【秋の親子鉄旅】トロッコ列車やSLに乗って、紅葉と温泉を楽しもう!全国のおすすめ路線4選

【秋の親子鉄旅】トロッコ列車やSLに乗って、紅葉と温泉を楽しもう!全国のおすすめ路線4選

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気候がよく、おでかけしたくなる秋。鉄道を使って、紅葉と温泉を楽しむ親子旅に出かけてみませんか。列車からの紅葉を眺めたり、沿線の温泉に入ってみたり、子どもも一緒に楽しめるおすすめ路線を4選ご紹介します!

この記事は『JTB時刻表10月号(9月20日発売)』を抜粋・一部加筆のうえ掲載しています。

目次(index)

V字峡谷を渡るトロッコ列車がスリリング!「黒部峡谷鉄道」

黒部峡谷鉄道は、全線を通して富山県屈指の絶景紅葉スポット。宇奈月駅~欅平駅間で、トロッコ列車を運行しています。鉄橋を渡るときは、峡谷に涼しい風が吹いてスリル満点!赤や黄色に色づく山と、川のエメラルドグリーンのコントラストが鮮やかです。

客車はオープン型の窓なし普通客車と、窓付きのリラックス客車があります。山間部なので、羽織るものを用意しましょう。小さな子どもがいる場合は窓付き車両がおすすめ。
トロッコ列車の運転は11月30日(木)まで。終点の欅平は、奥鐘橋が絶景ポイントです。宿泊する場合、沿線に秘境の温泉宿もありますが、ファミリーには宇奈月温泉が便利ですよ。

紅葉の見ごろ:10月下旬~11月上旬

「SLばんえつ物語」が運転再開した「磐越西線」

郡山駅(福島県)~新津駅(新潟県)間を結ぶローカル線。2022年の豪雨災害から復旧し、今夏 からは「SLばんえつ物語」の運転を再開しました。SLが牽引する客車に乗って、雄大な阿賀野川沿いの紅葉を観賞できます。
SLの力強い姿を眺めたり、1号車の「オコジョ展望車両」でキッズ向けのフリースペース「オコジョルーム」を楽しんだりと、小さな子どもも列車旅を楽しめます!沿線には咲花温泉などの温泉街が点在しています。

紅葉の見ごろ:10月下旬~11月上旬

話題の新型特急列車「ひだ」が楽しめる「高山本線」

岐阜駅(岐阜県)~富山駅(富山県)を結ぶ路線。特急「ひだ」は、2022年夏にデビューした新型ハイブリッド気動車のHC85系で運行しており、鉄道ファンの間でも話題になっています。秋は飛驒川沿いの渓谷が絶景です。

沿線きっての温泉地といえば下呂温泉。下呂駅から徒歩圏内なのも魅力で、温泉街には無料の足湯が数カ所あります。親子で気楽に楽しめるので、ぜひ訪れてみてください。

紅葉の見ごろ:11月中旬~下旬

紅葉の名所である鳴子峡が大迫力の「陸羽東線」

車窓から美しい紅葉を観賞できる路線として有名な陸羽東線。特に鳴子温泉駅~中山平温泉駅間にある鳴子峡は、大迫力の景色を見ることができる人気スポット。土曜・休日にはレトロラッピングを施した「快速湯けむり号」(仙台駅~新庄駅間)も運行しています。
鳴子温泉駅には足湯があるほか、駅近くの温泉街には宿泊施設が立ち並んでいます。観光客が利用できる共同浴場もあり、入浴のマナーを学べる機会にもなりそうです。

紅葉の見ごろ:10月中旬~11月上旬

『JTB時刻表10月号』では、紅葉と温泉を楽しめる列車を更に紹介

巻頭特集は「絶景!紅葉列車と湯めぐり紀行」。この記事では掲載しきれなかった、紅葉や温泉を満喫できるおすすめ路線をたっぷりご紹介!また、秋の行楽にぴったりの臨時列車も掲載しています。

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