今回は、出発当日の成功のカギ、空港や機内での過ごし方編です。ハワイ線はナイトフライトなので、うまく機内で寝かせられるよう、前もって段取っておくことが成功のヒケツ。たとえ寝なくても、次の手も打っておけば、さらに安心です。

空港に着いたら体力を使わせて!キッズスペースをチェック

家からターミナルへ訪れるのもひと苦労なので、時間に余裕をもって3時間以上前に着くくらいでOK! ごはんを食べたり、キッズルームで遊んだり、出発までアクティブに過ごすことが大切です。
子どものエネルギーを発散させよう
ハワイ線はナイトフライトなので、親にとって「子どもを機内で寝かしつけること」が最大の課題。空港に着いたら、クタクタになるまで体力を消費させられるかが成功のカギを握っています。
有効なのは書店やおもちゃ売り場巡り、そして体を使って遊べる遊具が設置されたキッズパーク。出国手続き後のエリアにもあるので、出発ゲートに最も近い場所で遊ばせましょう。乳幼児は搭乗前にオムツ交換も忘れずに。
羽田空港旅客ターミナル キッズスペース(出国後エリア)

出国手続きが済んだあとのエリアに、子どもが遊べる遊具を設置したスペースが2カ所あります。第3ターミナルは146番ゲート付近と106~107番ゲート付近。第2ターミナル国際線は、71~72番ゲート付近。利用には保護者の同伴が必要です。
成田国際空港 キッズパーク

子どもが安心して遊べるコーナーが各ターミナルに用意されています。利用には保護者の同伴が必要です。
- 【第1ターミナル】
保安検査前エリア 1カ所、保安検査後エリア 4カ所 - 【第2ターミナル】
保安検査前エリア 1カ所(4F)、保安検査後エリア 2カ所 - 【第3ターミナル】
保安検査後エリア 2カ所
※国内線エリアを含む。
※整備等状況により記載と異なる場合があります。
<お役立ち口コミ>
- 到着を早めにして荷物検査も早めにパス。キッズスペースで時間を使い、搭乗時間ギリギリまで疲れさせました。(山本さん/こども5歳、1歳)
- 出発時間までの暇つぶし用に、お気に入りのおもちゃを機内持ち込みにして待合スペースで遊ばせました。(mihoさん/こども3歳)
- 使い慣れたベビーカーで移動したので、子どもも嫌がりませんでした。搭乗口までベビーカーで移動して、そこから預け入れてくれました。(まりんさん/こども0歳)
- 出国前に空港で夕食を食べて機内でしっかり寝ます。映画などを観たい気持ちもありますが、それが時差ボケをなくす一番の方法だということにハワイに何度か行っているうちに気づきました。大人も出国前はラウンジでお酒を飲んでゆっくりします。(さとみんさん/こども4歳、1歳)
それでも寝ない…でも大丈夫! 機内で役立ったおもちゃ&アプリ

おもちゃは多めに用意しよう
機内での子どもの時間つぶしには何が効果的? みんなが用意したものをご紹介します。
- タブレット端末(iPadなど)
子どもの好きな動画やビデオをあらかじめ入れておいて、飛行機に飽きたら観せていました。これが効果絶大です。(marikoさん/こども10歳、6歳) - ぬりえ
お絵かきやぬりえなど、子どもが集中するおもちゃは役立ちます。クレヨンやぬりえブック、何度も書いたり消したりできるお絵かきボードは100円ショップでゲット。(N.M.さん/こども3歳) - シールブック
使い慣れたものより、飛行機の中で初めて見せる新しいおもちゃのほうが効果的。シールブックなども空港の書店で直前に買いました。(みゆさん/こども1歳) - 付録付きの雑誌
『ベビーブック』や『めばえ』、Eテレ系こども雑誌(シール多めの本)などを出発直前に購入し、行きの機内で初お披露目。旅行中ずっと飽きずに読んでいました。(山本さん/こども5歳、1歳) - 絵本
書店の幼児コーナーにあるおもちゃ的な絵本が重宝しました。コンパクトにまとまっているので、軽く、場所もとりません。お値段もお手頃でGood。(さとみんさん/こども4歳、1歳) - 折り紙
ぬりえや折り紙など、テーブルに座ってできる遊び道具は、レストランや飛行機の中で大活躍でした。(ももママさん/こども6歳、2歳)
おすすめ知育アプリ
知育アプリをタブレットやスマホにあらかじめダウンロードして、機内モードで活用するのもいいですね。
おすすめは、Clipboxなど、Wi-Fi環境がなくても再生可能なビューアアプリ。前もって子どもがお気に入りの動画ファイルをそのアプリにダウンロードしておけば、インターネットに接続できない機内でも再生することができます。

