オリンピック2024はいつ?開催地や時差は?世界遺産で競技も!子どもと楽しむ基本情報

オリンピック2024はいつ?開催地や時差は?世界遺産で競技も!子どもと楽しむ基本情報

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4年ごとに開催される夏季オリンピック。2024年はオリンピック開催年です。2024年の開催国はどこ?開会式はいつ?気になる時差の情報やオリンピックの基本情報をわかりやすく解説します。夏休みに子どもとオリンピックを楽しみましょう!さまざまなスポーツはもちろんのこと、オリンピック2024は開催国ならではの楽しみがいっぱいです!

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目次(index)

オリンピック2024はいつ、どこで開催?

フランス(イメージ)

2024年のオリンピックはフランス・パリを中心に開催されます。フランスで行われるのは1900年、1924年に続き、3回目。100年ぶりの開催となります。32競技329種目が行われ、200カ国以上の国内オリンピック委員会(NOC)、難民選手団が参加する予定です。

開催期間は7月26日~8月11日。夏休み中に観戦することができるので、観戦記録や感想を、夏休みの自由研究にしてもいいですね。

開会式はセーヌ川!見どころは?何時から?

フランス(イメージ)

オリンピック史上初!パリ・オリンピックでは開会式のパレードがスタジアム以外の場所で行われます。会場はユネスコの世界遺産に登録されているセーヌ川。パリの中心部を東西に流れる川を、世界各国の選手団約1万人がボートに乗って入場します。パレード中にはルーブル美術館やノートルダム大聖堂など、フランスの名所を通過。今までにない、新しい開会式が繰り広げられる予定です。

パリと日本の時差は?

開会式は現地時間の午後7時30分と発表されています。日本とフランスの時差は8時間で、日本のほうが早く進んでいます。ただし、フランスはサマータイムを導入しているため、要注意!オリンピックが開催される夏の時差は7時間です。開会式の時刻は、日本では7月27日午前2時30分になります。

<これ知ってる?>サマータイムって?

夏時間制度とも呼ばれ、夏の昼間の明るい時間が長い時期、時刻を1時間進める制度のこと。明るい時間が1時間増えるため、その時間を有効に活用しようという目的です。夕方の照明や、朝の冷房の電力が節約され、地球温暖化対策にも役立つメリットがあり、アメリカやヨーロッパ諸国で導入されています。

開催地・パリってどんなところ?

フランス(イメージ)

フランスの首都で最大の都市でもあるパリ。街の中心にセーヌ川が流れ、歴史的建造物や美術館、おしゃれなカフェやブティックなどが集まっています。
中心から時計回りに1~20区と分かれ、渦をまくような様子は、かたつむりを意味する「エスカルゴ」と呼ばれています。
パリ・オリンピックではSDGsに配慮して、すでにある建物を最大限に活用し、地域住民が必要とする施設だけを建設する方針を打ち出していました。世界遺産やシンボル的な観光スポットで行われる競技もたくさん!パリならではの雰囲気も見どころといえますね。

おもな競技日程は?

開会式はフランス現地時間の7月26日。ただし、いくつかの競技で7月24日から予選が始まっています。

開会式翌日7月27日には、競泳、柔道、スケートボードなどで、決勝まで行う試合が始まります。また、近年注目されている男子バスケットボールの予選も行われますよ。
陸上競技は8月1日からスタート。日本チーム、日本選手がいつ出場するのかは公式サイトから確認できます。見逃してしまわないよう要チェックです!

» 公式サイトの競技日程

パリ・オリンピックならではの楽しみ方

夏休み中とはいえ、パリと日本の間で時差があることから、リアルタイムで観戦できない競技があるかもしれません。ですが、世界遺産や名所が競技とともに楽しめるのはパリ・オリンピックならでは!新しい競技種目にも注目です。ぜひ録画するなどして楽しみましょう。

フランス旅行気分で観戦

フランス(イメージ)

馬術と近代五種が行われるヴェルサイユ宮殿。世界遺産と競技を一緒に見ることができるのはすごい!

パリ・オリンピックでは、普段は競技会場とはなり得ないような、フランスの名所が会場になる競技があります。たとえば、多くの人がフランスのシンボルとして思い浮かべるエッフェル塔。そのふもとにあるシャン・ド・マルス公園ではビーチバレーボールが開催されます。パリ最古のモニュメントが置かれたコンコルド広場では、スケートボード、ブレイキン、自転車BMXフリースタイル、バスケットボール3×3が。ユネスコの世界遺産に登録されているヴェルサイユ宮殿では、馬術と近代五種が開催される予定。フランスのガイドブックを片手に、旅行気分を味わいながらオリンピック観戦を楽しむのもいいかもしれません。

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新しい競技種目は?

今回、ブレイキンがパリ・オリンピックで新たに追加されました。通称ブレイクダンスとしてよばれる、ダンススポーツです。道具や専用のスペースが不要で、いつ、どこでも、だれとでもできるということも手伝って、競技人口が増えてきています。
オリンピック競技には、すでに子どもが経験したことのあるスポーツもあれば、一方でルールをまったく知らないスポーツも。世界トップクラスの技や演技に触れることができ、新しい発見や出合いが生まれるいい機会です。ぜひ、注目してみましょう。

あまり見る機会のない競技をたくさん見られるのがオリンピックの醍醐味。親子でいろんなスポーツ、世界の国々に触れるいいキッカケにしてみては。地図やガイドブックで、開催国・フランスをはじめ、気になった国を一緒に調べたり、オリジナルの応援グッズを作ったりするのもおすすめです。

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