
淡路島と神戸市を結ぶ世界一長いつり橋・明石海峡大橋。そのつり橋の雄大な姿を見渡すことができるのが「道の駅あわじ」です。更に、橋の巨大なケーブルをつなぎとめる淡路島側のアンカレイジまでも間近で見ることができるんです。もちろん道の駅のお楽しみ・地元グルメも、橋の下を行きかう様々な船舶や漁船、対岸の景色を眺めながら舌鼓。更に、オリジナルのお土産は約70アイテム!道の駅あわじの生しらす沖漬けをはじめとするおすすめをご紹介します。
道の駅あわじ / 道の駅東浦ターミナルパーク / 道の駅福良 / 道の駅うずしお
生しらす丼などおすすめグルメがずらり

南欧風の建物が目を引く「道の駅あわじ」は、潮風が心地よい広々とした敷地にあります。それに比例するかのようにグルメを堪能できる店もさまざま。駐車場に一番近いお店から順に、おさかな共和国「えびす丸」、フードコート、「練物屋」、バーガーと牛丼の店「淡路be-」、1Fお土産ショップの奥には「道の駅ナカ食堂」、2Fには「レストラン海峡楼」、そして土・日曜にはパーク内にキッチンカーが出現するというグルメパラダイスです。それぞれの気になるメニューをご紹介しましょう。
生しらす丼 1000円(4月中旬~11月下旬の期間限定)
(えびす丸)

淡路島で捕れる生しらすは、兵庫県プライドフィッシュに認定されており、漁師さんが選んだ自慢の魚です。生しらすは、道の駅あわじのすぐ近く・岩屋港で水揚げ後急速冷凍され、島内各地69店に届けられます。そのうちの一つが、おさかな共和国「えびす丸」。ベテラン職人の目利きと抜群の鮮度の淡路島しらすがのった「生しらす丼」は、食べた誰をも笑顔にしてしまいます。
海鮮漬け丼 1480円(11月下旬~4月中旬)
(えびす丸)

すぐそばの岩屋漁港で水揚げされた魚介を使った海鮮丼は、ここで味わう価値ある一杯。春になると生しらす丼と交代するメニューです。寒い季節のお楽しみ丼もぜひ味わってみてくださいね。
淡路の鯛ご飯玉子かけ 880円
(えびす丸)

ごはんに鯛のお刺身がのった“鯛の海鮮丼”にとろりと玉子をかけて食べる「淡路の鯛ご飯玉子かけ」。淡路島は、明石海峡や鳴門海峡で捕れる身が締まった鯛が水揚げされることでも有名です。その上質な鯛と新鮮な玉子を一緒に食べられる幸せな丼は、年齢を問わず愛されている一品です。
■えびす丸
時間 | 土・日曜 祝日9時~17時30分、平日9時30分~17時30分(3~11月)、~17時(12~2月) |
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休み | 無休 |
明石焼き 650円(10個入)
(フードコート)

「明石焼き」は明石海峡大橋の対岸、神戸の西隣の明石を中心とする兵庫県のご当地グルメで、ここ淡路島でもいただけます。一見するとたこ焼きのようにも見えますが、ソースがかかったたこ焼きのように「カリッ。フワッ」ではなく「ふわっふわ」で、旨みたっぷりのダシに浸していただきます。中の弾力あるタコとの食感の違いも楽しく、ペロリと食べてしまいます。
■明石焼き(フードコート内)
時間 | 9時30分~17時30分 |
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休み | 無休 |
淡路牛バーガー 630円
(淡be-)

お肉好きの方は、「淡路牛バーガー」をどうぞ。自然豊かな淡路島で育った淡路牛をスライスして、自家製タレで味付けて炒めたものがメインで、シャキッとしたレタスと淡路島玉ねぎの甘味がアクセントになった逸品です。「ハンバーガーなんて…」と敬遠せずに、おじいちゃんおばあちゃんも召し上がれ。タレも特選醤油とBBQ味から好みの味を選べます。
■淡be-
時間 | 9時30分~17時30分 |
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休み | 無休 |
揚げたてをテイクアウト 200円~
(練物屋)

「練物屋」では魚のすり身に玉ねぎやタコが入った練物をはじめ、カレーパンなどの揚げたてを熱々で食べられると大人気。ただし、メニューがしばしば変更されるので、次に訪れても前と同じものが食べられる保証がありません。「これだ!」と思ったら、食べないと後悔しますよ。小腹が空いていると素通りできないお店です。
■練物屋
時間 | 9時30分~17時30分 |
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休み | 無休 |
地元で人気の食堂 350円~
(道の駅ナカ食堂)

「道の駅ナカ食堂」は、地元の方がよく利用される食堂です。もちろん、観光客も大歓迎のお店。メニューが豊富でとってもリーズナブルだから、ついあれもこれもと食べ過ぎてしまいます。他のお店よりも早めに閉まるので、ご注意を。
■道の駅ナカ食堂
時間 | 9時30分~15時 |
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休み | 無休 |
淡路島の新鮮な野菜をゲット!

