京福バス「東尋坊行き」で30分、 バス停「越前松島水族館前」下車、徒歩すぐ /北陸道「金津IC」から国道305号経由15km |
駐車場 | 450台 |
特徴 |
キッズおすすめ 雨でもOK 飲食施設あり 弁当持込可 ベビーカー利用可 オムツ交換スペースあり 授乳スペースあり |
URL | http://www.echizen-aquarium.com/ |
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。