運動能力がぐんぐん伸びる公園!
JR線阿佐ヶ谷駅と高円寺駅からそれぞれ徒歩で10分余り。杉並区立馬橋公園(まばしこうえん)は国立の気象研究所の跡地に造られた緑豊かな公園です。馬橋公園は杉並区でも数少ない、一年中流れで遊べる公園。そのため、夏日が増えてくる5~6月や残暑厳しい9~10月、ちょっと水遊びさせたいなと思いたったときに重宝します。特に休日は午前中から多くの家族連れが訪れ、水遊びや園内散策、遊具遊びなどを楽しんでいます。
杉並区・中野区のおすすめ公園
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運動能力のベースになる「基本動作」は公園遊びで身に付ける!
子どもの運動能力を伸ばすのに最適な公園あそび。運動能力のベースとなるのは「基本動作」です。スポーツトレーナーとして運動能力向上の観点から500以上もの公園を調査し、パークマイスターとしても活動する遠山健太先生が、12の動作に区分けして公園をご紹介します。
監修:遠山健太先生
スポーツトレーナーとして運動能力向上の観点から500以上もの公園を調査し、パークマイスターとしても活動。
公園で経験できる12の「運動能力を伸ばす基本動作」
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馬橋公園で遊べば、こんな運動能力が伸びる!
杉並区の閑静な住宅地の中にある馬橋公園は、コンパクトな規模ながらもしっかりと全身が動かせる公園。学童向けの遊具と、幼児向けの遊具がそれぞれ別の広場に設置されているので、年齢や能力に応じて遊ぶ場所が選べます。通年遊べる流れは、足場の不安定な場所を歩くことで、ボディバランスを養うのにひと役買ってくれます。
馬橋公園ってこんなところ!
馬橋公園は1985年に開園した、国立の気象研究所の跡地に造られた季節感あふれる公園。幼児向け遊具と通年水遊びができる流れのある「ちびっこ広場」、雑木林に囲まれた複合遊具が人気の「疎林広場」、ボール遊びが許された「多目的広場」などが整備されています。大きな池にはコイが生息し、保育園児たちのお散歩コースとしても活用されています。
所要:2時間
クタクタ度:★★★
おすすめの年齢:4~6歳
住所 | 杉並区高円寺北4-35-5 |
---|---|
料金 | 無料 |
時間 | 24時間 |
電話 | 03-3336-1105 |
定休日 | 無休 |
駐車場 | なし |
面積 | 19,261㎡ |
<パークデータ>
- ボール遊び:〇(条件あり)
- スケボー:✕
- 花火:✕
- ペット:〇
- おむつ替え:〇
- 授乳室:✕
- 園内売店:✕
- 園内飲食店:✕
- 周辺コンビニ:徒歩2分
- 周辺ファミレス:✕
おすすめのアクセス方法は?
馬橋公園は駐輪スペースがわずかで、専用の駐車場やバイク置き場はありません。遠方から訪れる場合は、公共の交通機関を利用しましょう。JR阿佐ヶ谷駅からは徒歩約10分、JR高円寺駅からは徒歩約11分と、2駅利用できます。
また、路線バスが走る早稲田通りに近いので、阿佐ヶ谷駅~中野駅間をつなぐ路線バスでのアクセスも一案です。バス停「お伊勢の森」から徒歩2、3分程度で到着です。
おすすめの遊び方
未就学児は幼児向け遊具がある「ちびっこ広場」を中心に遊ぶのがおすすめ。遊具遊びを楽しんだ後、流れや池のほうへ向かいましょう。小学生以上なら複合遊具のある「疎林広場」がメインの遊び場になります。虫を探したり、鬼ごっこをしたり、緑が豊かな広場でたっぷり遊びましょう。
馬橋公園パークマップ
馬橋公園のパークマップは、目の不自由な人でもわかるバリアフリー仕様。扇形をした多目的広場を中央に配し、その周りに小さな広場が点在しているのがわかります。複合遊具のある「疎林広場」は東端、「ちびっこ広場」は北端にあります。
濡れる前に、まずは「ちびっこ広場」の遊具でひと遊び
公園の入口のすぐ横に、未就学児向けの「ちびっこ広場」があります。人気の遊具がコンパクトにまとまった、清掃の行き届いた遊び場です。背の高い樹木が影をつくってくれているので、直射日光を避けながら遊べそうです。
「ちびっこ広場」の横には、舗装されたテラスと赤レンガの柱が印象的なあずまやがあります。突然の雨でもここに逃げ込めば安心。園内でもベンチの多い場所なので、朝早くからウォーキングや犬の散歩で訪れた人が休憩をとっています。
「ちびっこ広場」の遊具は、こんな感じ!
