冬から、スキー場などでは春先まで楽しめる雪遊び!子供たちは雪を見るのが大好きですよね。でも見るだけではもったいない!この記事では定番の遊びからひと手間かけたものまで実際に子供とやって楽しかった雪遊びをご紹介します。もっと雪と触れ合って大人も子供も楽しみましょう!
定番!砂場セットで遊ぼう(1歳〜)
飽きるほどやったお砂場遊びも、砂が雪に変わるだけでとっても特別なものになります。持ち物はいつものお砂場セットでOK! お砂場セットに砂などが付着している場合は事前に洗っておくとベターです。雪そのものの色を楽しみましょう。
実際に遊んでみたところ、100円ショップで買った砂場用のアイスクリーム屋さんセットが大ウケでした!落ちている花びらや葉っぱを使ってデコレーションをするとより楽しいですよ。
定番!かまくらを作ってみよう(1歳〜)
かまくらなんて本格すぎる?確かに雪まつりで見るような頑丈なかまくらは手間がかかりますが、子供との遊び用のかまくらなら作り方はとてもシンプルです。
- まず雪で作りたい大きさの山を作る。フワッとした山だと後から崩れてしまうので、足やスコップを使ってしっかり固めましょう。(雪質がサラサラしている場合は、途中で冷水をかけて固めると良い)
- 山ができたら、最後に出入り口用の中をくりぬく
実際にできたかまくらは秘密基地みたいでワクワクしますね! お子さんが小さい家庭ではかまくら作りは大人が担当し、子供は完成したかまくらに雪やオモチャを使って飾りつけをするという遊び方もできます。子供の「自分で作った」の充実感を大切にしたいですね!
定番!ピクニックをしてみよう(1歳〜)
かまくらよりさらに簡単なのが、ピクニック用のベンチとテーブルです。
地面の雪を長方形にくり抜き、くり抜いた雪をそばに積み上げるだけで、ベンチとテーブルが完成します。見た目は掘りごたつのようです。
そんな雪のベンチ&テーブルで食べるご飯は美味しい!それが雪の中になるとその特別感は2倍にも3倍にもなりますね。2歳児と4歳児と一緒にお弁当を食べてみたところ、最後まで笑顔で苦手な野菜も完食しました。
定番!100円ショップのそりが優秀(6歳〜)
雪遊びの定番中の定番である「そり遊び」ですが、そりが100円ショップでも買えるのをご存知でしょうか? 柔軟性のあるプラスチックのお尻に敷くタイプのそりで「スライダー」や「ヒップスライダー」という名前で販売されています。
筆者が見つけた100円ショップのスライダーは対象年齢は6歳からでした。実際に使っている小学生ママに聞いたところ、すべりが良く、かなりエキサイティングなそり遊びができるそうです。コストパフォーマンスも良く、子供も満足、さらに薄いため置き場所に困らず大人も嬉しい♪ 1つあれば雪の季節だけでなく、春〜秋の芝生滑りにも活躍してくれます。
ひと手間かけて♪「雪アイス」作り
もっともっと雪を楽しみたいというご家庭では、こんな遊びをしてみてはどうでしょうか? たとえば「雪アイス」こと「雪を使って作るアイスクリーム」。雪と塩があれば冷凍庫がなくてもアイスクリームが作れます。
簡単に言うと、牛乳・卵・砂糖などのアイスクリームの材料を入れた容器を、塩を混ぜた雪で覆い外側からキンキンに冷やして作るというものです。
「いやいや、雪は0度で溶けて水になるでしょう? それじゃアイスは固まらないよ」と思った方、鋭い! 雪だけではアイスクリームは作れません。これは「塩を含んだ雪が周りの温度を0℃以下に下げて溶ける」という性質を利用した遊びです。塩を含んだ雪は最大で−20度にまで下がります。アイスも固まる訳です。雪アイス作りは雪遊びとしても理科の実験としても面白いアクティビティだと言えますね!
関連記事はこちら:»雪の中で作ってみよう、本物のアイスクリーム!作り方は?なんでできるの?
スマホを使って♪ 雪の結晶の撮影&観察
そして、最後にもう1つご紹介したいのが、スマホでできる雪の結晶の撮影&観察です。筆者も雪の結晶の観察には顕微鏡が必要というイメージを持っていましたが、今やスマートフォンとスマートフォン用のマクロレンズがあれば誰でも雪の結晶を観察することができるのです!
チャレンジしたところ、何とか結晶とわかるものの撮影ができました。絵本やアニメでしか見たことがなかった雪の結晶を、生で見ることができ大人も子供も感動です!
雪があまり積もらないときでも楽しめるのがいいですね。ただしベストショットの撮影には忍耐が必要。しっかり防寒対策をして楽しみましょう。
関連記事はこちら:»スマホで「雪の結晶」が撮影できるって本当!? 実際に試してみました!
雪の季節は寒くて屋内にこもりたくもなりますが、雪に触れ、その不思議な性質に触れたときのワクワクが子供の心を成長させてくれるはず。公共の場ではルールと周囲の安全に注意して楽しんでくださいね!