
「HUGTRATOPS(ハグトラトプス)」は「京王あそびの森HUGHUG(ハグハグ)」に併設されており、2024年3月にオープンしました。都内初のアスレチックタワーと日本最大級のキッズコースがあり、今回はキッズコースに挑戦!コースの楽しみ方を紹介します。
「ハグトラトプス」のキッズコースって?

キッズコースのアイテムは32種類!
キッズコースといっても内容は本格派。ハーネスを装着し、高さ1m強のコースを一筆書きに進みます。全3コースで構成され、アスレチックアイテムは全部でなんと32種類!日本有数の規模を誇ります。年齢や体力に合わせて自由にコースを選べますよ。
身長制限はある?
身長100㎝以上140㎝以下、体重40㎏未満の子どもが利用可能。未就学児は保護者の同伴(無料)が必要です。(保護者1名につき子ども1名まで)。
※キッズコースを体験しない子どもの付き添いは不可

身長125㎝以上の場合、巨大アスレチックタワーの利用もできます。
まずは準備から
受付をしよう

受付は京王線多摩動物公園駅を出て右側、HUGHUG正面脇の通路を抜けた場所にあります。webで事前予約したQRコードを受付に提示し、入場用のバンドを受け取ります。更衣室やトイレはないので、あらかじめ済ませておきましょう(HUGHUG館内のトイレを利用できます)。

受付後、場内にある手荷物用無料ロッカーに荷物を入れておきます。
ハーネスをつけて講習

遊ぶ前にハーネス(命綱)とヘルメットを装着し、インストラクターによる安全講習を受けます。キッズコースは地面から高さ1メートルほどの位置にあるため、ハーネスをつけることで、安心してのびのびと遊べますよ。

ハーネスのサイズは子どもの体型に合わせてスタッフが選んでくれます。
実際にハグトラトプスのキッズコースを体験!
全身を使って遊べるBコース

Bコースの入り口にある「ロビニアス」
今回実際に遊んでみたのはBコース。A~Cコースのなかでもっとも長く、アイテムは全部で12個。狭い道を通ったりぐらぐら揺れる板の上をそっと歩いたり、とにかく全身をバランスよく使って進みます。
出発前に、プーリー(滑車)の持ち方と掛け方のレクチャーも。プーリーは、ハーネスとコース上のワイヤーを繋ぐ落下防止装置のこと。遊ぶ時に自分で移動させますが、手が届かない時や引っかかって動かしにくい時はスタッフが手伝ってくれます。ロープに差し込み、ひっかけて、ひっくり返すという動作を自分でできるようになったら出発です!
まずは「ロビニアス」。平行する細い木の上を渡っていきます。

カラフルな「レインボー(虹)」。ボルダリングのホールドがついた虹のパネル伝いに、平均台のような角材の上を通っていきます。身長120cm程度だと、虹のてっぺんのホールドがギリギリ届くくらいでスリリング。

「クモの巣」。体全体を使い、ネットをつかんで移動するので少々手ごわい場所ですが、その分達成感も大きいアイテムです。

吊り樽(つりだる)遊具の「オベリックス」。樽型のライドに入り、両腕でロープをたぐり寄せながら移動します。腕力だけでなくバランス感覚が必要で、子どもの冒険心を掻き立てます。

「ジャングルブリッジ」。細いロープ1本で次の足場まで渡っていくのはスリリング!絶妙なバランス感覚が求められますが、サクサク渡れる子もいます。

「スネーク」。ジグザグに渡した木材の上を渡っていきます。自分が渡れる歩幅に合わせたコース取りがポイント。

佳境のひとつが「トンネル」。途中で切れているので渡るときには要注意。また、絶好のフォトスポットでもあります。

出口で待ち構えてパシャリ!

「スイングブリッジ」。角材の上を渡っていきますが、角材と角材のあいだは広めで、途中でロープを引き寄せて移る時にも揺れるのでゆっくりと。

続いて「ハープ」。足元は細いロープ1本だけ!見た目はシンプルな構造ですが、意外と難しいようです。

「傾斜ボード」。グラグラする足元の板を踏みながら渡っていきます。体重のかけ方がポイント!滑りにくい靴を履かせ、足元が滑らないように見守りましょう。

「クライミングパネル」。V字型の谷のように備え付けられた板の両側にはクライミングホールドが。手足をどこに置くか考えながら渡っていくので、作戦も重要です。ホールドだけに頼らないのも大事かも!?

