黄色いシャインマスカット狩りが最高！岡山の美作農園で4品種のぶどう狩り

岡山県最大級のイチゴとブドウの観光農園「美作農園（みまさかのうえん）」。いちご狩りは12～6月、ぶどう狩りは8～10月ころまで楽しめ、今回はぶどう狩りを実際に体験！もちろん大人気のシャインマスカットもそろっています。40分食べ放題のぶどう狩りで、いったい何房食べられるのでしょうか！

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40分食べ放題のぶどう狩りでシャインマスカットを！

ブドウの栽培で、半世紀以上の歴史をもつ「美作農園（みまさかのうえん）」。人気品種のシャインマスカットを筆頭に、ニューベリーAやニューピオーネ、瀬戸ジャイアンツなど7品種を栽培していますが、ぶどう狩りを楽しめるのはこの4品種。ぶどう狩りのシーズンは8～10月ころまで。40分の食べ放題が基本になり、品種により値段は異なりますが大人は1500円から、小人は1200円から。

ニューベリーA（大人1500円～）は8月中旬から、ニューピオーネ（大人2200円～）は8月下旬から、シャインマスカット（大人3600円～）は9月上旬から、瀬戸ジャイアンツ（大人3000円～）は9月中旬ころからぶどう狩りを楽しめ、1品種の食べ放題が基本ですが、複数品種の食べ比べができる欲張りプランなども。巨大なハウスのような店内で受付を済ませたら歩いてすぐのブドウ農園へ。

シャインマスカットを超える糖度最高の黄色いシャインマスカット

わぁ～！キラキラと艶光りして，ピンと皮が張ったはち切れんばかりのシャインマスカット！

通常は青い袋が被っているので、下から覗いて品定めを！コレが結構おもしろい!!こっちのほうが粒が大きい、あっちのほうがツヤツヤしていておいしそうなど、子どもはもちろんのこと、パパやママもどれにしようか迷ってしまいそう。スタッフに言えば、袋を取ってくれることもあるのでリクエストを。

お目当てのブドウが見つかったら、袋を外して、優しく包み込むようにブドウを持って、茎をハサミでチョッキン！

茎の長さは、ブドウを傷つけなければ長くても短くても大丈夫。ブドウ棚の高さは150㎝前後なので、子どもはパパやママに抱っこしてもらって挑戦してください。

さぁ～、食べ放題の時間は40分しかありませんよ！見目麗しシャインマスカットですが早く食べて！食べて！
口の中でプリっとはじけ、みずみずしく甘い果汁が口いっぱいに広がります！シャリシャリとした食感も格別。一粒食べたら、もう止まりませんっ！次々に口に運ぶことになっちゃいます。

口いっぱい頬張っていると、黄色みを帯びたブドウを発見！これもシャインマスカットとのことですが……

ちょっとイメージ違うし、熟し過ぎなのではという予感が。えっ、チョッキンしちゃう？

あ、取っちゃった！実はこの黄色シャインマスカット、極上ものです!!緑色のシャインマスカットの糖度は17～18度ほどですが、この極上シャインマスカットは糖度が20度越え。食べ比べるとその甘さの違いは一目瞭然。シャインマスカット特有のシャリシャリした食味は弱めですが、濃厚でとろりとした甘みが広がる極上品。

黄色いシャインマスカットを見つけたら、間違いなくゲットしてください！緑色と黄色のシャインマスカットの食べ比べなんて、ココでしかできない収穫体験です。

おいしいブドウを見極めてブドウの味をとことん楽しむ

こちらは黒紫系のブドウのニューベリーA。ちょっと細長い楕円形のような形で、粒もやや小さめですが、甘みと酸みのバランスが絶妙なんです。

シャインマスカット→極上シャインマスカット→ニューベリーAの食べ合わせは、それぞれのブドウの特徴をはっきりと感じることができる黄金トライアングル！ニューベリーAの甘酸っぱくさっぱりとした食味が口をリセットしてくれて、何サイクルでもイケてしまいそう。

コロンと丸々としたブドウはニューピオーネ。大粒のブドウの代表格ですが、なんかツヤツヤしてないと思っていませんか！この粒の表面に現れる白い粉は汚れなどではありません！ブルームと呼ばれ、熟したブドウが病害などから自らを守る防衛本能。ということは……完熟サインともいえるこのブルームがおいしさの決め手に。黒系や赤系のブドウでは、このブルームを確認しやすいので、ひとつの目安にするとおいしいブドウに巡り合えますよ。

ブドウは、茎に近い上のほうが基本的に甘いので、下のほうから食べていくと、最後までおいしくいただけます。40分の食べ放題で一生懸命食べたのですが、3房が目一杯！なんと今までの最高記録は15房も食べた人がいるのだとか。

ブドウ園では長袖・長ズボンが基本。夏場は少し暑いかもしれませんが、園内には蚊やブヨなどの心配があります。虫除けスプレーなどの虫除け対策もすると、より一層ぶどう狩りを楽しめます。

1回100円のぶどうキャッチャーに挑戦！

受付をした店内で、気になるクレーンゲームを発見！

ぶ、ぶどうキャッチャー！ココにしかない!?ぶどうキャッチャーは1回100円の大盤振る舞い。ぶどう狩りで十分ブドウは食べたと思いますが、カップに入ったブドウをお土産にどうぞ。

40分食べ放題のぶどう狩りは、持ち帰り料金などは含まれていないので、厳選された各品種のお土産用のブドウなども販売されています。

美作農園直営のガーデン＆カフェもある！

©湯の華ガーデン・農園カフェ湯郷

農園から車で10分ほどの湯郷温泉街には、美作農園直営の美しいガーデンやカフェも。鮮やかな緑の芝とウッドデッキなどが配された「湯の華ガーデン」には、植物の種類や趣の異なる7つの庭があり、山や川で遊ぶことの少なくなった子どもたちに、「庭育」を通じて自然と触れ合ってほしいとの想いが込められているのだとか。

©湯の華ガーデン・農園カフェ湯郷

フォトジェニックな1枚を撮ることができるブランコや足湯などもあるので、ピクニック気分での～びり過ごすことできます

©湯の華ガーデン・農園カフェ湯郷

「農園カフェ湯郷」も併設され、美作農園直送のフルーツをたっぷり使ったスイーツも楽しめますよ！

美作農園（みまさかのうえん）

【Photos：tawawa】

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