運動能力がぐんぐん伸びる公園！
兵庫県明石市にある明石公園は、JR山陽電鉄「明石駅」から徒歩5分のところにある大型公園。明石城を中心につくられた公園で、園内に残る2つの櫓（やぐら）は国の重要文化財に指定されています。甲子園球場約13個分ある園内には、遊具がある広場や芝生広場、池、テニスコート、図書館などがあり、1日中遊べます。カフェや喫茶店もあるので、散策途中に休憩がてら立ち寄るのもおすすめです。
※「子どもの村」は遊具更新等による全体工事のため、2023年6月頃まで立入不可となります。
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運動能力のベースになる「基本動作」は公園遊びで身に付ける！
子どもの運動能力を伸ばすのに最適な公園あそび。運動能力のベースとなるのは「基本動作」です。スポーツトレーナーとして運動能力向上の観点から500以上もの公園を調査し、パークマイスターとしても活動する遠山健太先生が、12の動作に区分けして公園をご紹介します。
監修：遠山健太先生
スポーツトレーナーとして運動能力向上の観点から500以上もの公園を調査し、パークマイスターとしても活動。
公園で経験できる12の「運動能力を伸ばす基本動作」
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明石公園で遊べば、こんな運動能力が伸びる！
園内にある3カ所の芝生広場では、鬼ごっこなどで思う存分走り回って体を動かすことができます。広大な園内は、階段や傾斜にも富み、散策するだけでもかなりの運動量になります。
明石公園ってこんなところ！
明石公園は明石城を中心に造られ、今も残っている巽櫓（たつみやぐら）と坤櫓（ひつじさるやぐら）は、展望台から間近で見ることもできます。広い園内には遊具のある広場が2カ所（うち1カ所「子どもの村」は改修工事中）、芝生広場が3カ所、テニスコート、県立図書館があるほか、野球場、陸上競技場、自転車競技場などスポーツ大会が開かれる施設も。また、園内で一番大きな「剛ノ池」ではスワンボートも楽しめます。桜の名所としても有名で、春には多くの花見客で賑わう周辺住民にも愛されている公園です。
おすすめの遊び方は？
まずは公園の南側にある「こども広場」のクライミングウォールや幼児向け遊具に挑戦！周辺にはベンチも点在しており、ここでお弁当を食べるのもおすすめです。遊具遊びを満喫したら、芝生広場で鬼ごっこやバドミントンを楽しむのもあり。「剛ノ池」ではスワンボートや手漕ぎボートに乗れるので、池にいる生き物や野鳥を観察するのも楽しいですよ。
おすすめのアクセス方法は？
【車で行く場合】
車の場合は有料駐車場が2カ所あります。P1の南（協会）駐車場には366台、北（県営）駐車場 には134台駐車できます。それぞれ、第二神明道路「大蔵谷IC」から約10分、「玉津IC」からは約15分です。
【電車で行く場合】
最寄り駅はJRまたは山陽電鉄「明石駅」で、北へ徒歩5分です。駅前にはコンビニや商業施設「ピオレ明石」などがあり、お弁当の買い出しはもちろん、帰りにお茶やショッピングもできて便利です。
所要：4〜5時間
おすすめの年齢：3～12歳
| 住所 | 兵庫県明石市明石公園1-27 |
|---|---|
| 料金 | 無料 |
| 時間 | 24時間 |
| 電話 | 078-912-7600 |
| 定休日 | 無休 |
| 駐車場 | 有料366台 |
| 面積 | 548,000㎡（大型公園） |
＜パークデータ＞
- ボール遊び：△（柔らかいもののみ可）
- スケボー：✕
- 花火：✕
- ペット：〇
- トイレ：〇
- おむつ替え：〇
- 授乳室：〇
- 園内売店：〇
- 園内飲食店：〇
- 周辺コンビニ：徒歩5分
正面入口から近い「こども広場」は幼児におすすめ
