私たちの生活の中には、ぐるぐるがたくさん存在します。東京都港区にあるMoN Takanawaの開館記念特別展「ぐるぐる展ー進化しつづける人類の物語」では、そんな多種多様なぐるぐるに出合うことができます。2026年9月23日(水・祝)まで絶賛開催中!

MoN Takanawaってどんなところ?

MoN Takanawaは、2026年3月に開館したばかりの複合型ミュージアム。施設は地上6階、地下3階で、天井も高くて視界が抜けているので、全体が見やすい造りになっています。館内には、レストランやカフェも。MoN Takanawaのシンボルマークが使われた、グッズなどを買えるショップも併設しています。
6つの異なるぐるぐるゾーンに潜入
ぐるぐるをテーマにした美しいアートはもちろん、線路を回り続ける山手線や縄文土器に、思考のめぐりといった概念的な分野に至るまで。会場には約100点のアイテム、50種類以上に及ぶぐるぐるしたものたちが集結。無料で貸出される音声ガイドを聞きながら、さまざまな視点から全6つのゾーンを体験できます。
年齢制限はありませんが、小学校中学年以上であれば、より展示内容を楽しめるでしょう。展示には全てルビがふってありますよ。
エントランスからぐるぐるの世界へ

『白亜の螺旋』三谷 純
エントランスで目をひく、ぐるぐるしたアート作品たち。人類が古代から着目してきた螺旋や回転の動きについて紹介しています。
暗闇の中で光るぐるぐる人間!?

『自連車』東 弘一郎
入口をくぐると、目の前に見えるのがぐるぐる回る自転車の車輪。金属加工の技術を用いて制作された作品で、その名も「自連車(じれんしゃ)」です。先頭の自転車の車輪が回転し、ペダルがまわることで、ホイールの回転運動が後ろの車輪へ伝達していく様子が展示されています。

『モルフォタワー / 二つの立てる渦』児玉 幸子
磁力に反応して形を変える黒い液体のことを、「磁性流体」といいます。こちらは、この磁性流体が用いられた作品。なめらかな水面が吊るされた磁石部分に反応して隆起し、くるくるとまわりながら、流れ落ちる様子に目を奪われます。

『Heading』後藤 映則
暗い中を歩いていると、突然、巨大な人間がぐるぐると回っている作品に遭遇!人間が歩いている様子がつなぎ合わさっているそうで、まるでたくさんの人が歩いているようにも見えます。
暮らしのなかのぐるぐるが面白い

山手線
制作:テラダモケイ、TASKO Inc、Gakki Lab.

山手線
制作:テラダモケイ、TASKO Inc、Gakki Lab.
わたしたちの生活の中には、車輪や建築物など、形が見えるぐるぐるがたくさんあります!例えば、全30駅を約1時間で一周する環状線、山手線もそのひとつ。
各駅の特徴を表現した、テラダモケイによる精巧な模型のまわりを、これまた模型の山手線が走ります。たまに内回りと外回りがすれ違うので、その瞬間を待つのも楽しいポイント。

ぐるぐるの一つとして、日々繰り返される家事の紹介も。

ここでは変化し続けるお金について学ぶことができます。はるか昔の物々交換から始まり、のちに硬貨や紙幣に形を変えました。さらに電子マネーや暗号資産など、ものすごいスピードでお金の変化が起きているのです。

これが、こんなものに変わる?!と、驚きつつもタメになる、アップサイクルコーナー。売り物にはならないパンで作るクラフトビールや、ビーチに落ちているカニ殻を使った新素材などが展示されています。
文化とぐるぐる

相撲:第69代横綱白鵬の横綱
所蔵:相撲博物館
伝統や芸術などの継承を支える仕組みなどをわかりやすく紹介するコーナー。こちらは第69代横綱の白鵬が締めた、「横綱」。

唐草模様:BAPE®のデニム
展示協力:株式会社ノーウェア
古くから親しまれている唐草模様。展示会場では、マネキンが唐草模様のデニムを着用しています。ほかにも、古代ギリシャで誕生したアカンサス模様など、さまざまなぐるぐる模様が展示されていますよ。

縄文土器:国宝 火焔型土器(新潟県笹山遺跡出土深鉢形土器レプリカ) 十日町市博物館
縄文土器:重文 火焔土器(新潟県馬高遺跡出土深鉢形土器レプリカ) 馬高縄文館
レプリカの縄文土器は、さわるのもOK!


