新潟市水族館 マリンピア日本海は、海と人との物語を紡ぐ新しい水族館

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「新潟市水族館 マリンピア日本海」は、新潟市中央区の西海岸公園にある、日本海側では最大規模を誇る水族館です。10の展示ゾーンに約600種30,000点の海洋生物を飼育していて、月ごとの体験プログラムや企画展も楽しめます。中でも日本海大水槽の底を通る「マリントンネル」からの眺めは圧巻。海の生き物たちが身近に感じられる展示が人気です。

楽しく海洋生物について学べる工夫が盛りだくさん!

マリンピア日本海は、身近な海洋生物について学ぶことができる、子供向けの楽しい展示が豊富です。おすすめの展示エリアをご紹介しましょう。

体験・学習ゾーンは学びも遊びもいっぱい!

体験・学習ゾーンは、「磯のいきもの解説」や日替わりの「アクアラボ体験プログラム」を提供しています。このコーナーには、絵本や図鑑などが置かれた「くつろぎライブラリー」があるので、小さな子供でも楽しめるでしょう。

一番人気は「磯の体験コーナー」で、ウニやヒトデ、ナマコ、ヤドカリなどに直接ふれることができ、多くの子供たちで賑わっています。

イルカショーにもほかの水族館にはない工夫が!

マリンピア日本海の「イルカショー」には、よりイルカを身近に感じられる工夫がたくさんあります。例えば、選ばれた3~5名がステージに上がり、イルカにタッチしたり合図を出したりすることができます。子供が選ばれたら、一生の思い出になるでしょう。

水中マイクを使ってイルカが出す音(クリック音)を聞かせてくれるコーナーもあり、イルカのコミュニケーション方法にふれられます。全天候型なので、雨の日でも楽しめるところもうれしいですね。

身近な日本海の中の様子を紹介

「日本海ゾーン」は、水族館がある新潟市沖の日本海の海の中の様子を紹介しているコーナーです。「日本海大水槽」には波を起こす装置があって、本物の海のような潮騒を聞くことができます。大水槽の下をくぐる「マリントンネル」はマリンピア日本海の目玉でもあり、日本海に住む約40種類の魚を眺めながら進めば、まさに気分は海中散歩です。

子供たちに人気の生き物に会うならココ!

「水辺の小動物」は、河川や湖・海岸部などの水辺に生息するビーバーやカワウソ、ラッコといった、子供たちに人気の生き物を飼育展示しているコーナーです。ラッコがエサを食べる様子を観察できる「ラッコの給餌タイム」は毎日開催されているので、ぜひ見てみたいですね。

「ペンギン海岸」では、約70羽のフンボルトペンギンを展示。陸上部では巣作りの様子も観察できます。

ゴマフアザラシやトドなどの海獣を観察したいときは、「マリンサファリ-ひれあしの入り江」に行ってみましょう。水面での姿も、水中での姿も両方観察することができます。こちらでも、体験プログラム「マリンサファリ給餌解説」があり、飼育員がトドの生態を解説しながらエサをあげる様子が観察できます。

子供連れに優しいマリンピア日本海にお出掛けしよう!

マリンピア日本海はバリアフリーが徹底されていて、一部を除き、双子用の幅が広いベビーカーでも館内を回れます。授乳室にはオムツ交換台と調乳用温水器があり、受付には電気ポットのお湯が用意されているので、必要な場合は声をかけましょう。

館内には子供が楽しみながら学べる工夫がたくさんあり、大人も新しい発見があるはず。海を身近に感じるために、家族みんなでマリンピア日本海に出掛けてみてはいかがでしょうか。

マリンピア日本海

住所 新潟県新潟市中央区西船見町5932-445
電話番号 025-222-7500
料金

<入園料>高校生以上1,500円/小中学生600円/未就学児200円 

※3歳以下無料

営業時間 9:00~17:00
定休日 年末年始(12月29日~1月1日) ※臨時休館あり(3月上旬)
アクセス

JR「新潟駅」より新潟交通バス「水族館行き」20分、終点下車してすぐ

/北陸自動車道「新潟中央IC」より8.5km

駐車場 750台
特徴

キッズおすすめ

雨でもOK

飲食施設あり

ベビーカー利用可

オムツ交換スペースあり

授乳スペースあり