7月の満月は「バックムーン」と呼ばれます。2024年のバックムーンは7月21日(日)19時すぎ。夏の満月はとても低いところに見えるのが特徴です。夏休み最初の思い出として、ぜひ親子で大きな満月を眺めてみませんか?バックムーンの名前の意味や、見頃の時間、特徴をわかりやすく解説します。
7月の満月「バックムーン」とは? 2024年はいつ、何時?
バックムーンとは、毎年7月に見られる満月のこと。2024年は、7月21日(日)が満月です。この日の東京の月の出は19時12分。そして、19時17分に満月を迎えます。子どもでも見やすい時間帯なうえ、月は肉眼でもよく見えるので機材も不要。ぜひ親子で夏の満月を眺めてみませんか?
バックムーンの意味と由来は?
7月の満月の名前「バックムーン(BUCK MOON)」は、アメリカ先住民の文化が由来です。かつて彼らは季節を把握するため、各月の満月に生物や植物の名前をつけて呼んでいました。
「バック(BUCK)」とは、英語で「シカ」を意味します。7月になるとオスのシカの角が生え変わることが、この名前の由来です。7月のほかにも、1月はウルフムーン、4月はピンクムーンなど、各月の満月に名前がついており、それぞれに意味があります。親子で一緒に調べてみるのも面白いですね。
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バックムーンの特徴は?低い位置に見える!
夏の満月は、地球の自転との関係から、とても低い位置に見えるのが特徴です。太陽は、夏至がもっとも高く、冬至にもっとも低い位置になりますが、地球を挟んで太陽の反対側にある月はその逆となり、夏は低く、冬は高くなるのです。実際の月の大きさは季節で変わりませんが、夏の満月は地上に近いので、大きく見えてロマンチック!2024年のバックムーンを、親子でぜひ楽しみましょう。
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