ハローキティはなぜSDGsを応援するの?-株式会社サンリオ|SDGsキッズが行く!

ハローキティはなぜSDGsを応援するの?-株式会社サンリオ|SDGsキッズが行く!

るるぶKidsライターのアイコンるるぶKidsライター

SDGs(えす・でぃー・じー・ず)は、子どもたちの未来に関わる世界共通の目標。子ども自身がSDGsを“自分ごと”として理解していくには、好きなものや身近なものから知るのが一番。そこで今回は、子どもたちが大好きなハローキティのSDGs応援活動に注目! キティちゃんのことが大好きな9歳の要(かなめ)ちゃんと5歳の響(ひびき)ちゃんの姉妹が、SDGsキッズを代表して、キティちゃんとお手紙のやり取りをして、会いに行くことができました。その様子を公開します!

» 子どもSDGs TOP

◇ SDGsとは? ◇
» 子どもの未来を守るSDGsとは?簡単な遊びからサステナブルな取り組みを始めよう

目次(index)

1.大好きなハローキティも、SDGsを勉強中!

大好きなハローキティも、SDGsを勉強中!

9歳の要ちゃんは、小学校の授業でSDGsに触れたことをきっかけに、本を読んだり、SDGsのことを調べたりしています。そんななか、大好きなキティちゃんが、SDGsの応援活動をしていることを発見! 以来、ハローキティの公式YouTubeチャンネル「HELLO KITTY CHANNEL(ハローキティチャンネル)」で5歳の妹、響ちゃんと一緒にキティちゃんの応援活動をチェックするのが日課になりました。「キティちゃんが海に潜ったり、空を飛んだり、ラクダにも乗ったりしてるの。全部SDGsの応援なんだって」と気になっている様子です。

2.SDGsの気になることを、ハローキティに質問!

SDGsの気になることを、ハローキティに質問

サンリオショップで見つけたハローキティのSDGsのマグカップを愛用している要ちゃん。「色がきれいでかわいいからお気に入り! キティちゃんはどうしてSDGsの応援活動をがんばっているのかな? 知りたいな」。そこで、キティちゃんにお手紙を書いてみることにしました。

キティちゃんに書いた手紙

「学校でSDGsのことを習っているけど、まだよくわからなくて…」。要ちゃんは自分の思いを書いて伝えます。「キティちゃん、読んでくれるかな?」ドキドキしながら、お手紙をポストに投函しました。

3.ハローキティからのお返事は?

手紙を読むキティちゃん

キティちゃんの元にお手紙が届いたようです。

ハローキティ「お手紙、嬉しいな。キティもSDGsのこといっぱい考えてるから、お返事を書いてみよう。プレゼントも渡したいな♪」

キティちゃんからお返事とプレゼントを受け取る2人

後日、2人はキティちゃんに会いにいき、お返事とプレゼントを受け取ることができました。キティちゃんは、どんなふうに答えてくれたのかな?  お手紙の内容を紹介します!

<質問1>
私は、学校の授業でSDGsをはじめて習ったけど、キティちゃんがSDGsを知ったのはいつ?どうしてSDGsを応援しようと思ったの?

「キティの夢は、世界中のみんなが、思いやりをもって、笑顔でなかよく『ハロー!』と言い合える世界が続くことなの。
SDGsのことをはじめて知ったとき、もしかして、SDGsの達成って、この夢を叶えることと同じなんじゃないかな?と気づいたの。そして、2019年9月に国連と一緒にSDGsを広める活動をはじめて、それからSDGsを学び、応援する活動を続けています」

<質問2>
キティちゃんはいろいろな国に行っているけど、世界中の人たちとお友だちになるのに、どんなことを大切にしてる?

「最初に『ハロー!』と笑顔で元気にごあいさつすることを大切にしてるの。
それから、一緒においしいものを食べたり、一緒に歌をうたったり、写真を撮ったり、一緒にできる楽しいことをたくさんします。そしてお友だちのことをちゃんと知りたいな、と思ってたくさんお話ししているうちにお友だちになれちゃうの」

<質問3>
私はお魚が大好きなんだけど、お魚たちを守るために何かできることがあると思う?

「もちろん! キティはみんなにできることっていっぱいあると思うの。
たとえば、お買い物するときにエコバックを使ったり、マイボトルを持ったりすることも、海をきれいにしてお魚を守ることにつながるの!

キティね、SDGsゴール14『海の豊かさを守ろう』を知るために、海のゴミ問題について、いろんな方にお話を聞いてお勉強したの。
海の中のプラスチックごみが増え続けていて、お魚もそれを食べてしまうみたい。
できることは2つ、『プラスチックのごみの量を減らすこと』と『プラスチックのごみが海に入らないようにすること』なんだって
みんなも一緒にできることから取り組んで、使い捨てプラスチックを減らしていきましょうね」

14:海の豊かさを守ろう/SDGsの目標

<質問4>
SDGsってとてもたくさんあって、地球に大切なことだっていうのはわかるんだけど、自分がどうしたらいいのかあまりわかりません。キティちゃんはSDGsをどんなふうに思ってるの?

