運動能力、近所の公園でぐんぐん伸ばす!

子どもと行きたい滋賀県立美術館!ワークショップやキッズスペース、カフェも充実

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滋賀県立美術館(大津市)

滋賀県大津市の緑豊かな、びわこ文化公園の中にある「滋賀県立美術館」は、2021年6月にリニューアルオープン。多様な作品はもちろんのこと、飲食が可能なエントランス、キッズスペースやショップ&カフェなどが備わりました。赤ちゃんから大人までのんびりと過ごせる空間は、美術館初心者の子どもたちも大歓迎です。

目次(index)

リニューアルで小さな子どもも大歓迎!

エントランス・ロビー/滋賀県立美術館(大津市)

エントランス・ロビー

滋賀県立美術館(以下美術館)は、「滋賀県立近代美術館」として1984年に現在の場所に開館しました。4年間の改修工事を経て、「リビングルームのような美術館」へとリニューアル。誰もが気軽に利用できる美術館が生まれました。

名品選/滋賀県立美術館(大津市)

「お静かに」と言われそうな展示室は、子どもたちの写生会が行われたり、ぐずった赤ちゃんに配慮して「ご理解ください」と他のお客様に静かに伝えてくれるスタッフがいたりと、更に素敵な空間となりました。

  • 観覧料:常設展/一般540円、高校・大学生320円、中学生以下無料
    企画展/企画展によって異なる(常設展料金含む)

公式サイトの「こども美術館」では、子どもが親しみを持ちそうな作品についての説明と作品データを表示した「さくひんしょうかい」、美術館を紹介した「しがけんびガイド」と美術館のコレクションを使って自宅でできるプログラム「おうちであそぼう」を体験することができます。

» こども美術館

「とことこマップ」を持って美術館を楽しもう!

「とことこマップ」/滋賀県立美術館(大津市)

初めて美術館を楽しむなら、館内各所に用意された「とことこマップ」を手に入れて回るのがおすすめです。とことこマップには、美術館やその周辺で見たものや聞いたもの、感じたことなどを書き込むことができ、子どもたちが美術館に興味を持ちやすくなる工夫がされています。鉛筆の持ち合わせがない場合は、受付にお声かけを。

では、とことこマップ(以下、マップ)を開いて、美術館めぐりのスタートです。

展示室の作品を見てみよう

展示室1/滋賀県立美術館(大津市)

展示室1

展示室1は、受付の右側を進んだ左側奥にあります。作品に集中できるよう、内装や照明が暗めの設定となっており、主に日本画や工芸などを展示しています。

展示室2/滋賀県立美術館(大津市)

展示室2

展示室1の手前にある展示室2は、主に現代美術の展示を行っており、展示室1とは対照的で内装や照明が明るい設定です。

展示室3/滋賀県立美術館(大津市)

展示室3

展示室3は、展示室1・2を出て左側の廊下を進んだ先の左側。企画展を行っている一番大きな展示室です。

左から、リーフレット、伝記マンガ、こどものためのワークシート/滋賀県立美術館(大津市)

左から、リーフレット、伝記マンガ、こどものためのワークシート

受付では、子どもたちが作品とじっくりと向き合えるよう「こどものためのワークシート」が用意されています。学芸員さんの手によるもので、ビギナーの大人にもわかりやすい資料です。6月19日まで開催された企画展「生誕150年 山元春挙」では、春挙をマンガでご紹介する小冊子も配布されていました。

ソファのある部屋/滋賀県立美術館(大津市)

ソファのある部屋

展示室3の中間にある「ソファのある部屋」は、展示室内でありながら日本庭園を見渡すことができる空間です。ゆったりとしたソファに腰かけて、自然の美を鑑賞できます。
※企画展など、開催中の展覧会は公式サイトをご確認ください

自由に感想を書けるコーナー/滋賀県立美術館(大津市)

展示室3を出た廊下の壁には、自由に感想を書けるコーナーがあります。付箋に企画展の感想などを書いて、ペタリと貼り付けます。

展示室の中で見つけた作品の感想や絵を、マップ“4.どんな作品があるかな?”に書いてみてね。

屋外彫刻もおもしろい

館内からコールダーの庭を望む/滋賀県立美術館(大津市)

館内からコールダーの庭を望む

屋外彫刻も見逃せません。エントランス・ロビーの内側から「コールダーの庭」を眺めると、オレンジ色の大きな作品「フラミンゴ」が見えます。大きなガラス窓に沿って色々な角度から眺めてみましょう。

彫刻の庭に展示された「ニードル・タワー」/滋賀県立美術館(大津市)

彫刻の庭に展示された「ニードル・タワー」の真下から空を仰ぐと、星が!

