平塚総合公園の水遊び場や4つの遊具広場で遊ぼう!ふれあい動物園やプールもおすすめ

平塚総合公園の水遊び場や4つの遊具広場で遊ぼう!ふれあい動物園やプールもおすすめ

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平塚総合公園の子どもの遊び場をレポート!暑い日に水遊びをする子どもたちで賑わう「流れの広場」や、インクルーシブ遊具が揃う「こどもクリニックさいとう みんなの広場」、大型複合遊具が迫力の「わんぱく広場」など1日遊べます。無料で入れる「ふれあい動物園」やお弁当スポット、授乳室などもチェックしましょう。

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水遊び無料の遊び場

目次(index)

「平塚総合公園」ってどんなところ?

平塚総合公園入口(神奈川県/平塚市)

平塚総合公園は30ヘクタールを超える広大な敷地に約230種10万本の木々が植えられた、緑いっぱいのスポットです。Jリーグ・湘南ベルマーレの本拠地、「レモンガススタジアム平塚」があることでも知られています。

回遊式の日本庭園/平塚総合公園(神奈川県/平塚市)

園内に点在する多彩な施設も特徴です。こちらは池を中心に配した回遊園路を巡りながら、移り変わる風景を観賞する回遊式の日本庭園。

季節ごとに咲く美しい花々も魅力/平塚総合公園(神奈川県/平塚市)

3月下旬~4月上旬の桜、5月上旬~6月中旬・10月中旬~11月中旬のバラ、2月中旬~3月中旬の梅など、季節ごとに咲く美しい花々も魅力です。

全長約110mの「流れの広場」で水遊び

水遊びができる「流れの広場」/平塚総合公園(神奈川県/平塚市)

水遊びができるのは「レモンガススタジアム平塚」と「バッティングパレス相石スタジアムひらつか(平塚球場)」の間にある「流れの広場」。夏がメインですが季節外でも流れが止まることはなく、初夏の陽気の春や残暑が続く秋など、1年を通じて利用できます。オムツが取れていない子も水遊びパンツで利用OKなのもうれしいポイント。

全長約110mの流れの始まりが、大きな岩から溢れ出るこの噴水/平塚総合公園(神奈川県/平塚市)

全長約110mの流れの始まりが、大きな岩から溢れ出るこの噴水です。噴水のまわりは水深30cmほどあって、浮かんで遊ぶこともできますよ。

噴水から続く水路は水深浅め/平塚総合公園(神奈川県/平塚市)

噴水から続く水路は水深浅め、飛び石のような岩や小さな滝などバラエティに富んでいて、水の流れも単調でないのでいろいろな遊び方ができるエリアです。岩場は少々すべりやすいので注意してくださいね。

水の流れる岩山/平塚総合公園(神奈川県/平塚市)

そしてこちらが「流れの広場」のメインスポットともいえる水の流れる岩山です。登ったり滝に打たれたり、遊び方は無限大!

水遊びエリア/平塚総合公園(神奈川県/平塚市)

さらに下流の飛び石を超えたあたりまでが水遊びエリア。水の流れはその先まで続き……

大池/平塚総合公園(神奈川県/平塚市)

最後は公園の中心部にして象徴的なスポットのひとつ、大池に注ぎ込んでいます。

近くの木陰にはベンチも多数用意されている/平塚総合公園(神奈川県/平塚市)

水遊びエリアの近くの木陰にはベンチも多数用意されていて、我が子を見守るパパママたちにとってもありがたい環境。より近くで水遊びしている子どもを見守りたい人は、ポップアップテントを持っていくのもおすすめです。

<水遊びエリアの情報>

  • エリア名:流れの広場
  • 期間:通年(特に制限なし)
  • 時間:日の出~日の入り(特に制限なし)
  • 料金:無料
  • 定休日:無休(大雨が降った際など、清掃や点検のために利用不可の場合あり)
  • 水深:10~30cm
  • その他:清掃作業日などは公式サイトや 電話(0463-35-2233/総合公園管理事務所)で確認

泳ぎたい子どもには屋内プールも

温水プール/平塚総合公園(神奈川県/平塚市)

