シルク博物館(神奈川県)で、かいこから絹ができるまでを学ぼう!

シルク博物館(神奈川県/横浜市)

るるぶKidsライターのアイコンるるぶKidsライター

シルクに関する歴史をたどりながら、絹の科学や技術の理解を深めることができるシルク博物館。横浜の大さん橋近くに建つ、シルクセンタービルにあります。特徴的なのは、シルクの原料である繭を作るかいこから、シルクについて学べること。かいこが作る繭から自分の手で糸を引き出したり、機械で引き出した糸で機織りをしたりする体験を通して、生き物やシルクについて、深く知ることができるはず。虫がちょっと苦手、という子でも、かいこ以外のシルクに関する展示や体験も充実しているので、楽しく見学することができますよ。

» 知的好奇心がすくすく育つ学びスポット TOP

目次(index)

シルク博物館ってこんなところ!

シルク博物館(神奈川県/横浜市)

首都高速神奈川3号狩場線山下町ICから車で約5分、公共交通機関ではみなとみらい線日本大通り駅4番出口から徒歩約3分、シルクセンター内にある博物館。入館料は高校生以下が100円で、大人が500円と非常にリーズナブル。絹の歴史や技術について学ぶことができ、シルクの原料である繭を作るかいこについての知識も同時に深めることができます。

所要:2時間
おすすめの年齢:7歳~

住所 神奈川県横浜市中区山下町1 シルクセンター内
電話 045-641-0841
営業時間 9時30分~17時(最終入館16時30分)
定休日 月曜(祝日の場合は営業し翌平日休)、年末年始、臨時休館日
料金 一般500円、高校生以下100円、シニア(65歳以上)・大学生300円 ※特別展開催時は別途料金
アクセス みなとみらい線日本大通り駅4番出口から徒歩3分
駐車場 14台(220円/15分)

<施設データ>

  • 子ども用トイレ:
  • おむつ替え:
  • 授乳室:
  • ベビーカー利用:
  • ベビーカー貸出:
  • コインロッカー:
  • 館内飲食店:
  • 館内売店:

» スポット詳細・MAPはるるぶ&more.へ

おすすめのアクセス方法は?

車の場合は首都高速神奈川3号狩場線山下町ICから5分ほど。駐車場(有料パーキング)の台数が少なめなので、可能なら公共交通機関の利用がおすすめです。公共交通機関ではみなとみらい線日本大通り駅4番出口から徒歩3分ほど。駅から出て山下高砂線を大さん橋方面にまっすぐ進んだ先にあります。逆方向に進むと横浜公園があるので、シルク博物館を見た後、公園で遊ぶのもいいですね。

おすすめの遊び方&過ごし方

シルク博物館はコンパクトな大きさで、見て回るだけならそこまで時間はかかりませんが、体験やワークショップをメインに据えた見学をするのがおすすめです。公式HPでワークショップの年間スケジュールおよび、その開催時間が提示されているので、それをベースにどの時間帯で来館するのかを考えるとよいでしょう。歩いて行ける範囲に、山下公園や元町中華街などもあるので、シルク博物館をベースに、周囲を観光するのもおすすめです。

生きたかいこの多彩な姿に驚き!

飼育しているかいこ/シルク博物館(神奈川県/横浜市)

シルク博物館の1階では、飼育しているかいこがエサを食べたり、時期によっては繭をつくっているところを観察できます。
常設で見ることができるのは写真の一般的なかいこです。さなぎになる前に体の周りに糸を吐いて繭を作り、これがシルクの原料になります。孵化から繭を作るまで約1ヶ月なので、自由研究などで育てる人も増えているとか。

夏の「かいこ教室」で展示している天蚕/シルク博物館(神奈川県/横浜市)

夏休み期間中展示している天蚕(ヤママユガの幼虫)。一般的な品種のかいことは異なり、体色が緑色で、体には目立つ毛が生えていて迫力満点。作る繭も白ではなく緑色か黄緑色です。2026年度夏季に開催される『お蚕さまの縁日』では、ミニワークショップでかいこや繭・生糸に楽しく親しみながら、シルクのふれあい体験ができます。

シルクにまつわる体験ができる!

「糸くり」体験の様子/シルク博物館(神奈川県/横浜市)

同じく、1階のフロアでは「まゆ」から糸を引き出す「糸くり」体験や、糸から布を織る「はた織り」体験もできます。
糸くり体験では、ハンドルを回して糸を引き巻いていきます。糸は1300mほどの長さまで、ずっと切れずに引いていけるとか。1本の糸はとても細いので、7本、9本と複数本の糸をまとめて巻き取り生糸にしています。それを自動化した糸繰りの機械も展示されています。

はた織りを体験の様子/シルク博物館(神奈川県/横浜市)

「つるの恩返し」の物語の中にも出てくる糸から布を織るはた織りを体験することもできます。体験できるのは、たて糸とよこ糸が交互に織られていく平織。職員の方が織り方を丁寧に教えてくれます。体験できるのは小学生からになっています。

真綿や繭を使ったワークショップも!

