運動能力がぐんぐん伸びる公園!
大阪を代表する建造物のひとつである太陽の塔や、博物館といった文化設備も豊富な万博記念公園。自然豊かな園内では学びや遊びがいっぱいの多彩なイベントが開催されているほか、バーベキュー場や巨大アスレチックなど、家族で楽しめる施設が充実(いずれも有料)。複合商業施設「エキスポシティ」でショッピングなどもでき、1日中楽しめます。おすすめは、無料で遊べる「わくわく池の冒険ひろば」。柔らかい素材の遊具があり、小さな子どもたちも安心して遊べます。
※この記事は、2022年11月14日時点の内容に基づいています。
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運動能力のベースになる「基本動作」は公園遊びで身に付ける!
子どもの運動能力を伸ばすのに最適な公園遊び。運動能力のベースとなるのは「基本動作」です。スポーツトレーナーとして運動能力向上の観点から500以上もの公園を調査し、パークマイスターとしても活動する遠山健太先生が、12の動作に区分けして公園をご紹介します。
監修:遠山健太先生
スポーツトレーナーとして運動能力向上の観点から500以上もの公園を調査し、パークマイスターとしても活動。
公園で経験できる12の「運動能力を伸ばす基本動作」
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万博記念公園で遊べば、こんな運動能力が伸びる!
無料で遊べる「わくわく池の冒険ひろば」は、ふわふわネットでできたトランポリンで飛び跳ねたり、柔らかい素材の山型すべり台にのぼって滑るなどのさまざまな動作ができます。船に見立てた遊具では階段やロープネット、斜面板を使って色々なのぼり方ができるうえ、異なる長さのすべり台があるので小さい子から大きな子まで一緒に遊ぶことができます。
万博記念公園ってこんなところ!
提供:大阪府
万博記念公園は、1970年の日本万国博覧会(大阪万博)の開催を記念し、その跡地に整備されました。撮影スポットとしても人気の太陽の塔は、大阪のシンボルとして親しまれています。さらに「自然文化園」や「国立民族学博物館」などの文化的な施設もあり、プレイスポットも充実しているので、遠方から訪れる人も多い人気の公園です。車はもちろん、電車でもアクセスしやすいので、家族でのおでかけにぴったりです。
おすすめの遊び方は?
森の中を散策したり、「国立民族学博物館」などの施設で文化に触れたり、バラエティ豊かなイベントに参加したり…。楽しみ方がたくさんある万博記念公園ですが、まずはランドマークである太陽の塔で記念に一枚パシャリ。その後は、無料で小さい子どもたちが遊べる複合遊具がある「わくわく池の冒険ひろば」へ。クッション性のある素材でできた遊具があり、安心して遊べます。ほかにもバーベキューや巨大なアスレチックなど、大人も満喫できるアクティビティも満載です。
おすすめのアクセス方法は?
【車で行く場合】
車の場合、公園に有料の駐車場が5カ所あり、全部合わせて4300台収容可能です。
【電車で行く場合】
地下鉄御堂筋・谷町線、阪急線、京阪本線の各路線からは大阪モノレール「万博記念公園駅」もしくは「公園東口駅」が便利です。
【バスで行く場合】
路線バスについては、阪急バス・近鉄バス・京阪バスが運行しています。時刻表については各バス会社の公式サイトを確認してください。阪急バスは土・日曜、祝日のみ阪急大阪「梅田駅」への直行バスを運行しています。
所要:2時間
おすすめの年齢:3~12歳
住所 | 大阪府吹田市千里万博公園 |
---|---|
料金 | 自然文化園・日本庭園共通入園料大人260円、小・中学生80円(園内施設利用は別途有料の場合あり) |
時間 | 9時30分~17時(最終入園16時30分) |
電話 | 06-6877-7387(万博記念公園コールセンター) |
定休日 | 水曜(祝日の場合は翌日、4月1日~GW及び10・11月は無休) |
駐車場 | 4300台(平日2時間まで410円、4時間超1100円、土・日曜、祝日2時間まで620円、4時間超1600円※車種により異なる) |
面積 | 約2,600,000㎡(大型公園) |
<パークデータ>
- ボール遊び:〇(柔らかいもののみ可)
- スケボー:×
- 花火:×
- ペット:△(有料エリア、運動施設は入場不可)
- トイレ:〇
- おむつ替え:〇
- 授乳室:〇
- 園内売店:〇
- 園内飲食店:〇
- 周辺コンビニ:万博記念公園エリアにあり
水辺の生き物をモチーフにした複合遊具は魅力がいっぱい
「わくわく池の冒険ひろば」。写真はカエルやナマズなど、水辺の生き物をテーマにした複合遊具です。山の形をした滑り台によじのぼったり、トランポリンでジャンプしてみましょう。ナマズの背びれを模した遊具では、鉄棒のようにくるっと回って遊ぶことができます。※現在一部遊具を修繕中
複合遊具
黄色の「やぶへびあみだパネル」と赤色の「おさかなすいすいパネル」(写真手前)では、あみだくじのように線に沿ってパーツを動かしたり、お魚を泳がせたりしてみましょう。
トンネルの滑り台(写真右奥)などもあり、好きな場所で自由に思う存分遊べます。
やったねの木
高さ12m、全長30mの超大型ローラーすべり台は、2基交差しているので、スリルを楽しめそう。対象年齢は6~12歳です。ローラー滑り台の下には、小さな子どもたちが遊びやすい伝声管や潜望鏡などがあり、年の離れた兄弟姉妹でも同じエリアで遊べます。
エキスポみらいgo!