中庭にオープンした産ちょく館では、淡路島の玉ねぎを中心に、採れたての野菜や果物がずらりと並びます。

スタッフに聞くと、淡路島の玉ねぎなど、おいしい野菜の食べ方を教えてもらえますよ。

2024年冬には、淡路島の玉ねぎになりきれる顔出しパネルが登場!
■産ちょく館
時間 | 9時30分~17時(土・日曜、祝日は9時~) |
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休み | 無休 |
景色を眺めながら食事ができるレストラン
(レストラン海峡楼)

淡路牛すきやき重(1580円)
道の駅あわじ2Fにある「レストラン海峡楼」では、天候に左右されず明石海峡大橋を眺めながらゆったりと食事ができます。人気のテラス席も屋根があるので大丈夫。新鮮素材を使ったセットメニューには淡路牛もお目見えします。他にも、パスタや単品のお料理もあるので小さな子連れの家族なら、シェアして淡路島グルメを味わえますね。
■レストラン海峡楼
時間 | 平日11時~17時30分(17時LO) |
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休み | 無休 |
オリジナルのお土産が70アイテム!

オリジナルのお土産を作る自社工場を持つ「道の駅あわじ」。また、特産品の玉ねぎは畑ごと仕入れているので、ショップ入口には、みずみずしい玉ねぎが山積みです。種類も豊富で、一つひとつ丁寧にネットキャップがかけられた玉ねぎは、大人の両掌にようやく収まるほど大きいものもありました。
そんな玉ねぎを使った加工食品など、ここでしか買えないお土産の一部をご紹介しましょう。
たまねぎポン酢 650

すりおろした玉ねぎが、「これでもか」というくらいたっぷり入った「たまねぎポン酢」は、玉ねぎの旨みがしっかりと感じられる濃厚なポン酢です。地元の方にも人気があり、鍋料理以外では焼肉のタレとして使うのだそう。肉と一緒に玉ねぎも食べれば、なんだか体にも良さそうな気がします。
生しらす沖漬け(2食入り)680円

淡路島を代表する名産品「生しらす」。すだち酢がほんのり香る漬けダレで、生シラスの旨みを最大限に引き出しています。

凍ったパッケージのまま5~10分間氷水につけて解凍し、ごはんの上にのせるだけで本場の生しらす沖漬け丼ができ上がります。
藻塩フロランタン 540円

淡路島産の藻塩(もしお)は、ほんのり甘みのあるまろやかな塩です。藻塩を使ったキャラメルでコーティングされたサブレにナッツのトッピングがアクセントになった、一口サイズの「藻塩フロランタン」。サクサクとした食感と軽やかな甘さが後引くおいしさで、一つ食べると止まりません。
新芽海苔 580円

「新芽海苔」は、その年初めて摘まれた海苔を使って作られた佃煮です。やわらかい食感と香り豊かな佃煮は、運が良ければ出会える逸品ですが、美味しい淡路島の海苔を使った他の佃煮も裏切らない味です。
他にもお土産は豊富にそろっています。じっくりと店内を見て回り、ここでしか買えないお気に入りを見つけてくださいね。
お気に入りのお土産をもう一度手に入れたくなったら、オンラインショップをチェックしてみてね。
注目!ポケモンマンホール

オリジナルデザインのポケモンマンホール「ポケふた」。道の駅あわじのポケふたには、伝説のポケモン「ルギア」が描かれています。
公園内には明石海峡大橋の工事に関する展示が

アンカレイジ(奥)とペインティングされた鋼製シンカー
アンカレイジは、つり橋のケーブルをつなぎ止めておくおもりです。とても大きなもので、明石海峡大橋淡路島側のアンカレイジは、約52万立方メートルものコンクリートで固められており、見えない地中には、約150メートルの高さのビルがすっぽり入ってしまうほどの大きさの基礎があるのだそう。
明石海峡大橋の真下にある松帆アンカレイジパークには、ケーソンなどをつなぎ止めておくためのおもりの「鋼製シンカー」(現在は錆防止も兼ねてペインティングされたもの)や「深海潜水作業用装置」など、実際に工事で使用された巨大な機材が一部展示されています。
パークには、主塔の土台・ケーソンを模した実物大(直径78m)の石畳の歩道があります。実際に歩いて大きさを実感してみてね。
アクセスは?岩屋ポートターミナルから100円シャトルバス

