“世界3大恐竜博物館”『福井県立恐竜博物館』 最新のみどころを徹底解説! 基本情報も

/福井県立恐竜博物館(勝山市)

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福井県勝山市にある恐竜をメインとした地質・古生物学博物館。都道府県立自然史系博物館では日本一の来場者数を誇る人気スポットが、2023年7月にリニューアル。全身骨格標本は44体から50体に増え、日本初公開の恐竜化石の展示や、化石研究作業の体験や迫力の展示が楽しめる新館がオープンするなど、さらにパワーアップしました。恐竜が大好きな子もちょっと興味がある子も、まずはどんなところかパパママと一緒にチェックしてみましょう。

※この記事は、『るるぶ 福井県立恐竜博物館(2024年3月11日発売)』を抜粋・一部加筆のうえ掲載しています。

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目次(index)

福井県立恐竜博物館はこんなところです

外観/福井県立恐竜博物館(勝山市)

アジアを中心に、世界から集められた恐竜の全身骨格を50体も見ることができる、まるで立体の恐竜図鑑のような博物館。実物大の恐竜たちが動く古環境復元ジオラマや、CGシアターで、恐竜時代にタイムスリップした気分が味わえます。また、恐竜をはじめとする古生物、地球史の展示も充実しています。

福井県立恐竜博物館のココがすごい!

恐竜全身骨格展示/福井県立恐竜博物館(勝山市)

大きくてたくさんの恐竜に会える博物館のどんなところがすごいのか、6つのポイントでご紹介。子どもも大人も、そして専門家も注目する唯一無二の恐竜世界を実感しましょう。

◆世界3大恐竜博物館!

都道府県立自然史系博物館では、日本一の来館者数を誇る博物館。カナダのロイヤル・ティレル古生物学博物館と中国の自貢恐竜博物館とならんで、世界3大博物館と称されています。

◆50体の恐竜全身骨格展示!

福井県立恐竜博物館では50体もの全身骨格を展示。そのうち10体は実物の化石が使用されています。

◆日本有数の恐竜の化石発掘量!

福井県には、日本最大の恐竜化石発掘地があり、日本で一番多くの恐竜化石が発見されています。

◆6種の新種恐竜の発見!

日本で発見された新種の恐竜11種のうち「フクイラプトル」「フクイサウルス」「フクイティタン」「フクイベナートル」「フクイティタン」のなんと6種が福井県で発見されている。

◆大学の恐竜研究所が!

福井県立恐竜博物館は、福井県立大学の恐竜学研究所とも連携して研究を進めている。これは全国の大学でも前例のない試み。2025年4月には福井県立大学に国内初の恐竜学部(仮称)が誕生予定だ。

◆ジオパークの中にある!

福井県立恐竜博物館は、福井県の北東部に位置する勝山市(総面積253.88km²)の全域をエリアとするジオパーク「恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク」の中にあるジオサイトのひとつです。

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福井県立恐竜博物館3つのエリアを紹介!

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