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イヤイヤ期って、本当にたいへん

佐藤ママ直伝! 子どもの将来につながる「おうちあそび」【休校中のコロナ対策】

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おうちあそびイメージ

おうちあそびイメージ

新型コロナウイルスの影響で突然訪れた外出自粛生活。「自宅で子どもとどう過ごしたらいいの?」と日々頭を悩ませているパパママも多いことでしょう。でも、せっかくの機会ですから楽しく遊んで、そして、子どもの成長にも結びつく…そんな有意義な過ごし方がしたいですよね。
そこで、4人のお子さんが東大理3に合格したことで知られる「佐藤ママ」こと佐藤亮子さんに直撃。受験テクニックで注目されることの多い佐藤ママですが、実は、幼少時代のお子さんとの関わりは、笑いに満ちたあそびの日々だったようです。

(監修者)佐藤亮子さん

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目次(index)

佐藤亮子さんプロフィール
大分県出身。津田塾大学卒業。大分県内の私立高校で英語教師として勤務。結婚後、夫の勤務先の奈良県に移り、専業主婦に。長男・次男・三男・長女の4人の子どもを育て、4人とも東京大学理科3類に進学。その独自の子育て法や教育法に注目が集まり、著書の出版や、メディア・講演などで活躍中。

おうちあそびは、ちょっとしたコツで楽しさアップ!

今は、おうちにいるとついゲームなどであそんでしまうことが多いかもしれませんが、長い時間のある今こそ、日頃なかなかできないことを親子でされてみてはいかがでしょうか。子どもは、実は手を使ってモノを作ることが大好きです。「やってみたいな」と思っていたことを、親子でゆっくりやってみませんか?

おすすめあそび1:折り紙

私が子どもたちとよくやっていたのは「折り紙」です。
子ども用の折り紙の本を買ってきて、初めのページから順番に作っていました。
最初は、パパやママが作ってあげたものであそんだり、作るところを見せるだけでいいのです。次第に、子どもも親が作っている手先をみながら、自分でもやりたくなります。自分で作品が作れるようになると、どんどん楽しくなってきますよ。

子どもと一緒に楽しむコツは「簡単なものからスタートする」こと。
作り方の本は、大抵はレベルが易しいのから難しいものへと難易度順に並んでいます。ですから、適当にパラパラとめくってやりたいものから始めてしまうと、それがかなり難しいものだったりもします。そうすると、子どもには難しすぎて、急にやる気が失せて「もういい~」となってしまいます。
折り紙は、山折り・谷折りなどそこそこの技術が必要ですから、いきなりレベルの高い作品は手に負えなくなってしまい、楽しくなくなるのです。
私のおすすめは、とにかく、まず1ページ目から順に作っていくこと。そうすると、子供も作り方に次第に慣れてきて、高度なものも作れるようになっていきます。問題集を少しずつやっていくのと同じような感じで、達成感が得られます。

おすすめあそび2:工作

『工作図鑑』のハンモック作成

工作も、折り紙と同様に本を使いました。分厚い『工作図鑑』を買い、材料の都合を考えながら、やはり簡単なものから、少しずつレベルをあげていくというやり方にしました。
さらに、ひとつの作品ができ上がったら、シールを貼っていました。シールを貼るごとに、子どもも親も達成感が得られるのですよ。小さなことなのですが、結構盛り上がります。作品を写真にとって、アルバムを作るのもいい思い出になりますね。

身近な材料であそべるものができて、実際にそれであそぶことを通して、夢中になることや達成する楽しさを知ることができるのです。その後の子どもの成長過程においても、とてもいい経験になりますね。

写真は、『工作図鑑』の最後に載っていたハンモックです。あまりの大作だったので、子どもが小さい時にはできなかったのですが、私は「いつか、挑戦したい」と思っていました。それで、長男の小学3年の自由研究でこのハンモックを作ることにしたのです。家族みんなでロープを編んで網を作り、本当にいい思い出になっています。今でも実物を保存してありますし、スマホの写真をいろんな人にみせて自慢しています(笑)

作ったものを持って、外へ出よう

おうちで作った糸電話を外で試してみる親子

おうちあそびで作ったものを持って、ぜひ散歩へ出かけてみてはどうでしょうか?今は自由に外出ができない状況ですが、子どもは室内でただ作っているだけでは次第に飽きてしまいますからね。
紙飛行機を作ったらちょっと外で飛ばしてみたり、糸電話で糸がどの長さまで聞こえるか試してみたりするのも楽しいですよね。遊具のある大型公園にわざわざ行かなくても、近所で十分に楽しむことができます。

また、自分で作ったおもちゃであそぶという体験は、ほかのなにものにも代え難い思い出になります。私が子どもたちと毎日あそび、たくさんの経験をさせたのは、「勉強ができる子にしたいから」ではなく「豊かな人生を歩んでほしい」と思ったからです。子どもの感性は、知識からだけでなく実体験を伴ってこそより豊かなものになるといえますから。子どもに教えることだけではなく、親子で一緒になって楽しくあそんでください。

パパやママが、自ら楽しむ!

「佐藤ママ」こと佐藤亮子さん

そのほか、ダンボールで家をつくる、うどんを足で踏んで手作りする、秋の紅葉した落ち葉を大量に拾ってきて庭にまくなど…毎日いろいろなことをしていましたね。
私がしてきたことは、いわば基本的には「子どもの受け狙い」なんです。何をしたら子どもが笑うかな、喜ぶかなということばかり、いつも考えていました。

「子どものために必要だから」とか、「○○さんがやっているから」と思ってやるあそびは、自分がまず楽しめないですよね。親が自らワクワクしながら、もう一回、子ども時代を一緒に体験するような気持ちで楽しんだらといいと思います。

明日やることを決めると、ワクワク元気に過ごせる!

新型コロナウイルスの影響で、家族みんなが、かなりの長い時間を同じ場所に過ごしいている状況です。戸惑いも多いでしょうが、「早く収束しないかな」「仕事ができないよ」というようなネガティブな考え方は一切しないことがまず必要です。

小さな子どもは、今の状況がよくわからないので、親の困った顔、悲しそうな顔などに非常に敏感になっています。だから、パパママはいろいろ心配なこともあると思いますが、家の中ではいつも明るくニコニコしてください。

やりたいことをノートに子供と一緒に書いてみましょう。その項目を毎日やって、済んだものを横線で消していく、というようなやり方がおすすめです。毎日毎日、たとえあそびでも、「出たとこ勝負」のようなことをしていては、途中で必ず飽きてしまい、時間を持て余してしまいます。

夜寝るときに、「明日は何をしようかな」と親子でワクワクしながら寝られるように、具体的な予定を考えましょう。その予定は「絵本を5冊読む」「折り紙を10個作る」というようなものでいいのですよ。
明日することが決まっていることが、元気よく生きていくコツの一つです。

何年かたって子供が大きくなった時に、今のことを「大変だったけど、家の中では毎日なんだか楽しかったよね」と言えるといいですよね。先の見えない今ですが、先がはっきり見える時代など今までにもありませんでした。
平常と違う状況になった時に、人生の先輩としてどのような気持ちを持つべきか、どのように過ごすべきかを子供に態度で示してください。
目の前の見えるものをしっかり見据えて、ぜひ「楽しさ」を優先して親子で記憶に残る時間にしてほしいと思います。

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