ゴールデンウィークのレジャーにもぴったりの潮干狩り。潮干狩りでメジャーなアサリ・ハマグリ・バカ貝・マテ貝などの貝は、種類によって探す場所や採り方が異なります。採るときのコツ、砂抜き方法などをチェックして潮干狩り名人を目指してみませんか?!
2024年の全国のおすすめ潮干狩りスポットもチェックしてみて。
潮干狩り達人ガイド
» 親子で潮干狩り 達人ガイド(1)~時期・場所選び・掘り方・持ち帰り方編~
» 親子で潮干狩り 達人ガイド(2)~準備・服装・持ち物・便利アイテム・レシピ編~
【アサリ】を採るコツは広く浅く
波打ち際で小さな穴を探そう
まずはアサリが呼吸などをするために出している吸水管を探すのが近道。波打ち際にプツプツと開いている小さな空気の穴を探してみて!
10cmほどの深さに掘る
「浅蜊」と漢字で書くとおり、浅いところに生息しています。10cm程度掘ってみて、いなければ別の場所を探しましょう。浅く広く掘るのがポイント。
見つけた場所から少しずつ移動
アサリは密集して生息するので、いくつか見つけたらその近くを少しずつ移動しながら掘ってみて。熱中しても波打ち際は常にキープ!
模様のはっきりしたものがよい
エサの多い場所で育ったおいしいアサリは模様がはっきりとしていて、形は平べったいもの。黒いものは泥臭い味がするので避けましょう。
持ち帰る前は真水で洗って
真水で洗ってぬめりを取り、貝が隠れるほどの海水を入れた容器へ。網やザルを使い、下部に隙間を作っておくと砂抜きもできますよ。
一晩じっくり砂抜きを
平たい容器にアサリが重ならないように置き、暗い場所で海水に一晩(4~7時間程度)浸します。海水がない場合、3~3.5%の食塩水で代用可。
【ハマグリ】は深めに掘って…
特徴
艶やかな丸みのある三角形の二枚貝で、殻長は約8cm。おいしいものは口がかたく閉じられ、表面に光沢があります。
採り方
アサリより沖合の干潟にいるので、干潮時を狙い、深めに掘るのがポイント。3cm以下の小さなものは海に戻してくださいね。
持ち帰り方、砂抜き
アサリと同じ
【バカ貝】は殻が薄いので注意
特徴
ハマグリに似ていますが少し赤みを帯び、殻が薄く割れやすいのが特徴。むき身は一般的に「アオヤギ」と呼ばれます。
採り方
アサリより沖合のやや深い場所に生息。吸水管の穴がやや大きく見つけやすい。殻が割れやすいので注意しましょう。
持ち帰り方
アサリと同じ。ほかの貝と一緒に持ち帰る場合1番上に置いて。
砂抜き
塩茹でし冷水に移して身を取り出し、1個ずつ洗って砂を出します。砂が出たら再度沸騰させた茹で汁に戻し火を通します。
【マテ貝】は採り方がユニーク!
特徴
細長く薄茶色い二枚貝で、全長は約12cm。見た目は独特だがクセは少なく、バター焼や煮付けなどで食べられます。
採り方
数十cm~1mの深さに縦に潜っているので、大きな穴を探してみて。塩を少量入れると出てくるので、やさしく手で引き出しましょう。
持ち帰り方、砂抜き
持ち帰り方はアサリと同じ。砂抜きは基本的に不要ですが、気になる時はアサリの方法で砂を出してください。
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