正面入口に近い「こども広場」には、幼児向けの遊具があります。壁面のイラストが小さな子どもたちにも親しみやすく、「これは何かな？」などと声かけをして楽しむのもおすすめ。
三角や四角などの穴から「いないいないばあ！」と顔を出して遊んでいる家族の姿も。
クライミングウォール
そのほか、鉄製パイプの持ち手付きのクライミングウォールも発見。石や持ち手をホールドにしてのぼり、誰が一番早く頂上にたどりつけるか、親子や友達と競争を楽しむのもよさそうです。
小さい子ども連れファミリーに嬉しい、施設や設備も
トイレは公園内に14カ所。おむつ交換台も備わっており、各スポットの近くに配置されているので安心です。城を意識した外観で、中もとても清潔でした。授乳室は正門付近にある公園管理事務所（サービスセンター）内にあります。
まだある！明石公園で行ってみたいスポット
明石公園には、ほかにも子どもに人気の楽しいスポットがあります。ぜひチェックしてください。
のびのび走り回れる「芝生広場」
園内には芝生広場が3カ所あります。お弁当とレジャーシート持参で訪れて、1日のんびり過ごすのもおすすめです。※テント不可・レジャーシート可
スワンボートが楽しめる「剛ノ池」
園内で一番大きい「剛ノ池」では、アオサギや、晩秋から早春にかけてはユリカモメ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オオバンなど、水辺の野鳥を観察することができます。また、手こぎのローボートや足こぎのスワンボートなどが1艇900円で利用可能。ボートの上から公園の景色を楽しむのもおすすめです。
本好きの子どもたちにおすすめ「兵庫県立図書館」
園内には蔵書数約66万冊の「兵庫県立図書館」もあります。定期的に子ども向け講座も開催されているので、興味があれば公式サイトをチェックしてみて。
2つの櫓を間近で見てみよう
明石公園に残る明石城の2つの櫓は、展望台から間近で見ることができます。展望台までの道のりには坂道もあるので、太ももの筋肉や足首の柔軟性も身につきます。
休憩がてらカフェで休憩も
園内の飲食店はカフェ「TTT（ティーティーティー）」と、軽食が食べられる「純喫茶PARCO（パルコ）」の2カ所があります。どちらもテイクアウトができる商品もあるので、購入したものを公園のベンチや芝生広場で食べるのもいいですね。
甲子園球場約13個分の広さがある明石公園は、遊具がある広場や芝生広場だけでなく、スワンボートが楽しめる池、図書館、テニスコートなど遊ぶスポットが満載の公園。2つの櫓を臨む芝生広場は気持ちよく、晴れた日にはお弁当を持ってでかけるのにぴったりの場所です。春には桜が楽しめるので、お花見シーズンに訪れるのもおすすめですよ。園内はとても広いので、あちこちを歩くだけでもいい運動になるはず。クタクタになるまで遊び回り、休日を満喫してください。
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運動能力が伸びる公園が見つかるガイドブックも要チェック！
運動能力をぐんぐん伸ばせる公園を、厳選して紹介するガイドブック「るるぶKids こどもの運動能力がぐんぐん伸びる公園」。「るるぶKids」と同様に、それぞれの公園で体験できる12の基本動作をアイコンでわかりやすく表示しています。
公園によって設置されている遊具や施設は千差万別！ 公園によって自由な遊びのなかで体験できる「基本動作」は異なります。アイコンを参考にいつもとはタイプの違う公園にでかけてみることが、運動能力を伸ばすことにつながります。
「東京版」では東京都内の101の公園を、「京阪神版」では京阪神エリアの100の公園を独自取材して紹介しています。
ニューノーマルの今だからこそ楽しんでほしい、週末ごとの小さな冒険。近くから遠くまで、あちこちで公園遊びを楽しみながら、子どもたちの運動能力をぐんぐん伸ばしましょう！
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