大阪歴史博物館の見どころは？原寸大のリアルな展示と体験、大阪城の展望など

「都市大阪の歩み」を原寸大のリアルな展示や体験を通じて学べる「大阪歴史博物館」は、大阪人なら一度は訪ねておきたいスポット。
大阪人でなくても子ども連れで大阪を観光するなら、すぐ近くの大阪城天守閣とセットで訪ねたいおすすめスポットです。
10階には大阪城や難波宮跡を一望できる、穴場の展望スペースも！

展示は古代（10階）から始まり、フロアを下るごとに中世・近世（9階）、近代・現代（7階）へと現在に近づいていく構成。タイムトリップ気分で観覧するうちに、大阪の歴史と文化への理解が深まります。
「わくわく子ども教室」やスタンプラリーもチェックして。

体験しながら学べる「ハンズオン」

自分の手を置く＝触れてみるという意味の「ハンズオン」。展示に関わる内容を体験しながら学べます。
奈良時代の官人の服を着たり、江戸時代の両替商を体験したり時代を超えた職業体験ができます。
ほかにも、大阪名所双六（明治時代の双六遊び）体験や昔の着物を着る体験など、日替わりでさまざまな体験メニューがあります。

奈良時代の官人の服を着る体験

大阪名所双六（明治時代の双六遊び）体験

原寸大の大極殿など、リアルな常設展示

10階古代フロアでは、難波宮大極殿を原寸大で復元しています。直径70㎝の朱塗りの円柱が並び、官人たちが整列。
9階中世・近世フロアでは、「天下の台所」といわれた大阪の町のにぎわいをミニチュア模型で再現しています。
7階近代・現代フロアでは大正末期～昭和初期の心斎橋筋、道頓堀などの一角を再現。モダン都市・大阪の街を歩くことができます。

地下の難波宮遺構見学ガイドは当日受付OK！

現在博物館が建つ場所にあったのが、難波長柄豊碕宮という宮殿。発掘調査で見つかった遺構の一部を地下に保存し、掘り出したままの状態で展示しています。
ガイドは11時から1時間ごと、1日6回出発。所要は約20分（15時の回のみ約40分）。受付は1階で、各回出発の30分前から、各回先着40名までです。事前予約なし、当日受付で気軽に参加できます。

10階からの眺めが抜群！実は隠れた展望スポット

10階は地上57m。展望スペースからは大阪城や難波宮跡が一望できるよう設計され、素晴らしい眺望が広がります。
近くにある大阪城がよく見える、穴場の展望スポットとしておすすめです。

また、開館時間は17時まで（入館は16時30分まで）ですが、冬期の閉館間際は暗くなり、夜景がとてもきれいです。日没後にライトアップする大阪城もよく見えます。また、20時まで開館している特別展開催期間中の金曜もおすすめです。

1階ミュージアムショップで歴博オリジナルグッズを

館内1階のミュージアムショップは、お土産探しにぜひのぞいてもらいたいところ。
各階のトピックを紹介した「展示のみどころ」や図録、古地図の復刻版やクリアファイルなどここでしか買えない限定グッズのほか、大阪のお土産もいろいろと揃います。

かわいいはにわ雑貨や和小物なども見つかります。

キッズにおすすめ！わくわく子ども教室のイベント

「わくわく子ども教室」として、子ども向けの楽しいイベントを実施中。
「手作りおもちゃで遊ぼう」（第1・3土曜 ※1月は第3土曜のみ）、「むかしの瓦の拓本体験」（第2土曜）などパパ・ママ＆子どもたちに好評です。他に不定期で行われるイベントもあるので、公式サイトをチェックして行きましょう。
また、各階に設置された掲示板のクイズを解いてスタンプを集めるスタンプラリーもあります。問題は3か所、スタンプは6か所に設置。豊臣秀吉朱印や昭和初期の天王寺駅スタンプなど、大阪歴史博物館ならではのスタンプをゲットしよう！

＜施設情報＞大阪歴史博物館

＜イベント･体験など注目ポイント＞

• 特別展「ニャンダフル　浮世絵ねこの世界展」／7月27日～9月8日
• 展示に関わる内容を体験しながら学べる「ハンズオン」を日替わりで実施
• 地下にある「難波宮遺跡」では、遺跡見学ガイドを実施。当日受付なので気軽に参加できる

スポット詳細･MAPはるるぶ&more.へ

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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