朝ドラで話題の高知県に親子で旅しよう　アンパンマン列車や牧野植物園などワクワクがいっぱい

2025年スタートの朝ドラ「あんぱん」でも話題の高知県は、今年の大注目エリア！5歳の女の子とママが現地取材して、子連れ目線で絶対行きたい高知県のスポットをたっぷり紹介します。「あんぱん」の主人公・やなせたかし先生が少年時代を過ごした、高知県中央部の物部川エリアで開催される大規模観光イベント「ものべすと」の最新情報も要チェックです♪

2025年朝ドラ『あんぱん』でも話題！やなせたかし先生ゆかりのキャラクターをたずねて

高知県内には、アンパンマンをはじめ、やなせたかし先生が生み出した可愛くて魅力的なキャラクターたちがあちこちにいます。探してみるのも、旅の楽しみにきっとなるはず。

土讃線 あかい きいろい アンパンマン列車（高知県／高知市）

とさんせん あかい きいろい あんぱんまんれっしゃ

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車体いっぱいに描かれたアンパンマンとなかまたちがお出迎え

JR四国では「それいけ！アンパンマン」のなかまたちをデザインした、アンパンマン列車を2000年から運行開始しています。四国全域で見られるカラフルな車両が子どもたちに大人気！
高知県では、JR高知駅から岡山行きの「土讃線 あかい・きいろい アンパンマン列車（特急・南風）」に乗車することができます。

＜ここが親子におすすめ！＞

アンパンマンシートのある1号車は、まさにアンパンマン一色。アンパンマンやばいきんまんはもちろん、メロンパンナちゃんやあかちゃんまんまで、色とりどりのシートが並びます。席はすべて指定席なので、どの席にあたるかは乗ってからのお楽しみ！

各テーブルには、アンパンマンとなかまたちが案内する四国の地図や、ゲームなどがプリントされています。

高知駅から終点の岡山駅までは約2時間半と長めの乗車時間ですが、デッキやトイレもカラフルで、色んななかまたちを探すのも楽しい♪飽きずに過ごせるようなワクワク感が強く、アンパンマン好きのキッズには夢のような空間です。
「土讃線 あかい・きいろい アンパンマン列車」のアンパンマンシートは1号車の24席のみ！人気のため、事前の予約がおすすめです。

» 土讃線 あかい きいろいアンパンマン列車

香美市立やなせたかし記念館（高知県／香美市）

かみしりつやなせたかしきねんかん

やなせたかし先生の創作世界にふれることができる、香美（かみ）市の文化施設。ミュージアムのために描きおろされた作品などを展示する「アンパンマンミュージアム」と、やなせたかし先生が手掛けてきた、雑誌『詩とメルヘン』に関するコレクション展や企画展を開くギャラリー「詩とメルヘン絵本館」などで構成されています。
子どもが思い思いに歩き回って見て楽しめる自由なミュージアムですが、実は展示物の多彩さから大人にも人気が高く、親子ともに充実した時間を過ごせます。
※〜2025年3月28日まで改修工事のため休館中

» 香美市立やなせたかし記念館

土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線（高知県／南国市～奈半利町）

とさくろしおてつどうごめん・なはりせん

物部川エリアの南国市・後免（ごめん）駅から奈半利（なはり）町・奈半利駅までを繋ぐローカル線。海沿いを走るので、車窓からは風光明媚な景色を楽しむことができます。

＜ここが親子におすすめ！＞

駅は全部で21駅あり、それぞれの駅に、やなせたかし先生、やなせスタジオによって描かれたイメージキャラクターがいるのが大きなポイント。例えば、香南市・あかおか駅のキャラクターは、幕末に赤岡町で活動した絵師・金蔵（通称：絵金）にちなんだ「あかおか えきんさん」。写真のように、各駅にキャラクターの像が設置されているんです！親子でキャラクターの元になったモチーフを考えてみるのも、楽しみのひとつ。

あかおか駅にはガラス張りのギャラリースペースがあり、全駅のキャラクターを展示。アンパンマンにも通ずる、やなせキャラクターの魅力が詰まっています。改札外にあるので、気軽に鑑賞できますよ。

また、JR四国とごめん・なはり線が乗り入れる後免駅のホームには、「ごめん えきお君」が設置されています。やなせ先生作詞の「ごめん駅でごめん」という楽しい詩が書かれた歌碑と、石像のアンパンマンが座るベンチもあるので、ぜひ一緒に記念撮影を。