砂場
あずまやの横には約8×6mの砂場があり、その半分はパーゴラによって影が作られています。動物除けのネットはもちろん、管理員が毎朝の清掃時に砂をふるいにかけて、異物がないかを確認してくれているので、小さな子どもを安心して遊ばせられます。
滑り台
舗装された床に下りるのが主流のなか、馬橋公園の滑り台は砂場へ着地するスタイル。1.7m程度の高さがあるので、未就学児が遊ぶ際は保護者が必ず見守ってあげましょう。
スプリング遊具
前後はもちろん、左右にもユラユラ揺らせるコンパン社製の遊具。遊びを通じて、バランスのとり方や重心のかけ方が自然と学べます。
ブランコ
馬橋公園のブランコには、足元の砂が削られないようマットが敷かれています。対象年齢は3歳からですが、ひとりでしっかり漕げるまでは親がサポートしてあげましょう。
暑い日は流れに入って、ちゃぷちゃぷ水遊び!
馬橋公園の流れは、「ちびっこ広場」のすぐ横に整備されています。水はろ過循環しているので、常に清潔。定期的に清掃も入るので、子どもを安心して遊ばせることができます。水に入らなくても、手を浸してみたり、葉っぱを浮かべて流してみたり、涼を楽しんでみましょう。
対岸へ渡ってみたり、下流からズンズンさかのぼってみたり…。子どもたちは足に流れを感じながら、思い思いに遊んでいます。流れの深さは大人の足が浸る程度。足をとられるほどではありませんが、緩やかに水が流れています。ケガ防止につま先が隠れたサンダルやマリンシューズがあると便利です。
「流れはどこから来ているの?」そんな疑問をもったキッズは、上流へ行ってみましょう。流れは事務所横の岩場から始まっていて、勢いよく流れ出ているのが観察できます。
学童向け遊具は「疎林広場」にあります!
「ちびっこ広場」から奥のほうへ歩いていくと、武蔵野の面影を再現した小高い丘があります。「疎林広場」と呼ばれるこの一帯は背の高い木々に囲まれており、大型の複合遊具が設置されています。
ダイナミックな滑り台を配した複合遊具は6~12歳向け。一番大きな滑り台は全長5.5mほどで、かなり滑りごたえがあります。クライミングウォールやカニ歩きで渡る個所もあり、ルート次第で腕の力もしっかり育めます。
遊具の頂上からの景色からもわかるように、長いほうの滑り台はまっすぐ滑降してくるタイプ。一見傾斜角度が緩いように見えますが、スピードがかなり出るので小さな子は注意が必要です。手すりを持って足でブレーキをかけるといった、スピードを調整する動きも教えてあげましょう。
小さい子ども連れファミリーに嬉しい、施設や設備
馬橋公園にはだれでも使用できるバリアフリー対応のトイレが1つあります。おむつ替え用のシートが備わっているので、お着替えやおむつ替えができます。
まだある!馬橋公園で行ってみたいスポット
馬橋公園内にはまだまだ注目ポイントがあります。ぜひチェックしてみてくださいね。
多目的広場
扇形をした運動広場。少年サッカーや少年野球などの貸切使用がないときに限り、ボール遊びで使うことができます(硬球は使用不可)。利用可能時間は6:00~21:30。
水辺の広場
「ちびっこ広場」の流れの下流にある大きな池が印象的なエリア。ほとりにはあずまやがあり、池をのぞき込むとたくさんのコイが見られます。ほとりに立つヤマモミジなどの樹木も見事です。
遊具遊びと水遊びがバランスよく楽しめる馬橋公園。四季折々の自然が楽しめる緑豊かな公園なので、ゆっくり散策を楽しみましょう。水遊びの際は帽子と着替えもお忘れなく!
●掲載の情報は予告なく変更になる場合があります。おでかけ前に各スポットへご確認ください。
●旅行中は「新しい旅のエチケット」実施のご協力をお願いします。
「るるぶKids こどもの運動能力がぐんぐん伸びる公園 東京版」
東京都内にある運動能力をぐんぐん伸ばせる公園を、厳選して100件紹介するガイドブックです。「るるぶKids」と同様に、それぞれの公園で体験できる12の基本動作をアイコンでわかりやすく表示しています。
公園によって設置されている遊具や施設は千差万別! 公園によって自由な遊びのなかで体験できる「基本動作」は異なります。アイコンを参考にいつもとはタイプの違う公園にでかけてみることが、運動能力を伸ばすことにつながります。
ニューノーマルの今だからこそ楽しんでほしい、週末ごとの小さな冒険。今年の夏は、都内のあちこちで公園遊びを楽しみながら、子どもたちの運動能力をぐんぐん伸ばしましょう!
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