東大和公園(東大和市)は丘陵地を生かした雑木林の自然遊びが魅力

東大和公園(東大和市)は丘陵地を生かした雑木林の自然遊びが魅力

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運動能力がぐんぐん伸びる公園!
狭山丘陵の東側にある雑木林で覆われた東大和公園は、遊具遊び、広場遊びのほか、“自然遊び”ができるのが魅力。丘陵地の地形を生かし起伏に富んだ園内は、「かんじるエリア」「まなびのエリア」「はぐくむエリア」の3つに分けられ、さまざまな姿をした雑木林が広がります。そんな里山のような雰囲気に惹かれ、東大和市内外から多くの人が散策に訪れます。

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目次(index)

運動能力のベースになる「基本動作」は公園遊びで身に付ける!

子どもの運動能力を伸ばすのに最適な公園あそび。運動能力のベースとなるのは「基本動作」です。スポーツトレーナーとして運動能力向上の観点から500以上もの公園を調査し、パークマイスターとしても活動する遠山健太先生が、12の動作に区分けして公園をご紹介します。

スポーツトレーナー 遠山健太先生監修:遠山健太先生
スポーツトレーナーとして運動能力向上の観点から500以上もの公園を調査し、パークマイスターとしても活動。

公園で経験できる12の「運動能力を伸ばす基本動作」

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東大和公園で遊べば、こんな運動能力が伸びる!

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園内にあるアスレチック遊具は3基と少ないですが、「エノキ広場」や「みんなの広場」で走り回って遊んだり、起伏のある丘陵地の「観察コース」を歩いたりすることで、運動量が増えるほか、足腰も鍛えられるでしょう。自然の中を歩けば見たことのない野草や山草に出会え、子どもの知的好奇心も高まるはず。

雑木林に囲まれた都立最初の丘陵地公園

1970年代後半、団地開発が計画された際、多くの市民が里山の自然を守りたいと東京都に働きかけました。そして、1979年に開園したのが東大和公園です。狭山丘陵の中で、最も美しい雑木林が残る場所として親しまれている公園は、雑木林の自然や文化を伝えるという役割も担う、まさに野外博物館。各所に解説板があるので、昆虫、野鳥、植物などのテーマ別に知識を深めながら歩くことができます。春はヤマザクラ、ヤマツツジや新緑、夏はキツネノカミソリなどの野の花、秋はコナラの紅葉、冬はウメやマンサクなど早春の花や冬芽など、季節ごとの自然を鑑賞しに訪れるのもおすすめです。

所要:2時間
クタクタ度:★★★★★
おすすめの年齢:3~12歳

住所 東大和市湖畔3丁目、高木1丁目、狭山3丁目、奈良橋2丁目
料金 無料
時間 24時間
電話 042-393-0154(狭山公園パークセンター)
定休日 無休
駐車場 なし
面積 187,670m²

<パークデータ>

  • ボール遊び:×
  • スケボー:×
  • 花火:×
  • ペット(リード着用):
  • おむつ替え:×
  • 授乳室:×
  • 園内売店:×
  • 園内飲食店:×
  • 周辺コンビニ:徒歩5分
  • 周辺ファミレス:×

おすすめのアクセス方法は?

駐車場はないので、公共交通機関を利用しましょう。「まなびのエリア」にある「円乗院口」「畑口」へは、西武線武蔵大和駅から徒歩15分ほどで到着(途中に坂道があります)。または、JR立川駅からバスに乗車し、「塩釜神社前」バス停で下車、徒歩5分ほどで「幼稚園口」に着きます。直接「森のあそび場」へ行く場合や小さな子どもがいる場合は、西武線武蔵大和駅からちょこバスに乗車し、「東大和公園入口」バス停で下車、正門から入りましょう。

おすすめの遊び方&一日まるごとプラン

遊具や広場で遊ぶ以外に、自然に触れ合って過ごせるのが東大和公園の魅力。アップダウンのある園路を歩ける年齢なら、雑木林について学びながらウォーキングするのもおすすめです。正門広場には、季節ごとに園内で見られる植物や生物を紹介する看板があるので、チェックして探してみるのもいいですね。広場やテーブルベンチでのランチや休憩を挟みながら、園内をめぐってみましょう。

東大和公園パークマップ

「パークマップ」/東大和公園(東京都/東大和市)

雑木林の中にあるアスレチックエリア

「森のあそび場」/東大和公園(東京都/東大和市)

背の高い木々に囲まれた「森のあそび場」のアスレチックエリアには、3つの木製遊具があります。青々と茂る葉、紅葉、落ち葉、鳥のさえずりや虫の鳴き声など、四季の移ろいを感じながら遊べますよ。

