福島県西郷村(にしごうむら)は、福島県の南端にある自然豊かな高原の村。村内にある白河駅は、東北本線だけでなく東北新幹線の停車駅でもあります。東京駅から約80分という時間で行けること、温泉や渓谷などが身近にありいつでも雄大な自然にふれられることから、仕事とプライベートを上手に両立したい、のびのび子育てをやりたいファミリー層から移住先にと注目されているんです。
週末遊べるスポットから気になる子育て制度まで、西郷村の魅力を紹介します。
福島県西郷村ってこんなところ!アクセスや自然の魅力を知ろう
東京駅から約80分の好アクセス
西郷村は、実は「日本で唯一新幹線の駅がある村」。東北新幹線新白河駅から約80分で都内にアクセス可能なうえ、村内には東北自動車道の白河インターチェンジもあるため、県内や近県にも行きやすいんです。
村内には高速バスの停留所(西郷バスストップ)もあります。高速バスは、東京・埼玉・名古屋・大阪・京都行きがあり、無料駐車場も完備。関西方面へのアクセスも良好です。
また、すぐ南には栃木県那須町があるため、親子の遊び場もたっぷり。週末にはプチトリップもできます。
自然たっぷりの色彩あふれる村
西郷村は、阿武隈川やその支流が流れる土地上、とても水に恵まれています。綺麗な水に育まれた自然はとても美しく、源流が織りなすさまざまな滝や渓谷があちこちで見られるんです。甲子(かし)山や甲子高原は紅葉の名所としても知られていて、観光客や地元の人々に愛されています。
春になると、村内では桜一色になるのも魅力のひとつ。
ソメイヨシノが満開になる4月ごろ、残雪の那須連峰をバックにした景色は見事の一言です。
思い立ったらすぐ行ける場所にたっぷり自然があるうえ、様々な交通手段があるから近隣から遠方までどこへでも出かけやすい。西郷村はそんなバランスのいい村なんです。
西郷村ってどんなところ?もっと詳しく知りたいなら »「西郷村観光協会」公式サイト
週末のびのび遊びたい!観光スポット
村内は、ハイキングや釣り、アスレチックの備わった物産館など、アクティブなファミリーが週末遊びに行きたいスポットが満載。詳しく紹介しちゃいます!
西の郷遊歩道
阿武隈川沿いに整備された、全長約3.6kmの遊歩道。秋の紅葉はもちろん、春の芽吹きや新緑の時期など一年を通してさまざまな景色が楽しめます。「一休みの滝」や「熊のすべり台」など遊歩道内でみられる様々な滝は、糸のような水の流れがどれも美しく必見!
また、西の郷遊歩道は大人の足で所要時間約2時間というハイキングコースでもあります。体力と相談しつつ、無理のない楽しみ方をしてくださいね。
雪割橋展望台(ゆきわりばし)からは、紅葉の名所として知られる雪割橋を眺めることができます。目を奪われるような眺望はぜひ見てほしい景色のひとつ。ちいさな子どものいるファミリーは、雪割橋展望台からほど近い「雪割橋」側からアクセスするのがおすすめです。
問合先 | 0248-25-5795(西郷村観光協会) |
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料金 | 無料 |
時間 | 散策自由(冬期・悪天候などによるルート状況は事前に要確認) |
定休日 | 無休 |
アクセス | 雪割橋まではJR新白河駅から車で20分 |
駐車場 | あり(20台) |
URL |
林養魚場ますつり公園
大小6つの釣り池で、大人から子どもまで気軽にニジマス釣りが楽しめる養魚場。それぞれの池には、塩焼きにちょうどいい小ぶりのものから脂ののった刺身にぴったりの大型のものまで、様々な大きさのニジマスが泳いでいます。
竿とエサを受付で借りたら、気に入った池で釣り糸を垂らしてみて。小さな子どもは、パパママと一緒に釣るのがおすすめ。釣った魚は敷地内の「にじます亭」で、刺身やニジマスのフライ、鱒丼などに調理してもらえます。
水は場内の水源地から水を循環させているので、透明度が高く、泳ぐ魚がはっきりみえるほど。
園内には釣り池だけでなく、魚に餌をあげられる鑑賞池や広大な日本庭園のほか、希少な阿武隈メープルサーモンが養殖されている施設の一部見学もできるので、ファミリーの外遊びにぴったりです。
問合先 | 0248-25-2041 |