「SDGsの目標は大きくて、たくさんあるから、よくわからなくなっちゃうこともあるよね。
キティは、ひとりができることは小さくても、みんなの力が集まれば大きな目標も達成できる!と思っているの。一歩一歩コツコツやることが力になると信じてがんばってるよ」

<質問5>
SDGsのことを、5歳の妹にうまく説明できないんだけど、 キティちゃんならどんなふうに教えてあげる?

「そうだよね、説明するのって難しいよね。
要ちゃんの身近なことに注目して伝えてみるのはどうかな?とキティは思います。
たとえばお洋服を大事にすることは、地球のことを考えたオシャレ、サステイナブルファッション。
小さくなったお洋服を妹にプレゼントしながら、『このお洋服、あげるね。お洋服を大切に着ることは地球を守ることにつながるのよ』と伝えてみたり、使っていないお部屋の電気はマメに消して、『電気を大切にすることはSDGsの1つなのよ』と身近なSDGsを伝えてみるのはどうかしら?
あとは、一緒に『【HELLO KITTY CHANNEL(ハローキティチャンネル)】を見て、勉強しようよ!』とお誘いしちゃいます♪」

4.ハローキティからのSDGsなプレゼントは?

キティちゃんがくれたプレゼントは、ハローキティのSDGsのエコバッグ

キティちゃんがくれたプレゼントは、ハローキティのSDGsのエコバッグ! 要ちゃんが愛用しているマグカップとおそろいで、SDGsの17の目標カラーが施されたカラフルなエコバッグです。キティちゃんから直接手渡しでもらうことができて、2人は大感激!

響ちゃん「キティちゃんのSDGsの色の服も、とっても似合っていてかわいいね!」
要ちゃん「バッグもすごくかわいいから、たくさん使いたい!それと、キティちゃんがわかりやすくて、やさしい気持ちになれるお手紙をくれたから、SDGsのこと、もっともっと私も考えてみたくなったよ」

SDGs について、キティちゃんと一緒にいろいろなお話をする2人

SDGs について、キティちゃんと一緒にいろいろなお話をしました。

5.ぼくの・わたしの行動宣言!

自分ができるSDGsを考えてみました

キティちゃんのSDGsについての考えを知ることができて、要ちゃんも自分ができるSDGsを考えてみました。
「学校のSDGsの授業で、日本では食べられるのに捨てられてしまう『食品ロス』がとっても多いっていう話を聞いてびっくりしたの。私にはトマトとか嫌いな食べ物があるけど、給食では頑張って食べるようにしているんだ。家ではつい残しちゃうけどね。でも、これからは食品ロスのことを考えて、家でも食べるように頑張ってみる!」
そう心に決めた要ちゃん。ボードに書いたのは、「きらいなものもあるけど、のこさずたべます!」という行動宣言。大好きなキティちゃんを見習って、要ちゃんも、SDGs達成のための一歩を大きく踏み出しました。

6.ハローキティのSDGs応援活動はまだまだ続く!

キティちゃんのSDGs応援活動はここで見られる!

国連との協働で、SDGs達成のために取り組んでいる海外の人々や団体を取材したり、国内でSDGsに取り組んでいる人たちを紹介したり、一緒に実験を行ったり、自然保護活動に参加したり…キティちゃんは、SDGsに関する応援活動をさまざまな形で行っています。それらはすべて、ハローキティの公式YouTubeチャンネル「HELLO KITTY CHANNEL(ハローキティチャンネル)」で見ることができます。
SDGsへの取り組みを応援するこの動画シリーズ「#HelloGlobalGoals/#HelloSDGs」は、SDGsの目標ごとに紹介されていて、わかりやすく楽しい内容で子どもにも大人気です。

■公式YouTubeチャンネル:「HELLO KITTY CHANNEL(ハローキティチャンネル)」

夏休みの自由研究にも!SDGsシートを公開中

ハローキティと一緒にハロー!マイSDGs!シート

興味がある動画を見つけたら、視聴して、夏休みの自由研究としてまとめることができるシートも、下記のスペシャルサイトで公開中。「知る」「調べる」「作ってみる①」「作ってみる②」の4ステップで、楽しみながら主体的にSDGsについての理解を深めることができる仕組みになっています。ぜひダウンロードして、自由研究や親子の学びに活用しちゃいましょう。

■SDGsスペシャルサイト:#HelloSDGs
 » シートダウンロードはこちら

キティちゃんと一緒に楽しく学ぶことで、子どもたちもSDGsを「自分ごと」として捉えて、笑顔があふれる未来を作っていけるといいですね。

©’22 SANRIOⓜ 著作(株)サンリオ