
目の前に広がる美しい花々に「わぁ~きれい!」と思わず歓声をあげてしまう、新感覚のフラワーパーク「HANA・BIYORI(ハナビヨリ)」。日本最大級のフラワーシャンデリアやプロジェクションマッピングによる花とデジタルのアートショーなど、初めて体感する演出にワクワクが高まります。
花鑑賞だけではなく可愛いコツメカワウソに会えたり、植物に囲まれた新感覚カフェスペースがあったりと心癒される設備も魅力の1つ。親子で楽しめるエンターテインメント型のフラワーパーク「HANA・BIYORI」を紹介します。
関連記事
»「HANA・BIYORI」の2020年ライティングイベント「HANAあかり」が和風ですごい!(配信日:2020年11月20日)
見渡す限りの花景色!HANA・BIYORI館でどんな花が見られる?

HANA・BIYORIは、よみうりランドの“スーパー遊園地構想”第一弾として誕生した植物園。園の中心に位置するのがHANA・BIYORI館です。

入館し最初に惹きつけられるのが、日本最大級の300鉢超が咲き誇るフラワーシャンデリア(吊り花)。球根ベゴニア・クリスマスベゴニア・フクシア・インパチェンス・アイビーゼラニウム・カンパニュラ・ペチュニア・サクソルムの8種類を一年中楽しむことができます。約1,500㎡の温室内は見渡す限り花景色が広がり、特に長さ20m、高さ2mを超える壁面花壇は圧巻の美しさ。秋から冬にかけてはフォーチュンベゴニアやポインセチアの壁面花壇が見られ、季節によって新たな印象を味わえます。

明るい温室が暗くなると、HANA・BIYORI館の目玉であるプロジェクションマッピングが始まります。それまで見ていたシンボルツリーや吊り花などの花々もデジタルアートの幻想的な空間により、新たな美しさを魅せてくれます。クライマックスは、見ている参加者の感情を分析して2つあるどちらかのエンディングが映し出されるマルチエンディング。迫力ある映像と音響、今までにない新感覚の面白さを体感できる約7分間のショーに大人も子どもも魅了されます。
小さい子どもは雰囲気に少し驚くこともあるかもしれませんが、ショー中の出入りは自由ですので、ご無理ない範囲でお楽しみくださいね。上映回数は、平日は4回、土日祝日は6回となっています。※季節により回数に変動あり

園内のベビールームはHANA・BIYORI館(温室)の1カ所になります。授乳室、ミルク用のお湯、おむつ替え用のベッド、レンジがあり、小さな子ども連れでも安心です。
子どもと一緒に彩りの小路で散策を

HANA・BIYORI館を囲む彩りの小路は、子どもと散策するのにぴったりのスポット。四季の庭にある花壇には、15,000本もの季節の花々が咲き乱れ、今春は色とりどりのルピナスなどで生命力あふれるイメージを、夏はブルーサルビアなどで涼しげなイメージを演出していました。秋はケイトウ、キバナコスモス、ビデンスを、冬はシクラメン、パンジー、プリムラを楽しむことができます。

花壇の花をよく観察してみると、色、形、背丈の特徴などさまざまな発見があり、フラワーパークの楽しみ方も広がります。「この花は何色かな?」「どっちの背が高いかな?」と子どもの好奇心を刺激するような会話を楽しむのもいいですね。また知っている花を探したり、知らない花をネームプレートで確認することで子どもの探究心も育まれます。帰宅後は、図鑑で名前の由来や花言葉を調べるとより深くその花を知ることにもつながりますよ。
「花育」という言葉があるように、実際の花を通して子どもの心が豊かになることが注目されています。「HANA・BIYORI」への訪問をきっかけに、美しさを感じる心や生命を愛でる心を親子で共有できたらいいですね。
花観賞以外の楽しみ方 可愛いコツメカワウソを見に行こう

HANA・BIYORI館にあるかわうそびよりでは、子どもに大人気のコツメカワウソに会うことができます。森の木陰をイメージした展示室では、水にもぐったり、じゃれあったりして遊ぶコツメカワウソの可愛い姿を間近で見られ、タイミングが合えば飼育員があげる餌に飛びつく微笑ましいシーンも見ることもできます。
4匹のコツメカワウソには、はなび、ちゃちゃ、うり、ひよりという名前がついていて、顔立ちや性格もそれぞれ違うようです。小顔で美形のはなび君は、おしゃべりでおもちゃが大好きだそうですよ。

HANA・BIYORI館内 かわうそびよりにて餌やり体験ができます。1日3回、料金は300円です。
※新型コロナウイルス感染拡大防止の為、現在実施しておりません。

セコイアの庭ミニステージにてカワウソのパフォーマンスを見ることができます。平日1回、土日祝日2回、HANA・BIYORIに入館した方なら誰でも無料で観賞でき、飼育員から生態などの楽しい説明を聞くことができます。
※雨天時は室内にて開催
※餌やり体験やパフォーマンスはカワウソの体調により、予告なく中止する場合があります。
※新型コロナウイルス感染拡大防止の為、現在実施しておりません。
お土産はお土産ショップ「おみやげびより」で。可愛いコツメカワウソのぬいぐるみなど、ここにしかないアイテムを購入することができます。
詳細記事:カワウソと握手ができる水族館5選!エサをあげたりふれあい体験が楽しい
新感覚カフェスペースで休憩も楽しみの一つ

休憩には、日本初の植物園出店となったスターバックスへ。花と植物、水音に囲まれた新感覚のカフェスペースは癒しで溢れ、STARBUCKSのサイネージは本物の植栽で表現されています。館内は温室ですが空調が効き過ごしやすく、キッズ用のミルクやココア、ジュースもあるので子どもと一緒に非日常の空間を楽しむことができます。

カウンター席前の8mの巨大水槽は、ナンヨウハギなど約50種1,200匹の色鮮やかな熱帯魚が泳ぎまわり、子どもに人気のスポット。水槽越しに見えるフラワーシャンデリアも綺麗ですよ。南側の屋内テラス席からは四季の庭を、西側の屋内テラス席からは日本庭園を眺めることができるなど、座る場所によって違う景色を楽しめるのも魅力です。
園内にはスターバックス以外飲食店はありませんが、屋外のベンチや空見の丘エリアのテーブル・イスにて持参したお弁当を食べることもできます。
HANA・BIYORI
はな びより
住所 | 東京都稲城市矢野口4015-1 |
---|---|
電話 | 044-966-8717 |
営業時間 | 10~21時、花景の湯は10~23時(土・日曜、祝日は9時~) |
定休日 | 不定休、公式サイト要確認 |
料金 | 入園大人(中学生以上)800円、小学生500円。花景の湯はガーデン入園料込みで大人(中学生以上)2300円(土・日曜、祝日は2800円)、小学生1300円(土・日曜、祝日は1500円)、乳幼児・未就学児は入館不可。公式オンライン料金やよみうりランド遊園地連絡入園料などあり、公式サイト要確認 |
アクセス | 公共交通:京王京王よみうりランド駅→無料シャトルバスで3分(10分間隔で運行)。または徒歩10分。または小田急読売ランド前駅→小田急バス京王よみうりランド駅行きで10分、バス停:よみうりランド下車、徒歩8分 車:中央道稲城ICから都道124号経由2km10分。または中央道調布ICから5km |
駐車場 | あり/約400台、HANA・BIYORI利用者は3時間無料、以降30分毎300円、1日最大1500円(店舗利用でのサービスあり)。花景の湯利用者は終日無料 |
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。