「あひるの親子」作りの様子/シルク博物館(神奈川県/横浜市)

繭から作ったふかふかの真綿と折り紙を使ってかわいい「あひる」を作る、真綿人形「あひるの親子」作り(参加費 :200円※入館料別)もできます。体験を通して、繭や真綿などの特徴についても学べます。

ワークショップでつくったマスコットキャラクター「まゆるん」/シルク博物館(神奈川県/横浜市)

繭を使ってシルク博物館のマスコットキャラクター「まゆるん」の人形を1つ作るワークショップ(参加費 :200円※入館料別)も。「立つまゆるん(右)」と「飛ぶまゆるん(左)」 を開催日によって交互で作っていきます。体験を通して、繭やさなぎの特徴について学びます。他のワークショップも事前申込・先着順なので、開催日や時間をHPであらかじめ確認しておくのがオススメです。

シルクを学べる展示も充実

1階のふしぎファーム/シルク博物館(神奈川県/横浜市)

オリジナルキャラクター「まゆるん」と一緒に「かいこ」からシルク製品ができるまでを楽しく学べる展示があります。
1階のふしぎファームにある「かいこのふしぎ」コーナーでは、マスコットキャラクター「まゆるん」が説明する映像を見ながら、シルクを生みだす「かいこ」について楽しく学べます。生きたかいこが見られるのもこのコーナーです。

「シルク製品ができるまで」のコーナー/シルク博物館(神奈川県/横浜市)

「シルク製品ができるまで」のコーナー。かいこが作る繭から糸ができるまで、そして、織り、友禅染や絞り染、草木染など、シルク製品が出来上がるまでの様々な過程が展示されています。カラフルな色が、どんな原料からできたものなのか、見ていきましょう。

「映像ライブラリー」/シルク博物館(神奈川県/横浜市)

「映像ライブラリー」はかいこが生まれてから糸を吐いて繭を作るまでの一生の映像や、人間国宝作家による絹の染めや織りの技についての映像など、かいこや絹にまつわる映像を視聴できるコーナーです。

お気に入りが見つかる!館内の立ち寄りスポット

ミュージアムショップの横浜スカーフ/シルク博物館(神奈川県/横浜市)

館内のミュージアムショップでは、横浜スカーフをはじめ、様々なシルク製品、関係書籍が販売されています。

まゆるんクリアファイル/シルク博物館(神奈川県/横浜市)

シルク博物館のマスコットキャラクターであるまゆるんが散りばめられた「まゆるんクリアファイル(A4 200円、A5 150円)」も販売されています。

  • 場所:シルク博物館1F
  • 営業時間:12~17時
  • 定休日:施設に準ずる

小さい子ども連れファミリーに嬉しい、施設や設備

おむつ交換台/シルク博物館(神奈川県/横浜市)

シルク博物館の館内には、貸出用おむつ交換台があります。

貸出用のベビーカー/シルク博物館(神奈川県/横浜市)

貸出用のベビーカーが1台あるので、ベビーカーを持ってきていない、という人は声をかけてみてもよいかもしれません。

100円リターン式のロッカー/シルク博物館(神奈川県/横浜市)

ロッカーも完備です。100円リターン式のロッカーなので、実質無料で使えるのもうれしいポイントです。

シルクについて、原材料から製品に仕上がるまでをしっかりと学ぶことができ、自由研究にもぴったりなシルク博物館。比較的見学しやすい広さなので見て回るだけならそこまで時間はかかりません。また、体験やワークショップも充実しているのでぜひ挑戦してみてください。生きたかいこを見たうえで、シルクができるまでの過程を知ることで、子どもたちも命の大切さについて学び、思いやる心も育つことでしょう。

●掲載の情報は予告なく変更になる場合があります。おでかけ前に各スポットへご確認ください。

『るるぶKids こどもの知的好奇心がすくすく育つ学びスポット 東京周辺』

るるぶKids こどもの知的好奇心が”すくすく”育つ学びスポット 東京周辺

子どもたちの知的好奇心を刺激してくれる“学びスポット”全89施設をピックアップ。図鑑などでもお馴染みの「恐竜」「動物」「昆虫」「宇宙」「乗り物」、そして日常の延長として親子のコミュニケーションを楽しめる「アート」「絵本・アニメ」「にほんの歴史」を加えた8テーマに分けて紹介しています。監修者である脳医学者の瀧 靖之先生、そして各テーマの“達人”たちと選んだ“学びスポット”は、どこも子ども心をくすぐる工夫にあふれた施設ばかり。また巻頭には、瀧 靖之先生による「知的好奇心の伸ばし方」も収録しています。
子どもの成長にとって大事な知的好奇心を育てるスポットの数々。本書を参考に家族でおでかけしてみませんか。

≫ この本の詳細・購入はコチラ(Amazon)