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九州のおすすめ鍾乳洞・洞窟13選!七ツ釜や稲積水中鍾乳洞などが神秘的

七ツ釜(佐賀県/唐津市)
七ツ釜(佐賀県/唐津市)

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九州でおすすめの鍾乳洞や洞窟を紹介します。巨大な海食空洞が並ぶ七ツ釜(佐賀県)や阿蘇山大噴火で水没したという珍しい稲積水中鍾乳洞(大分県)など、神秘的な自然を感じられるスポットがいっぱい!
子どもと探検気分で歩くなら、七ツ釜鍾乳洞(長崎県)や風連鍾乳洞(大分県)、昇竜洞(鹿児島県)などがおすすめです。シャンデリアのような鍾乳石など、ユニークな形を親子で探しながら楽しんでみては。

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全国のおすすめ鍾乳洞・洞窟
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目次(index)

福岡県の鍾乳洞・洞窟

芥屋の大門(福岡県/糸島市)

けやのおおと

芥屋の大門

日本三大玄武洞の一つ

糸島半島の西にある日本最大級の玄武岩洞(天然記念物)で、博多節にもうたわれる景勝地。海抜64m、長さ180mの岬の崖下は荒波で削りとられ、奥行90m、幅2~10m、海面からの高さ8mもの大洞窟になっている。岬の上は芥屋の大門公園に続く遊歩道。3~12月のみ運行の遊覧船(電話:092-328-2012、料金:700円、所要30分)で中を見学することができる。

住所 福岡県糸島市志摩芥屋
TEL 092-322-2098/(一社)糸島市観光協会

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千仏鍾乳洞(福岡県/北九州市小倉南区)

せんぶつしょうにゅうどう

千仏鍾乳洞

入口付近には軽い食事ができる千仏茶屋も併設

平尾台の草原には、神秘的な鍾乳洞が点在する。なかでも、代表的なのがこの千仏鍾乳洞(天然記念物)だ。全長は数千mといわれる。

住所 福岡県北九州市小倉南区平尾台
TEL 093-451-0368
時間 9~17時(土・日曜、祝日は~18時)
休み 無休
料金 入洞900円

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佐賀県の鍾乳洞・洞窟

七ツ釜(佐賀県/唐津市)

ななつがま

七ツ釜

自然がつくり出した空洞

海面から高さ40mの断崖に7つの巨大な洞窟が並んでいる海食空洞。長い歳月をかけて、玄界灘の荒波によって形成された。最も大きなもので間口3m、奥行110mほど。遊歩道を歩いていくと、玄武岩の柱状節理[ちゅうじょうせつり]とともに、東松浦半島の雄大な絶景を一望できる。国の天然記念物に指定されている。

住所 佐賀県唐津市屋形石
TEL 0955-72-4963/唐津駅総合観光案内所
時間 見学自由
休み 無休
料金 見学自由

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長崎県の鍾乳洞・洞窟

七ツ釜鍾乳洞(長崎県/西海市)

ななつがましょうにゅうどう

七ツ釜鍾乳洞

新世界

昭和3年(1928)に発見。約3000万年前の地層にできた鍾乳洞は全国的に例がなく、昭和11年(1936)に天然記念物に指定された。総延長1600m。清水洞を巡る、約260mのコースが観光洞として公開されている。内部の気温は1年を通じ14~16度前後で、47種類以上の生物が生息。クボタノコギリヤスデなどの珍しい洞窟生物や、壁面に海藻の化石も見られる。石筍・大石柱・親子地蔵などの形状から名づけられた見どころも多い。

住所 長崎県西海市西海町中浦北郷2541-1
TEL 0959-33-2303
時間 9~17時(4~9月は~18時、最終入洞は30分前)
休み 無休
料金 大人800円、中学生400円、小学生200円、幼児(4歳以上)100円
URL

https://saikaicity.jp/cave/

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キリシタン洞窟(長崎県/南松浦郡新上五島町)

きりしたんどうくつ

キリシタン洞窟

洞窟入口に立つキリスト像/新上五島町観光物産協会事務局

明治初期の「五島崩れ」 といわれるキリシタン弾圧の中で、里ノ浦のキリシタン3家族が隠れ住んだ洞窟。若松島南端にある洞窟は、奥行約50m、高さ約5m、幅約5mのT字型の洞窟で、船でしか行けない険しい断崖の裏側にあり、海岸からは見えない格好の隠れ場。しかし、焚火の煙を見つけられて捕らえられ、厳しい詮議や拷問を受けたという。洞窟の入口に立つ高さ4mの十字架と3.6mのキリスト橡は、昭和42年(1967)の建立。毎年11月にはミサが行われている。近くには侵食でできた岩穴が聖母子像のように見える「針のメンド」もある。アクセスは瀬渡し船を事前に予約しよう。

住所 長崎県南松浦郡新上五島町若松郷土井ノ浦
TEL 0959-42-0964/新上五島町観光物産協会
時間 見学自由
休み 見学自由
料金 見学自由

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熊本県の鍾乳洞・洞窟

霊巌洞(熊本県/熊本市西区)

れいがんどう

霊巌洞

武蔵ゆかりの洞窟でもある

室町期に元の高僧によって創建された雲巌禅寺[うんがんぜんじ]の奥にある洞窟。洞窟内に石造りの岩戸観音が祭られている。宮本武蔵が籠もり、兵法書『五輪書』を書いた所でもある。

