おでかけが困難!外出時の子どものイヤイヤ、例えばこんな乗り切り方

【子どものイヤイヤ期を乗り切る方法】泣く子ども

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子どもの成長段階で直面するのが、だいたい2歳ごろからはじまるとされるイヤイヤ期。ありとあらゆる場面で「いや!」「やだ!」を繰り返されると大人も途方に暮れてしまいますよね。
お出かけ情報を発信する「るるぶKids」編集部内でよく話題になるのは、やはり外出の際に発生するイヤイヤです。特に外出前は急がなければいけないシーンもあるので、とにかく外に一歩出すまでが一苦労。寄り添ったり、うまく気を逸らしたり、お菓子で誘導したり、時には諦めることも…?今回はその対処法について考えてみました。

目次(index)

外出前のイヤイヤ、どんなものがある?

【子どものイヤイヤ期を乗り切る方法】泣く子ども

イヤイヤの種類は千差万別だと思いますが、私が普段悩まされているのは主にこの3つです。

  • 服を着がえたくない!
  • おもちゃ、テレビなど他の遊びをやめたくない!
  • 上着を着たくない、靴を履きたくない!

服を着がえたくない!

【子どものイヤイヤ期を乗り切る方法】お着がえしたくない

朝起きた直後に直面しやすい悩み。日によってすんなり着替えてくれる時もあれば、頑なにオムツすら替えさせてくれないということも。
上はいいのに下はダメという時もあるのではないでしょうか。上トレーナー下パジャマというちぐはぐの格好のまま辛抱強く交渉を続けなければいけないのは、忙しい朝にはこたえます。仕事を始める前に、もうぐったりと疲れてしまいますよね。

子ども自身に、好きな服を選ばせる!

2歳くらいになると、子どもにも服の好みが出てきますよね。自分自身に選ばせると、案外「こっち」と言ってすんなり着てくれることがあります。お気に入りのキャラクターものだとよりスムーズだとの声もよく聞きます。

翌日用の服を着たまま寝かせる!

起きてご飯を食べたらそのまま出かけられるので圧倒的な時短になります。お風呂上がりの方は比較的すんなり着替えてくれる子ども多いと聞きます。寝苦しくならないように伸縮性の良い服にしてあげる必要はありますが、季節によってはありかなと思います。

おもちゃ、テレビなど他の遊びをやめたくない!

子どものイヤイヤ期を乗り切る方法

家を出る直前に「●●のテレビ(録画)を見たい」と言われ、どう切り抜けようか焦った経験も一度や二度ではないはず。2歳半~3歳くらいになってくると、わざと新しいおもちゃを引っ張り出して「今新しいのやってるからイヤ」と一丁前に屁理屈を捏ねるようになるので一層厄介になったりします。

回数など区切りを設定して、少しだけ遊ばせる

まだ時間に少し余裕がある場合は、「あと一回ね」「このコーナーだけ見たらお出かけね」などきちんと語りかけると、子どもも納得して離れてくれることが多いようです。

お菓子を使う

とは言え、いつだって時間があるわけではありません。即効性があるのは「お菓子を使う」ではないでしょうか。小さなお菓子を持って「外で食べようか」と呼びかけるのだって、立派な乗り切り方です。

おもちゃを使う

子どもいつも遊んでいるお人形やぬいぐるみってありますよね。そのお気に入りのお人形が外出の準備をして玄関の方へ行けば、一緒に出かけたいと思うかもしれません。お人形の寝かし付けをお願いすると、子どももそのまま一緒に寝てくれる場合があるというのと同じですね。。もしお気に入りのお人形がなければ、「あなたの妹(弟)だから、しっかりお世話してね」と伝えて、子どもに与えてみるのもありだと思います。

上着を着たくない、靴を履きたくない!

【子どものイヤイヤ期を乗り切る方法】おでかけしたくない

せっかく玄関先まで誘導しても、夏は「帽子をかぶりたくない」冬は「上着を着たくない」、挙句「靴を履きたくない」と渡した靴を投げる始末。しかも低年齢だとなぜかそのまま靴下で外へ出ようとします。

いっそのこと、諦める

帽子や上着であれば、いっそ諦めた方がいいかもしれません。一度聞いて駄目なら出かけてしまいましょう。持つだけ持って外に出ると、案外道中であっさり身に付けてくれることも往々にしてあります。

お気に入りの柄のものを用意する

着替え同様、好きな柄やキャラクターであればすぐに身に付けてくれることもあります。特に靴はキャラクターものがたくさんあるので、お店で一緒に子どもの好きな靴を選んでみてもいいですよね。子どもが気に入っている靴が常に二つあると、どちらかは気持ちよくはいてくれることが多いです。やはり“自分で選ぶ”というのが、子どもにとっては重要なのかもしれませんね。

イヤイヤにゆっくり付き合ってあげられないときは、どうしても焦って苛々してしまいますよね。ただ、なにもかも限られた時間でちゃんとさせようとすると疲れてしまうもの。適度な手抜きが大事だと思います。根詰めずに育児、やっていきましょうね。