SDGsとは、地球をよくするために「2030年までにやるべき」と決めた世界共通の17の約束ごと。2030年、自分や自分の大切な家族は何歳になっているかな? 未来に安心して暮らせる地球にするためには、SDGsを「自分ごと」として考えていくことがとても大切。ひとつひとつの目標を知って、自分ができることを考えてみよう。
SDGs17の目標を解説
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※この記事は、『るるぶ マンガとクイズで楽しく学ぶ!SDGs』から抜粋して作成しています。
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働ければそれでいい?
世界の労働問題は悪化
(出典)国際労働機関(ILO)が2020年に発表したデータおよび「世界の雇用および社会の見通し:2021年の動向」をもとに作成
もともと世界にはたくさんの失業者がいたけど、新型コロナの影響でますます多くの失業者が出てしまったんだ。そのなかでも、若者の失業率(仕事につけない人の割合)が北アフリカや西アジアなどで高いといわれているよ。
2021年、世界の失業者は最低でも2億2000万人に。2019年には1億8700万人だったことから、失業率が上がったよ。
世界の子どもの10人に1人が働いている
途上国では多くの子どもが働いているけれど、その原因が貧困。2021年時点で、約1億6000万人の子どもが、学校へ行くこともできず働いていることがわかっているよ。なかでも5~11歳の幼い子どもの割合が増えているんだ。
ほかにも、技術や交通・教育環境が整っていないことが経済成長をさまたげている原因なんだ。
日本は、仕事を頑張る人が多いけど…
(出典)OECD 2014年発表のデータより抜粋
日本では、たくさん働くことがよいとされる風潮がある。その結果、時には命に関わるほど深刻な長時間労働や残業が問題になってしまったんだ。セクハラやパワハラといった嫌がらせが行われている職場もある。労働時間だけでなく、働き方全体の見直しが必要といわれているよ。効率よく働けるようになってそれぞれの国の成長に貢献できれば社会全体の利益が増えていくよ。人間らしく、やりがいをもって働ける人が増えたらいいね。
どんなアクションが目標達成につながる?
身近な大人がどんな働き方をしているか見てみよう
お父さんやお母さんはテレワークをしているかな?クラスの担任の先生は1日をどんなふうに過ごしているかな?テレワークできない仕事はどんな仕事だろう?周りの大人の働き方を見て、自分が将来どんなふうに働きたいか考えてみよう。
仕事というものを考えてみよう
自分で生きていくため、生活を豊かにするためなど、働く目的はさまざま。会社員、公務員、アイドル、スポーツ選手、YouTuberなど、職業もいろいろあるね。どんな仕事をしたいかな?
障がいがある人を支援できる店へ行こう
障がいがあってもできることはたくさんあるよ。パンやアクセサリーをつくったり、接客だってできるんだ。障がいのある人たちが働いている場所へ行ってみることも、支援の1つだよ。
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