- ワオっち! ランド
数やひらがな、お絵かき、あいさつなど、楽しく学べる知育ゲーム。対象年齢は2~7歳。 - タッチ! あそベビー
音、形、色の変化を体験する感覚遊びが楽しめる0~3歳児向けアプリ(一部課金あり)。 - 電車が動く! 走るお絵かき
画面にタッチするだけで線路ができて、電車が走り出す幼児・子ども向け知育アプリ。 - 子供向けお絵かき・色塗りアプリ
指で簡単にぬりえが楽しめる2〜5歳向けのアプリ。色を覚えたり想像力を育てるのにも◎。 - ごっこランド
実在するお店の体験型コンテンツを通じて社会の仕組みを学べる知育アプリ。 - やったね! できたね! アンパンマン
アンパンマンと仲間たちのお手伝いが楽しめる知育アプリ(無料お試しプレイ可能) - すくすくプラス
ひらがなやカタカナ、かずやかたちを楽しく遊びながら学習できる2〜6歳向け知育ゲームアプリ。 - トドさんすう
数の数え方、書き方、計算など算数の基礎を楽しみながら学べる幼児〜小学生向けのアプリ。
機内マナー&子どもが騒いだときのアドバイス

年齢が小さいほど子どもがじっと座っていられないのは仕方ないことなのですが、やはり周囲への気遣いは必要です。特に子どもは前の座席を蹴りがちなので、隣と同様に前方の乗客にもひと声かけておくといいでしょう。
もしぐずってしまったら、用意したおもちゃや絵本、おやつなどを駆使して乗り切って。それでもダメなら離席するのも一案。抱っこして飛行機の後方へ歩いてみたり、窓の外の景色を見せたり、気分転換を心がけましょう。
参考になる口コミ
- 子どもが小さいときは水を入れたペンでできるぬりえ、シールブックなど初めて見るおもちゃが効果的でした。小学生になった今は子ども用ヘッドホンとタブレット、Nintendo Switchが必須です。(aikoさん/こども10歳、5歳)
- YouTubeを見るのが好きなのでiPadを持ち込んだのですが、Wi-Fi環境が思ったよりよくなく、YouTubeが見られずに逆に機嫌が悪くなりました。また、機内食が合わなかったときのために、保安検査場を抜けたあとにおにぎりや菓子パンを購入しています。(たかはしさん/こども8歳、4歳)
- 紙コップだとこぼしてしまうかもと思ったので、機内用に水筒を持参しました。水筒を持ち込まない場合は、こぼしたとき用に着替えを(大人分も)用意しておいたほうがいいと思います。(ともこさん/こども8歳、3歳)
- 長時間移動や待ち時間が多いので、iPadなどのタブレット端末に動画やゲームアプリをダウンロードしていくのがおすすめ。機内で視聴する際、付属のイヤホンだとサイズも合わず嫌がるため、子ども用ヘッドホンを持参します。こどもが2人以上いる場合、同じコンテンツを同時視聴できるイヤホンスプリッターがあると便利です。(トラベルエディター・伊澤さん)
- シートの足元がフラットになる、フライトット(フットレスト)を持参しました。空気で膨らませるのですが、かなり安定性があるので途中で起きる事なく子どもはずっと寝てくれました。上の子が赤ちゃんの時に買ったので8年以上使えていて、耐久性もよかったです。(北川さん/こども9歳、3歳)
耳が痛くて眠れない!!そんなときは?

離着陸時の急激な気圧変化で、耳がキーンとなったり違和感を覚えたり…。この症状は大人よりも耳管が細い子どものほうが起きやすいので要注意です。
圧を平衡にする策(耳抜き)の最も簡単な方法は、飴をなめる、ガムをかむ、あくびをする、ツバを飲み込むなど。飴やガムが食べられない乳幼児には、お茶やジュースを飲ませるのが効果的です。特に着陸時に症状が強く出ることが多いので、飛行機が最終着陸態勢に入る前に備えておくと安心ですね。
参考になる口コミ
- 離陸時に耳抜きのため、飲み物を飲ませました。また、機内のグズり対策として多めにお菓子を用意。航空会社がサービスとして月齢に合ったお菓子を用意してくれていて、とてもありがたかったです。(えりーママさん/こども0歳)
- バシネットが利用できる月齢、大きさならは、ぜひ利用してほしいです。ずっと抱っこではママが疲れてしまうし、少しの時間でも手が離れると食事ができたり仮眠ができます。また動画などを見せる際、気圧調整できるノイズキャンセリングのヘッドホンを利用すれば、離陸・着陸時の耳の痛みも軽減できますよ。(ライター・森谷さん)
持っていく荷物の用意
慣れない土地での現地調達はなかなかハードルが高いもの。荷物はできれば少数精鋭で準備したいところですが、荷物が多くなっても日本で準備して入れておきましょう。
絵本やおもちゃ、薬、予備のお菓子やパンは、空港の売店で買うことも可能ですが、子ども用の内服薬は普段から飲み慣れているものを準備しておく方が安心です。
機内預けにする荷物