とっても楽しい「流れの広場」ですが、その位置づけは基本的に水と親しむ場所で、泳ぐところではありません。しっかり泳ぎたい!という子どもたちには、園内の「トッケイセキュリティ平塚総合体育館」に隣接している温水プール(大人400円、小・中学生200円)がおすすめです。

プール棟の中/平塚総合公園(神奈川県/平塚市)

プール棟の中には50m×25mのメインプールと、20m×10mのサブプールがあります。小学4年生以上や高校生以上などと年齢ごとに泳げるエリアが分けられているのも、親からすると安心できるポイント。サブプールの一角は、幼児とその保護者専用で利用できます(オムツが取れていない子どもは利用不可)。小学3年生以下は保護者の付き添いが必要で、入場には保護者も含め水泳帽と水着の着用が必須なので、利用する予定があればあらかじめ用意しておきましょう。

新登場のインクルーシブ遊具広場

「こどもクリニックさいとう みんなの広場」/平塚総合公園(神奈川県/平塚市)

園内に4か所ある遊具広場の中で最注目は、2022年の平塚市市制施行90周年を記念して、2023年3月に登場したばかりの「こどもクリニックさいとう みんなの広場」。身体や知的障がいがある子や日本語を母語としない子など、“どんな子でも成長機会を損なわず、一緒に遊べる遊具を”とユニバーサルデザインが取り入れられている、インクルーシブ遊具広場なのです。

インクルーシブ公園の記事
» インクルーシブ公園とは?工夫満載の遊具が楽しい!障がいを問わず一緒に遊び成長!

入り口がスロープになっています/平塚総合公園(神奈川県/平塚市)

たとえば写真の複合遊具は、車いすや歩行器のままでも遊べるように入り口がスロープになっています。

障がいや国籍を超えて誰でも一緒に遊べる場/平塚総合公園(神奈川県/平塚市)

遊具内にはこのような張り紙も。障がいや国籍を超えて誰でも一緒に遊べる場は、どんな立場の子どもたちにとっても学びの場につながりますね。

車椅子ごと乗れるスイング遊具/平塚総合公園(神奈川県/平塚市)

車椅子ごと乗れるスイング遊具は、子どもが中のハンドルで操作できるほか、大人が外から揺らしてあげることもできます。

3種類のブランコ/平塚総合公園(神奈川県/平塚市)

ブランコも幼い子どもでも乗れるバケット型、身体を固定して乗れるハーネス型、そして身体を支えられなくても寝転んで乗れる円盤型と3種類を用意。年齢や障がいなどの個人差に関係なく楽しめます。

聴覚で楽しめる楽器遊具/平塚総合公園(神奈川県/平塚市)

こちらは視覚障がいの子どもでも聴覚で楽しめる楽器遊具。手や足で押せば音が出て、みんなで一緒に音色を奏でられます。そのほかにも車いすからでも乗り降りしやすい回転遊具や、ゴムチップ舗装で起伏があっても衝撃の少ないでこぼこ遊び場など、計8種類の遊具が備わっています。

残り3つの遊具広場もチェック

「わんぱく広場」/平塚総合公園(神奈川県/平塚市)

インクルーシブな「こどもクリニックさいとう みんなの広場」以外の3つの遊具広場についても紹介します。1つ目は「こどもクリニックさいとう みんなの広場」のすぐ隣にある「わんぱく広場」。何本ものすべり台にネット遊具などが組み合わさった大型複合遊具に小型遊具、ターザンロープなども設置された大人気の遊び場です。

「桜の広場」/平塚総合公園(神奈川県/平塚市)

続いて2つ目は、「わんぱく広場」のさらに隣にある「桜の広場」の遊具施設。ハシゴで2階に登れるおうちのような遊具にスプリング遊具、小さめのすべり台に鉄棒やシーソーなど、どちらかというと幼い子ども向けの遊具が並びます。

「子供広場」/平塚総合公園(神奈川県/平塚市)

最後の3つ目は、「流れの広場」の起点となる噴水からすぐ近くの「子供広場」。2つの複合遊具に加え、近くにはバスケットゴールも用意されていて、幅広い年代の子どもたちの遊びのニーズを満たしています。

無料で入場できる「ふれあい動物園」

入園無料の「ふれあい動物園/平塚総合公園(神奈川県/平塚市)

