大阪万博公園にあるEXPO‘70 パビリオンで、“体験することは学ぶこと”をテーマにした「やってみた展~カラダで学ぶ遊園地~」が、2022年3月12日にスタートしました。子どもたちの好奇心を刺激する「やってみた」体験を用意。1970年に開催された「大阪万博」について学べる展示もあり、家族みんなで楽しく学べる体験がそろっています。
体験することで新しい“好き”が見つかるデジタル「遊園地」
さわったり、においを嗅いだり、動かしてみたり…。さまざまなテーマの「やってみた」体験が集まった「やってみた展~カラダで学ぶ遊園地~」。体験することが興味・関心を広げるきっかけづくりになるよう、10の体験コンテンツが用意されていて、子どもたちが直感でカラダを使って楽しめる工夫もいっぱいです。
新しい自分と出会う「10の体験コンテンツ」
未就学児から小学生、そして大人も楽しめる体験コンテンツが用意されている「やってみた展」。親子で一緒にチャレンジすれば、子どもの知らなかった興味・関心が見えてくるかもしれません。子どもたちに“新しい自分を発見すること”を楽しんでもらいましょう。
【1】海の中を散歩して“みた”
“見たことのない地球”に出会えるドーム型の360度シアター。海の中を散歩しながら、海の中の世界や海の中の生きものを楽しみましょう。
≪学びのポイント≫
海の大切さを知り、自然科学への興味など、より深く知りたいという「探求心」を培う。
【2】触った感覚を伝えて “みた”
触った感覚を離れている人に伝えるのは難しいものですが、最新技術を使えばできてしまうのです。「触感」が伝わる不思議な体験を感じてみましょう。
≪学びのポイント≫
触感がテクノロジーで伝えられるようになる未来のコミュニケーションへの「好奇心」と、より深く知りたいと思う「探求心」を培う。
【3】いろんな匂いを嗅ぎ分けて“みた”
匂いを覚えて嗅ぎ分けるトレーニングテストに挑戦!アロマシューターから出てくるさまざまな香りを嗅いで覚えましょう。きちんと嗅ぎ分けてテストに合格できるかな?
≪学びのポイント≫
香りをデジタルで制御する新しいコミュニケーションを体験し、視聴覚情報に加え香りがもたらす未来の生活を考える「想像力」を培う。
【4】ドローンを自由に動かして “みた”
タブレットを使ってARドローンのプログラミング操作に挑戦。障害物をよけながらARドローンを飛ばし、ゴールを目指します。
≪学びのポイント≫
ARドローンを自分の思い通りに動かす「プログラミング的思考」を培う。
【5】恐竜に会いに行って“みた”
臨場感のあるモーションライドに乗って、恐竜たちが暮らしていた世界へタイムスリップ。モーションライドで恐竜と出会うという特別な体験ができます。13歳以上はVRゴーグルを付けて、13歳未満はモニターに映し出された映像で体験できます(※7歳以上13歳未満で保護者の同意がある子どもはVRゴーグルを装着して体験が可能です)。
≪学びのポイント≫
自然科学、生態系(絶滅危惧種)などに興味を持つ「好奇心」と「探求心」を培う。
【6】自分の子どもに会って “みた”
2人の顔写真から生まれてくる子どもの顔を予測。どんな新しい顔が生まれてくるのか、お友達と一緒に試してみましょう。
≪学びのポイント≫
2人の顔写真から生まれてくる子どもの顔を予測する体験を通じて、AIが実現する世の中を身近に感じ、「想像力」と「探求心」を培う。
【7】自分がアートになって“みた”
自分の顔写真からアート作品を作ろう!撮った写真をAIが画風変換することで、アート作品を作る体験ができます。どんな作品ができるか楽しみですね。
≪学びのポイント≫
自分の顔写真をAIが画風変換し、アート作品をつくる体験を通じて、AIが実現する世の中を身近に感じ、「想像力」と「探求心」を培う。
【8】自分を透かして“みた”
自分のカラダを透かして見えたらどんな風になっているのかな? 人の体がどのようになっているのか、骨はどうなっているのか、自分を透かして見ることができる不思議なボックスに入って、自分の中を観察できます。
≪学びのポイント≫
自分の体の中身を見て想像するおもしろさを体験し、いろいろなものの中身に興味を持つ「好奇心」と「探求心」を培う。
【9】動物を透かして“みた”
骨を見てどの動物かわかるかな? 動物のカラダを透かしてみて、その骨組みや動きのしくみを観察してみよう。
≪学びのポイント≫
内側(骨格)と外側の関係性を考え、中身を見て想像するおもしろさを体験し、いろいろなものの中身に興味を持つ「好奇心」と「探求心」を培う。
【10】地球を掘って “みた”
山をつくると動物が、海をつくると魚が出現する不思議な未来の砂場で遊んでみよう。次は何をつくるとどんな変化が起こるかな?想像しながら自分だけの地球を作ってみましょう。
≪学びのポイント≫
砂の状態に対し、「変化を予測→変化を確かめる」を繰り返しおこなうことで、「創造力」と「観察力」を培う。
もうひとつの見どころは「大阪万博」とのコラボ展
たくさんの人が訪れた1970年の大阪万博
2025年の大阪・関西万博の開催に向けて、大阪ではさまざまな取り組みが行われています。「やってみた展~カラダで学ぶ遊園地~」では、大阪万博とのコラボ展を実現。
見るために4~5時間待ちの行列ができた「月の石」
今回のコラボ展では、1970年の大阪万博に関する貴重な資料や写真の紹介などで、当時の様子を学ぶことができます。
楽しさ盛りだくさん!GW期間には特別展示を実施
3月12日にスタートした「やってみた展」。ゴールデンウィーク期間にあたる4月29・30日、5月1日には特別展示を予定しています。詳しい情報は公式サイトで公開されますので、おでかけ前にチェックしてみてください。家族みんなで不思議な体験を楽しみましょう。
やってみた展~カラダで学ぶ遊園地~
期間 | 2022年3月12日(土)~5月8日(日) |
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会場 | EXPO‘70 ホワイエ(万博記念公園 内) |
場所 | 大阪府吹田市千里万博公園1-1 |
時間 | 10:00~17:00(最終入館は16:30) |
休園日 | 3月16日(水)、3月23日(水)、5月6日(金) ※4月29日(金)、4月30日(土)、5月1日(日)は特別展示を予定 |
料金 | 一般チケット:大人1500円、中高校生1200円、小学生800円、未就学児無料/オンライン割引チケット:大人1450円、中高校生1150円、小学生750円、未就学児無料 ※別途自然文化園・日本庭園共通入園料(大人260円、小中学生80円)が必要 ※オンライン割引チケットは公式サイトでのみ販売 |
アクセス | 大阪モノレール万博記念公園駅、または公園東口駅からすぐ |
URL | |
問合先 | 0120-1970-89 / 06-6877-7387(万博記念公園コールセンター/受付9:30~17:00) |
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