お遍路もぐるぐるのひとつ。お遍路とは、弘法大師が修行した八十八ヶ所の霊場を巡ること。お遍路さんは杖を片手に、約1400キロメートルもの長い道のりを歩きます。
体や心の中にあるぐるぐるを知る

大きなUZU
UZUキャラクターデザイン:nanao
わたしたちの体や心の中にも、不思議なぐるぐるがいっぱいあります。指紋やつむじのような模様から、毎日繰り返す習慣まで。無意識のうちに、ぐるぐるとともに生きている、わたしたち自身を知るゾーンです。

本展示会のマスコットキャラクター、UZUの1DAY絵日記コーナー。朝起きてから夜寝るまで、身近なところにぐるぐるがいっぱい存在することがわかります。

おなかの中でぐるぐると折りたたまれている腸。スケルミラーの前に立つと、自分の腸のあたりが映し出される仕組みです。

先祖と子孫:徳川慶喜公と徳川慶朝さん
取材協力:山岸 美喜
写真:德川 慶喜、德川 慶朝、株式会社サザコーヒー
誰もが知る有名なご先祖様と、その子孫が紹介されているコーナー。例えば江戸幕府第15代将軍の徳川慶喜と、その孫にあたる慶朝さん。2人の共通点なども面白い!
自分と向き合えるコーナーも

6つ目は悩みや発見、喜びや悲しみを繰り返しながら生きる、自分が表現されているゾーン。考える人になってみたり、ぼーっとしたり、少しずつ前に進んでいく生き方のヒントに出合えます。

ぐるぐるインスピレーション(インスタレーション)
空間演出:株式会社ホーダウン、siro Inc、SYGNAL、Syna Studio、池田航成
香りのデザイン:株式会社キチベエ
最後に待っているのが、幻想的なライティング空間。

光のサークルの中は、子どもたちに大人気だそう。座布団が用意されているので、ここでぼーっとすることもできます。
出口にはぐるぐるおみくじがスタンバイ

出口付近には、生き方を切り開く「ぐるぐるおみくじ」が待っています。あなたの新たな道を切り開くヒントになるかも……?!
展覧会と聞くと静かな空間を想像しがちですが、「ぐるぐる展」は体験型展示も多く、子ども連れでも楽しめる場所でした。観覧ボリュームとしては、じっくり見て回っても1時間〜1時間半ほど。ちょうど良いコンパクトさです。
【ぐるぐる展ー進化しつづける人類の物語】
| 日程 | 9月23日(水・祝)まで |
|---|---|
| 住所 | 東京都港区三田3丁目16-1 MoN Takanawa: The Museum of Narratives Googleマップ |
| 営業時間 | 10〜19時(金・土曜日は10〜21時) |
| 定休日 | 毎月第2火曜日 ※ただし8月11日(火祝)は開館し、8月18日(火)休館 |
| 料金 | 通常販売:一般 2500円/U25 1500円/小中高生 800円 未就学児 無料 ※料金は全て税込価格 ※最終入場は閉館の30分前まで |
| URL |
MoN Takanawaのトレインビュースポットも注目!

MoN Takanawaでは、高輪ゲートウェイ駅を行き交う山手線や京浜東北線などの電車を近くで眺めることができます。俯瞰したいなら「足湯テラス」や「花見テラス」、より間近に感じたいのであれば「トレインテラス」がおすすめです。

トレインテラスから見た山手線。迫力のある写真が撮れるので、電車好きのキッズにはたまりません!
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MoN Takanawa: The Museum of Narratives
| 住所 | 東京都港区三田3丁目16-1 MoN Takanawa Googleマップ |
|---|---|
| 営業時間 | 10~21時 ※営業時間はプログラムや各店舗により異なる |
| 定休日 | 毎月第2火曜日、施設点検日(詳細は公式サイトで要確認) |
| URL |
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