複合遊具

「複合遊具」/東大和公園(東京都/東大和市)

ロープにつかまりながら渡る丸太と上下左右に動ける垂直ネットがコンビになった遊具。

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複合遊具

「複合遊具」/東大和公園(東京都/東大和市)

すべり台、うんてい、のぼり棒、ネットクライミングが一体になっているので、さまざまな動作ができます。

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丸太ステップ

「丸太ステップ」/東大和公園(東京都/東大和市)

丸太の上を飛び石のようにリズミカルに進みましょう。3歳から12 歳用なので、小さな子どもでも楽しめます。

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走り回って遊べる広場はふたつ

「エノキ広場」/東大和公園(東京都/東大和市)

走り回ったり、鬼ごっこをしたりして遊べる「エノキ広場」。芝生の広場なので、でんぐり返しなどもできますね。

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「みんなの広場」/東大和公園(東京都/東大和市)

正門近くにある「みんなの広場」。こちらは斜面を上らずに行けるので、ベビーカーでも安心です。

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トイレは1ヵ所。疲れたらベンチで休憩を

「トイレ」/東大和公園(東京都/東大和市)

園内のトイレは「森のあそび場」にあります。1ヵ所のみなので、長時間園内を散策する場合は先にトイレを済ませていきましょう。水飲み場は、「森のあそび場」と「みんなの広場」にあります。

「テーブルベンチやベンチ」/東大和公園(東京都/東大和市)

園内には、各所にテーブルベンチやベンチがあるので、ランチや休憩に使いましょう。

まだある!東大和公園で行ってみたいスポット

東大和公園には、ほかにも楽しいスポットがいっぱい。ぜひチェックしてみてくださいね。

「森のあそび場」には、遊具以外の楽しみ方も!

「森のあそび場」/東大和公園(東京都/東大和市)

アスレチックエリアだけでなく、自然観察エリアもある「森のあそび場」。公園ボランティアが整備した明るい雑木林の中を通る小径は、子どもの冒険心をくすぐります。

「案内板」/東大和公園(東京都/東大和市)

小径には森の遊び方を紹介する案内板が設置され、春には、幼虫や草の芽、花のつぼみなどを見つける「森のあかちゃんさがし」について書かれていました。

「どんぐりから小さな芽」/東大和公園(東京都/東大和市)

地面をよーく見てみると、どんぐりから小さな芽が出ていましたよ! こんなふうに季節ごとの自然観察を楽しみましょう。

「まなびのエリア」で散策しながらお勉強

「まなびのエリア」/東大和公園(東京都/東大和市)

手入れがされた明るい「源流の森」、自然のままの「悠久の森」など、多様な林の中を歩いてみましょう。雑木林と人との関わりについても学ぶことができるエリアです。

「解説板」/東大和公園(東京都/東大和市)

園路には、雑木林の萌芽更新について、雑木林の遷移についてなど、雑木林についてわかりやすく書かれた解説板が設置されているので、チェックしましょう。

ハルゼミの声に耳を澄まして

「はぐくむエリア」/東大和公園(東京都/東大和市)

「はぐくむエリア」には、アカマツの林に囲まれた「ハルゼミ」の丘があります。その名の通り4~5月に「ムゼー、ムゼー」と鳴くハルゼミの声を聞くことができるので、ぜひ上ってみてくださいね。

東大和公園は、自然に触れながら遊びたい、自然について学んでみたいというファミリーにぴったりのスポットです。住宅地の真ん中にありながら、山の中にいるような静けさに包まれる園内では、東京にいることを忘れてしまうかもしれません。

●掲載の情報は予告なく変更になる場合があります。おでかけ前に各スポットへご確認ください。
●旅行中は「新しい旅のエチケット」実施のご協力をお願いします。

「るるぶKids こどもの運動能力がぐんぐん伸びる公園 東京版」

るるぶKids こどもの運動能力がぐんぐん伸びる公園【東京版】

東京都内にある運動能力をぐんぐん伸ばせる公園を、厳選して101件紹介するガイドブックです。「るるぶKids」と同様に、それぞれの公園で体験できる12の基本動作をアイコンでわかりやすく表示しています。
公園によって設置されている遊具や施設は千差万別! 公園によって自由な遊びのなかで体験できる「基本動作」は異なります。アイコンを参考にいつもとはタイプの違う公園にでかけてみることが、運動能力を伸ばすことにつながります。
ニューノーマルの今だからこそ楽しんでほしい、週末ごとの小さな冒険。今年の夏は、都内のあちこちで公園遊びを楽しみながら、子どもたちの運動能力をぐんぐん伸ばしましょう!

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