東京都北区・王子にある「飛鳥山公園」は桜の名所として知られる公園です。開園から約150年という由緒正しい公園ですが、実は子供の遊び場としても人気です。園内にはモノレールや城をモチーフにした遊具、水遊びができる噴水など、楽しい施設が盛りだくさん!
桜をはじめ、アジサイやツツジなど四季折々の花々が目を楽しませてくれ、親子3世代で出掛けても楽しめるでしょう。
都内屈指の桜の名所は子供も遊べる公園
今では都内屈指のお花見スポットとして知られる飛鳥山公園ですが、実はその生みの親となったのは江戸幕府8代将軍・徳川吉宗です。約300年前、当時はお花見の宴会が禁止されていましたが、享保の改革の施策として飛鳥山では容認し、庶民が歌って踊ってお花見が楽しめる桜の名所にしたのが始まりでした。1873年(明治6年)には日本最初の公園に指定され、現在も多くの人々にとって憩いの場所となっています。
モノレールに乗ってみよう!
飛鳥山公園は、JR京浜東北線の王子駅や、都電荒川線の飛鳥山停留場から徒歩すぐですが、子供連れならぜひ利用したいのが飛鳥山公園モノレール「アスカルゴ」です。起伏のある飛鳥山公園を誰でも利用しやすくなるようにと、公園入り口から飛鳥山山頂間に設置され、無料で利用できます。ベビーカーのまま乗車することができ、大きな窓からは季節によって色を変える飛鳥山の景色や、都電荒川線が走る様子が見られます。片道約2分ですが、本格的なモノレールに乗れて子供は大喜びするでしょう。
お城の滑り台で遊べる児童公園
飛鳥山公園には中央部に「児童公園」があり、ブランコやジャングルジムといったおなじみの遊具が並んでいます。都電や蒸気機関車の車両も展示されていて、運転席に立つこともできるので、電車の運転手気分が味わえそう。中央には飛鳥山公園の名物にもなっている、お城をモチーフにした大型の複合遊具があり、何種類もの滑り台が楽しめます。
隠れた注目スポットは、コンクリート製の大きなゾウが支える滑り台。オーソドックスな滑り台ですが、リアルなゾウのおかげで子供に人気の遊具となっています。
夏季は噴水広場公園で水遊び
児童公園と通路を隔てて隣接した「噴水広場公園」は、水遊びができるスポットとして親しまれています。水深が浅いじゃぶじゃぶ池があり、小さな子供でも安心して入ることができます。小さな滝や岩が並んだ小川などもあり、子供にとってはちょっとした探検気分。着替えるスペースは用意されていないので、レジャーシートやラップタオルなどを準備しておくといいでしょう。5月初旬から9月下旬まで、長期間水遊びができるところも人気の理由となっています。
遊具に水遊びに楽しみいっぱいの飛鳥山公園
モノレールで景色を眺めたり、遊具で遊んだり、水遊びしたりと、飛鳥山公園は家族で楽しめる施設が盛りだくさんの公園です。園内は起伏があるので、散策すればちょっとしたハイキングも味わえるでしょう。
桜の時期だけでなく、一年を通じて何度も出掛けたいスポットです。
飛鳥山公園
住所 | 東京都北区王子1-1-3 |
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電話番号 | 03-3908-9275 |
料金 | <入園料>無料(園内の渋沢史料館・北区飛鳥山博物館・紙の博物館は有料) |
営業時間 | – |
定休日 | – |
アクセス | JR京浜東北線「王子駅」南口・中央口よりすぐ/東京メトロ南北線「王子駅」1番出口より徒歩3分
/都電荒川線「飛鳥山停留場」より徒歩すぐ /首都高速道路「王子北出入口」から国道122号経由1km |
駐車場 | 21台(30分150円) |
特徴 | キッズおすすめ
弁当持込可 ベビーカー利用可 |