公園の南側には、入園無料の「ふれあい動物園」もあります。

カピパラ/平塚総合公園(神奈川県/平塚市)

メインエントランスを入ってすぐ左側にいるカピパラをはじめ、全37種、約760頭を飼育する小動物園です。

ウサギ/平塚総合公園(神奈川県/平塚市)

リスザルやクジャク、水鳥など展示された動物の見学はもちろん、ウサギやヤギ、ヒツジなどの動物に触ったり、エサをあげたりできるふれあいコーナーも無料で利用可。

唯一有料のポニー乗馬/平塚総合公園(神奈川県/平塚市)

唯一有料のポニー乗馬も、乗車料は1回わずか100円。この値段でとっておきの思い出を作れると思うと、コストパフォーマンスも抜群です。

お弁当は芝生広場や周辺のベンチで

野外ステージも設けられた芝生広場「平塚のはらっぱ」/平塚総合公園(神奈川県/平塚市)

丸1日遊ぶために、お弁当を持ってくる家族も多いです。園内のほとんどの場所でお弁当を広げることができますが、一番人気は、広大な面積に野外ステージも設けられた芝生広場「平塚のはらっぱ」。

テーブルとベンチも設置されている/平塚総合公園(神奈川県/平塚市)

広場のまわりの木陰を中心にテーブルとベンチも設置され、日差しが厳しい夏には特におすすめです。

家族連れに便利なトイレや授乳室

多目的トイレ/平塚総合公園(神奈川県/平塚市)

ファミリーがたくさん訪れる公園らしく、園内のいたるところに設置されたトイレには、いずれもオムツ交換台やベビーシート、着替え用ボード付きの多目的トイレが備えられています。

「おやこといれ」/平塚総合公園(神奈川県/平塚市)

特に注目なのが「こどもクリニックさいとう みんなの広場」、「わんぱく広場」、「ふれあい動物園」の間にある「おやこといれ」。

着替え用ボードと大人用と子ども用の洋式トイレ、ベビーシートもあります/平塚総合公園(神奈川県/平塚市)

中の個室には着替え用ボードとともに、大人用と子ども用の洋式トイレがまさに親子のように並んでいて、手洗い場の隣にはベビーシートもあります。

授乳室/平塚総合公園(神奈川県/平塚市)

そして、授乳室は「トッケイセキュリティ平塚総合体育館」の2階に、オムツ替え台も備えた立派なものが設けられています。1階の受付窓口で声をかければ鍵を開けてもらえますので、ぜひ利用してみてくださいね。

どこの駐車場が便利?アクセスは?

総合公園バス停/平塚総合公園(神奈川県/平塚市)

公共交通機関でのアクセスはJR平塚駅から徒歩であれば約1.7km、25~30分。バス利用であれば総合公園バス停が一般公園施設の最寄りで、平塚駅北口4番のりばのバスのうち「平67」田村車庫行き以外のすべての神奈中バスが通ります。

北駐車場/平塚総合公園(神奈川県/平塚市)

駐車場は北と南の計2か所用意され、敷地が広大なのでどの施設をメインにするかによって選ぶのがおすすめ。「流れの広場」での水遊びなら写真の北駐車場が便利です。

南駐車場/平塚総合公園(神奈川県/平塚市)

一方で、「ふれあい動物園」や「平塚のはらっぱ」、「こどもクリニックさいとう みんなの広場」や「わんぱく広場」へは南駐車場が便利。写真の通り、「ふれあい動物園」のメインエントランスからすぐの場所にあります。

夏の水遊びをはじめ1年を通して楽しめる施設充実の公園で、大満足の1日を過ごしてみませんか?

●平塚総合公園(ひらつかそうごうこうえん)

住所 神奈川県平塚市大原1-1(総合公園管理事務所)
問合先 0463-35-2233(総合公園管理事務所)
料金 入園無料(施設により異なる)
営業時間 入園自由(施設により異なる)
定休日 入園自由(施設により異なる)
アクセス 車:圏央道寒川南ICから10分
公共交通:JR平塚駅北口4番のりばから「平67」田村車庫行き以外の神奈中バスで7分、総合公園バス停下車すぐ
駐車場 あり/921台/2時間無料、2時間以上は3時間まで200円、以降1時間100円
URL

https://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/koen/page-c_00840.html