» 土佐くろしお鉄道ごめん・はなり線

親子で高知県を旅しよう！（JTB予約ページへ）

大注目の物部川エリアは体験スポットも盛りだくさん！

高知市からほど近い、南国市・香南市・香美市をまたぐ「物部川エリア」は、やなせたかし先生が少年時代を過ごした土地。子連れで楽しめるスポットがたくさんあるんです。

西島園芸団地（高知県／南国市）

にしじまえんげいだんち

温室をメインに、年中南国ムードを味わえる「西島園芸団地」。園内では約200種類の草花や食虫植物、サボテンなどを栽培しており、珍しい植物に出合うことができます。購入も可能で、スタッフさんが育て方などもレクチャーしてくれます。天井を色とりどりの花で覆う、「日本一のブーゲンビリア」がシンボルです。

＜ここが親子におすすめ！＞

いちご狩り（１～5月末ごろ）

年始から春にかけては、いちご狩りで大賑わい！広大なビニールハウスのなかで、制限時間40分の間、思う存分いちごを食べることができます。子どもが手に取るとおにぎりのように見えるほど大ぶりのいちごもたくさん。「さちのか」「紅ほっぺ」といったいちごが味わえます。

メロンのしっぽ（大1580円）

園内にはカフェが併設され、自慢のフルーツを使ったジュースやパフェ、パンケーキなどを味わうこともできます。ハウス栽培で育てるメロンとスイカを一年中味わえるのも当園の魅力。とれたてのメロンを半個丸ごと使い、たっぷりのソフトクリームと食べる「メロンのしっぽ」は、映え写真も期待できる一番人気のメニューです。甘いメロンとソフトクリームのミルキーさがマッチ♪

射的や輪投げといったゲームや、遊具などが点在するキッズエリアも充実！フルーツを楽しんだ後も親子でたっぷり遊んで過ごせるスポットです。

» 西島園芸団地

海洋堂スペースファクトリーなんこく（高知県／南国市）

かいようどうすぺーすふぁくとりーなんこく

世界的に有名なフィギュアメーカー「海洋堂」の、ソフビフィギュアの製造過程を見学できる施設です。ものづくりの街、南国市のものづくりに関する歴史や学校、地域のグループと世界に誇れる地元企業を紹介する展示コーナー、海洋堂の商品や地元の作家さんの作品を販売するショップ、フィギュアの色塗りやジオラマ作りなどを体験できるワークショップも開催。ものづくりの魅力を発信しています。

見学工場を中心に、海洋堂を代表するさまざまな作品や商品を展示する回廊ギャラリーも見どころのひとつ。一度は見たことがある有名な映画やアニメのキャラクター、ジオラマなど、どれも見応えのある精巧な物ばかり。思わず見入ってしまいます。

ソフビフィギュア造形ができるまでの工程をわかりやすく展示で解説。ガラスケースは子どもの高さにあるので見やすいですよ。

＜ここが親子におすすめ！＞

体験工房でのフィギュア色塗り体験

小さな子どもでも完成させることができます！

2階の体験工房では、フィギュア色塗り体験ができるワークショップを常時実施しています。
猫や恐竜などから好きなフィギュアを選び、アクリル絵の具で色を塗っていきます。色の作り方や、塗り方などを教えてもらいながら、フィギュア作りの醍醐味を体験。フィギュアはもちろんおみやげにできるので、ぜひ親子で作ってみてください。

» 海洋堂スペースファクトリー

高知県立のいち動物公園（高知県／香南市）

こうちけんりつのいちどうぶつこうえん

香南（こうなん）市にある、豊かな緑に囲まれた動物園。檻や柵が少ない、本来の動物たちの生息環境に近い展示で、生き生きとした動物たちの姿を見られるところが魅力です。温帯の森、熱帯の森、アフリカ・オーストラリアゾーン、ジャングルミュージアムなど、さまざまな環境のエリアで約100種1200点の動物が暮らしています。

＜ここが親子におすすめ！＞

レッサーパンダのお食事タイムの様子

どうぶつ科学館

動物観察のほか、お食事タイムや動物園の裏側体験ツアーなど、より深く動物たちの生態がわかるイベントも好評です。園内にあるどうぶつ科学館では、シマウマやマレーグマなど、動物の身体能力を体感できるコーナーなどもあり、子どもが夢中で楽しみながら動物のことを知り、学ぶことができます。

» のいち動物公園

子連れでもっと楽しい♪高知定番スポット

高知県に訪れたらぜひ寄りたい定番スポット。もちろんどこも、子連れで楽しめるところばかりですよ。

高知県立牧野植物園（高知県／高知市）

こうちけんりつまきのしょくぶつえん

朝ドラ『らんまん』の主人公のモデルとなった「日本の植物分類学の父」牧野富太郎博士の業績を顕彰し、昭和33年（1958）に開園した植物園です。高知市・五台山に広がる約8haの広大な敷地に、牧野博士の研究した、土佐の山地や海岸に生育する約3000種類の植物が、四季ごとの美しい風景を見せてくれます。

