滋賀県の湖北エリア、長浜市にある長浜鉄道スクエアは、鉄道マニアにはたまらない電車やSLの展示をはじめ、子どもたちもクイズなどで分かりやすく鉄道を学べるスポットです。現存最古の駅舎として知られるレトロな「旧長浜駅舎」と、資料展示室のある「長浜鉄道文化館」、D51形蒸気機関車とED70形交流電気機関車を展示する「北陸線電化記念館」の3つの建物があり、どれも興味深い内容ばかり。現在の長浜駅からも近いので、新旧の長浜駅の違いを比べてみるのもおもしろいです。

長浜鉄道スクエアってこんなところ!

おすすめの遊び方&過ごし方
敷地内は「旧長浜駅舎」と「長浜鉄道文化館」と「北陸線電化記念館」の3つの建物に分かれており、どの建物も見ごたえ抜群。3つともすぐ近くにあるので、子どもが興味をもった建物から見学してみましょう。小さな子どもでも楽しめるゲームやクイズも充実しており、飽きずに楽しめます。周辺には伝統的な建物が残る黒壁スクエアもあり、帰りに立ち寄ってみるのもおすすめです。
おすすめのアクセス方法は?
公共交通機関の場合は、JR北陸本線長浜駅から徒歩3分とアクセス至便。せっかくなら電車を利用して、現在の長浜駅と旧長浜駅の違いを探してみてください。
車の場合は、北陸自動車道長浜ICから県道37号経由で約5km。専用駐車場はありませんが、すぐ隣には長浜駅西駐車場があるのでそちらを利用しましょう。料金は最初の1時間は無料、以後1時間ごと150円。土・日曜、祝日は最初の1時間無料、以後1時間ごと200円です。
所要:1時間。じっくり遊ぶなら2時間
おすすめの年齢:1歳~
| 住所 | 滋賀県長浜市北船町1-41 |
|---|---|
| 電話 | 0749-63-4091 |
| 営業時間 | 9時30分~17時、最終入館は閉館30分前 |
| 定休日 | 無休 |
| 料金 | 500円。中学・小学生200円、小学生未満無料 |
| アクセス | JR長浜駅から徒歩3分 |
| 駐車場 | 有料87台(長浜駅西駐車場利用) |
<施設データ>
- 子ども用トイレ:✕
- おむつ替え:〇
- 授乳室:〇
- ベビーカー利用:〇
- ベビーカー貸出:✕
- コインロッカー:✕
- 館内飲食店:✕
- 館内売店:〇
- 持ち込み:✕
「北陸線電化記念館」には電車好き必見の車両展示が!

「北陸線電化記念館」には、D51形蒸気機関車とED70形交流電気機関車が展示されています。D51形蒸気機関車は通称デゴイチと呼ばれており、ダイナミックで力強く走りが人気。こちらに展示されているのはD51形793号機で、昭和17年(1970)から27年走り、その走行距離はなんと地球44周分。一方、ED70形交流電気機関車は、日本で最初の営業用60ヘルツの交流電気機関車で、展示されているのはその貴重な1号機。こちらも昭和32年(1957)から18年、地球約37周分走行しました。

どちらも実際に運転席に入ることができます。写真の1号機は、実は、日本で唯一現存するED70形。鉄道ファンからも人気が高く、リアルな運転席に大人も子どももテンションが上がります。

階段を上ると、車両の上からの様子も見ることができます。なかなか電車を上から見ることがないので、パンタグラフなどをついついじっくりと眺めてしまいます。D51形蒸気機関車とED70形交流電気機関車の違いなどを、子どもと話してみるのもいいですね。

建物の内壁には東海道線の駅名と鉄道唱歌、東海道五十三次が描かれています。ほかにも鉄道にまつわるアイテムも展示されているので注目してみてください。
「長浜鉄道文化館」には鉄道資料がずらり