Bコースのラストは、長さ約10メートルのジップライン!風を切って滑降し、ゴールポイントへ。動画撮影向けのポイントでもあります。体験した子どもは、このジップラインが一番楽しかったとのこと。
初めてならAコースもおすすめ
アスレチックタワーの真下にあるAコースは、初めてキッズコースを体験する方にもおすすめ。

キッズコースAのアイテムは「竹馬」「魚の橋」「漁網」「アルキメデス」「パリセード」「傾斜ボード」「車」「ダイヤモンドネット」「ビーム」の9種類。B、Cコースよりも難易度のやさしいアイテムなので、体を慣らすのにもおすすめ。
Bコースと同じ高さで遊べるCコース
Cコースは、Bコースと同じフィールド上にあり、入り組んだかたちで進行します。Bコースと同じように、1メートルの高さで様々な遊具に挑戦!
キッズコースCのアイテムは「ランプ」「ワニの橋」「上り坂・下り坂」「ジャックストロー」「ピタゴラス」「乗馬」「セイル」「フェンダー」「クライミングフェンス」「タイヤ」「ジップライン」の11種類。
3つのコースのなかではもっとも高難易度のコースで、体を動かすのが得意な子どもでもやりごたえがあります。Bコースと同様、最後はジップラインでゴール!
125cm以上のキッズはアスレチックタワーがおすすめ

身長125㎝以上(体重120㎏未満)の子どもは、アスレチックタワーが利用可能です。
フィールドアスレチックの要素をタワー状に配置したドイツ、Kristall Turm社製のスポーツアトラクション。全37種類のアスレチックアイテム搭載! 親子で楽しめます。
※小学生以下は、18歳以上の保護者の同伴プレイ(有料)が必要(保護者1名につき子ども2名まで)。また、保護者の同意が必要。

まずは階段で上に登ってからスタート。奥に京王線のホームが見えます
六角形が3層に積みあがった構造で、自分で好きなコースを選びながら進んでいくことができます。難易度は3段階あり、青・赤・黒で色分けされています。攻略が難しくなるほど難易度UP!

最上階部分では、向かい側の多摩モノレールと同程度の目線に。ここでしか味わえない爽快な展望が楽しめる、スリル満点のアクティビティです。
予約方法は?
ハグトラトプスのチケットは完全予約制。WEBでの事前購入のみとなり、現地でのチケット販売はないので要注意!時間帯は、20分刻みでの案内となっています。
枠が空いていれば当日予約も可能です。
京王あそびの森 HUGHUG〈ハグハグ〉も遊び場いっぱい

巨大なネット遊具「ハグハグのき」
HUGTRATOPSに併設しているHUGHUGは、日本最大級のネット遊具や館内を走るミニSL、トランポリンや巨大ボールプールなど思いっきり体を動かせる屋内アスレチック施設です。こちらも一緒に遊ぶのがおすすめ!
※入館には別途料金が必要
<HUGHUGの詳細記事はこちら>
» 日本最大級のネット遊具で思いっきり遊べる!HUGHUG取材レポ
■HUGTRATOPS(ハグトラトプス)
問合先 | 042-591-8989(9時30分~17時30分) |
---|---|
住所 | 東京都日野市程久保3-36-60 |
時間 | 9時30分~17時20分(最終受付16時5分)※時期によって変動あり |
定休日 | 水曜(祝日の場合は翌日)、年末年始 ※春、夏、冬休み期間は開館の場合あり、施設整備による臨時休館あり。また、雨天・悪天候時は中止 |
料金 | キッズコース/1時間ごと1500円(安全器具装着・安全説明時間を含む) アスレチックタワー/1時間ごと大人(中学生以上)3000円、子ども(小学生以下)2000円 |
アクセス | 京王線多摩動物公園駅下車すぐ。多摩モノレール多摩動物公園駅から徒歩1分 |
駐車場 | なし(近隣の駐車場を利用) |
URL |
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。