「熊本市動植物園」(熊本県熊本市)は、下江津湖に面した水辺の動植物園として、さまざまな生き物とのふれあいを楽しむことができます。また動植物園とは別に、遊戯施設ゾーンが充実しているのも特徴。子どもから大人まで楽しめる乗り物がいっぱい揃っています。熊本地震の復旧作業の影響もあり、一時的に閉園されていたエリアがあったものの、2018年12月からは全面開園となりました。地元の人々に長年愛されている動植物園です。
130種類の動物に会える!「動物ゾーン」
熊本市動植物園は、3つのゾーンに分かれています。「動物ゾーン」では見せ方を工夫しており、かなり近くで動物を観察できるのが魅力です。動物園でお馴染みのライオンやカバ、サイ、キリン、トラなどといった動物たちや、カンガルーやカピバラ、ラマなど約130種類700頭もの動物たちがいます。
見逃せないのは「キンシコウ」というサル。金色の毛並みが印象的なサルです。正門入ってすぐのモンキーアイランドでは、檻のない島でクモザルとリスザルが間近でお出迎えしてくれます。
「タッチ愛ランド」で動物たちとふれ合おう!
ライオンやクマなど大型の動物を見るのも楽しいですが、何よりも子どもたちが喜ぶのは、動物たちとふれ合えることです。
動物とのふれあい体験ができる「タッチ愛ランド」は、アメリカ西部をイメージした遊び体験ゾーンと、動物とのふれあい体験ができるゾーンに分かれています。ふれあいは体験は「ヤギ、ヒツジとのふれあいタイム」「モルモットとのなかよしタイム」の2種類。「ヤギ、ヒツジとのふれあいタイム」は1日2回の開催で、11~12時と14時30分~15時30分。「モルモットとのなかよしタイム」は13時30分~14時30分に開催。どちらも毎日行われます。
季節の植物をのんびり鑑賞したい「植物ゾーン」
約800種5万点もの植物が鑑賞できる「植物ゾーン」も見逃せません。広大なスペースに、バラ園、梅園、低木花木園や花畑が広がります。季節の花や植物に、大人も子どもも心が癒されるスポットです。美しい日本庭園や樹木見本園も必見。四季折々の景色を楽しめるため、いろいろな季節に足を運びたくなります。大温室や洋らん室があり、熱帯・亜熱帯植物なども展示されています。
観覧車もある「遊戯施設ゾーン」
「遊戯施設ゾーン」には、大型8種、小物ハウス(ゲームセンター)、ミラーハウスが設置されています。ティーカップやメリーゴーラウンド、子供列車、モノレールなどが人気です。乗り物は2歳から乗車可能で、乳幼児も対象の「メロディーペット」という動物型の動く乗り物もあります。料金は10円から200円。
「熊本市動植物園」には1時間まで無料で利用できるレンタサイクルもあります。江津湖周辺の散策に自転車に乗って出かけるのもおすすめです。
熊本市動植物園
住所 | 熊本県熊本市東区健軍5-14-2 |
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電話番号 | 096-368-4416 |
料金 | <入園料>一般300円/小・中学生100円(熊本市内の小・中学生は名札または生徒手帳提示で無料) |
営業時間 | 9~17時 |
定休日 | 月曜(月曜が祝日の場合は翌平日) ※第4月曜は開園し、翌日が休園 |
アクセス | 熊本市電健軍線「動植物園入口停留場」より徒歩10分
/九州自動車道「熊本IC」から国道57号経由8.5km |
駐車場 | 1225台(平日は無料、土・日曜、祝日は200円) |
特徴 | キッズおすすめ
飲食施設あり 弁当持込可 ベビーカー利用可 オムツ交換スペースあり 授乳スペースあり |
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