「長浜鉄道文化館」には、長浜の鉄道史や鉄道に関する資料が展示されています。ヨーロッパのターミナル駅をイメージしたデザインとなっている天井も必見です。

長浜駅~敦賀駅に鉄道が開通した明治15年(1882)3月時点では、日本に鉄道は4路線しかなく、京阪神と北陸を結ぶ路線は経済を発展させる重要な立ち位置でした。旧北陸本線の鉄道遺産が『海を越えた鉄道~世界へつながる 鉄路のキセキ~』として日本遺産にも認定され、ますます注目を集める長浜と鉄道との結びつきを改めて学んでみましょう。パネル展示など、子どもにも分かりやすく紹介されています。

鉄道にまつわるアイテムも飾られています。
子どもが喜ぶ体験型展示もいっぱい!
●新幹線クイズ

3択の新幹線クイズは、子どもたちに大好評。ボックスのふたを開けると答えが書かれています。簡単なクイズから、大人でも難しいクイズまで幅広いレベルが揃っているので、親子で勝負してみるのもいいですね。
●えほんコーナー

館内には電車の絵本が読めるエリアがあります。小さな子ども向きの読み聞かせ絵本から電車のおもちゃの図鑑まで、20冊弱のさまざまな絵本が並びます。
●おもちゃコーナー

えほんコーナーの横には、電車のおもちゃで遊べるスペースも。
●鉄道模型

長浜鉄道文化館の真ん中にある階段を上ると、そこにはなんと、HOゲージの鉄道模型が階段を囲むようにぐるっと一周しています。現在の長浜駅を発着点とするオリジナルのジオラマが楽しめます。さまざまな車両が走行しており、鉄道信号も本物と同じように切り替わる精巧さにも注目です。
当時の面影をリアルに再現した「旧長浜駅舎」

鉄道開通と同時に完成し、約20年間利用されていた「旧長浜駅舎」。現存する日本最古の駅舎として昭和33年(1958)に鉄道記念物に指定され、明治時代の鉄道の歴史を今に伝えています。壁は50cmと厚く、窓枠や出入口には赤レンガが使用されており、当時にはめずらしい洋風の建物。入口左側には、当時の人たちの汽車待ちの様子を再現している部屋もあります。写真は一等二等待合室で、高級感のあるイスや八角形の釣ランプがあります。

こちらの駅長室には、長浜駅の初代駅長で、のちに東京駅の初代駅長となる高橋善一の像が飾られているほか、明治期の長浜駅の様子がわかるイメージ映像が公開されています。このほか、当時の時刻表や運賃表、当時の荷物の取り扱いを再現した展示もあります。
子連れにおすすめ!館内の立ち寄りスポット
長浜鉄道スクエアには、子ども連れならぜひ立ち寄りたいスポットがあります。ぜひ行ってみてくださいね。
●展望デッキ

「北陸線電化記念館」の階段を上ったところにある「展望デッキ」からは、JR北陸線を走る電車が望めます。1時間に約2本運行しているので、時刻表を確認してスケジュールを立てておきましょう。特急「しらさぎ」の雄姿を見るのも楽しいものです。展望デッキからは現在の長浜駅も見えるので、新旧の駅舎を見比べてみましょう。
- 【場所】北陸線電化記念館
●記念品販売コーナー

「旧長浜駅舎」の入口付近には、鉄道アイテムが購入できるショップがあります。電車の靴下やカラトリー、絵本やDVDなどが揃っています。

なかでも注目は、長浜鉄道スクエアのオリジナル商品。クリアファイル380円やボールペン580円など、シンプルなデザインで普段使いにもぴったりです。
- 【場所】旧長浜駅舎
小さい子ども連れファミリーに嬉しい、施設や設備

館内のトイレは「長浜鉄道文化館」に1カ所あります。きれいで広いトイレなので、ベビーカーでも楽々です。おむつ交換台も設置されています。

また、授乳室もしっかりと備わっているのもうれしい限りです。
迫力満点のSLや貴重な電車の展示をはじめ、日本一古い駅舎や鉄道の歴史など、どのエリアも見ごたえ抜群です。鉄道模型やえほんコーナーなど小さな子どもも興味をもってくれそうなエリアも多く、鉄道ファンでなくても大満足できること間違いありません。
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●この記事は、2023年の現地取材を基にしています。2026年8月に内容を更新していますが、変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
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