
夏に美味しいアイスクリーム。溶(と)けないアイスなんて夢のようだけど、実は自宅でも簡単に作ることができるんだ!溶(と)けないひみつは「寒天」。寒天を使って、常温で置いておいても溶(と)けない不思議なアイスを作ってみよう!
おすすめの年齢・制作時間
包丁は使わないので低学年からおすすめ!火を使う作業は大人と一緒(しょ)にやってもらおう。冷凍庫で冷やす時間を除けば、20分くらいで作れるよ。
1年生 2年生 3年生 4年生 実験(食べ物) 製作期間:1日
用意するもの
材料(6本分)
牛乳:400ml、粉寒天4g、グラニュー糖40g、ミカンの缶詰(かんづめ)200g
調理器具
アイスの容器や棒、お鍋(なべ)やゴムベラ。冷凍(とう)庫にしまうスペースも準備しておこう。
手順
1.材料を火にかける

鍋(なべ)に牛乳と粉寒天を入れ、中火にかけてぐつぐつ泡(あわ)が立つまで煮(に)る。
<ポイント>
- アイスの容器は水にぬらしておこう。
- アイスの容器に、ミカンを同じ数ずつ入れておこう。
2.グラニュー糖を加える
弱火にして、グラニュー糖を加えてゴムベラで混ぜ溶(と)かす。

3.アイスの形にする
2をアイス容器に流し、冷凍(とう)庫で約4時間冷やし固める。
取り出すときは、室温に1~2分おいてから抜くと外しやすい。
まとめ方のコツ
・寒天の量を減らしたものや入れずに作ったものも用意して、溶(と)け出す時間や温度を調べてみよう。
・どの時間の写真か分かりやすいよう、時計やストップウォッチと並べて写真を撮(と)るのもオススメ。
・最後はちゃんと食べて、味の感想も忘れずに書こう。
参考にした本

『るるぶマンガとクイズで楽しく学ぶ!食べ物のひみつ』
今回紹介したレシピは『るるぶマンガとクイズで楽しく学ぶ!食べ物のひみつ』でも掲載(けいさい)しているよ。ほかにも、簡単に取り組めるチャレンジレシピが盛りだくさん!「なぜパンは膨(ふく)らむの?」、「スイカって野菜?果物?」、「食べ物はどうやって食卓(たく)までやってくるの?」など、食べ物にまつわる疑問をくわしく解説。イラストや図解、写真でわかりやすく紹介しているよ。身近な食べ物をきっかけに、理科学習や社会学習への興味が広がる1冊!