夏休みの大人気イベント「大昆虫展」が、東京スカイツリータウンでスタートしました。
7回目を迎えた2019年は「スポーツ」をメインテーマに、いろいろな昆虫がもっているチカラを紹介しています。
昆虫のチカラに挑戦できるアトラクション、本物のカブトムシやクワガタにさわれるコーナーなど楽しい展示が満載!夏休みの自由研究にもぴったりです。
金メダルはどの昆虫?「スポ昆」コーナーで虫たちの能力にびっくり!
今年のメインテーマ「スポーツ」にちなみ、昆虫のメダリストがここで決定します!
地球上には数百万種もいるといわれている昆虫のなかから、もし昆虫が人間だったらどんなスポーツ能力を持っているか、種目別に代表選手を選出。
力持ちのカブトムシは重量挙げ、ジャンプ力のあるバッタなら走り幅跳びなど、それぞれの虫たちがもつチカラを標本やパネルでわかりやすく紹介しています。各種目の金・銀・銅メダリストのコメントも必見です。
勝つのはどっち? 昆虫たちとパワー対決してみよう!
楽しいアトラクションもいろいろ。会場内に設置された体験コーナーでは、昆虫がもつ能力に挑戦できるゲームに注目!
「かぶとむしパワー」は綱引きのようにロープを引っ張るとメーターが動き、4つのレベルで判定されるもの。一番強いヘラクレスオオカブト級を目指してチャレンジしてみましょう。
手足を使って木に張り付いている虫の足の力を体感できるのは「昆虫ボルダリング」。30秒がんばれたら昆虫たちの仲間になれるかも?
一番人気「ふれあいの森」で本物のカブトムシにさわってみよう!
毎年たくさんの人で賑わうのが、カブトムシが放し飼いにされている「ふれあいの森」です。
木の上でじっとしていたり、敷き詰められたおがくずの中にいたり…カブトムシがどこにいるのか探すのも楽しく、こどもだけでなく大人も夢中になってしまう空間になっています。
虫が怖くてさわれないこどもが増えているという現状に、「大昆虫展」の監修協力に名を連ねる昆虫学者の丸山宗利さんは「ここでのふれあいをきっかけにほかの虫もさわれるようになれば」とコメントしています。
8月にはクワガタも投入される予定。広い空間で自由に過ごすカブトムシやクワガタとふれあえる貴重な時間を楽しんでみましょう。
夏休みの自由研究にもおすすめ!楽しく学べる展示コーナー
ずらりと並んだチョウやカブトムシは圧巻!「きれいな昆虫・かっこいい昆虫」
昆虫学者の丸山宗利さんは、「昆虫の一番の魅力は多様性」だといっています。その魅力がわかる展示が「きれいな昆虫・かっこいい昆虫」です。
チョウのコーナーには大きさや形、色が異なるさまざまな種類のアゲハチョウの標本を展示。
カブトムシのコーナーではツノがほとんどない小さなものから巨大なものまで、たくさんの種類を一度に見ることができます。
いろいろな角度から虫を観察できる「360°標本」
通常の標本ではほとんど見ることができない、飛んでいる姿のカブトムシが観察できるのが「360°標本」です。
羽はどうなっているの? 飛んでいるときの足は? などこどもの疑問を解決してくれる、羽を広げた状態でゆっくりと回転するユニークな標本展示です。
カブトムシのほかにも、ノコギリクワガタ、モンシロチョウやアゲハチョウなどの飛んでいるときの姿をじっくり観察できます。
生きている虫の観察は「生体展示」コーナーで
生きている昆虫の展示もあります。なかでも虫好きなこどもたちに大人気のカブトムシの王様「ヘラクレスオオカブト」は必見。
ケースのなかに入っていますが、その大きさやツノの鋭さにこどもたちもびっくり。ケースの横にはしっかりとプロフィールが書かれているので勉強にもなります。また、幼虫やさなぎの展示もあるので、カブトムシの成長段階も知ることができます。
「生体展示」コーナーの注目ポイント!人に優しい「ナミテントウムシ」
「大昆虫展」では初展示となるのが「ナミテントウムシ」です。
テントウムシにもさまざまな種類がいますが、「ナミテントウムシ」は農作物に被害を与えるアブラムシを食べてくれることから、生物農薬といわれている昆虫です。小さくてかわいいだけじゃないナミテントウムシの特徴や生体をくわしく紹介しています。
大人こそ知っておきたい「きけんな昆虫」
「セアカコケグモ」や「ヒアリ」などニュースで耳にしたこともあるでしょう。
こどもたちには少し難しい内容になりますが、パパママにはぜひチェックしてほしいコーナーです。人に危害を及ぼす危険な昆虫は、パネルと模型で紹介しています。将来、お花見ができなくなるかもと危惧されている、2019年1月に特定外来生物に指定された桜に寄生する害虫「クビアカセツヤカミキリ」についての展示もぜひ見てください。
開催期間中は日替わりイベントも盛りだくさん!
「大昆虫展」の開催期間中は、一部の日を除き日替わりでさまざまなイベントが開催されます。
好きな色に塗った昆虫が映像となって動き出す「アクアのお絵描き昆虫」や、ペーパークラフト、ペーパーブロックで昆虫を作るイベント、自分で育てたカブトムシの測定会、昆虫標本教室など、こどもの夏休みの思い出になる内容がいっぱい。
毎週金曜と土曜はナイト営業もあり、夜の昆虫の様子を見ることができるほか、毎週金曜の夜は「昆虫食教室」を全6回にわたって開催されます。イベントによっては先着定員制などもあるので、くわしくは公式サイトで確認してください。
「大昆虫展」をサポートする3人からのメッセージ
開催に先駆け行われた発表会では、「大昆虫展」をサポートする昆虫好きで知られる俳優の哀川翔さん、虫のお姉さんとして活躍するタレントのカブトムシゆかりさん、虫を食べることが趣味という井上咲楽さんが登壇。
「大昆虫展」のおすすめポイントをうかがいました。
◆大昆虫展アンバサダーの哀川翔さん
「幼虫からさなぎ、成虫に変わる様子を見られるコーナーもあるので、自由研究にもいいと思います。家族で楽しめる大昆虫展です」
◆大昆虫展応援大使のカブトムシゆかりさん
「虫の力を超えられるかなどの体験コーナーで昆虫が身近に感じられると思います」
◆大昆虫展応援団長の井上咲楽さん
「五感で楽しめる大昆虫展です。昆虫食も一人では食べられなくてもみんなと一緒ならきっと食べられますよ」
<イベント情報>大昆虫展in東京スカイツリータウン
期間 | 2019年7月20日(土)〜9月1日(日) |
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時間 | 10時〜18時(最終入場は17時45分)※毎週金・土曜日は夜の特別営業18時30分〜21時(最終入場は20時45分)もあり |
休み | なし |
料金 | 大人券1000円(高校生以上)、子供券700円(4歳以上。3歳以下無料)、親子券(大人1人+子供1人)1500円 |
場所 | 東京スカイツリータウン・ソラマチ5階「スペース634」(東京都墨田区押上1-1-2) |
アクセス | 東武スカイツリーライン「とうきょうスカイツリー駅」から徒歩すぐ。地下鉄半蔵門線、都営浅草線、京成線「押上駅」から徒歩すぐ |
URL | http://daikontyu-ten.jp |
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