世界各地の水生生物が展示されている「魚津水族館」(富山県魚津市)。生き物の展示数はおよそ330種10,000点に上り、さまざまな見どころがあります。水生生物を常設展示する施設としては富山県で唯一ということもあり、開館当初から県民に親しまれている水族館です。
学びと体験!子どもにおすすめのポイントがいっぱい
家族におすすめのポイントとしては、子どもと遊ぶのにぴったりなコーナーがたくさんあるところ。例えば「うおすいファミリウム」では、楽しみながら魚に詳しくなれるように水槽が設置され、企画展では楽しく海の生き物ついて学べるようになっています。絵本やぬいぐるみもあります。写真撮影コーナーもあるので、記念撮影も忘れずに。
富山湾沖から見た魚津の海を再現した「波の水槽」は、沿岸の魚が展示されています。10分おきに波がおこり、まるで海の中を泳いでいるような魚たちの姿が見られます。カプセルトイに入った魚のエサを購入してエサやり体験もできます。
「キッズコーナー」には変身グッズがたくさん用意。カエルやカメに変身した子どものかわいい姿が楽しめます。遊びながら生き物に親しめるコーナーです。
また、貝やヒトデといった生き物を観察するだけでなく、タッチすることもできる体験コーナー「ふれあい水槽」もおすすめ。
「魚津水族館」の人気者たちに会いに行こう!
「魚津水族館」には、子どもたちに大人気の動物がいます。1階の「ペンギンプール」では、フンボルトペンギンたちが水に飛び込んだり、泳いだり、歩く姿が見られます。
2階の「アザラシプール」には、まちこ、ミミ、ハルという3頭のゴマフアザラシに出会えます。食事タイムにはエサをねだるかわいい姿が見られます。
3階の「おさかなショー」も必見。3匹の魚たちが輪くぐりや旗引きを見せてくれます。ウマヅラハギの輪くぐりは、とってもキュートで見逃せません。
水族館としては意外な生物がいる「ジャングルコーナー」もお忘れなく。魚類はもちろん、キオビヤクドクガエルやシーベンロックナガクビガメ、パンサーカメレオンなど珍しい生物がいっぱいです。
魚たちと一緒に展示されているサンゴ礁も見応えがあります。昼と夜のサンゴ礁を見比べて違いを発見するのも楽しい体験です。
富山ならではの展示に注目!
富山県に特化した展示が多いのも「魚津水族館」ならではの試み。2階の「富山の河川コーナー」は、富山県の急流河川や湧水地帯を再現し、そこに生息する生きものたちを展示しています。
「海岸の生物コーナー」では、富山湾に生息するアシナガスジエビやイソガニなどを観察することができます。「深海生物コーナー」は、富山湾の深海に生息するノロゲンゲやマダラなどの深海魚を展示。その他ニホンキサンゴなど富山湾の海底にスポットを当てた「富山湾のトピックスコーナー」もあります。
注目は「富山湾大水槽」。トンネル型の大きな水槽には、富山名物のブリ、カンパチ、ヒラメなどが泳いでいます。1日4回行われる魚たちの食事タイムも必見です。また全長150cmほどのドチザメも見どころのひとつ。富山湾でよく見かけられるサメで、穏やかな性格といわれていますが、そこはやはりサメ、悠々と泳ぐ姿は迫力あります。
イベントやバックヤード見学などユニークな体験も!
ここならではの工夫やこだわり、ユニークな展示も魅力のひとつ。例えば、ママたちに大人気の「ガラエステ」。ガラ・ルファというコイ科の魚に手の角質を食べてもらおう!というコーナーです。まず手をよく洗って水槽に手を入れてみてください。ガラたちが寄ってきて手をつんつんつつくように角質を食べてくれます。手がすべすべになりそうですね。
水族館の裏側が見られる「バックヤードコーナー」も人気が高くおすすめ。富山湾大水槽を上から覗くことができ、おさかなショーも裏側から鑑賞できます。ダイバーさんのお仕事に、子どもたちは興味津々かもしれません。
魚津水族館
住所 | 富山県魚津市三ケ1390 |
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電話番号 | 0765-24-4100 |
料金 | <入園料>760円 ※魚津埋没林博物館との共通券は1,050円 |
営業時間 | 9~17時(入館は16時30分まで) |
定休日 |
12月~3月中旬の月曜(祝日の場合は翌平日)、 12月下旬~1月初旬、2月下旬に機械メンテナンスのため休業日あり |
アクセス |
あいの風とやま鉄道線「魚津駅」より車4km /北陸自動車道「魚津IC」から国道8号経由4km |
駐車場 | 1,500台 |
特徴 |
キッズおすすめ 雨でもOK |
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