コールダーの庭に沿ってぐるりと廊下を進むと展示室3の手前の廊下へ。廊下の反対側には「彫刻の庭」があります。扉を開けて彫刻の庭に出てみましょう。公園で見かけるような遊具型の作品などがあります。作品なので遊べませんが、どこが違うか近づいて観てね。その奥には、金属製の背の高い作品「ニードル・タワー」や、大きな箱のような作品「無題」があります。

じっくり眺めて楽しんだら、感じたことを、絵や文字でマップ“5.「コールダーの庭」を見てみよう!”にかき込んでみましょう。

エントランス・ロビーで見つけたものは?

信楽焼きのタイルで囲まれたテーブルとハイチェア/滋賀県立美術館(大津市)

信楽焼きのタイルで囲まれたテーブルとハイチェア

エントランス・ロビーを見渡すと、いろんなデザインの椅子があります。お気に入りの椅子を見つけられるかな?

信楽焼の照明/滋賀県立美術館(大津市)

信楽焼の照明は、このほかにも館内で見られます

柱や壁の照明に注目!滋賀県の信楽焼でできたものがあります。いくつ見つけられるかな。

印象に残ったものを、マップ“3.椅子やライトを探そう!”に書いてみましょう。

何が聞こえるかな?

正面にある大きな森/滋賀県立美術館(大津市)

館内から外に出てみましょう。正面には大きな森が見えます。森やその向こうなど、美術館の外では、どんな音が聞こえるかな?鳥の声?風の音?友達の声?耳がキャッチしたものをマップ“1.耳をすませてみよう!”に書いてみて。

美術館で見つけたものは?

受付カウンター/滋賀県立美術館(大津市)

受付カウンター

館内に戻って、今日巡った美術館は、どんなところだったでしょう?「はて?」と思ったら、もう一度回ってみましょう。展示室も当日のチケットを持っていれば何度でも入れます。
感じたことや見つけたものを、マップ“2.美術館はどんなところかな?”へ書いたら、表面は完成です。完成したものを受付へ持っていくとかわいいシールをもらえます。マップと一緒に記念に持って帰ってね。

とことこマップの裏面をチェック!

/滋賀県立美術館(大津市)

マップ裏面の左上のイラスト“この「しるし」はなんだろう?”をよく見てください。館内で見たような?必ず目にしたアレです。これも信楽焼でできています。

/滋賀県立美術館(大津市)

裏面右上“どんな生き物が隠れているかな?”の中央に描かれたマークは、美術館のシンボルマークです。三角形を組み合わせてデザインされたマークは、水に飛び込む魚や空へ飛び立つ鳥の形をイメージしています。

日本庭園の池にいる鯉/滋賀県立美術館(大津市)

日本庭園の池には大きな鯉がいっぱい(専用のエサは200円)

美術館がある「びわこ文化公園」は、43.2ヘクタール(東京ドーム約9個分)もあり、図書館、日本庭園や茶室など県の文化施設や、わんぱく原っぱ、里山の自然林を有するとても広い公園です。

わんぱく原っぱ/滋賀県立美術館(大津市)

わんぱく原っぱには様々な遊具があり、休日は大賑わい

公園で遊んだら、リビングルームのような美術館に戻ってひと休みして、マップの裏面下半分“公園を歩いてみよう!”の地図に、通った道や出会ったものをかきこめば、自分だけのマップが完成。来館の記念にもなりますよ。

ワークショップなど体験メニューも豊富

たいけんびじゅつかん/滋賀県立美術館(大津市)

たいけんびじゅつかん

美術館に興味がわいたら、ワークショップ「アートにどぼん!」に参加して、アートなものづくり体験をしてみるのも楽しいですよ。

ワークショップ「アートにどぼん!」/滋賀県立美術館(大津市)

スケジュールは公式サイトをチェックしてみてね。

  • 申込み:公式サイト又は往復はがきで(抽選)
    ※小学生以下は保護者同伴
「わくわくワークス(こども美術館/おうちであそぼう)」/滋賀県立美術館(大津市)