船の遊具「エキスポみらいgo!」は、砂場を海に見立て大きな船が大海原で海の生き物に遭遇するイメージです。船に乗るには、ロープネットや階段などを利用。滑り台もは長いもの、短いもの、ローラータイプとバラエティ豊富で、年齢に応じた遊びができます。対象年齢は3~12歳です。
見渡す限りの緑!「芝生広場」で自然を満喫
万博記念公園にはこんなに広い芝生広場も。走ったり、寝転んだりして柔らかい芝生の感触を楽しみましょう。ピクニックシートを敷いて持参したお弁当を食べるのもおすすめです。
小さい子ども連れファミリーに嬉しい、施設や設備
「自然文化園」の各ゲートでは、園内で利用できるベビーカーの貸出しを行っており、無料で利用できます(先着順、事前予約不可)。ベビーカーを利用できる対象年齢は1カ月~2歳未満。また、授乳室は園内に5カ所あるので、赤ちゃん連れでも安心です。トイレは園内各所に数十カ所ありますが、その多くにおむつ交換台が完備されています。
まだある!万博記念公園で行ってみたいスポット
広大な万博記念公園には、他にもチャレンジしてみたくなるスポット(有料)があります。子どもの年齢に合わせて楽しみましょう。ここでは一部をご紹介します。
万博BEAST
わくわく池の冒険広場近くにある「万博BEAST(ビースト)」は、世界最大規模を誇る巨大アスレチック。ドイツ・KRISTALLTURM社の独自技術で、六角形の足場を生かした巨大アスレチックは、2020年3月にオープンしました。4階層のアスレチックエリアと天空回廊(屋上展望台)で構成されており、最高部は24mもあり8階建てのビルに相当する高さがあります。巨大タワーのなかには、クライミングやジップライン、スラックラインなど、120種類ものアスレチックがあり、条件さえ満たせば誰でも楽しめます。
■万博BEAST(ビースト)
料金 | 大人3500円、子ども3000円(小学生・身長125cm以上、税込)※60分(安全器具装着・安全説明時間を含む)※別途自然文化園入園料が必要 |
---|---|
休み | 万博記念公園に準ずる |
時間 | 受付:9時30分~15時10分/施設オープン時間:10時~16時30分 |
問合先 | 050-5576-8086 |
その他 | 貴重品用ロッカーあり |
URL | https://www.se-amuse.jp/bampakubeast/ |
迷宮の砦
「迷宮の砦」は巨大立体アスレチック迷路です。5階層で構成された巨大な迷路は高さ13m。小学生以上を対象とした「体力コース」と3歳以上(未就学の場合は保護者同伴)から参加できる「知力コース」があり、「知力コース」では「からくり扉」や「ロープ迷路」など様々な仕掛けにチャレンジできます。場所は「やったねの木」のそばで、最上階のゴールからは「太陽の塔」を見渡せるというロケーション。
■迷宮の砦
料金 | 各コース1名500円(3歳以上有料)※別途自然文化園入園料が必要 |
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利用条件 | 小学生以上対象※知力コースのみ、3歳以上は保護者同伴(有料)で利用可(0~2歳は保護者同伴でも利用不可) ※また次に該当する場合も利用不可 自身で歩行が困難、酒気を帯びている、妊婦、心臓疾患、高血圧、首・背骨などに異常がある、体調不良、サンダル・ハイヒールを履いている |
休み | 万博記念公園に準ずる |
時間 | 9時30分~16時30分(利用受付) |
ほかにも、「天空回路」(4歳以上500円)や「万博おもしろ自転車広場」(3歳以上30分500円)などがあります。事前に公式サイトをチェックして出かけましょう。
公式サイト:https://www.expo70-park.jp/
一日遊んでも十分すぎるほどの施設や設備が充実した万博記念公園。授乳施設やベビーカーの無料貸出しなど、子ども連れにやさしいサービスも嬉しいですね。また、敷地内には大型複合施設「エキスポシティ」もあり、買い物や食事などの前後に公園に立ち寄るのもおすすめです。家族でのおでかけにぜひ利用してみてください。
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
運動能力が伸びる公園が見つかるガイドブックも要チェック!
運動能力をぐんぐん伸ばせる公園を、厳選して紹介するガイドブック「るるぶKids こどもの運動能力がぐんぐん伸びる公園」。「るるぶKids」と同様に、それぞれの公園で体験できる12の基本動作をアイコンでわかりやすく表示しています。
公園によって設置されている遊具や施設は千差万別! 公園によって自由な遊びのなかで体験できる「基本動作」は異なります。アイコンを参考にいつもとはタイプの違う公園にでかけてみることが、運動能力を伸ばすことにつながります。
「東京版」では東京都内の101の公園を、「京阪神版」では京阪神エリアの100の公園を独自取材して紹介しています。
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