
滋賀県長浜市にある「ヤンマーミュージアム」は、音と映像でヤンマーのチャレンジ精神を伝える「ストーリーシアター」をはじめ、本物のパワーショベルを操縦したり、ボートの操縦シミュレーションをしたり、楽しく遊びながらチャレンジ精神を育んでいける施設です。他にもビオトープや足湯、季節を感じられるお料理がいただけるレストランなど盛りだくさん。ファミリーで1日中遊べるヤンマーミュージアムをご紹介しましょう。
- ヤンマーミュージアムってどんなところ?
- 「わくわく!チャレンジシアター」は、ヤン坊マー坊がお出迎え
- 乗物好きも大満足なアトラクションの数々
- └ざくざく!パワーショベルチャレンジ
- └サステナブルエナジークライミング
- └キッズエナジーアスレチック
- └ウェイクサーフィンボートレース
- └リズムエンジン
- └たがやせ!フィールド
- └フットボールチャレンジ
- └お弁当チャレンジ
- 充実の展示からビオトープに足湯まで!
- └チャレンジルーム
- └MY EARTH
- └展示エリア
- └YANMAR TERRACE
- └おにやんまの湯
- └おにやんまの見晴台(屋上)
- ランチやグッズのおすすめは?
- └Premium Marche BIWAKO
- └ヤンマーミュージアムショップ
- アクセスは?電車・バス利用も便利
ヤンマーミュージアムってどんなところ?

2019年10月にリニューアルされたヤンマーミュージアムのコンセプトは、「やってみよう!わくわく未来チャレンジ」で、子どもたちが見て・触れて・体験しながらチャレンジの大切さや面白さを学べるようになっています。

ヤンマーカードを手にしたらチャレンジ開始!
チャレンジは、「CITY AREA」「SEA AREA」「LAND AREA」の3エリアに分かれています。順番は特になく、好きなものを時間内(1つ目を開始してから2時間)なら何度でもチャレンジできるのがポイント。チャレンジの成果は、入場時受付で渡された「ヤンマーカード」(再発行不可)に絵や数字で表示されます。
入場については、Web予約(クレジットカード決済のみ)としていますが、定員に達していない時間帯は予約無でも入場が可能です。
» 入館の購入・予約サイト
※こちらのサイトでは空き状況の確認もできます。
- 開館時間:10時~17時30分(受付9時45分~16時30分、最終入館17時)
- 休館日:月曜(月曜が祝日の場合は翌平日)※公式サイトを併せてご確認ください
- 入館料:一般800円、小・中学生400円、未就学児無料
「わくわく!チャレンジシアター」は、ヤン坊マー坊がお出迎え

ヤン坊マー坊の軽妙な動きで始まるまでの待ち時間も楽しく!
プロジェクションマッピング技術を活用した巨大スクリーンでヤンマーのチャレンジ精神を分かりやすく解説してもらえる「わくわく!チャレンジシアター」(1階)。

ヤンマー創業者の山岡孫吉(やまおかまごきち)氏のチャレンジストーリーが、声優・山口勝平氏のナレーションで進みます。
乗物好きも大満足なアトラクションの数々

「わくわく!チャレンジシアター」で映像に引き込まれるようにチャレンジ精神の大切さを学ぶと、最後に…

開いたスクリーンの向こうに広がるのは!
目の前のスクリーンが両サイドに開いて、CITY AREA、SEA AREA、LAND AREAが目の前に広がり、子どもたちの歓声が上がります。

登録機でニックネームを登録しよう!
どれにチャレンジしようか、迷いますがその前に、スクリーンを出てすぐ右側にある登録機で自分のヤンマーカードのニックネームを登録(更新)します。途中でも登録できますが、初めに行っておくとチャレンジするディスプレイに登録したニックネームが表示されるので、さらに楽しくなります。登録ができたらチャレンジ開始!チャレンジする際は、自分のヤンマーカードのQRコードをかざしてね。
CITY AREA(1階)
■ざくざく!パワーショベルチャレンジ

本物のパワーショベルを動かせる「ざくざく!パワーショベルチャレンジ」は、大人気のアトラクション。初めは緊張している子どもたちもすぐに夢中になって操縦します。

パパやママは外のフォトスポットから撮影しましょう。尚、館内の撮影は自由に行えますが、フラッシュは禁止です。
<利用制限>
- 対象:3歳以上(2歳以下は保護者同伴)
■サステナブルエナジークライミング

ビルの「ボルダリング」や「トップロープ」にチャレンジする「サステナブルエナジークライミング」は、ビルの3面で、それぞれグレードが異なります。いずれもトップに到達するとビルに灯りが灯り、達成感で思わず笑顔に。