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住所 | 福島県西郷村小田倉後原66 |
料金 | 釣竿1本100円、魚代ニジマス100g 162円(調理代1人前110円) |
時間 | 9~18時(10~3月は~17時) |
定休日 | 水曜 |
アクセス | JR新白河駅から車で8分 |
駐車場 | あり(200台) |
URL |
まるごと西郷館
2018年にオープンした農業物産館。村内で育てられた野菜や果物といった自然の恵みがずらりと勢ぞろい。「まるまる納豆」や「ポテトまんじゅう」など、特産品をつかった加工品も人気商品で、地元の人や観光客でいつも賑わっています。
天気のいい日は、外のテーブルやベンチでのんびり過ごす人も。
まるごと西郷館を訪れたら一度は食べてほしいのが、「高原の郷ソフトクリーム」。標高600mの高原で育てられえた乳牛の生乳だけを使い、濃厚なのにすっきりとした後味が特徴です。地元の人にもリピーターがたくさんいるのだとか。
屋外には、ボルダリングや形の違うすべり台など、子どもたちが遊べるバラエティに富んだアスレチックも備わっています。
問合先 | 0248-25-5007 |
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住所 | 福島県西郷村熊倉折口原146 |
時間 | 9~18時 |
定休日 | 第3火曜 |
アクセス | JR新白河駅から車で7分 |
駐車場 | あり(56台) |
URL |
西郷村で行われているイベントも注目
西郷村では「にしごう祭り」や「西の郷クロスカントリー大会」など、大人も子どもも参加できて、村内の自然の豊かさを感じられるイベントが定期的に開催されています。
西の郷クロスカントリー大会
甲子高原の大自然を駆け抜ける、クロスカントリー大会。親子で500mに挑戦するコース(子どもは小学生未満限定)から、10.4kmの走破を目指す18歳以上のコースまで、どんな世代でも参加できます。
開催時期は毎年8月。思いっきり走って気分爽快! 参加賞として、温泉の入浴割引券ももらえます。
にしごう祭り
JR新白河駅から徒歩2分という好立地で開催されるイベント。飲食ブースはもちろん、ステージやウォータースライダー、フォトコンテストなど、毎年村内の若い人たちを中心に趣向を凝らした演出がなされています。地元の名物料理が一堂に会するのもこのイベントならでは。
まるごとマルシェ
まるごと西郷館の駐車場で、3月~12月まで毎月第2、4土曜日に開催されているイベント。農家のとれたて野菜などがお得な値段で販売されているほか、特産品やスイーツ、お花、アクセサリーなどさまざまな出店が軒を連ねます。訪れるたびに、新しい収穫があるかも?
移住するなら気になる!子育てに関する施設
ファミリーで移住するならやっぱり気になるのが、子育てに関する施設。西郷村はどんな施設があるのかまとめてみました。
保育園や幼稚園はあるの?
村内にある保育園は全部で6園。そのうち就学前まで預けられる保育園は「村立まきば保育園」「みずほ保育園」「くまっこ保育園」「川谷保育園」の4園、「すこやか保育園」「はのん保育園」は3歳まで預けられる小規模保育園です。
また、幼稚園は、村立西郷幼稚園と学校法人立の西郷幼稚園の2園があります。
未就学の子どもの遊び場や子育て相談・交流の場はある?
子どもと保護者があそべる施設は「キッズランドにしごう」があります。
キッズランドにしごうは、元々体育館だった場所を改修。0歳から小学生までが楽しめる屋内遊び場になっています。シンボルキャッスルや大きなソフトブロック 、エアトラックなどの遊具で遊べ、利用料は無料です。利用は1時間半ごとの入れ替え制です。
また、子育てに関する相談や交流の場として、「つどいの広場」があります。つどいの広場は、西郷村に在住の4歳未満の子どもと保護者が利用できる施設。季節行事の実施や読み聞かせ会、助産師さんの子育て相談などを幅広くおこなっています。
子どもをのびのびと育てやすい西郷村、ぜひ一度遊びに行ってみてください。きっと魅力に気付けるはずです。
豊かな自然を感じられる西郷村へ! »「西郷村観光協会」公式サイト
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