【書類・貴重品】
- 各種予約の確認書類
レンタカーの予約確認書等、着いてすぐ使うものは機内持ち込みに - 海外旅行傷害保険の証書
- 運転免許証(あれば国際運転免許証も)
- 写真2枚とパスポートのコピー(紛失時の再発行用)
【衣類・靴】
- 下着・靴下
- シャツ(半袖/長袖)
- 襟付きトップス
- 防寒具
- パンツ/スカート・ワンピース
- パジャマ
- 水着
お気に入りを持って行くもよし、現地調達もよし - 帽子・サングラス
紫外線が強いためマスト!現地調達可 - ラッシュガード
ハワイの日差しは強烈。UVカットに優れた物が◎ - ビーチサンダル
- マリンシューズ
- 夏用のサンダル
- 子ども用の雨具
急な雨に備えて、ポンチョやカッパがあると安心
【日用品】
- 下着・靴下
- 歯ブラシ・歯磨き粉
アメニティに付いてないことも多いので、忘れず持参したい - 洗面道具・衛生用品
- 飲み慣れた薬
解熱鎮痛薬・整腸薬などかかりつけ医から処方された薬、鼻炎の粉薬やホクナリンテープ - 化粧品・生理用品
- エコバッグ
買い物時、ビニール袋の配布が禁止となっているため必需品 - 救急グッズ
絆創膏・消毒薬・綿棒・酔い止めなど - 熱冷まし冷却シート
発熱時だけではなく、熱中症予防にも使える - 虫よけスプレー・虫刺され薬
- 小分けにした洗剤
- シャンプー&リンス・石けん
ベビーや肌が敏感な子どもは、普段使っているものを小分けにして持っていくほうが安心 - タオル
大判タイプのタオルは貸し出ししてくれるところが多い。スポーツタイプのサイズで速乾性のものが便利 - 変圧器
基本的には変圧器は必要ないが、精密機械等を使う際、不安であれば持って行くと安心 - 眼鏡ケース・コンタクトレンズの洗浄剤(必要な場合)
- ウェットティッシュ
おしぼりとして使う、体温を下げる、汚れたところを拭くなど、使えるシーンが多い - 浮具
赤ちゃん用浮き輪は足いれ(股付き)の物が必須。アームリングもあると安心 - ビニール袋
機内持ち込みにする荷物

【貴重品】
- パスポート(家族全員分)
- eチケット・ESTAの控え(家族全員分)
- 健康保険証(コピー可。家族全員分)
- 母子手帳(コピー可)
- 現金
- クレジットカード
【大人アイテム】
- 充電器
- カメラ/ビデオカメラ
- スマートフォン
- 乾燥対策の化粧品やマスク
保湿クリーム、リップクリーム、目薬、ハンドクリーム、使い捨てマスクなど - ネックピロー/フットレスト
- 歯ブラシ
【キッズアイテム】
- 紙オムツ・おしりふき
紙オムツの用意がある航空会社もあるが、持参したほうがベター。また、紙オムツはかさばるので、圧縮させて持ち込むと荷物がコンパクトに - 授乳ケープ
身動きの取りづらい機内では、授乳ケープの代わりにもなるゆったりとしたトップスがラクチン - 食事エプロン・カトラリー
エプロンは使い捨てのものを - おやつ
機内食が口に合わず食べなかった用として準備。少し大きい子どもには菓子パンなども - タブレット
子どものお気に入りアニメや動画を準備しておくと、ぐずついたときに便利 - 子ども用ヘッドホン
機内のイヤホンは子どもの耳に入りにくい。これを持参することで子どもも機内で映画などを楽しめる - おもちゃ
機内で飽きずに遊べるように、シール帳や絵本などの遊び道具を。行きと帰りで違うおもちゃを用意して - 飴・グミ・ラムネ
耳抜き対策に。飴やガムが食べられない子どもには、1歳ごろから食べられるラムネを用意しておくと便利 - 哺乳瓶・粉ミルク
搭乗前に、空港の授乳室で哺乳瓶にお湯を入れる。ベビー用の液体物は保安検査の対象外なので、X線検査を通る前に補充して持ち込んでもOK! - ビニール袋・ポリ袋
子連れ旅は使用済みティッシュなど何かとゴミが出やすい。また紙オムツをトイレ内のゴミ箱に捨てる際も袋に入れてから捨てるのがマナー - ハンドタオル/ウェットティッシュ
- 薬
乗り物酔いしやすい場合は、ドロップタイプの酔い止めなどを用意。子どもによっては下痢止めなども - ブランケット
ドア付近の席では寒くて機内のブランケットでは足りないことも。畳めば枕にもなり、機内で寝るときに役立つ - お着替え一式
子どもが吐いてしまったり、服を汚してしまったときのために。乳幼児の場合は2セットあると安心。寒さ対策として長袖の防寒着もあるといい
ハワイへの準備には『るるぶ こどもとハワイ』
この記事は、2025年7月発売の『るるぶ こどもとハワイ』からの抜粋です。より詳しい情報は本誌でチェックしてみてくださいね。
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※この記事は『るるぶ こどもとハワイ』を基に作成したものです。掲載内容は取材時点の情報に基づくため、変更される場合があります。ご利用の際は事前にご確認ください。

