国の特別天然記念物「オオサンショウウオ」が見られることで有名な「京都水族館」(京都府京都市)は、2019 年3月開業の「梅小路京都西駅」から歩いて約7分、梅小路公園内にある水族館です。京都駅からも徒歩約15分と近くにあります。
京都をテーマにしたエリアやプログラムが豊富で、コンセプトは「水と共につながる、いのち」。鴨川、桂川、宇治川など多くの川が流れ、「山紫水明の都」として水と共に歩んできた京都ならではの水族館です。
1階と2階に分かれた展示フロアには、「京の川」「ペンギン」「さんご礁のいきもの」「くらげ」「山紫水明」など全部で12のエリアがあります。イルカのパフォーマンスが見られる「イルカスタジアム」も必見!
「京の海」大水槽では、魚たちのごはんタイムが必見
さまざまないきものが暮らす京都の海を約500tの人工海水を使って再現したのが「京の海」大水槽。天窓や洞窟など7つのビュースポットがあります。この大水槽では、魚たちのごはんタイムを公開。エイやマイワシがごはんを手にした飼育スタッフの周りでぐるぐると泳ぐシーンは圧巻です。毎日開催、所要約20分です。
オオサンショウウオは京都水族館のシンボル
1階「京の川」では、国の特別天然記念物であるオオサンショウウオを飼育。「生きた化石」とも「世界最大級の両生類」ともいわれています。きれいな川にすむ希少生物であり、その生態には謎が多いというオオサンショウウオの様子がわかる大型展示のほか、京都の鴨川の上流を再現した水槽で、リアルなオオサンショウウオを観察できます。
ペンギンやイルカ、アザラシなどを身近に感じるプログラム
「近づくと、もっと好きになる」という指針のもと、いきものと近い距離で接することにより、いきものを身近に感じる展示やプログラムが印象的な京都水族館。
例えばペンギンは1階では水中の様子を、2階では丘の上の様子を見ることができます。丘ではよちよちと愛らしく、水中ではダイナミックな動きを見せるペンギンに感激!2階では飼育スタッフが1羽1羽、ペンギンの名前を呼びながらごはんをあげる食事シーンを公開。毎日開催、所要約20分です。
また、イルカスタジアムでは、イルカのパフォーマンスを毎日2~6回開催。所要約20分です。イルカスタジアムはパフォーマンス以外の時間帯も常に開放され、見学者がプール側に行くとイルカが近づいてくることも。
円柱型水槽を上下に行き来するゴマフアザラシや、2018年7月生まれのミナミアメリカオットセイ「ぎおん」がいる海獣のエリアも人気です(ぎおんはバックヤードにいる場合もあります)。
チンアナゴやクマノミ、クラゲなど、魚たちがいっぱい!
2階フロアには、さんご礁の海を再現したエリアや、水が豊かな街・京都の淡水生物を展示したコーナー「山紫水明」などで魚たちを観察できます。不思議な動きのチンアナゴやイソギンチャクの間から現れるクマノミ、照明に照らされゆらゆらと漂うクラゲ、大きいものでは3m以上にもなるという世界最大のカニ・タカアシガニなどを観察できます。
また、ミュージアムショップではここでしか買えないオリジナルグッズも販売。オオサンショウウオのぬいぐるみなどが人気です。
スポットデータ
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