100円シャトルバス「バンバンバス」
【電車・バスを利用】
JR三宮駅→(徒歩3分)→三宮バスターミナル→(神姫バス三宮・西浦線乗車約40分)→淡路IC→(北淡路周遊バスで約8分)→岩屋ポート→(100円シャトルバス「バンバンバス」で約5分)→道の駅あわじ
・三宮から乗車する神姫バス三宮・西浦線は、1時間に2~3便(6時台から22時台)
・北淡路周遊バス(無料)は、1時間に1~2便(10時台から22時台)
» 北淡路周遊バス時刻表
・100円シャトルバス「バンバンバス」は、1時間に3便(11時代から17時台)
» バンバンバス時刻表
【車利用】
神戸淡路鳴門自動車道 淡路ICから県道31号経由約4km(約9分)
無料駐車場:乗用車70台
カーナビ設定電話番号:0799-72-0201
シャトルバスで足を延ばそう!
100円シャトルバス「バンバンバス」を利用して、さらに一歩足を延ばしてみましょう。
淡路島タコステ

道の駅あわじからシャトルバスや車を利用して約2分のところにあるのが「淡路島タコステ」です。ここは、かつて淡路島・岩屋と明石を結んでいた「たこフェリー」跡地に作られた総合商業施設で、2020年3月にオープンしました。レストラン・フードコート・売店が備わっており、地元グルメは、海鮮料理や漁師飯から、ハンバーガーやスイーツまでよりどりみどり。売店では、新鮮な山海の幸をはじめ地ビールなども取り扱っています。
また、3~11月は、明石海峡大橋クルーズ船・咸臨丸も発着しています。
» 明石海峡大橋クルーズ公式サイト
※毎年夏休みには「淡路島海賊クルーズ」を開催
■淡路島タコステ
場所 | 兵庫県淡路市岩屋1414-27 |
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電話 | 0799-64-7551 |
時間 | 平日10~17時、土・日曜 祝日10時~17時30分 |
休み | 年中無休 |
駐車場 | 無料 70台 |
URL |
美湯 松帆の郷

「美湯 松帆の郷」は、道の駅あわじから無料シャトルバスや車を利用して3分ほどのところにある日帰り温泉施設。天然ラドン温泉に浸かりながら、のんびりと明石海峡大橋を眺めることができます。着替えを準備しておけば、温泉から上がってさっぱりとくつろげます。
併設されたフードコートでは、地元淡路島の新鮮な素材を使った料理を味わうことができ、季節の特産品も集められていますから、お土産の買い忘れがあっても安心です。

夜景を眺めながら1日の疲れを癒して
■美湯 松帆の郷
場所 | 兵庫県淡路市岩屋3570-77 |
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電話 | 0799-73-2333 |
料金 | 大人700円、子ども(4歳~小学生)400円、4歳未満無料 |
時間 | 11~22時(受付21時まで)、レストランは11~21時 |
休み | 第1木曜 ※1・4・5・8月は無休 |
駐車場 | 無料 64台 |
URL |
赤ちゃんの授乳室は?

「道の駅あわじ」は赤ちゃん連れも安心。授乳室は、お土産ショップの向かいの建物にあります。女性用のパウダールームと引き戸で仕切られ、簡単な洗い物ができるミニキッチンが備わり、おむつ替えベッドも3台。パウダールームを通らずとも外から直接入ることもできる広々とした空間は、ベビーカー利用時も他人に気遣うことなく楽々と入ることができ、荷物が多くても安心して利用できます。(男性使用不可)

イルミネーションに彩られる明石海峡大橋は、昼間とは違った表情で魅了
お土産を買ったり、休憩したりするのに便利な道の駅。明石海峡大橋を間近で見ることができる「道の駅あわじ」は、充実した設備と広々とした松帆アンカレイジパーク、美しい眺めで、あっという間に時間が過ぎてしまう場所。この場所を目的地に組み込んだ淡路島旅行計画を立てたいですね。
■道の駅あわじ
住所 | 兵庫県淡路市岩屋1873-1 |
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問合先 | 0799-72-0201 |
時間 | 平日9時30分~17時30分(12~2月は~17時)、土・日曜 祝日9時~17時30分 |
定休日 | 無休 |
URL |
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
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道の駅あわじ / 道の駅東浦ターミナルパーク / 道の駅福良 / 道の駅うずしお
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