住所 熊本県熊本市西区松尾町平山589
TEL 096-329-8854
時間 8~17時
休み 無休
料金 大人300円、高校生200円、小人100円

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大分県の鍾乳洞・洞窟

稲積水中鍾乳洞(大分県/豊後大野市)

いなづみすいちゅうしょうにゅうどう

稲積水中鍾乳洞

水中洞最終ポイント「示現の渕」

昭和51年(1976)に発見された、世界的にも珍しい水中鍾乳洞。2億数千万年前に形成された鍾乳洞が、約8万5000年前の阿蘇山大噴火で水没したものといわれている。車椅子でも入れるように整備された洞内には、水中鍾乳石や珊瑚石、水没時の水流によってできた石灰洞など、青い水をたたえた神秘的な光景が続く。

住所 大分県豊後大野市三重町
TEL 0974-26-2468
時間 9~17時
休み 無休
料金 入洞1300円
URL

https://www.inazumi.com/

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風連鍾乳洞(大分県/臼杵市)

ふうれんしょうにゅうどう

風連鍾乳洞

大正15年(1926)に地元の青年団により発見されるまでは外気の侵入がほとんどなかったため、風化作用も最小限に抑えられている閉塞型の鍾乳洞で、100万年かかったと推定される鍾乳石が連なる様は圧巻。全長500mある洞内の気温は一年を通して常時16度。金世界、銀世界、そして最深部の竜宮城の3つに区分されているが、特に竜宮城の中心にそびえる競秀峰は、高さ10m、周囲が16mもあり、日本屈指の石筍[せきじゅん]といわれている。純白に近い色合いの鍾乳石が一群となって天井から垂れ下がるシャンデリアなどがある。

住所 大分県臼杵市野津町泊
TEL 0974-32-2547
時間 9~17時(11~2月は~16時)
休み 無休(台風や集中豪雨で増水した場合入洞不可となり休業あり)
料金 入洞大人1000円、子供700円
URL

http://www.furen-shonyudo.com/

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鹿児島県の鍾乳洞・洞窟

西郷隆盛洞窟(鹿児島県/鹿児島市)

さいごうたかもりどうくつ

西郷隆盛洞窟

西郷隆盛洞窟

城山展望台へと上る坂の中腹にあるこの洞窟は、西郷が最後の6日間を過ごしたといわれる場所。明治10年(1877)9月24日、政府軍の総攻撃を受け岩崎谷で被弾した西郷は、別府晋介の介錯によって最期を遂げた。

住所 鹿児島県鹿児島市城山
TEL 099-298-5111/観光交流センター
時間 見学自由
料金 散策自由

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馬立の岩屋(鹿児島県/熊毛郡中種子町)

またてのいわや

馬立の岩屋

伝説の岩屋を訪ねてみよう

種子島空港の南東3km余りの所にある犬城海岸は、自然の奇岩・巨岩や洞窟が続く種子島屈指の景勝地。この北端にある洞窟で、ここには、第10代島主・種子島幡時にまつわる伝説が残されている。幡時は修験道の犬神使いで、若いときからこの岩屋や周辺の海岸一帯で修行を続けていた。そしてあるとき、岩屋に入ったまま、忽然と姿を消し、洞窟の前には幡時の愛馬だけが、主人の帰りを待って立っていたといわれる。「馬立」の名は、この言い伝えに由来している。洞窟内は立入禁止。

住所 鹿児島県熊毛郡中種子町増田
TEL 0997-27-1111/中種子町企画課
料金 入場自由

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千座の岩屋(鹿児島県/熊毛郡南種子町)

ちくらのいわや

千座の岩屋

干潮時には洞窟の中から海を眺められる

太平洋の波が造った海食洞窟。1000人もの人が座れる広さがあるという意味でこの名が付いた。干潮時にはその全容が姿を現し、いくつにも枝分かれした洞窟の中に入ることができる。海に向かって大きな口を開けたような形はまさに自然の驚異。南種子町の浜田海水浴場にあり、一帯は波風で侵食された奇岩が多い。

住所 鹿児島県熊毛郡南種子町平山浜田
TEL 0997-26-1111/南種子町企画課

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フーチャ(鹿児島県/大島郡和泊町)

ふーちゃ

フーチャ

豪快に波しぶきを上げるフーチャ

島の北岸にある隆起サンゴ礁の洞窟。長い年月をかけて荒波に浸食され、ぽっかりと大きな口を開けている。季節風が強い日には10m以上、台風が来ると20~70mもの上空へ潮を豪快に吹き上げる。足元に注意して見学しよう。

住所 鹿児島県大島郡和泊町国頭216-1
TEL 0997-92-1111/和泊町企画課

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昇竜洞(鹿児島県/大島郡知名町)

しょうりゅうどう

昇竜洞

沖永良部島には、琉球石灰岩が地下水に溶解されてできた鍾乳洞が300以上あるという。なかでも昇竜洞は東洋随一の景観とスケールだと讃えられているもの。全長3400mのうち、600mを一般公開している。洞内にある鍾乳石群は25種類30万本。形の特徴から、それぞれ「ダイヤの御殿」、「クリスマスツリー」などユニークな名前が付いている。

住所 鹿児島県大島郡知名町住吉1520
TEL 0997-93-4536
時間 9~17時(入洞は~16時30分)
休み 無休(荒天日は休業)
料金 入洞1100円

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