自宅で作品作りを楽しみたい場合は、「わくわくワークス(こども美術館/おうちであそぼう)」のサイトをチェックしましょう。

わくわくワークスは、美術館のコレクションを使った紙工作が楽しめます。学芸員さんが作った型紙をダウンロードしてプリントアウト。切ったり、貼ったり、折りたたんだり、ファミリーでワイワイ遊べます。

家族で使えるキッズスペースや授乳室

ミルク用の給湯設備がある授乳室/滋賀県立美術館(大津市)

ミルク用の給湯設備がある授乳室

美術館2階にある子ども連れ専用の「キッズスペース」は、広々と明るい空間で、授乳室も備わっています。

キッズスペース/滋賀県立美術館(大津市)

キッズスペース

飲食もOKなので、ちょっとした休憩にピッタリ。大人だけの利用はNGで、ファミリーでゆったりと過ごせます。

ファミリートイレ/滋賀県立美術館(大津市)

絵具やクレヨンで洋服が汚れたら、着替えもできる

キッズスペースの並びには、親子で使えるファミリートイレもあります。

貸し出し用のベビーカーや車いす/滋賀県立美術館(大津市)

館内で利用可能なベビーカーや車いすは1階受付でお声がけを。また、受付左側には返金式のコインロッカーがあります。

お弁当持ち込みOK!自由に使えるテーブルやイスも

ロビー周辺の椅子やテーブル/滋賀県立美術館(大津市)

森を眺めながらランチタイム

ロビー周辺の椅子やテーブルは、ランチやおやつに自由に使うことができます。公園で遊んでいて急な雨が降ってきた時も大活躍。

併設のカフェやミュージアムショップもチェック

ミュージアムショップ/滋賀県立美術館(大津市)

1階入口入ってすぐ右側にある「カフェ&ショップ」は、自由に出入りができるので、気軽に利用できます。ショップには、美術館や滋賀県にゆかりのあるアイテムが約370点。一部をご紹介しましょう。

作品のポストカード/滋賀県立美術館(大津市)

作品のポストカード(50円~)は来館記念にぴったり。

人気の「赤こんにゃく」/滋賀県立美術館(大津市)

人気の「赤こんにゃく」(486円)は、味付けされているのでお家に帰ったらすぐに食べられます。

滋賀県の作家さんによる焼き物/滋賀県立美術館(大津市)

滋賀県の作家さんによる焼き物も素敵です。ここだけでしか手に入らないものもあるので、ピン!と来たら即買いです。

ラップサラダ/滋賀県立美術館(大津市)

ラップサラダ(各580円)

ショップの中央カウンターでは、ラップサラダやオリジナルドリンク、滋賀県で焙煎されたコーヒーなどの軽食を購入できます。

企画展をイメージした上生菓子/滋賀県立美術館(大津市)

企画展をイメージした上生菓子(380円)は、企画展ごとに入れ替わります

滋賀県の老舗和菓子店のオリジナル上菓子も見逃せません。

アクセスは公共交通で

バス停「県立図書館・美術館前」/滋賀県立美術館(大津市)

びわこ文化公園内にあるバス停「県立図書館・美術館前」

【電車を利用】
JR瀬田駅→帝産湖南交通バス(1番乗り場)から10分、バス停県立図書館・美術館前またはバス停文化ゾーン前(県道2号線沿い)下車、びわこ文化公園内を徒歩5分。※ベビーカー利用者は南方面に伸びる「すずかけの道」を進むとスムーズです

マップ/滋賀県立美術館(大津市)

【車利用】
新名神高速草津田上ICから県道2号経由2km5分。
駐車場 あり/340台/びわこ文化公園の駐車場が3か所(西・東・北/無料)利用可。美術館までいずれも徒歩5分

みんなにやさしい「滋賀県立美術館」。遊びのついでに立ち寄ったり、アート鑑賞のついでに遊んでみたり、思い思いの楽しみ方を見つけましょう。

滋賀県立美術館

住所 滋賀県大津市瀬田南大萱町1740-1
TEL 077-543-2111
開館時間 9時30分~17時(入館は16時30分まで)
休館日 月曜(祝日の場合は開館し、翌日休館)、年末年始 ※公式サイトを要確認
観覧料 常設展/一般540円、高校・大学生320円、中学生以下無料
企画展/企画展によって異なる(常設展料金含む)
URL

https://www.shigamuseum.jp/

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