トップロープではこちらの装具を身に着けてチャレンジ
対象は小学生以上ですが、ハーネスやヘルメットを装着するトップロープ以外の2面は、小学生以下でも体験できる場合があるので、スタッフさんにご確認を。
<利用制限>
- ボルダリング体験:小学生以上(保護者同伴の場合、小学生以下でも体験できる可能性あり)※靴下必須(子ども用靴下はショップで購入可)
- トップロープ(平日のみ利用可):小学生以上(16kg以上140kg以下)※18歳未満は保護者の同意が必要、運動靴で利用
■キッズエナジーアスレチック

「キッズエナジーアスレチック」は、迷路のようなアスレチックで2つのゾーンに分かれています。

未就学児以下の「アドベンチャーゾーン」と小学生以上中学生以下の「チャレンジゾーン」は合流することがなく、また、抗ウイルス処理(デオファクターカーサ)済だから、小さな子どもも安心です。
<利用制限>
- チャレンジゾーン対象:小学生以上中学生以下
- アドベンチャーゾーン対象:未就学児(1~3歳は保護者同伴)
※靴下必須(子ども用靴下はショップで購入可)
SEA AREA(1階)
■ウェイクサーフィンボートレース

ヤン坊マー坊が巧みな技を決められるようにプレジャーボートの操縦にチャレンジする「ウェイクサーフィンボートレース」。QRコードをかざすと説明が流れるので、初めてのチャレンジでも大丈夫です。

プレジャーボート(右)に続くサーフボード(左)に立ってポーズを決めよう!
目の前にある本物のプレジャーボートと一緒にサーフボードに乗って撮影できるフォトスポットもお見逃しなく。
LAND AREA(1階)
■リズムエンジン

リズムに合わせてエンジンを動かす「リズムエンジン」は、ディスプレイの前で立ったり、しゃがんだり、両手を広げたりなど、思いっきり体を動かします。終わるころには、ディーゼルエンジンの仕組みを体が覚えているかも。

パパ・ママは、翌日の筋肉痛に注意!
ファミリーで並んでポイントを競い合うのも面白いですよ。
■たがやせ!フィールド

「たがやせ!フィールド」は畑を耕す農作業にチャレンジします。正面のディスプレイを見ながら、ソフトタイプのスティックを鍬に見立て足元の赤色の丸を叩きます。小さな子どもは両手で叩くのがベスト。途中顔を出す石ころやモグラなどに負けずにチャレンジすれば、ヤンマートラクターが出現してポイントアップ。

すぐ側に展示されているオンリーワンの“カッコイイトラクター”と一緒に写真撮影もお忘れなく。
FOOTBALL STADIUM(1階)
■フットボールチャレンジ

フットボールスタジアムの入口を入って右にある「セレッソミュージアム」では、ヤンマーがサポートするセレッソ大阪の選手のユニフォームを見ることができます。

フットボールチャレンジでは、どこから出てくるかわからないボールにドキドキ
その先に進むと、パスを受けてシュートができる「フットボールチャレンジ」があります。サッカー好きの子どもたちに大人気です。
チャレンジ+(1階)
■お弁当チャレンジ

好みのごはんやおかずを組み合わせて、栄養バランスや調理方法などを考えてお弁当を作ります。出来上がったら、栄養バランスシートが表示される「お弁当チャレンジ」は、ママにも人気のアトラクションです。

南極をテーマにしたクイズが出題される「南極ディスカバリー」
他にも「南極ディスカバリー」や「精米チャレンジ」「送エネチャレンジ」があり、2時間を有効に使ってチャレンジしましょう。
充実の展示からビオトープに足湯まで!
■チャレンジルーム(2階)

2階は吹き抜けを囲む回廊のようになっていて、1階のチャレンジの様子を眺めることができます。
エレベーターを降りてすぐの場所は、ぬりえや間違い探しで遊べる「チャレンジルーム」。1階で遊んで少し疲れた体を休めるのにちょうどいい空間です。

廊下側の壁にはおともだちのぬりえも展示されていますよ。同様にイベントやワークショップの情報も収集できます。事前に知っておきたい方や予約を希望する場合は、公式サイトをチェックしましょう。「ものづくり」「食育」「農業」など6つのジャンルがあります。
■MY EARTH(2階)

ヤンマーカードをかざして今日のチャレンジ成果を確認しよう!
1階を見下ろすことができる場所にある「MY EARTH」では、正面のスクリーンで今日一日のチャレンジ成果を確認できます。ヤンマーカードを機械にかざしてスワイプすると…

1階から見上げても迫力のMY EARTH
正面の大きなスクリーンに、本日の獲得ポイント・本日のランキング・ニックネームが表示されます。累積獲得ポイントが1~10位なら、スクリーン左側のランキングに表示されます。ポイントは累積されるので、次回遊びに来るときはMyヤンマーカードをお忘れなく。
■展示エリア(2階)