＜ここが親子におすすめ！＞

開放的なこんこん山広場

ふむふむ広場のハーブコーナー

牧野植物園は、小さな子どもでも五感を使って楽しめる場所がいっぱい。園を見晴らす位置にある「こんこん山広場」には高さ4mのツリーハウス風展望台などがあり、実際に登ることも。高知で有名な果物や野菜、ハーブなどにさわったり、匂いをかいだりできる「ふむふむ広場」も、いろんな植物と実際にふれて学べる体験ができます。

温室の入り口、みどりの塔

ここでしか撮影できない写真を（過去開催イベント時のイメージ）

洞窟をイメージしたみどりの塔がエントランスの「温室」は、どこか幻想的でフォトジェニックな雰囲気。多彩な熱帯花木、熱帯果樹が植栽された空間で、いろんな写真撮影が楽しめます。

園内には牧野富太郎の植物図をモチーフにしたおしゃれなグッズなどを販売するショップや、地元食材で作ったランチを提供するレストラン、オリジナルスイーツやブレンドティーが味わえるカフェもあります。
広い園内をゆっくり散策したり、ショッピングやランチを楽しんだり、ゆっくり過ごせる植物園です。

» 高知県立牧野植物園

龍河洞（高知県／香美市）

りゅうがどう

大人も子どもも冒険心をくすぐられる洞窟探検ができる「龍河洞」。日本三大鍾乳洞の1つで、国の史蹟・天然記念物に指定されている内部を歩いて巡ることができます。親子なら、整備されたコースを歩く「観光コース」がおすすめです。1億7500万年もの時が生み出した、神秘の世界へいざ出発！

＜ここが親子におすすめ！＞

ブルーのライトが神秘的な「記念の滝」

観光コースは約1kmあり、所用時間は30〜40分ほど。ライトアップされた神秘的な雰囲気と共に、ダイナミックな自然のアートを目の当たりにすることができます。

高さが約11ｍあり、洞内最大とされる「天降石」。10万年以上かけて形成された石柱なんだとか

鍾乳石に包まれた弥生時代の土器が！その名も「神の壺」

気温は年中ほぼ一定で暖かく、涼しい時期でも汗ばむほど。高知屈指のアドベンチャー体験ができます。洞内はアップダウンが多いものの、小さな子どもでも歩けます。ベビーカーは利用できないのでご注意を。
龍河洞の周辺には食事処やみやげ物店、無料の博物館などもあるので、行き帰りにぜひ立ち寄ってくださいね。

» 龍河洞

北川村「モネの庭」マルモッタン（高知県／北川村）

きたがわむら もねのにわ まるもったん

印象派の巨匠クロード・モネが作り愛し続けたフランス・ジヴェルニーの「モネの庭」を、安芸郡北川村の自然のなかに再現。本家以外でモネの庭を名乗ることを許された世界で唯一のスポットです。睡蓮やバラなど四季折々の花が咲き誇り、モネが創作した世界を立体的に楽しめる空間が広がります。

＜ここが親子におすすめ！＞

「花の庭」4月のチューリップ

「水の庭」8月の睡蓮

おすすめポイントは、なんといってもここでしか鑑賞できない特別な景色。春から初夏には、チューリップや睡蓮などが見頃を迎え、モネが創作した絵画の世界を立体的に楽しめる空間を散策できます。ほかにもポピーやバラ、ダリアなど、春夏は一番多くの花に出合える季節です。モデルになった絵画を一緒に鑑賞してから訪れると、より子どもの好奇心を刺激するはず。

ジヴェルニーのモネのアトリエと家をモチーフにしたギャラリー・ショップもお見逃しなく。「睡蓮」をはじめとするモネの名画の複製を展示しています。

25周年記念グッズ「クロッキー帳（800円）」「缶バッチ（300円）」

「北川村「モネの庭」マルモッタン」は2025年で25周年を迎えます。限定のオリジナルグッズが販売しているので、ぜひチェックしてみてください。お絵描きができるクロッキー帳など、子どもにおすすめのアイテムも！

» モネの庭

こちらもチェック！物部川エリアの大規模観光イベント「ものべすと」開催！

2025年3月29日（土）～2026年2月8日（日）までの約1年間、物部川エリアの魅力を発信する「高知ものべがわエリア観光博 ものべすと」が開催されます。あんぱん食い競争や体験・グルメブースが出店されるオープニングイベントを皮切りに、各所で物部川エリアを“ベスト”に楽しめるイベントが盛りだくさん。高知県へ訪れる前に、行ってみたいスポット探しをするのもおすすめです。ぜひ公式WEBサイトやSNSをこまめにチェックして、物部川エリアを満喫してくださいね。

» 「高知ものべがわエリア観光博　
ものべすと」
詳しくはこちら♪

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＜高知県を旅する時はこちらもチェック！＞
こうち旅ネット-高知県公式観光Webサイト

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