井の頭自然文化園は、放し飼いのリスやモルモットふれあい体験が人気!

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吉祥寺の井の頭恩賜公園の一角にある「井の頭自然文化園」(東京都武蔵野市)。リスやヤマネコ、カピバラ、アカゲザル、ペンギンなど50種類以上の動物たちが暮らす「動物園」と、水鳥の展示や水生物館がある「水生物園(分園)」に分かれており、入園料は大人400円、小学生以下なら無料と驚きの安さです。
動物園には大きな動物はいませんが、自然に近い環境で過ごすリスの行動を間近で観察できたり、モルモットとのふれあい体験ができたりと、貴重な体験ができます。

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「リスの小径」やモルモットが人気

かわいらしいニホンリスたちが放し飼いされた「リスの小径」は、子どもたちに大人気。特筆すべきは、柵の外からではなく、中に入って間近で観察できること。木の間からひょっこり出てきたり、足元を素早く走り抜けたり。さまざまなリスたちのしぐさに、大人も癒されます。

「モルモットふれあいコーナー」では、毎日2回(10時~11時30分と13時30分~15時)、モルモットとのふれあいが楽しめます。お気に入りを見つけたら、やさしく抱き上げてもOK。専門のスタッフがサポートしてくれるので、小さな子どもでも安心です。

常時180頭ほどいるモルモットはすべて園内生まれ。「赤ちゃんのおうち」では、生まれたばかりの赤ちゃんや子育ての様子も見ることができます。

サル山では、14頭のアカゲザルが群れをなして生活しています。アカゲザルはニホンザルよりもひと回り小さく、しっぽが長いのが特徴。気持ちよさそうに毛づくろいをする姿や、元気よく跳ね回る姿は、ずっと眺めていても飽きません。

林や池などの生き物のすみかが用意された「いきもの広場」。何もいないように見えますが、実はカマキリやカブトムシなど、私たちにとって身近な生き物がたくさん暮らしているんです。雑木林や草はらの間、池の中や石の裏などを、じっくり探してみましょう。

また、毎週日曜の11~12時(11~3月は第2日曜の11~12時のみ)には、スタッフといっしょに生き物探しができます。ぜひ参加して、生き物探しの楽しさを体験してみましょう。

ミニ遊園地やぶらんこ広場で遊ぶ!

動物園の奥にあるのが、ミニ遊園地「スポーツランド」。メリーゴーランドやティーカップ、上下に動きながらくるくる回る「スカイバスケット」などのレトロな乗り物があり、どこかなつかしい雰囲気。乗り物はどれも1回100円と手頃です。

体を動かすのが大好きな子どもにおすすめなのは、動物園の入り口付近にある「ぶらんこ広場」。小さな広場ですが、ぶらんこや鉄棒、滑り台、シーソー、ジャングルジムなどのカラフルな遊具が! 楽しそうに遊ぶ子どもたちで、いつもにぎわっています。

水辺の鳥や魚の展示も見どころ十分!

動物園と同じチケットで入れる水生物館(分園)にも、ぜひ立ち寄ってみましょう。入り口付近にあるタッチ水槽では魚にさわることができます。魚のほかにもカエルやイモリ、ゲンゴロウなど水辺の生き物が幅広く展示されています。小さいながらも水辺の環境を知ることができる工夫が散りばめられていて、学びや発見がいっぱいです。

外に出ると、オシドリやツル、サギなどの水鳥が展示されています。中央の池では、優雅に泳ぐハクチョウの姿も見ることができるので、天気のいい日にはここでのんびりと過ごすのもおすすめです。

ほかにも、彫刻家・北村西望の作品約200点がそろう「彫刻園」や、童謡作詞家・野口雨情の書斎を移築した「童心居」があるので、立ち寄ってみてもいいでしょう。

吉祥寺駅から徒歩約10分と便利な場所にありながら、自然豊かな「井の頭自然文化園」。かわいらしい動物や水鳥に会いに、何度も足を運びたくなる場所です。

井の頭自然文化園

住所 東京都武蔵野市御殿山1-17-6
電話番号 0422-46-1100
料金 <入園料>400円/65歳以上200円/中学生150円/小学生以下、東京都内在住・在学の中学生無料
営業時間 9時30分~17時(入園は~16時)
定休日 月曜(祝日・都民の日の場合はその翌日が休園日)、12月29日~1月1日
アクセス

JR「吉祥寺駅」・京王「吉祥寺駅」より徒歩10分

/中央道「調布IC」から甲州街道、武蔵境通り、東八通り、吉祥寺通り経由8km

駐車場 井の頭恩賜公園の有料駐車場を利用可
特徴

キッズおすすめ

弁当持込可

オムツ交換スペースあり

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