MY EARTHの右側では、ヤンマー創業者の山岡孫吉氏の肉声が流れる「展示エリア」になっています。

ヤンマーの歴史や歴代のエンジンなどの解説、展示があり、マシン好きの大人には興味深いものばかり。
■YANMAR TERRACE(2階)

2階のテラスに出てみましょう。屋上に作られたビオトープがあります。チャレンジルームでタブレットを借りて各所にあるQRコードを読み込めば、生き物などの説明を見聞きすることができます。こちらでは季節ごとにイベントも行われています。
■おにやんまの湯(2階)

「おにやんまの湯」では、足湯を楽しめます。ミュージアムで使用するエネルギーの廃熱を利用して沸かしている環境にやさしいお湯です。

カプセル入りのミニタオル(300円)は、ミュージアムショップと同価格
足ふきタオルを忘れても大丈夫。1階のミュージアムショップで販売されているものと同じミニタオルをカプセルに入れて販売しています。
■おにやんまの見晴台(屋上)

2階のテラスから外階段を登ると「おにやんまの見晴台」があります。360度見渡せる展望台からは遮るものがなく、琵琶湖や長浜城、遠くには伊吹山などが見渡せます。晴れの日はぜひ登ってみてください。
ランチやグッズのおすすめは?

正面入口を入ってすぐ右側にあるレストラン
通りに面した正面入口の両サイドにあるレストランとミュージアムショップでは、ランチやカフェ、お買い物だけでも楽しめます。(館内の入館予約不要)
■Premium Marche BIWAKO(1階)

毎朝精米したてのお米をおくどさんで焚いたごはんが絶品。

ヤンマートラクタープレート
ランチタイムは、Myおむすびプレート(2むすび1さい850円/2むすび2さい1000円)、ヤンマートラクタープレート(850円~)が大人気。

カフェタイムは、ライスジュレソフトクリーム(350円)はいかが。「ライスジュレ」は、お米だけで作ったとろみのもと。グルテンフリーなのにもっちり濃厚で美味しいライスジュレソフトクリームは、カフェタイムの一番人気です。

小さな子どもが食事しやすいサイズの席は大人気。
- 営業時間:平日11時~14時30分(14時LO)、土・日曜、祝日11~17時(ランチ15時LO、カフェ16時30分LO)
※営業日はヤンマーミュージアムに準ずる

お弁当やおやつを持参したら、こちらの案内を目印に!
お弁当持参の場合は、2階のテラス(ウッドデッキ部分)でピクニックシートを広げたり、食事スペースとして開放されている1階の多目的ホールを利用しましょう。

1階ミュージアムショップの隣には、授乳室も用意されています。
■ヤンマーミュージアムショップ

VIO17 プルバックカー(赤)
ヤンマーミュージアムのオリジナルグッズをはじめ、豊富な品揃えについ長居してしまいます。
人気なのは「VIO17 プルバックカー」(700円)。「ざくざく!パワーショベルチャレンジ」で遊んだ子どもたちには、記念のお土産になるかもしれませんね。

パッケージがブック型の「ヤンマー大図鑑」(1000円)は、ヤンマー大図鑑のイラストをプリントしたラングドシャが入っています。遊び心のあるパッケージは、プレゼントにもおすすめです。

「ヤンマートラクタープレート」(7920円)は、自宅用はもちろん、出産祝いなどのプレゼントにとっても喜ばれる逸品です。
- 営業時間:10時~17時30分
※営業日はヤンマーミュージアムに準ずる
アクセスは?電車・バス利用も便利

JR長浜駅(東口)を出て、駅前の大通りを駅と反対方向へ
【電車・バスを利用】
- JR長浜駅→東口から徒歩10分。
※土・日曜、祝日に限り、JR長浜駅前(西口)とヤンマーミュージアム間でシャトルバス(28人乗りマイクロバス/予約不可)を運行
» シャトルバス運行表

駐車場入口は建物右側
【車利用】
- 北陸自動車道長浜ICから県道37号経由4.5km10分
- 駐車場:あり/44台/入館中のみ無料
「ヤンマーミュージアム」では、今できなくても、チャレンジし続ければ未来が開けることを気づかせてくれます。子どもたちが遊びながらチャレンジ精神を育む姿を見守れる素敵な空間は、ファミリーで何度も訪れたくなる施設です。
■ヤンマーミュージアム
住所 | 滋賀県長浜市三和町6-50 |
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TEL | 0749-62-8887 |
開館時間 | 10時~17時30分(受付9時45分~16時30分)※営業時間は公式サイトでご確認ください |
休館日 | 月曜(月曜が祝日の場合は翌平日)※公式サイトを併せてご確認ください |
入館料 | 一般800円、小・中学生400円、未就学児無料 |
URL |
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